2011年08月31日
アルプスの虹♪ 2
2011/8/28・29
雄大なアルプスを歩き抜け!
荒川三山・赤石岳
(赤石山脈南部エリア)
全山行 250回
前日の山歩きはこちら
標高 千枚岳 2879.8m 丸山 3032m 東岳 3141m 中岳 3083.2m
前岳 3068m 小赤石岳 3081m 赤石岳 3120.1m
天気 晴れ・ガス
山行時間 28日:9時間30分 29日:2時間30分
〈コース〉28日:千枚小屋(5:00)-千枚岳-丸山-東岳-中岳-前岳-荒川小屋-大聖寺平-小赤石岳-赤石岳-富士見平-赤石小屋(2:30)
29日:赤石小屋(5:00)-樺段-椹島ロッジ(7:30-8:00)-バスで移動-畑薙ダム駐車場(9:00)
どこまでも続く美しい稜線・・・
そこわぁー、奥深い雄大な南アルプスを満喫できるパラダイスロード♪
アルプスからの予期せぬプレゼント、それは?
虹♪
真夜中の 小屋のトタン屋根に落ちる賑やかな雨粒の音にもマケズ 今日も元気に目覚めた
ひとちが
(うはは!)
ぶぉぉぉぉーーーーっ!
よく寝たぞぉ~っ!!
早朝4:00に電気がついた
うっすらと窓から花畑が浮かび上がっている。
「もう雨上がったかなぁー?」
ずりぃーっ
窓を開けて手を出す ちがこさん。
「うは!雨降ってないしぃ~、こりゃお天気いいかもよ♪」
昨夜はちょいと心配だったお天気も おかげさまでなんとかなりそうだ。
(うひひひ。。。)
次々と出発を始める登山者たち、ひとちがも5:00スタート
小屋付近の花畑を一気に登る。
建設中の小屋が どんどん小さくなっていく
お世話になりましたぁーっ♪
森林限界であ~る
去年は暑さのためにカレカレだった ナナカマドの葉っぱも今年は青々、露に濡れて嬉しそう
色づき始めた実が紅葉を期待させてくれるねぇー
さぁ~てと、
いよいよ稜線に突入だぁーっ!
千枚岳までの岩場の稜線、そこはマツムシソウの花畑
薄紫の大輪が秋を感じさせてくれる
わぁ~ぉ♪
超キレイじゃん!!
ちがこさんは夢中だ
後方にせまってくる登山者など気にすることなく 立ち止まっては花を眺め ちょいと進んではまた止まる
狭い稜線 = 花見物 = 大迷惑
ひとしさんがムッとしている
何故かって?
混雑してるから 後先を歩く登山者が気になって仕方ないのであ~る。
その上、賑やかなおぢさんのスペシャルトーク付ときた
列を成して歩く=間隔が狭い=
いやでも声が聞こえる
そう・・・
誰にも邪魔されず マイペースに静かに歩きたいわけ。
それじゃなくても 横には騒々しく ひとりしゃべりまくる ちがこさんがいるわけだから音はいらない
(うはははは!)
千枚岳に到着。
(よっしゃ)
さえぎるもののない大パノラマにしばし圧倒され言葉も出ない。
あっ! 虹が!
ひとしさんが指さした方向、これから進むべき赤石岳に虹がかかっている
朝日が山にあたり虹は七色に輝く
奥深い南部のこの稜線まで がんばって登ってきた登山者にプレゼントなのか?
ひとちが 大感激♪
納得できる名前の丸山に向かう。
ホントまん丸いハゲ山であ~る
マツムシソウとトリカブト、そしてタカネビランジの花畑をゴキゲンで行進する
すっかり日が昇り、これから向かう悪沢岳は ゴツゴツと奇怪な山頂を覗かせ、遥か彼方 たどりつけるか不安な赤石岳も雲が切れ どでかい山容を見せていた。
悪沢岳
赤石岳
振り返ると富士山♪
いいねぇーっ!!
右を向いても 左を向いても山ばっか
大抵の山は裾に村や建物が見えたりするけど ここは山しかない。
(うん、うん)
まさに 山のオンパレード!
ずんずん登ろう 先は長いのだ
丸山に到着、賑やかなおぢさんを追い抜き間隔を空けたい所
ひとしさんが憧れていた悪沢岳は もう目の前に迫っている。
バランスをとりながら岩をピョンピョン飛び越え山頂に向かおう
荒々しい岩場の山頂、ついに南アルプス南部の最高峰に到着♪
(やったね)
スゴイ! スゴすぎる!!
