2013年05月08日
トリプル じー♪
2013/5/3
迫力満点!!
爺ヶ岳
(北アルプス・後立山エリア)
全山行 358回
爺ヶ岳の情報はこちら
連休前半の山歩きはこちら
標高 南峰 中峰 2669.8m 北峰 2631m
天気 晴れ
山行時間 7時間15分
〈コース〉爺ヶ岳登山口(6:45)-八ツ見ベンチ-南尾根分岐-
南峰-(11:20-11:30)-中峰(11:50-12:00))-
北峰-冷乗越(1:15)-冷池山荘(1:30)
J J J
じぇ じぇ じぇ
ではなく
じー じー じー
ですが
何か?
連休後半初日
(前編)
どこに行こうかと 散々迷ったあげく
向かった先は やっぱり北アルプス
(あはは。。。)
前半に白馬大雪渓が雪崩たので
雪渓のあるお山はパス
立山は雪が深すぎて とても太刀打ち
できそうもないからスパっと諦め
自信はないけど 雪山に山屋が集う百名山
鹿島槍ヶ岳を目指す
(おりゃ)
大丈夫?
そんな大きな山選んじゃってさ!
行ってみなきゃ
わかんない
ふ~ん
この時点で ひとしさんは不安を隠しきれない
黙っていれば ちがこさんは とてつもなく
大変そうな山を選択するからだ
かといって 山計画は ちがこさんに任せきり
文句も言えない現実
いっつも いっつも
限界なんですけど
ま がんばろっか♪
扇沢の手前にある駐車スペースは
すでにたくさんの車で満車寸前だった
すごいですねぇー
こんなにたくさんの人が登るんですね
ちょっと安心
怖さ半減
次々と出発する登山者を横目で
チラチラ見ながら 一刻も早く
出発したいのも ひとしさん
(ははは。。。)
扇沢に架かる橋を渡り登山口に向かう
テントの前には指導員さんが 登山届を
出すように番をしていた
登山口には さすが百名山
こんな立派な看板もあるのだ
しばらく沢沿いを登っていくと
こんな黄色の看板がある
雪時期 柏原新道は途中で爺ヶ岳・南峰に
直登する南尾根を登るのだ
夏道の種池山荘に出るルートは登らない
春を告げるショウジョウバカマが一輪
登山道の脇に咲いていた
高山も春近し
うが うが うが うが
整備された登山道はモミジ坂と呼ばれ
丸太止めされた階段状の急登だ
(ほぇぇぇ)
八ツ見ベンチに到着
木々の間から扇沢の駐車場が見える
立山の入口の扇沢にはたくさんの車やバスが
停まっていた
ズームアップ
わわ!
満車か?
少し登ると冬ルートの分岐
ここにも黄色い看板が立っている
右→冬道
左→夏道
雪が締まっているからアイゼンの歯が
いい具合に刺さり登りやすいものの
やっぱり急登はキツイ
ハァ ハァ ハァ ハァ
展望のない樹林帯をひたすら
尾根沿いに登っていく
ようやく樹林帯を抜けた
パッと青空が目の前に現れたかと思ったら
どど~ん と
雪の急斜面が眩しい
ぎょ ぎょ ぎょ
これ登るんだよね?
・・・・・
トレースが 真っ直ぐ山の上に向かっている
ひぃ ひぃ ひぃ
ひーっ
なんとかコブの上にきた
ひとしさんも遅れをとるまいと
重たいザックを背負って必死に登る
ハァ ハァ ハァ ハァ
日当たりのいい雪斜面は雪が緩んでいるかと
思いきや まだサラサラで崩れやすい
容赦なく太陽は照り付け
紫外線ガンガン
おかげで ひとしさんは益々
墨のような黒さに変身していく
(きゃぁー)
登る 登る
振り返ると 蓮華岳と針ノ木岳が
篭川に沿って雄大な姿を見せていた
針ノ木大雪渓もこの通り
なんとも かんとも素晴らしい
進むべき方向はといえば
あそこが きっと じーの南峰? と
期待しちゃう所だけど
あま~い
単なる通過コブの一部なのだ
(はぁ。。。)
登る 登る
やっと最上部のコブの上まできた
道が平になって嬉しい
が 目の前に現れたのは
ホントの じーの南峰
いわゆる みなみじー
デカいな
今日は じーを三つ越えなくちゃ
目的の山荘までたどり着けない
(あわわ)
最初の じーでクジケてるくらいなら
この先には進まない方がよさそうだ
チラりと ひとしさんを見る
まだまだ行く気マンマンか?
