カッパでゴー♪

ひとちが

2012年06月15日 10:44

2012/6/10

山開き!
金峰山
(奥秩父山塊エリア)


全山行 299回



標高 金峰山 2595m  朝日岳 2579m  鉄山 2531m
天気 曇り・雨
山行時間 4時間30分



〈コース〉大弛峠(8:30)-朝日岳-鉄山-金峰山(10:30-11:00)-
ピストンで大弛峠(1:00)







カッパさえ着ていれば 
山は快適なのさ!









本当わぁー、奥秩父の小川山に登るはずだった


なのに なのに 大弛峠に到着すると 信州側の川上牧丘林道は 
あまりの悪路のため進むことができなかった
(ふぇ~ん)




いつ崩れてもおかしくない林道の途中、車で立ち往生する ひとちが




これじゃぁ この先は無理ですね・・・



行けないかなぁー・・・



無理! 無理!


しばらく うじゃうじゃと話し合った結果、小川山は 
きっぱり諦めて隣の金峰山に登ることにした
(あらら。)


急遽 山変更 






金峰山は 大弛峠から短時間で山頂を踏むことができる


さすが百名山ともなると お天気が少々悪かろうと
登山者は めちゃくちゃ多い
(うげぇー)



下界はマズマズのお天気だったのに 標高2500m付近は
運が悪いのか ガスガス&雨ふりじゃん
(1000m級の低山の方が無難でしたな)





ふんがぁー
相変わらずコミコミの登山口だねぇ



さぁ~てと でかけますか!





一昨日、おでこに バチ当りの負傷をした ちがこさんであるが 
そんなことも  ともせず 今日も性懲りもなく山に登る
(あはは)


絆創膏は かっちょ悪いけど 帽子
かぶってればわかんないでしょ






小雨が降る峠から山にとりつく


次から次へと出発する登山者、家族連れも多く 
子供たちも雨の中を がんばって登っている


最初っから 泥だらけになって一生懸命登っている子供たちを
見かけると 大人が 雨ごときで へこたれちゃいかんと
思うのは ちがこさんだけだろうか?



カッパさえ着ていれば 
山は快適なのさ!

(うはは)



ヌルヌル ドロドロした登山道、まだ残雪が所々にあり 
アイゼンは必要ないけど 融けかかった雪道は歩き慣れない人
にとっては最悪な状況であ~る
(はぁ。。。)





うが うが うが うが


どんどん進む



大ナギに出た


天気がよければ 富士山、瑞牆山、小川山などの山々が
見えるはずの展望地もガスで真っ白け
(ぶぅ)


ダメだ こりゃ!


期待はしてなかったけど 雨で展望も へったくりもない
かと思うと心は萎える





朝日岳を登り 急坂を下る

鉄山を越えればあと少し





がんば!


森林限界に出た





ハイマツの間には 咲き始めたキバナシャクナゲが 
チラホラと


おっ♪
いいねぇ
 





ゴツゴツした岩場を通過し 押しつぶされそうな
石の門を潜った


 


山頂に到着





五丈石が どでん と目の前に現れた





わぁ~ぉ
いつもながらに 迫力あるオベリスク




と?

なんだか やけに人が多い?

百名山だから?



五丈石の前にある鳥居から おじさん達が ひょい ひょいと
祠の前で何やら怪しい行動?


ほぇ?
いったい何が始まるんだろ?



しばらくすると 石の間から神主さんが現れた



それでは、金峰山の開山式を始めたいと思います。
所要時間は40分程です。



大きな声で司会者の おじさんが挨拶を始めた



ふぅ~ん、開山式かぁ 



景色はダメダメだけど 思いがけぬ行事を
見学することとなった
(ラッキーでしたな)




時折 五丈石はガスに見え隠れ



ってさ、やめようか ちがこさん、そのバチ当りな足





はい、はい、そうですな


石の前には たくさんのカラフルなカッパを着た
山小屋の人たちや登山者で大賑わい
(スゴ)





天気の悪い山の山頂に300人近くの人たちが 
開山式に参加しているなんて

山に登らない人には想像できないかもね



そんじゃ 近くまで行ってみることにしよう





遠くで ひとしさんが手を振っている





神主さんが いったい何を唱えているのか 
全く聞こえないけど きっと山の神様に 無事安全を
お願いかな





五丈岩に登っている 勇敢な登山者がいる





きゃぁー
すごいねぇー!



身軽に身体をゆさぶり 反動で足を岩にかける


1、2、ジャンプ!


おっ♪
登った!



ひとちがには 無理そうなので 大人しく
岩登りを見学したよ
(もう怪我はゴメンですからね)



さぁ~てと、ボチボチ帰ろっか!


歩き出して しばらく進むと ひとしさんの足が止まった


目の前に黒い生き物?


クマ?
じゃなかった 犬!



ご主人様は五丈石の散策にでも出かけたのか 
ひとりでポツンとお利口に座っている


優しい目、吠えることもなく 遠慮がちに 
しっぽを振る

差し出した ちがこさんの手を嬉しそうになめた





かわいい 





帰りも次から次へと たくさんの登山者とすれ違う


泥だらけになって がんばって登ってきた子供たちも
山頂を踏むことができたようだ
(よかったね)


軽快に山を下っていく





たくさんの登山者の中に 山ガールのお姉さん発見

すれ違いざまに声をかける ちがこさん。
(ちがこさんは可愛い山ガールが大好きなのだ)



おめでとう
あなたがね、丁度400人目の登山者だよ



えっ?

驚く山ガール


本当ですか?
すごく嬉しい♪



通り過ぎてから ひとしさんが言った



また適当なこと言って・・・
確かに山頂はコミコミでしたけどね



いいじゃん いいじゃん!





今日は のんびり 雨ふり山歩き

予定外の隣の山になっちゃったけど 
山開き見れてよかったね ひとちが
(うん、うん)


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