ひとしさん うるうる・・・
同じ稜線上の山とは思えないような荒々しい景色が広がっていた
のんびりはしていられない、先を急ごう!
ザレた急坂を下り お花畑をちらちら見ながら中岳へ。
てっぺんにあるのは 中岳避難小屋。
小屋には管理人さんが無線中、大きな小屋とは違いボロボロじゃん
(あらら)
中岳を越え、分岐にザックをデポして前岳に向かってみた。
山頂の標識は・・・
あと少しで山から落っこちそうなのだ
何故かって?
山が半分崩れちゃってるからだよ!
中岳の大崩落、覗くだけでも恐ろしい
たぶん・・・
何年か先には この山頂標識はないと思う
ってうか、大きな地震でもあったら明日にでも標識は崩れに飲み込まれてしまうに違いない
荒川小屋に向けて一気に高度を下げる。
山の斜面はガレ場が続き、鹿の食害から花を守るためのネットが張られている。
ネットの前には入口があり、登山道はその中を通過しなければいけない。
ネットの扉の開け閉め→登山道→ネットの扉の開け閉め→登山道
→ネットの扉の開け閉め→登山道→ネットの扉の開け閉め
と繰り返すこと数回、九十九折になっているから仕方ないとはいえ 面倒くさいルートであった
(あはははは、、、)
赤い屋根発見♪
荒川小屋であ~る
快適そうな小屋、振り返れば ここから眺める荒川三山は素晴らしい。
次の機会には是非小屋を利用してみたいものであ~る。
(うん、うん)
小屋からは下った分だけ急な登り。
小屋が小さくなっていく
さすがに疲労し始めた足にはキツイ登りだよね ひとしさん
チングルマの綿毛が風に揺れていた
花も綺麗だけど ちがこさんは綿毛のチングルマの方が好きかな。
あっ♪
綺麗なちょうちょ!!
キタベリタテハが花畑を舞っていた。
何故だか ひとしさんが好きらしくズボンから離れようとしない蝶。
恋する相手が違いませんか?
(うはは。。。)
振り返ると荒川三山岳が笑っていたよ
再び森林限界を抜け大聖寺平のトラバース道に突入
きゃぁーっ♪
超キレイ!!
ここわぁー、最高です♪
まるで童話のハイジの世界
ペーターっ!!
思わず大声でヤギを追うペーターを探してしまう ちがこさん
振り返ると自分たちの歩いてきた道が一望。
うぉぉぉぉぉーーーーっ!
目の前に でっかい山が立ちふさがっている
赤石岳ぢゃない、そう、まだ手前に でっかい山があった
小赤石岳であ~る
これ登るんかいな・・・
思わず見上げて溜息をつく ひとちが
天気もガスが出始めたこの時間帯、急がねば赤石岳はガスガスになりそうな予感
トウヤクリンドウの花畑が広がる
いっそげぇーっ!!
うが うが うが うが
はぁ、はぁ はぁ、はぁ・・・
うが うが うが うが
はぁ、はぁ はぁ、はぁ・・・
苦しくともジグザグの坂道を必死で登るっきゃない
どんどん上がる標高・・・
どんどん疲労してく ひとちが
(へろん へろん)
ようやく小赤石岳の肩を通過、なんとか山頂にたどりついた
同じように山頂でへたばっている登山者たち。
皆さん声を揃えて言った言葉。
まだ 赤石岳ぢゃない・・・
そう。。。
生半可ぢゃない、このルートを二泊三日で歩くってのは大変なことなのだ
ともかく先を急ごう。
(うりゃ)
分岐から またもやザックをデポして正真正銘の赤石岳の山頂に向かう。
案の定、山頂はすっかりガスに覆われ景色もへったくりもなかった
ぶぅぅぅぅぅーーーっ↓
残念。。。
いいんです、一日歩いてるわけだから仕方ないよ
ここまでゴキゲンな山歩きを満喫できたわけだから 赤石の展望は次回に持ち越すことにするっきゃないのだ。
山頂からは聖岳に続く稜線が 赤石避難小屋を越えて繋がっているのが見えた。
ひとちが 満足!
さぁ~てと下りますよぉ~っ
ラクダの背を慎重に下る。
お花畑を通過すると棧道のトラバース、疲れた足がもつれ転びそうになる
足元に気をつけなはれや!