・・・・・
がんば!
ひぃ ひぃ ひぃ ひぃ
遠くで見るのと違い
てっぺん付近までくると
意外にも岩が露出している
振り返ると 蓮華岳の先に烏帽子岳や
野口五郎岳まで見えちゃうのだ
すご~い
雪で化粧した木々の間から嬉しそうに
ひとしさんも続く
と
みなみじーの てっぺんに
じーが立っている
ありゃりゃん?
山の神か?
どこかで見たような
ひとちがの山の大先輩に似ている
確か 大先輩にまだ
孫はいないんじゃない?
あっ そうか
これがホントの ひとちがい
なぁ~んちゃって
お粗末
東には麓の町が見える
山の景色もいいけど 反対側の景色も
忘れちゃいけない
(うん、うん)
何の標識もない みなみじー
がんばって登ってきた割に地味
(ふぇーん)
風が強く 紐がなくちゃ帽子は
空に羽ばたく鳥になる
進むべき方向には なかじーと
きたじーが待っていた
おいで おいで!
今行くよぉ~っ
待っててねぇ~っ
それにしても
デカいですねぇー
ここまででも大変だったのに
まだ二つも じーを越えなきゃいけない
(はぁ。。。)
ゆるやかに下り また登る
いくら大変でも 天気がいいと
がんばれるもんだ
(うん、うん)
立山方向を見ると稜線に赤い屋根
まだ休業中の種池山荘は雪の中
その先には 立山三山と剣岳が
ここまで登ってきてよかった
心から思った
なかじーの てっぺんに到着
鹿島槍ヶ岳の二つのピークと
吊り尾根がきれい
雪の多かった今年は 春山といえど
冬山並みの雪が残る北アルプス
今 自分たちがこの場所に立っていることが
不思議で信じられない気分
やっほーっ
振り返ると みなみじーに
登山者が小さく見えた
きたじーに向かって下る
ルートは山の斜面をトラバース
滑落するかもしれない危険と
隣り合わせで心臓が バクバクする
(ひょぇぇぇ。。。)
東側にせり出した 大きな雪庇は
今まで見た中で一番大きく迫力満点
西側の沢筋も なんともいえずいい景色
吸い込まれそうだ
でも 見とれてちゃいかん
足元しっかり見て歩かねば
危険なトラバースも終わり
冷乗越に近づいてきた
赤い屋根が樹林帯の間に
冷池山荘が チラリと見える
越えてきた 三つのじーは実に立派で
達成感を味わえる素晴らしい山たちだった
(うん、うん)
冷乗越に到着
分岐の標識には エビの尻尾
雪山の厳しさを強調している
小屋にゴール
たくさんの登山者が小屋の前で
受付の順番を待っていた
まだこの時期は雪が多く
二階から小屋の出入りをするんだよ
(あはは。)
テン場には カラフルなテントが立ち並ぶ
スコップで手際よく穴を掘り
テントを設置する登山者たち
重い大きなザックを背負って じーを越え
ここまでテントを運んできた強者だ
さすが
まだ 雪の中にテントを張るまでいきつけない
修行の足りない ひとちがとは違う
本物の山屋のにおいがしたよ
この日の宿泊地はこちら
冷池山荘
素泊で6000円、250人収容の大きな小屋です
連休後半の後編はこちら
迫力満点!!
爺ヶ岳
(北アルプス・後立山エリア)
全山行 358回
爺ヶ岳の情報はこちら
連休前半の山歩きはこちら
標高 南峰 中峰 2669.8m 北峰 2631m
天気 晴れ
山行時間 7時間15分
〈コース〉爺ヶ岳登山口(6:45)-八ツ見ベンチ-南尾根分岐-
南峰-(11:20-11:30)-中峰(11:50-12:00))-
北峰-冷乗越(1:15)-冷池山荘(1:30)
J J J
じぇ じぇ じぇ
ではなく
じー じー じー
ですが
何か?
連休後半初日
(前編)
どこに行こうかと 散々迷ったあげく
向かった先は やっぱり北アルプス
(あはは。。。)
前半に白馬大雪渓が雪崩たので
雪渓のあるお山はパス
立山は雪が深すぎて とても太刀打ち
できそうもないからスパっと諦め
自信はないけど 雪山に山屋が集う百名山
鹿島槍ヶ岳を目指す
(おりゃ)
大丈夫?
そんな大きな山選んじゃってさ!
