2012/4/29
ゴールデンウィーク前半 2日目♪
至仏山
(尾瀬エリア)
全山行 292回
前日の山歩きはこちら
標高 至仏山 2226,1m 小至仏山 2162m 悪沢岳 2043m
天気 ピーカン晴れ
山行時間 6時間30分
〈コース〉ひのえまた小屋(8:00)-竜宮小屋-分岐-山の鼻(9:45-10:00)-
至仏山(12:00-12:20)-小至仏山(12:50-1:00)-悪沢岳(1:20)-鳩待峠(2:30)
ぶぉーっ
よく寝たぞぉーっ!
快適な朝を迎えた
早々から出発する登山者たちを部屋の窓から見送る
燧ヶ岳に向かう登山者はほとんどなく、皆さん尾瀬ヶ原から
鳩待峠へピストンで帰る人ばかりだ
(なんでだろ?)
ねぇ、くまひげさんが長靴履いてるよ!
尾瀬のガイドさんでもある小屋のご主人は 20名程の
登山者をつれて尾瀬ヶ原に向かって出発していった
そろそろ ひとちがも出発しなくっちゃね!
昨日は小屋への到着時間もあったので のんびり山を徘徊する
わけにも行かなかったけど 今日は違ぁ~う
時間が許す限り尾瀬を満喫して帰るのだ
(うひひひひ。。。)
お尻をつっつかれる
ことがない!
ちがこさん、にんまり
ひのえまた小屋の皆さん、お世話になりました・・・
ひとしさんは余裕だった
昨日の燧ヶ岳は おっかない雪壁だった
今日は優しい山容の至仏山、たくさんスキーや
スノボー滑走の人たちが鳩待峠方向から登っている
から怖いこともないはず・・・
楽勝! 楽勝! と
甘ぁ~い!
ひとしさん、山の鼻からは3時間の登りがあるんだよ
(あはははは。)
さぁ、元気に出発しましょう♪
(うりゃ
快適な小屋を後に尾瀬ヶ原を ずんずん歩いていく
振り返ると昨日登った燧ヶ岳と小屋が
どんどん小さくなっていった
たくさんの人が歩いた道には 昨日とは違い しっかりと
トレースがついているから安心だ
昨日みたいに ズボっと ロシアンルーレット
状態になることはないだろう
(うはは!)
目の前には至仏山のまぁ~るい山頂が白く輝き
尾瀬ヶ原の雪原に美しい
いいねぇ~っ♪
軽やかに 竜宮小屋を経て山の鼻方向に向かう
春の日差しは強く 雪の反射で ひとしさんの顔は
益々黒くなっていった
(うげ、、、)
山に行かない人が見れば
単なる
やたら黒いおじさん だ
こんな時期から日焼けして 夏になったら
どうなっちゃうんだろ?
うほ! うほ!!
あ゛―――っ↓
やだやだ
まぁ、いいです
緩んだ雪、木道の解けた水の間から 可愛い草の新芽が
顔を出している
きゃぁー♪
可愛い!
もうすぐ水芭蕉たちが
うじゃうじゃ
生えるに違いない
尾瀬ヶ原をクロスカントリースキーやスノーシューで散策する
人たちがたくさんいた
尾瀬は 雪がある時期、木道以外を歩いても
怒られないからいいね
うが うが うが うが
うひひ
先に出発した くまひげさんのツアーを追い抜いたよ
帽子をかぶり、白髭をのぞかせた ひげくまさん、
ひとしさんにマケズ劣らず真っ黒けの顔
(あはは。。。)
山の鼻に到着、昨日食べた花豆クッキー
の他にも名物はある!
じゃじゃ~ん!!
花豆ソフト♪
尾瀬に来たらこれを食べない手はない
(そう! そう!)
山にとりつく前におやつだね
味?
もちろぉ~ん
うま♪ うま♪
樹林帯から 登りに入った
鳩待峠からは たくさんの人が入っているものの、
山の鼻からは登山者は少ない
(なんで?)