益々ガスは悪化し、富士見平も真っ白け、展望なし ずんずん進む
小屋はまだか・・・
ガスが雨に変わり始めたころようやく赤石小屋に到着。
すでに団体さんで賑わっている小屋に今夜はお世話になることに
ここの小屋番さんは女性です
それも すっごく可愛い若き女性なのだよ。
小屋のいたる所で女性ならではの細かい気配りが感じられ、
山小屋 = むさくるしい
といったイメージは全くなかった。
寝具もよく手入れされ快適、離れたトイレまでの道のりには電燈が足元に設置されているのでほとんどヘッデンもいらない。
(素晴らしい)
夕食は焼き肉定食、朝食は干物定食と まずまずでしたな。
ゴチ♪
今夜も爆睡!!
翌朝、ご来光を待たずに出発、たくさんの登山者が同時に山を下る混雑を避けたいためであ~る
しばらくすると朝日が昇り始めた。
きっともっさりとした樹林帯と違い小屋の前からの赤石岳・聖岳の景色は最高だろう。
ずんずん下る。
木々の間から朝日が差し込みロマンチック♪
そのうち欲がでてきた ひとしさん。
計画では椹島を10:30に出るバスに乗る予定だった。
ところが・・・
小屋泊の登山者が同時に下山→
同じバスに乗る→コミコミ
→立ち寄り湯もご一緒
な、なんとしても避けたい
じゃどうする?
走りますよ!
へっ?
も、もしかして ト、トレラン?
またですか・・・
去年 聖の帰りでトレラン、死にそうになったトラウマの記憶が蘇る。
ちがこさんは 生死に関わる場合とお金が関わらないと走ることは絶対にしないのだよ。
(あはは。)
ちらりと ひとしさんを見る
・・・・
走れってことね↓
それからわぁー、ひたすら 走る 走る 走る 走る・・・
ヌルヌルした木の根っこに けっつまずきながら 足場の悪い石の上、ずっこけそうになりながら ひたすら走る。
足元に気をつけなはれや!
ずるりんこ!
やっぱり! やっちゃいました みごとに ちがこさん転がる
尻餅つかないように手でカバーしたのが悪かった。
両腕を石で擦りむき負傷・・・
(長袖・グローブをしていたので大事には至りませんでした)
ようやく登山口の鉄梯子にぃ~っ♪
椹島ロッジにはコースタイム3時間半を大幅にカット、2時間半でゴール
余裕で一番の8:00のバスに乗車することができた。
二泊三日でかいた汗の量はハンパじゃなかった
無敵な臭さ・・・
いいのだ ひとちがだけじゃない、バスの乗客は全員悪臭を放っているのだから
やったね ひとちが!!
またいつの日か この素晴らしいお山を歩きたい
充実した面白いコースだったね ひとしさん♪
今回同じコースを歩いた謎の若いカップル
コンタカさん&クマキミさん
またどこかでお会いしましょう♪
雄大なアルプスを歩き抜け!
荒川三山・赤石岳
(赤石山脈南部エリア)
全山行 250回
前日の山歩きはこちら
標高 千枚岳 2879.8m 丸山 3032m 東岳 3141m 中岳 3083.2m
前岳 3068m 小赤石岳 3081m 赤石岳 3120.1m
天気 晴れ・ガス
山行時間 28日:9時間30分 29日:2時間30分
〈コース〉28日:千枚小屋(5:00)-千枚岳-丸山-東岳-中岳-前岳-荒川小屋-大聖寺平-小赤石岳-赤石岳-富士見平-赤石小屋(2:30)
29日:赤石小屋(5:00)-樺段-椹島ロッジ(7:30-8:00)-バスで移動-畑薙ダム駐車場(9:00)
どこまでも続く美しい稜線・・・
そこわぁー、奥深い雄大な南アルプスを満喫できるパラダイスロード♪
アルプスからの予期せぬプレゼント、それは?
虹♪
真夜中の 小屋のトタン屋根に落ちる賑やかな雨粒の音にもマケズ 今日も元気に目覚めた
ひとちが
(うはは!)
ぶぉぉぉぉーーーーっ!
よく寝たぞぉ~っ!!
早朝4:00に電気がついた
うっすらと窓から花畑が浮かび上がっている。
「もう雨上がったかなぁー?」
ずりぃーっ
窓を開けて手を出す ちがこさん。
「うは!雨降ってないしぃ~、こりゃお天気いいかもよ♪」
昨夜はちょいと心配だったお天気も おかげさまでなんとかなりそうだ。
(うひひひ。。。)
次々と出発を始める登山者たち、ひとちがも5:00スタート
小屋付近の花畑を一気に登る。
建設中の小屋が どんどん小さくなっていく
お世話になりましたぁーっ♪
森林限界であ~る
去年は暑さのためにカレカレだった ナナカマドの葉っぱも今年は青々、露に濡れて嬉しそう
色づき始めた実が紅葉を期待させてくれるねぇー
さぁ~てと、
いよいよ稜線に突入だぁーっ!
