2015年01月16日
南信雪山紀行♪ 地獄極楽 後編
2015/01/12
樹氷満喫♪
富士見台
(恵那山周辺エリア)
全山行 433回
富士見台の情報はこちら
地獄編はこちら
標高 富士見台 1739m
天気 晴れ
山行時間 7時間30分(休憩時間を含む)
〈コース〉神坂神社(8:30-8:45)-林道終点(9:45)-登山口-分岐(11:00)-
池ノ平-千本立-萬岳荘-富士見台(1:30-1:50)- 萬岳荘(2:00)-
ピストンで神坂神社(4:00)
雪が降った翌日の山は
ステキな樹氷パラダイス♪
真夜中 雪かきしてる車の音が響いていた
早朝のスキー場は大忙し
昨夜は車泊してる人もいなかったみたいだ
駐車場は銀世界が広がっている
ひとちがが出発するころには
たくさんのスキー客で駐車場も賑わってきた
本日向かうのは富士見台
山とは名前はつかないものの
標高1739mと山の稜線上にあるコブ
数日前 ちがこさんは阿智村の役場に電話を入れた
あのー
富士見台へ行きたいのですが
神坂神社までは車で行けますか?
たぶん大丈夫ですよ
気をつけてお出かけ下さい
ありゃん?
それって昨日の豊丘村の役場と
大して変わんない会話だね
そう
でも昨日の虻川林道はエライ目に合ったもん
役場じゃ自信あり気に「大丈夫」って言ったのにさ
昨日は雪だったから路面の状態
変わったんじゃないの?
神社まで行けそう?
わかんない
ちょっと不安だった
実際この時期 富士見台に行く人は
ほとんど ヘブンスそのはらのロープウェイと
リフトを使って稜線までピューと行っちゃうわけ
降雪後 登山口から登る人はいるのか?
スキー場の駐車場に車泊したんだから
リフト使えば簡単じゃん
だよね
でもケチな ひとしさんが首を縦に振るわけないよ
あ゛―
そうかー
ひとちケチだもんね
ということで
神坂神社の駐車場へ向かう
おかげさまで道は順調
雪は降っても道が凍ってることもなく
無事神社の駐車場に到着
ほぼ同時時刻に出発したパーティーと
単独のおじさんがいたのでちょっと安心
うじゃうじゃと作戦を練る ひとちが
今日もかなり時間がかかりそうですね
うん 雪が降ったからラッセルは
間違いないよ
先人たちにラッセルまかせて
後ろからついていきますか
賛成♪
悪いヤツらだ
しばらく林道に積もった雪にウマりながら
先人が開拓してくれたトレースを追ってゲートに向かう
いいねぇ~
楽ちん♪ 楽ちん♪
林道終点ゲートに到着
山に入ると更に雪は深くなった
ふくらはぎ程の深さの雪はフカフカ
先人たちはワカンやスノーシューで
しっかり踏んでくれるので
しばらくは登山靴のまま歩けた
いっくよぉ~
空は青空
降雪後の山は樹氷で白い花が咲いているようだ
高く空に向かって真っ直ぐのびるカラマツの林は
昨日の悪夢のような山行を忘れさせてくれる
次第に深くなっていく雪に先人たちは
ペースが上がらず苦戦
ワカン装着
特にトラバースしていく山斜面は
先頭のラッセル員は 足元を確認しながら
コースを作るので時間がかかる
そんな時は
少し離れた場所で一服
悪いヤツらだ
うるさいな
天気がいいので怖さも減少
危険なトラバース道もイヤじゃない
このコースのいい所は
急登がない ってこと
ゆるゆると長い距離だけど
徐々に登るのでラッセルさえなければ
あんまり疲れない
ズルいやつらだ
いいじゃんよー
どこまでも続く樹氷の森
少し進めば景色も変わり
写真撮影だけでも時間がかかる
ラッセルしている暇はない
悪いヤツらだ
袋に詰めたろか
先人のパーティーと単独のおじさんは
入れ替わりながらラッセルしているのに
一向に前に出ようとせず
後方でウロウロしている ひとちが
わかってるなら
ラッセル手伝えばいいじゃん
ダメですぅー
昨日の疲れで今日は無理ですぅー
あー そう
池ノ平を通過し
やや左へ巻くように道は続き一本立方向へ
先人のペースで歩いているので
山行時間の予想ができず
ひとしさんは不安になってきたらしい
樹氷ハイキングで十分です
時間みながら帰りませんか?