そんでもトレースはしっかりついているので迷う
こともなく ずんずん登る
樹林帯を出た
うぉ~っ♪
振り返れば尾瀬ヶ原と燧ヶ岳が素晴らしい
至仏山側から見る景色もバツグンであ~る
見晴のいい至仏山は樹林帯を抜ければ
ずーっ と景色を満喫できるのだ
3時間の登りもピッチをあげ 先行く登山者を
ゴボウ抜きしていく
(2時間で登り切りました)
日差しが強い、暑いんぢゃない
痛いですぅー
(ひとしさんの日焼けは更に悪化していく)
木道に出た
うぉ~っ♪ うぉ~っ♪
ともかく
うぉ~っ♪ が止まらない・・・
ここからの尾瀬も絶景なのだよ
更に登ればもっと景色はよくなるのだろうか?
(ワク ワク)
平ヶ岳方向
木道を登る足にも力が入る
が、すでにヨレている ひとちがの足
山頂まではあと少し、木道を外れれば雪は深い
(ズボりますよ!)
見上げれば山頂から 山の鼻に向かってスキーで
滑走していく人が増えてきた
最後の登り
(がんば!)
青い空がすぐ近くになった
うぇ?
なんじゃぁーっ?
山頂わぁー、スゴいことになっていた
ここはスキー場ですか?
と言いたくなる程の たくさんのスキー&スノボー愛好者
皆さん山頂から鳩待峠に向けて一気に滑走していくのだ
何故だか 登山者は少ない
賑わう山頂は足の踏み場もなく、当然休憩しようにも
座る場所さえない
(ひょぇぇぇ。。。)
こりゃ、早々に退散ですな
とりあえず山頂標識の前で記念撮影
山頂からの景色も もちろぉ~ん言うことなし
大きなスノボーを背負った人たちが続々と列を成して
山頂方向に登ってくる
ひとしさんが 一人に声をかけた
荷物が大きくて大変ですね。
顔を上げた若者が
ひぃひぃ しながら答える
登ってくるだけで いっぱい いっぱいです・・・
もう滑走する力が残ってません・・・
もうちょっとだよ、がんばってね!
見渡せば ほとんどが男女問わず若者
山頂までスノボーを担ぎ上げるには相当の
体力がいるはず
軽やかに急斜面を滑走していくスノーボード
転ぶ人がほとんどいないのが不思議
(すごいですな。)
がんばって登りきった者だけが このステキな山斜面を
滑ることができるのだ
(うん、うん)
見ているだけでもワクワクする光景だった
次の目的地、小至仏山に向かおう♪
なだらかに下り 小さなコブを一つ登れば 小至仏山
スキーやスノボー滑走者は 小至仏山を巻き通過
していくので人は少ない。
って
誰もいないじゃん!
すごく得した気分だ
誰もいない山頂は 素晴らしい景色
至仏山はコミコミだったので ゆっくり景色を楽しむことも
できなかったが ここは違ぁ~う♪
横には今通過してきた至仏山、目の前には尾瀬ヶ原と燧ヶ岳、
周りの山々の姿も一級品!
巻機山方向
なんて贅沢な景色・・・
大・大・大満足♪
下山開始
と思いきや ちょいと寄り道、稜線上の悪沢岳を
経由してみることにした
下って振り返った小至仏山も なかなか立派
これを登らないってのは損ですな
悪沢岳は 笠ヶ岳&小笠を眺めるのに
最高の場所
ちょいと山頂はわかりにくいものの、寄り道
するだけの価値がある
(そう! そう!)
笠ヶ岳&小笠
まるで親子みたいだね♪
樹林帯を下っていく
山の鼻側とは違い 赤テープの数も多くトレースが
しっかりついているので迷うことは
まずない!
どか どか どか どか
昨日の山歩きの疲れも残っているためか
足が疲れてきた
ひとちが ヨレヨレ歩き
鳩待峠に到着、山荘の前のベンチも満員御礼
連休前半の山歩き、予定通りすべてクリア
賑わう春山の尾瀬、
お天気最高! 山も最高!
もう言うことなしだったね ひとしさん♪
翌日・・・
ヘロヘロの ひとしさんは フガフガしながら
会社に出かけた
社内では 日焼けで真っ黒な顔を職場の皆さんに指摘され
とっても恥ずかしかったそうな
最近わぁー、
凍傷・日焼け と忙しい
ひとしさんであ~る