千枚岳までの岩場の稜線、そこはマツムシソウの花畑
薄紫の大輪が秋を感じさせてくれる
わぁ~ぉ♪
超キレイじゃん!!
ちがこさんは夢中だ
後方にせまってくる登山者など気にすることなく 立ち止まっては花を眺め ちょいと進んではまた止まる
狭い稜線 = 花見物 = 大迷惑
ひとしさんがムッとしている
何故かって?
混雑してるから 後先を歩く登山者が気になって仕方ないのであ~る。
その上、賑やかなおぢさんのスペシャルトーク付ときた
列を成して歩く=間隔が狭い=
いやでも声が聞こえる
そう・・・
誰にも邪魔されず マイペースに静かに歩きたいわけ。
それじゃなくても 横には騒々しく ひとりしゃべりまくる ちがこさんがいるわけだから音はいらない
(うはははは!)
千枚岳に到着。
(よっしゃ)
さえぎるもののない大パノラマにしばし圧倒され言葉も出ない。
あっ! 虹が!
ひとしさんが指さした方向、これから進むべき赤石岳に虹がかかっている
朝日が山にあたり虹は七色に輝く
奥深い南部のこの稜線まで がんばって登ってきた登山者にプレゼントなのか?
ひとちが 大感激♪
納得できる名前の丸山に向かう。
ホントまん丸いハゲ山であ~る
マツムシソウとトリカブト、そしてタカネビランジの花畑をゴキゲンで行進する
すっかり日が昇り、これから向かう悪沢岳は ゴツゴツと奇怪な山頂を覗かせ、遥か彼方 たどりつけるか不安な赤石岳も雲が切れ どでかい山容を見せていた。
悪沢岳
赤石岳
振り返ると富士山♪
いいねぇーっ!!
右を向いても 左を向いても山ばっか
大抵の山は裾に村や建物が見えたりするけど ここは山しかない。
(うん、うん)
まさに 山のオンパレード!
ずんずん登ろう 先は長いのだ
丸山に到着、賑やかなおぢさんを追い抜き間隔を空けたい所
ひとしさんが憧れていた悪沢岳は もう目の前に迫っている。
バランスをとりながら岩をピョンピョン飛び越え山頂に向かおう
荒々しい岩場の山頂、ついに南アルプス南部の最高峰に到着♪
(やったね)
スゴイ! スゴすぎる!!
ひとしさん うるうる・・・
同じ稜線上の山とは思えないような荒々しい景色が広がっていた
のんびりはしていられない、先を急ごう!
ザレた急坂を下り お花畑をちらちら見ながら中岳へ。
てっぺんにあるのは 中岳避難小屋。
小屋には管理人さんが無線中、大きな小屋とは違いボロボロじゃん
(あらら)
中岳を越え、分岐にザックをデポして前岳に向かってみた。
山頂の標識は・・・
あと少しで山から落っこちそうなのだ
何故かって?
山が半分崩れちゃってるからだよ!
中岳の大崩落、覗くだけでも恐ろしい
たぶん・・・
何年か先には この山頂標識はないと思う
ってうか、大きな地震でもあったら明日にでも標識は崩れに飲み込まれてしまうに違いない
荒川小屋に向けて一気に高度を下げる。
山の斜面はガレ場が続き、鹿の食害から花を守るためのネットが張られている。
ネットの前には入口があり、登山道はその中を通過しなければいけない。
ネットの扉の開け閉め→登山道→ネットの扉の開け閉め→登山道
→ネットの扉の開け閉め→登山道→ネットの扉の開け閉め
と繰り返すこと数回、九十九折になっているから仕方ないとはいえ 面倒くさいルートであった
(あはははは、、、)
赤い屋根発見♪
荒川小屋であ~る
快適そうな小屋、振り返れば ここから眺める荒川三山は素晴らしい。
次の機会には是非小屋を利用してみたいものであ~る。
(うん、うん)
小屋からは下った分だけ急な登り。
小屋が小さくなっていく
さすがに疲労し始めた足にはキツイ登りだよね ひとしさん
チングルマの綿毛が風に揺れていた
花も綺麗だけど ちがこさんは綿毛のチングルマの方が好きかな。
あっ♪
綺麗なちょうちょ!!