なんでいつもこーかな?
ブツブツ・・・
ひとち
すでにクジけ
山斜面をトラバースし千本立を通過
ここは牛の飼育場? 柵がある
地図には「一本立」と書かれているのに
看板は「千本立」なんでだろ?
まぁ いいです
樹林帯を出ると山荘前に
森林限界まできた
ようやく表情が明るくなった ひとしさん
時間ギリギリまで進みますか
山荘から先はロープウエィからの登山者たちも合流
たくさんのカラフルなアウターの登山者たちが
稜線方向から下ってくるのとすれ違った
すでにみなさん下山の時間?
急いで稜線に出ましょう
展望のいい稜線まであと少し
こーなったらなんとしても上まで行かなきゃ
昨日のリベンジ戦かい?
まあね
稜線に出た
絶 景
遠く南アルプスの山々の白い頂きが見える
こっちは中央アルプス
稜線上の反対側には恵那山
山頂付近に雲がかかりイマイチだけど
まあいいかっ
そしてあそこが富士見台
すばらしい景色と共に記念撮影
稜線まで登ってよかったですぅ
だよねー
途中で帰ろうとしたの誰だっけ
えへへ
360度のすばらしい景色を堪能して下山する
なんてすてきな山歩き
樹氷と眺望サイコー
あ゛
下山路は登ってきたコースと同じ
二度おいしい樹氷コース
登ってよかった
最後にみなさんに
このコース危険個所もありマス
まずは ちがこさんが渡ってる様子を
何故危険なのかというと
積もった雪で橋は高さを増し
中央をそーっと歩かないと
踏み外して滑落します
少しでも端を歩くと雪が崩れるので注意
どうだったかな?
ひとち?
無事通過
橋から転落した虫倉山を思い出しました
ストックを使った四足歩行は有効ですね
時間がかかった登りも帰りは
すんなり楽勝で林道へ
ごきげんな極楽山行だったね
うん♪
大・大・大満足で
今週の山歩きも終わった
この日の立ち寄り湯はこちら
昼神温泉 ゆったり~な昼神
スキー帰りの人でいっぱいでした
樹氷満喫♪
富士見台
(恵那山周辺エリア)
全山行 433回
富士見台の情報はこちら
地獄編はこちら
標高 富士見台 1739m
天気 晴れ
山行時間 7時間30分(休憩時間を含む)
〈コース〉神坂神社(8:30-8:45)-林道終点(9:45)-登山口-分岐(11:00)-
池ノ平-千本立-萬岳荘-富士見台(1:30-1:50)- 萬岳荘(2:00)-
ピストンで神坂神社(4:00)
雪が降った翌日の山は
ステキな樹氷パラダイス♪
真夜中 雪かきしてる車の音が響いていた
早朝のスキー場は大忙し
昨夜は車泊してる人もいなかったみたいだ
駐車場は銀世界が広がっている
ひとちがが出発するころには
たくさんのスキー客で駐車場も賑わってきた
本日向かうのは富士見台
山とは名前はつかないものの
標高1739mと山の稜線上にあるコブ
数日前 ちがこさんは阿智村の役場に電話を入れた
あのー
富士見台へ行きたいのですが
神坂神社までは車で行けますか?
たぶん大丈夫ですよ
気をつけてお出かけ下さい
ありゃん?
それって昨日の豊丘村の役場と
大して変わんない会話だね
そう
でも昨日の虻川林道はエライ目に合ったもん
役場じゃ自信あり気に「大丈夫」って言ったのにさ
昨日は雪だったから路面の状態
変わったんじゃないの?
神社まで行けそう?
わかんない
ちょっと不安だった
実際この時期 富士見台に行く人は
ほとんど ヘブンスそのはらのロープウェイと
リフトを使って稜線までピューと行っちゃうわけ
降雪後 登山口から登る人はいるのか?
