ブナの美林♪ 2

ひとちが

2012年09月26日 18:47

2012/9/23

癒しの森♪
荒島岳 (大野富士)
(越美山地エリア)

全山行 316回



山歩き前の出会いはこちら




標高 荒島岳 1523,5m
天気  雨・ガス
山行時間 6時間

   
〈コース〉カドハラスキー場(前日午後4時到着-7:00出発)-
シャクナゲ平-山頂(10:00-10:15)-ピストンで駐車場(1:00)





次回は 晴れた日に♪

もう一度 あのブナが見たい!






岐阜の ひとしさんの実家に立ち寄り早々に出発



九頭竜ダムの道の駅で 恐竜と再会し
登山口に向かった
(よっしゃ)




ここかなぁー?
不安そうにキョロキョロする ひとしさん


閉鎖され無残にも現代の粗大ゴミと化しているリフト、
荒れ果てたスキー場のゲレンデ
車もなく、人影もなく トイレもない


えっ?
トイレがない?



そんなバカな
地図には思いっきり トイレあり 
記載されているのに
おかしな話だ 


しばらく辺りを物色する
車泊するにもコワすぎて不安になってきた
百名山の割に地味な駐車場?



 


あれ?
山から登山者らしき人が下ってくますよ
もしかして ここは目的の駐車場じゃないような



ビンゴ!
一つ上段に立派なトイレと駐車場が
バッチりあった
(あはは。)



ひとちがの車を含め 5台ほどの車が待機
明日の登山を控え登山者たちは
早めの就寝をとったようだ




朝だぁー 

昨夜は強い雨が車のボンネットをたたく音がして
何度か目が覚めた

外に出れば雨 



昨日は天気よかったのに
今日もこの辺りは悪くないって予報だったのにな



この程度の雨で よかったんじゃないですか?


そうかも


昨日の夕方、意気揚々として下ってくる登山者たちは
笑顔でいっぱいだった
なのに今日は雨
(ぶぅぶぅ言わないの)


みなさんどうするんでしょうかね?




トイレの前で数人の登山者たちが立ち話

登るべきか?
登らぬべきか?




ひとちがはどうすんの?


もちろぉ~ん 
登るよ



やっぱり 


さっそくスキー場跡のゲレンデを登り始めた


うがっ♪ うがっ♪ うがっ♪

今週は ちがこさんは快調だ
ブンブンペースを上げて登っていく



なんていっても雨だから 最少の荷物ゆえ 
ちがこさんの背中にはザックはいない

楽チン♪ 楽チン♪



 

いつもならピッタリ後ろにつけている 
ひとしさんの姿がない
(あら?)

遅れて ひとしさん登場



苦しいですぅー
どうやら体調がすぐれないらしい



高妻山の時の腹いせに ちがこさんがブチブチ言う


ひとしさん、大丈夫?
体調悪いんならヤメた方がいいんじゃない?



いや
大丈夫
 



心の中で やった反撃! と思った


こりゃ!
そんなこと考えてるとバチがあたるよ



はい、はい その通り


ちがこさんがザックを背負うことにする
辛い時はお互いさま さま
(そう! そう!)



ズンズン進む



リフト終点にある本当の登山口を過ぎると 
樹林帯は美しいブナとミズナラの林に変わった


明るいステキな道 



お天気がよければ 青空が見えてさぞかし
綺麗なんだろう

うが うが うが うが



ザックがなくなった ひとしさん
少し楽になったようだ
(よかった よかった)



ステキなブナの林を登っていくと 
不思議な木を見つけた

ヘンテコりんな形?




あららん?
看板ついてるけど 何だろね?



黄色い看板に トトロの木 と
書かれている




何故に トトロの木 なのかは不明だけど 
こんなポイントがあると励みになる
(うん、うん)





面白い木はまだあった
大きなコブのついた木





よ~く見るとコブが人の顔のように見えるのは 
ちがこさんだけだろうか?