キタベリタテハが花畑を舞っていた。
何故だか ひとしさんが好きらしくズボンから離れようとしない蝶。
恋する相手が違いませんか?
(うはは。。。)
振り返ると荒川三山岳が笑っていたよ
再び森林限界を抜け大聖寺平のトラバース道に突入
きゃぁーっ♪
超キレイ!!
ここわぁー、最高です♪
まるで童話のハイジの世界
ペーターっ!!
思わず大声でヤギを追うペーターを探してしまう ちがこさん
振り返ると自分たちの歩いてきた道が一望。
うぉぉぉぉぉーーーーっ!
目の前に でっかい山が立ちふさがっている
赤石岳ぢゃない、そう、まだ手前に でっかい山があった
小赤石岳であ~る
これ登るんかいな・・・
思わず見上げて溜息をつく ひとちが
天気もガスが出始めたこの時間帯、急がねば赤石岳はガスガスになりそうな予感
トウヤクリンドウの花畑が広がる
いっそげぇーっ!!
うが うが うが うが
はぁ、はぁ はぁ、はぁ・・・
うが うが うが うが
はぁ、はぁ はぁ、はぁ・・・
苦しくともジグザグの坂道を必死で登るっきゃない
どんどん上がる標高・・・
どんどん疲労してく ひとちが
(へろん へろん)
ようやく小赤石岳の肩を通過、なんとか山頂にたどりついた
同じように山頂でへたばっている登山者たち。
皆さん声を揃えて言った言葉。
まだ 赤石岳ぢゃない・・・
そう。。。
生半可ぢゃない、このルートを二泊三日で歩くってのは大変なことなのだ
ともかく先を急ごう。
(うりゃ)
分岐から またもやザックをデポして正真正銘の赤石岳の山頂に向かう。
案の定、山頂はすっかりガスに覆われ景色もへったくりもなかった
ぶぅぅぅぅぅーーーっ↓
残念。。。
いいんです、一日歩いてるわけだから仕方ないよ
ここまでゴキゲンな山歩きを満喫できたわけだから 赤石の展望は次回に持ち越すことにするっきゃないのだ。
山頂からは聖岳に続く稜線が 赤石避難小屋を越えて繋がっているのが見えた。
ひとちが 満足!
さぁ~てと下りますよぉ~っ
ラクダの背を慎重に下る。
お花畑を通過すると棧道のトラバース、疲れた足がもつれ転びそうになる
足元に気をつけなはれや!
益々ガスは悪化し、富士見平も真っ白け、展望なし ずんずん進む
小屋はまだか・・・
ガスが雨に変わり始めたころようやく赤石小屋に到着。
すでに団体さんで賑わっている小屋に今夜はお世話になることに
ここの小屋番さんは女性です
それも すっごく可愛い若き女性なのだよ。
小屋のいたる所で女性ならではの細かい気配りが感じられ、
山小屋 = むさくるしい
といったイメージは全くなかった。
寝具もよく手入れされ快適、離れたトイレまでの道のりには電燈が足元に設置されているのでほとんどヘッデンもいらない。
(素晴らしい)
夕食は焼き肉定食、朝食は干物定食と まずまずでしたな。
ゴチ♪
今夜も爆睡!!
翌朝、ご来光を待たずに出発、たくさんの登山者が同時に山を下る混雑を避けたいためであ~る
しばらくすると朝日が昇り始めた。
きっともっさりとした樹林帯と違い小屋の前からの赤石岳・聖岳の景色は最高だろう。
ずんずん下る。
木々の間から朝日が差し込みロマンチック♪
そのうち欲がでてきた ひとしさん。
計画では椹島を10:30に出るバスに乗る予定だった。
ところが・・・
小屋泊の登山者が同時に下山→
同じバスに乗る→コミコミ
→立ち寄り湯もご一緒
な、なんとしても避けたい
じゃどうする?
走りますよ!
へっ?
も、もしかして ト、トレラン?
またですか・・・
去年 聖の帰りでトレラン、死にそうになったトラウマの記憶が蘇る。
ちがこさんは 生死に関わる場合とお金が関わらないと走ることは絶対にしないのだよ。
(あはは。)
ちらりと ひとしさんを見る
・・・・
走れってことね↓
それからわぁー、ひたすら 走る 走る 走る 走る・・・
ヌルヌルした木の根っこに けっつまずきながら 足場の悪い石の上、ずっこけそうになりながら ひたすら走る。
足元に気をつけなはれや!