スキー場の駐車場に車泊したんだから
リフト使えば簡単じゃん
だよね
でもケチな ひとしさんが首を縦に振るわけないよ
あ゛―
そうかー
ひとちケチだもんね
ということで
神坂神社の駐車場へ向かう
おかげさまで道は順調
雪は降っても道が凍ってることもなく
無事神社の駐車場に到着
ほぼ同時時刻に出発したパーティーと
単独のおじさんがいたのでちょっと安心
うじゃうじゃと作戦を練る ひとちが
今日もかなり時間がかかりそうですね
うん 雪が降ったからラッセルは
間違いないよ
先人たちにラッセルまかせて
後ろからついていきますか
賛成♪
悪いヤツらだ
しばらく林道に積もった雪にウマりながら
先人が開拓してくれたトレースを追ってゲートに向かう
いいねぇ~
楽ちん♪ 楽ちん♪
林道終点ゲートに到着
山に入ると更に雪は深くなった
ふくらはぎ程の深さの雪はフカフカ
先人たちはワカンやスノーシューで
しっかり踏んでくれるので
しばらくは登山靴のまま歩けた
いっくよぉ~
空は青空
降雪後の山は樹氷で白い花が咲いているようだ
高く空に向かって真っ直ぐのびるカラマツの林は
昨日の悪夢のような山行を忘れさせてくれる
次第に深くなっていく雪に先人たちは
ペースが上がらず苦戦
ワカン装着
特にトラバースしていく山斜面は
先頭のラッセル員は 足元を確認しながら
コースを作るので時間がかかる
そんな時は
少し離れた場所で一服
悪いヤツらだ
うるさいな
天気がいいので怖さも減少
危険なトラバース道もイヤじゃない
このコースのいい所は
急登がない ってこと
ゆるゆると長い距離だけど
徐々に登るのでラッセルさえなければ
あんまり疲れない
ズルいやつらだ
いいじゃんよー
どこまでも続く樹氷の森
少し進めば景色も変わり
写真撮影だけでも時間がかかる
ラッセルしている暇はない
悪いヤツらだ
袋に詰めたろか
先人のパーティーと単独のおじさんは
入れ替わりながらラッセルしているのに
一向に前に出ようとせず
後方でウロウロしている ひとちが
わかってるなら
ラッセル手伝えばいいじゃん
ダメですぅー
昨日の疲れで今日は無理ですぅー
あー そう
池ノ平を通過し
やや左へ巻くように道は続き一本立方向へ
先人のペースで歩いているので
山行時間の予想ができず
ひとしさんは不安になってきたらしい
樹氷ハイキングで十分です
時間みながら帰りませんか?
なんでいつもこーかな?
ブツブツ・・・
ひとち
すでにクジけ
山斜面をトラバースし千本立を通過
ここは牛の飼育場? 柵がある
地図には「一本立」と書かれているのに
看板は「千本立」なんでだろ?
まぁ いいです
樹林帯を出ると山荘前に
森林限界まできた
ようやく表情が明るくなった ひとしさん
時間ギリギリまで進みますか
山荘から先はロープウエィからの登山者たちも合流
たくさんのカラフルなアウターの登山者たちが
稜線方向から下ってくるのとすれ違った
すでにみなさん下山の時間?
急いで稜線に出ましょう
展望のいい稜線まであと少し
こーなったらなんとしても上まで行かなきゃ
昨日のリベンジ戦かい?
まあね
稜線に出た
絶 景
遠く南アルプスの山々の白い頂きが見える
こっちは中央アルプス
稜線上の反対側には恵那山
山頂付近に雲がかかりイマイチだけど
まあいいかっ
そしてあそこが富士見台
すばらしい景色と共に記念撮影
稜線まで登ってよかったですぅ
だよねー
途中で帰ろうとしたの誰だっけ
えへへ
360度のすばらしい景色を堪能して下山する
なんてすてきな山歩き
樹氷と眺望サイコー
あ゛
下山路は登ってきたコースと同じ
二度おいしい樹氷コース
登ってよかった
最後にみなさんに
このコース危険個所もありマス
まずは ちがこさんが渡ってる様子を
何故危険なのかというと
積もった雪で橋は高さを増し
中央をそーっと歩かないと
踏み外して滑落します
少しでも端を歩くと雪が崩れるので注意
どうだったかな?
ひとち?