 

できれば この木にも 人面コブの木 として
看板をたてていただきたい
(うはははは。)




きれいなブナ林は続く




白山展望台に到着
お天気がよければ白山の雄大な姿を
見ることができる絶景地




でもね 今日はガス




多量の雨ではないものの、木々から落ちる雨で
カッパは一日脱げそうもない
(ふぇ~ん)


ブナ林を登りきるとシャクナゲ平に到着




ようやく ひとしさんも元気になり ザックは再び 
ひとしさんの背中におんぶすることに
(あは。)




じゃじゃぁ~ん
本日の 山モデル登場 

どでかいカエルくん



ノソノソと登山道を這いまわっている所を 
ちがこさんにつかまった
(ちがこさんにつかまるなんて よっぽど鈍いひと)

う~ん
実に立派♪




こんな可愛い子もいたよ




もちが壁を通過する
このコースで一番危険とされる場所であ~る
(うりゃ)




狭い急斜面、階段あり、鎖場ありと雨の日は
滑りやすく危険なのだ
三点確保で登っていく

ハァ ハァ ハァ




樹林帯も終わり いよいよ笹の稜線に
小さなピークが見える きっと山頂は
あの奥に違いない
(よっしゃ)




雨とガスは益々ひどくなり 
おまけに風も強くなった

白神山の時よりマシか・・・




ぐぇぇぇぇ。。。



山頂に到着




小広い山頂には立派な山頂標識、方位版がある


山頂標識は平成24年の5月に新しく
立てられたんだって 書いてあるよ
それにしても立派な方位版


妙に感心する ちがこさん





その横には無残に壊れた祠?


あららん?
修復の材料が積んであるから 
まだ再建中ってとこかな?


*一ヶ月ほど前に落雷で壊れたそうです




景色を眺めよう
予想はしてたけど ガス 




寒さに凍えて リンドウも
硬くツボミを閉じたまま
気温10度
(はぁ。。。)





景色は拝めなかったけど 山頂には天気がよければ
白山がこのように見える という看板もある




まぁ よしとせねばね
今度は雪の荒島岳を目指そう
(そう! そう!)




下山開始


あれ?
ひとちがさん?



おや 知り合いか?

ご夫婦で登ってきたのは 富士山の常連さん 
名古屋さんであった
名古屋さんとお会いするのは3度目
(ありゃま)



福井県の雨の山ん中で 知り合いに会うとは
思ってもみなかった
(ホント ホント)



滑りやすい登山道を慎重に下っていく
名古屋さんの奥さんのお尻を見て安心した 

すっ転ぶのは 
ちがこさんだけぢゃない

(うはははは!)



途中 たくさんの登山者? 休憩中
手にはカマ

登山者ではなく 山を愛する里の人たちであ~る
ヤブ払いをしてくれているのだ


ご苦労さまです 


ここのブナ林はステキですね
すっごくいい♪



そうかい、まだこの辺りのブナは若いから綺麗だろ
曲がっているのは雪の重みで あんな形に
なっちゃうんだよ



変形したブナが多い理由がわかった




スキー場まで下ると 雨上がりの登山道の脇には 
たくさんの秋の花たちが咲いている
(よいですなぁー)

  

  

あれぇー
牛がいるよ?




ノソノソと黒い顔をした牛がゲレンデを横断していた



違いますよ
オオカミじゃないかな?




いや もしかするとハイエナかも





ひとしさん、そんなわけないじゃん 
ここサバンナじゃないんだから



そこにいたのは カモシカくん



こんな里の近くにもいるんだね 


ゆっくりカモシカが去っていく 
牛ぢゃなかった
(あは。)




今回は展望もへったくりもなかったけど 
きれいなブナ林を見ることができたよ

そしてもうひとつ収穫が

山の中で少しだけ 粘土をいただいてきた
ちがこさんの工作の材料
できあがったら また紹介するね




ひとしさんのお母さんから下山後電話があった


昨日の夜は雨がひどかったから
九頭竜ダムに車ごと流されたんじゃないかと
お父さん、心配してたよ



大丈夫!
ちゃぁ~んと生きてるから

うはは!




帰りの立ち寄り湯は こちら


お肌がツルツル、気持ちいい温泉だよぉ~っ♪


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