ずるりんこ!
やっぱり! やっちゃいました みごとに ちがこさん転がる
尻餅つかないように手でカバーしたのが悪かった。
両腕を石で擦りむき負傷・・・
(長袖・グローブをしていたので大事には至りませんでした)
ようやく登山口の鉄梯子にぃ~っ♪
椹島ロッジにはコースタイム3時間半を大幅にカット、2時間半でゴール
余裕で一番の8:00のバスに乗車することができた。
二泊三日でかいた汗の量はハンパじゃなかった
無敵な臭さ・・・
いいのだ ひとちがだけじゃない、バスの乗客は全員悪臭を放っているのだから
やったね ひとちが!!
またいつの日か この素晴らしいお山を歩きたい
充実した面白いコースだったね ひとしさん♪
今回同じコースを歩いた謎の若いカップル
コンタカさん&クマキミさん
またどこかでお会いしましょう♪
この記事へのコメント
こんにちは!!
謎??のカップルくまきみです。
山では気さくにお声をかけて頂きうれしかったです。
ブログ早速熟読しています♪楽しすぎて時間を忘れて読ませて頂いています。すっかりお二人のファンになってしまいましたョ!!
何よりお弁当の日記に釘付けで、なんて美味しそうなんだろう~食べたいな~弁当箱への詰め方はプロ並だな~、、と本当に尊敬です(笑)
またどこかの山で会えるの楽しみにしています!!
謎??のカップルくまきみです。
山では気さくにお声をかけて頂きうれしかったです。
ブログ早速熟読しています♪楽しすぎて時間を忘れて読ませて頂いています。すっかりお二人のファンになってしまいましたョ!!
何よりお弁当の日記に釘付けで、なんて美味しそうなんだろう~食べたいな~弁当箱への詰め方はプロ並だな~、、と本当に尊敬です(笑)
またどこかの山で会えるの楽しみにしています!!
Posted by くまきみ at 2011年08月31日 19:29
くまきみさんへ♪
さっそくのご訪問ありがとうございました♪
熟読しちゃいけませんよ、なんせ誤字、脱字が多い ひとちがです。
あはは!
山歩きの他には なかなかブログをアップすることはありませんが 書きたい時、伝えたい時は随時更新していきまぁ~す♪
お弁当ですか?
あちゃぁー・・・
冷凍食品バレバレぢゃないですか!
素晴らしいのは器だけ。
恥ずかしい限りでございます・・・
南部のお山で 可愛い山ガールに会えてよかったです。
ちがこさん、可愛い人大好き♪
車酔いしたのは残念でしたね。
でも・・・
あんだけのクネクネ道、酔わない方がおかしいかも!
これからも二人で楽しい山歩き楽しんでくださいね♪
山レコの記録、貼り付けてもらえたら嬉しいです。
さっそくのご訪問ありがとうございました♪
熟読しちゃいけませんよ、なんせ誤字、脱字が多い ひとちがです。
あはは!
山歩きの他には なかなかブログをアップすることはありませんが 書きたい時、伝えたい時は随時更新していきまぁ~す♪
お弁当ですか?
あちゃぁー・・・
冷凍食品バレバレぢゃないですか!
素晴らしいのは器だけ。
恥ずかしい限りでございます・・・
南部のお山で 可愛い山ガールに会えてよかったです。
ちがこさん、可愛い人大好き♪
車酔いしたのは残念でしたね。
でも・・・
あんだけのクネクネ道、酔わない方がおかしいかも!
これからも二人で楽しい山歩き楽しんでくださいね♪
山レコの記録、貼り付けてもらえたら嬉しいです。
Posted by ひとちが at 2011年08月31日 20:57
あわわわわ!!
ひとちがさんも荒川三山→赤石岳だ!
しかも千枚小屋から赤石小屋~!
すごい!かっちょいい
大聖寺平のトラバース道は別天地
素晴らしいですね
あぁ・・・怪我はさわら島でやってしまったのです
油断大敵でございますな。
ひとちがさんも荒川三山→赤石岳だ!
しかも千枚小屋から赤石小屋~!
すごい!かっちょいい
大聖寺平のトラバース道は別天地
素晴らしいですね
あぁ・・・怪我はさわら島でやってしまったのです
油断大敵でございますな。
Posted by こむ at 2011年08月31日 22:14
こむちゃんへ♪
心配してたんだよぉー!!
随分ひどい怪我のようですね。
椹島で?
なんで?