行ってみなきゃ
わかんない
ふ~ん
この時点で ひとしさんは不安を隠しきれない
黙っていれば ちがこさんは とてつもなく
大変そうな山を選択するからだ
かといって 山計画は ちがこさんに任せきり
文句も言えない現実
いっつも いっつも
限界なんですけど
ま がんばろっか♪
扇沢の手前にある駐車スペースは
すでにたくさんの車で満車寸前だった
すごいですねぇー
こんなにたくさんの人が登るんですね
ちょっと安心
怖さ半減
次々と出発する登山者を横目で
チラチラ見ながら 一刻も早く
出発したいのも ひとしさん
(ははは。。。)
扇沢に架かる橋を渡り登山口に向かう
テントの前には指導員さんが 登山届を
出すように番をしていた
登山口には さすが百名山
こんな立派な看板もあるのだ
しばらく沢沿いを登っていくと
こんな黄色の看板がある
雪時期 柏原新道は途中で爺ヶ岳・南峰に
直登する南尾根を登るのだ
夏道の種池山荘に出るルートは登らない
春を告げるショウジョウバカマが一輪
登山道の脇に咲いていた
高山も春近し
うが うが うが うが
整備された登山道はモミジ坂と呼ばれ
丸太止めされた階段状の急登だ
(ほぇぇぇ)
八ツ見ベンチに到着
木々の間から扇沢の駐車場が見える
立山の入口の扇沢にはたくさんの車やバスが
停まっていた
ズームアップ
わわ!
満車か?
少し登ると冬ルートの分岐
ここにも黄色い看板が立っている
右→冬道
左→夏道
雪が締まっているからアイゼンの歯が
いい具合に刺さり登りやすいものの
やっぱり急登はキツイ
ハァ ハァ ハァ ハァ
展望のない樹林帯をひたすら
尾根沿いに登っていく
ようやく樹林帯を抜けた
パッと青空が目の前に現れたかと思ったら
どど~ん と
雪の急斜面が眩しい
ぎょ ぎょ ぎょ
これ登るんだよね?
・・・・・
トレースが 真っ直ぐ山の上に向かっている
ひぃ ひぃ ひぃ
ひーっ
なんとかコブの上にきた
ひとしさんも遅れをとるまいと
重たいザックを背負って必死に登る
ハァ ハァ ハァ ハァ
日当たりのいい雪斜面は雪が緩んでいるかと
思いきや まだサラサラで崩れやすい
容赦なく太陽は照り付け
紫外線ガンガン
おかげで ひとしさんは益々
墨のような黒さに変身していく
(きゃぁー)
登る 登る
振り返ると 蓮華岳と針ノ木岳が
篭川に沿って雄大な姿を見せていた
針ノ木大雪渓もこの通り
なんとも かんとも素晴らしい
進むべき方向はといえば
あそこが きっと じーの南峰? と
期待しちゃう所だけど
あま~い
単なる通過コブの一部なのだ
(はぁ。。。)
登る 登る
やっと最上部のコブの上まできた
道が平になって嬉しい
が 目の前に現れたのは
ホントの じーの南峰
いわゆる みなみじー
デカいな
今日は じーを三つ越えなくちゃ
目的の山荘までたどり着けない
(あわわ)
最初の じーでクジケてるくらいなら
この先には進まない方がよさそうだ
チラりと ひとしさんを見る
まだまだ行く気マンマンか?
・・・・・
がんば!
ひぃ ひぃ ひぃ ひぃ
遠くで見るのと違い
てっぺん付近までくると
意外にも岩が露出している
振り返ると 蓮華岳の先に烏帽子岳や
野口五郎岳まで見えちゃうのだ
すご~い
雪で化粧した木々の間から嬉しそうに
ひとしさんも続く
と
みなみじーの てっぺんに
じーが立っている
ありゃりゃん?
山の神か?
どこかで見たような
ひとちがの山の大先輩に似ている
確か 大先輩にまだ
孫はいないんじゃない?
あっ そうか
これがホントの ひとちがい
なぁ~んちゃって
お粗末
東には麓の町が見える
山の景色もいいけど 反対側の景色も
忘れちゃいけない
(うん、うん)
何の標識もない みなみじー
がんばって登ってきた割に地味
(ふぇーん)
風が強く 紐がなくちゃ帽子は
空に羽ばたく鳥になる
進むべき方向には なかじーと
きたじーが待っていた
おいで おいで!