無事通過
橋から転落した虫倉山を思い出しました
ストックを使った四足歩行は有効ですね
時間がかかった登りも帰りは
すんなり楽勝で林道へ
ごきげんな極楽山行だったね
うん♪
大・大・大満足で
今週の山歩きも終わった
この日の立ち寄り湯はこちら
昼神温泉 ゆったり~な昼神
スキー帰りの人でいっぱいでした
Posted by ひとちが at 22:26│Comments(3)
│恵那山周辺エリア
この記事へのコメント
雪山の地獄と極楽を思う存分に楽しまれたようでなによりでした。
私には雪深い山に入れる体力も残っておらずに羨望の念で拝見しました。
これからも楽しい記録を心待ちにしています。
私には雪深い山に入れる体力も残っておらずに羨望の念で拝見しました。
これからも楽しい記録を心待ちにしています。
Posted by fujinohide at 2015年01月17日 10:40
こんにちは♪
樹氷もすんごいキレイだし静かで良さそう〜。稜線の開放感がたまらなくイイですね。ひとちがさんたちの山チョイス最高ですね!(地獄も含めて^^)ウチから遠いのが残念(笑)
樹氷もすんごいキレイだし静かで良さそう〜。稜線の開放感がたまらなくイイですね。ひとちがさんたちの山チョイス最高ですね!(地獄も含めて^^)ウチから遠いのが残念(笑)
Posted by ponchan at 2015年01月19日 12:34
fujinohideさんへ♪
いえいえ。。。
御謙遜を・・・
私たちは ろくな山調べもせず結果 地獄となったり
天国となったりと毎回大変です。
今回は初日が天気に恵まれなかったので
かなりクジケましたが 翌日登ってよかったです。
(半分ロープウェイで行きたいと思ってました)
同日に先行して下さる方々がいたので本当に助かりました。
(かなり初日のダメージが大きかったので)
遠方に出かける時も冬は車泊ができるので山だけでなく
楽しい週末を過ごすことができます。
厳冬期は寒いのと時間が限られているのとで山行時間も
長くはできず 悪戦苦闘・・・
よく毎回無事に帰ってこれると感心してマス。
今シーズンもたくさんの色々な山を歩きたいと思います。
応援よろしくお願いしまぁ~す♪
うひ!
ponchanへ♪
いやぁ~
降雪の後だったのでラッキーな樹氷に出会えました。
富士見台はずーっと狙っていたのですがなかなか行くチャンスがなく
今回は思い切って出かけてよかったです。
南信は自宅からもアクセスが長く 特に南アルプス前衛は信州側から
だとバカ遠く・・・
(4時間はたっぷりかかります)
でも遠いのをいいことに泊まりで計画できるので楽しいんですわ。
信州は下から上まで知る限りの山は登ってみたいです。
里山も眺望がどこも素晴らしく毎回山選びに苦労してるんですよ。
富士見台は急登もなく危険個所もほとんどないので
冬場に行っても安心な山だと思いました。
温泉地もすぐ近くなので お泊りで奥様とお出かけしたらいかが?
うはは。。。
いえいえ。。。
御謙遜を・・・
私たちは ろくな山調べもせず結果 地獄となったり
天国となったりと毎回大変です。
今回は初日が天気に恵まれなかったので
かなりクジケましたが 翌日登ってよかったです。
(半分ロープウェイで行きたいと思ってました)
同日に先行して下さる方々がいたので本当に助かりました。
(かなり初日のダメージが大きかったので)
遠方に出かける時も冬は車泊ができるので山だけでなく
楽しい週末を過ごすことができます。
厳冬期は寒いのと時間が限られているのとで山行時間も
長くはできず 悪戦苦闘・・・
よく毎回無事に帰ってこれると感心してマス。
今シーズンもたくさんの色々な山を歩きたいと思います。
応援よろしくお願いしまぁ~す♪
うひ!
ponchanへ♪
いやぁ~
降雪の後だったのでラッキーな樹氷に出会えました。
富士見台はずーっと狙っていたのですがなかなか行くチャンスがなく
今回は思い切って出かけてよかったです。
南信は自宅からもアクセスが長く 特に南アルプス前衛は信州側から
だとバカ遠く・・・
(4時間はたっぷりかかります)
でも遠いのをいいことに泊まりで計画できるので楽しいんですわ。
信州は下から上まで知る限りの山は登ってみたいです。
里山も眺望がどこも素晴らしく毎回山選びに苦労してるんですよ。
富士見台は急登もなく危険個所もほとんどないので
冬場に行っても安心な山だと思いました。
温泉地もすぐ近くなので お泊りで奥様とお出かけしたらいかが?
うはは。。。
Posted by ひとちが at 2015年01月19日 19:13
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