早く次の話が読みたい ちがこさんでありマス。
ひとちがもライチョウを見ましたが遠すぎてシルエットしか写真に収めることができませんでした。
残念・・・
南部のお山は大変だけどクセになりますね。
あの畑薙までの道のりさえなければ もっと頻繁に通うんだけどな。
長すぎますな クネクネ道!
心配してたんだよぉー!!
随分ひどい怪我のようですね。
椹島で?
なんで?
早く次の話が読みたい ちがこさんでありマス。
ひとちがもライチョウを見ましたが遠すぎてシルエットしか写真に収めることができませんでした。
残念・・・
南部のお山は大変だけどクセになりますね。
あの畑薙までの道のりさえなければ もっと頻繁に通うんだけどな。
長すぎますな クネクネ道!
Posted by ひとちが at 2011年09月01日 07:44
あのぉ。。。
静岡の方々が畑薙まで遠いとか言わないっ!!
神奈川県民ですが、
最近は、南アへの入山は静岡からがメインになっておりますデスよ。
っで、、、
今年の夏は山友たちが、
軒並み赤石&悪沢へ行っているので嬉しい限りです。
その辺りからちょっとだけ外れた、
荒川前岳~三伏峠、赤石~聖、なんかも静かで良いんで是非っ!!
んま、来週末に飲みながら話しましょ~~~。
静岡の方々が畑薙まで遠いとか言わないっ!!
神奈川県民ですが、
最近は、南アへの入山は静岡からがメインになっておりますデスよ。
っで、、、
今年の夏は山友たちが、
軒並み赤石&悪沢へ行っているので嬉しい限りです。
その辺りからちょっとだけ外れた、
荒川前岳~三伏峠、赤石~聖、なんかも静かで良いんで是非っ!!
んま、来週末に飲みながら話しましょ~~~。
Posted by 工場長 at 2011年09月01日 10:13
工場長さんへ♪
だって遠いんだもん。。。
ぶぅ。
南部は山歩きを計画したくてもコースタイムが長すぎて そんじょそこらじゃ行けません・・・
(工場長さんのスピードだからできるんです!)
凡人の ひとちがたちにとっては必至、野宿、翌日の会社をズル休みでもしなけりゃ行けませんな。
あは。
塩見も行きたいんですが なかなか足が出ない現実。
いつになったら行けるのか?
蝙蝠尾根も歩いてみたいしぃー・・・
オフ会の際、是非アドバイスお願いします!!
だって遠いんだもん。。。
ぶぅ。
南部は山歩きを計画したくてもコースタイムが長すぎて そんじょそこらじゃ行けません・・・
(工場長さんのスピードだからできるんです!)
凡人の ひとちがたちにとっては必至、野宿、翌日の会社をズル休みでもしなけりゃ行けませんな。
あは。
塩見も行きたいんですが なかなか足が出ない現実。
いつになったら行けるのか?
蝙蝠尾根も歩いてみたいしぃー・・・
オフ会の際、是非アドバイスお願いします!!
Posted by ひとちが at 2011年09月01日 15:55
同じように何年か前に歩きましたが、
2日目は、椹島まで行きました。
でもバスがないから、、宿泊。
生ビールがおいしかった。
二人だとやはり気強いですね、、。
それにしても良い感じで、歩けてうらやましいです。
Y-chan
2日目は、椹島まで行きました。
でもバスがないから、、宿泊。
生ビールがおいしかった。
二人だとやはり気強いですね、、。
それにしても良い感じで、歩けてうらやましいです。
Y-chan
Posted by Y-chan at 2011年09月01日 23:22
Yちゃんへ♪
おぉぉっ!!
さすがYちゃん!
二日目は千枚小屋から椹島とはすごい!
ひとちがにはとても無理そうです。
足がヘロヘロでしたからね・・・
今度は赤石→聖に抜けてみたいです。
次回はテント背負って?
無理! 無理!
南部のお山、最高でした♪
おぉぉっ!!
さすがYちゃん!
二日目は千枚小屋から椹島とはすごい!
ひとちがにはとても無理そうです。
足がヘロヘロでしたからね・・・
今度は赤石→聖に抜けてみたいです。
次回はテント背負って?
無理! 無理!
南部のお山、最高でした♪
Posted by ひとちが at 2011年09月02日 17:21
こんばんは!