今行くよぉ~っ
待っててねぇ~っ
それにしても
デカいですねぇー
ここまででも大変だったのに
まだ二つも じーを越えなきゃいけない
(はぁ。。。)
ゆるやかに下り また登る
いくら大変でも 天気がいいと
がんばれるもんだ
(うん、うん)
立山方向を見ると稜線に赤い屋根
まだ休業中の種池山荘は雪の中
その先には 立山三山と剣岳が
ここまで登ってきてよかった
心から思った
なかじーの てっぺんに到着
鹿島槍ヶ岳の二つのピークと
吊り尾根がきれい
雪の多かった今年は 春山といえど
冬山並みの雪が残る北アルプス
今 自分たちがこの場所に立っていることが
不思議で信じられない気分
やっほーっ
振り返ると みなみじーに
登山者が小さく見えた
きたじーに向かって下る
ルートは山の斜面をトラバース
滑落するかもしれない危険と
隣り合わせで心臓が バクバクする
(ひょぇぇぇ。。。)
東側にせり出した 大きな雪庇は
今まで見た中で一番大きく迫力満点
西側の沢筋も なんともいえずいい景色
吸い込まれそうだ
でも 見とれてちゃいかん
足元しっかり見て歩かねば
危険なトラバースも終わり
冷乗越に近づいてきた
赤い屋根が樹林帯の間に
冷池山荘が チラリと見える
越えてきた 三つのじーは実に立派で
達成感を味わえる素晴らしい山たちだった
(うん、うん)
冷乗越に到着
分岐の標識には エビの尻尾
雪山の厳しさを強調している
小屋にゴール
たくさんの登山者が小屋の前で
受付の順番を待っていた
まだこの時期は雪が多く
二階から小屋の出入りをするんだよ
(あはは。)
テン場には カラフルなテントが立ち並ぶ
スコップで手際よく穴を掘り
テントを設置する登山者たち
重い大きなザックを背負って じーを越え
ここまでテントを運んできた強者だ
さすが
まだ 雪の中にテントを張るまでいきつけない
修行の足りない ひとちがとは違う
本物の山屋のにおいがしたよ
この日の宿泊地はこちら
冷池山荘
素泊で6000円、250人収容の大きな小屋です
連休後半の後編はこちら
この記事へのコメント
行きたいな~~♪ と思っている山がここのところ
満載なのは気のせいでしょうか?^^;
でも、雪のある時期だとまだちょっと不安・・・。
でも、雪が残る山は綺麗だよね~~。
いいな~~♪
春って天気が悪かったり、梅雨があったり、今年は特に
子供の用事が多く、山へ行く機会も減るんですが、
ひとちがさんのブログのおかげで、モチベーションを
保つことができますよ^^
満載なのは気のせいでしょうか?^^;
でも、雪のある時期だとまだちょっと不安・・・。
でも、雪が残る山は綺麗だよね~~。
いいな~~♪
春って天気が悪かったり、梅雨があったり、今年は特に
子供の用事が多く、山へ行く機会も減るんですが、
ひとちがさんのブログのおかげで、モチベーションを
保つことができますよ^^
Posted by ひなた at 2013年05月09日 09:49
ひなたさんへ♪
おーっ!
それはよかったです。
春の雪山は日差しも強く日焼けもひどい・・・
でも やめられない・・・
毎年少しづつですが 雪山のレベルが上がることを
祈って ひとちが的には難しい山を選択しています。
(きっと皆さんには 何のことないかもしれませんが
毎回必死なんですわ。)
でもねぇー
いくら登っても正しい知識を教えてくれる人が
いないから いつまでたっても成長しません。
こちらの息子は 誘ってもなかなか一緒に山に
行ってくれません・・・
部活と勉強でアップアップ。
ひなたさんの次の目標の山になってもらえるような
ブログをお届けできれば幸い。
想像山歩きで楽しんでみてちょ!
うはは。。。
おーっ!
それはよかったです。
春の雪山は日差しも強く日焼けもひどい・・・
でも やめられない・・・
毎年少しづつですが 雪山のレベルが上がることを
祈って ひとちが的には難しい山を選択しています。
(きっと皆さんには 何のことないかもしれませんが
毎回必死なんですわ。)
でもねぇー
いくら登っても正しい知識を教えてくれる人が
いないから いつまでたっても成長しません。
こちらの息子は 誘ってもなかなか一緒に山に
行ってくれません・・・
部活と勉強でアップアップ。
ひなたさんの次の目標の山になってもらえるような
ブログをお届けできれば幸い。
想像山歩きで楽しんでみてちょ!
うはは。。。
Posted by ひとちが at 2013年05月09日 15:34
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。