山は素人の我が家ですが、行きたいとこだらけで
これからの楽しみが沢山増えました
お二人はまるで体操のお兄さんとお姉さんが楽しそうに写っているので
記事を拝見させていただいてるとわくわくします
これからも楽しい登山ブログで参考にさせて頂きますー
山は素人の我が家ですが、行きたいとこだらけで
これからの楽しみが沢山増えました
お二人はまるで体操のお兄さんとお姉さんが楽しそうに写っているので
記事を拝見させていただいてるとわくわくします
これからも楽しい登山ブログで参考にさせて頂きますー
Posted by まろちゃんぷ at 2011年09月03日 20:49
まろちゃんぷさんへ♪
あは!
照れちゃうぢゃないですかぁー!!
体操のお兄さん&お姉さんというよりも、変ななりきり おぢさん&おばさんですな。
やっぱり観光だけだと知らない場所が多いですよね、地元は強い!
みなさんのブログを参考に ひとちがも面白そうな場所や山を常に探しています。
無料が一番だけど。。。
これからも山だけじゃなく たくさんの面白い場所を冒険してみようと思います。
ホント 行きたい場所だらけで体がおいつかないよぉー・・・
あは!
照れちゃうぢゃないですかぁー!!
体操のお兄さん&お姉さんというよりも、変ななりきり おぢさん&おばさんですな。
やっぱり観光だけだと知らない場所が多いですよね、地元は強い!
みなさんのブログを参考に ひとちがも面白そうな場所や山を常に探しています。
無料が一番だけど。。。
これからも山だけじゃなく たくさんの面白い場所を冒険してみようと思います。
ホント 行きたい場所だらけで体がおいつかないよぉー・・・
Posted by ひとちが at 2011年09月05日 18:58
ひとちがさん
2~3日目もが~~と力入れて読んでしまいました。
いつか行ってみたくなりました!トラバース道いいですねえ。
参考にします。
今年塩見岳行ってきました!金沢からだと、とおかった~~~
北アルプスは近いのですが、、南アルプスは1晩余計にかかりますよって。
その1で「なぞの小屋」、とありましたがたぶん、
携帯トイレ用の小屋ではないかと。
塩見小屋はトイレがなくて、全員に携帯トイレが2つ渡されます。
それをそんな小屋で用をたすらしいです。
(私が行ったときは準備中でその小屋もなく、晩朝共ハイマツとご一緒に・・・)
南アルプスや北海道では環境のこともあり、携帯トイレの普及が
広まっていると聞きました。女性はちょいと横で・・・というわけにはいかず。
2~3日目もが~~と力入れて読んでしまいました。
いつか行ってみたくなりました!トラバース道いいですねえ。
参考にします。
今年塩見岳行ってきました!金沢からだと、とおかった~~~
北アルプスは近いのですが、、南アルプスは1晩余計にかかりますよって。
その1で「なぞの小屋」、とありましたがたぶん、
携帯トイレ用の小屋ではないかと。
塩見小屋はトイレがなくて、全員に携帯トイレが2つ渡されます。
それをそんな小屋で用をたすらしいです。
(私が行ったときは準備中でその小屋もなく、晩朝共ハイマツとご一緒に・・・)
南アルプスや北海道では環境のこともあり、携帯トイレの普及が
広まっていると聞きました。女性はちょいと横で・・・というわけにはいかず。
Posted by 樹間暮 at 2011年09月05日 23:39
樹間暮さんへ♪
奥深い南アルプスは素晴らしい自然が壊されることなく楽しむことができますよね。
今回は毎年ネックとなっている南部をがんばっちゃいましたが やっぱし無敵でございました。
本来は三泊でのんびり山を楽しみたかったのですが 二泊三日の強行山行、さすがに疲れました。
皆さん 千枚小屋までの登りがキツかったようです。
雨だと余計クジケます・・・
神秘的な池や虹、まさにご褒美です!
トラバース道はきっと大好きな場所になるかと。
是非、トライして下さい。
またあの素晴らしい稜線を歩きたいなぁー・・・
奥深い南アルプスは素晴らしい自然が壊されることなく楽しむことができますよね。
今回は毎年ネックとなっている南部をがんばっちゃいましたが やっぱし無敵でございました。
本来は三泊でのんびり山を楽しみたかったのですが 二泊三日の強行山行、さすがに疲れました。
皆さん 千枚小屋までの登りがキツかったようです。
雨だと余計クジケます・・・
神秘的な池や虹、まさにご褒美です!
トラバース道はきっと大好きな場所になるかと。
是非、トライして下さい。
またあの素晴らしい稜線を歩きたいなぁー・・・
Posted by ひとちが at 2011年09月06日 14:03
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