2013 初秋の山旅♪ Ⅰ

ひとちが

2013年09月03日 12:22

2013/8/30~9/1

とりあえず 行ってはみたものの・・・
蔵王山
(蔵王連邦エリア)

全山行 377回



蔵王山(熊野岳)の情報はこちら
蔵王山(刈田岳)の情報はこちら


天気 暴風雨


〈コース〉自宅(29日夜12:00)-蔵王寺-山頂終点(6:30-7:30)-宿-
古賀政男の碑-山頂終点-不動の滝-滝見台-宿(1:00)






初日敗退の記録・・・

これがホントの ザー王







パートⅠ



 夏休みも終盤 最後の週末 


暑い夏を エアコンなしのケチケチ生活で
ややへたばり気味の すえちせを連れて
東北の山旅に出かけることにした
(うは うは)


今回の目的は?


もちろ~ん 来年の年賀状を飾る
かっちょいい すえちせ 
カメラに収めるため



どうせ 登るんなら 
百名山 

ちせこさん いつもながらに見栄っ張り



しかぁ~し 問題がある

年と共に体力低下
大変な山は登れない
 



近くの簡単に登れる百名山は
すでに登りつくしてしまった


そこで ひとちがが目をつけたが
東北に位置する 蔵王連峰 


山頂の駐車場まで 車でピュっと行け
往復2時間程度 がんばれば 
最高峰 熊野岳 に登ることができる
(すごいじゃん)


登らない手はない 


夏場なら ゆるやかに続く稜線を
花を見ながら楽しむことができる観光山
(よいですなぁー)





蔵王に向けて スタート 


赤い鳥居の下をくぐり
車は 蔵王エコーラインに入った
(よっしゃ)



最初に立ち寄ったのは 
エコーライン沿いにある 蔵王寺 


麓はまずまずの天気だったのに
黒い雲が怪しく 風が道路周辺の木々を
大きく揺らしている


寺の前に降り立ったものの
あまりの風の強さで車のドアが開かない始末


ひゃぁーっ 



お参りどころの騒ぎぢゃない 



冬場は閉まるゲートを三つほど越えて
ウネウネと標高を上げて車は進む


本来なら素晴らしい景色を眺めながら
進んで行くはずが ガスで真っ白 
何にも見えない
(きゃぁーっ)


料金所手前までくると 視界は10mもなく
風に加えて叩きつけるような雨まで降ってきた
(げっ)


どうすりゃいいの? 



おかしいなー
天気予報じゃ 今日は雲の予報
こんなはずじゃなかったのに



山の天気ですからねぇー
仕方ないですよ



想定外の事態発生 




駐車場に到着
広い駐車場に車は一台もいない
(あわわ)


シーン


賑やかな観光山の駐車場とは思えないような
静まり返ったスペース



叩きつける雨と 荒れ狂う風が車を揺らす


ぶぉん ぶぉん
ザ ザァー




どうしよう?


どうします?


こんな場合でも ひとちがだけなら登る 


しかぁーし 今日は後部座席に
ふがふがと居眠りしている年寄が2名


無謀な山歩きをするわけにはいかない
(そう そう)


ちょっと車で待機しますか


ここまで 運転しっぱなしの ひとしさん
ふがふがと居眠りをする すえちせに右に倣い 
休憩を兼ねて風雨が治まるのを待つことにした
(あはは。。。)


Zzzz 



風雨は治まるどころか
益々ひどくなる一方


どどどどど
ザー ザー



ダメだ こりゃ


せっかくここまで来たものの
これ以上待っても登れる見込みもない
(はぁ。。。)


かといって こんな天気じゃ観光もできないし 
観光する場所も特にない


どうしよう?


どうします?


今夜宿泊する宿に電話し 無理を承知で 
早朝から宿に入ることができるか交渉


どうぞ
お客さん少ないのでいらしてください


気持ちよく宿のご主人が対応してくれた


あ゛―
よかった
 




エコーラインを40分ほど下った場所にある
蔵王・青根温泉 にある宿に到着



青根温泉に宿は何軒かあるものの
周辺はひなびていて とても静か


憎らしいことに宿まで下ると
天気は回復 空は青い
(ぶぅ。。。)


部屋に通され荷物は置いたものの
このまま温泉に入ってしまえば
二度と外に出るのはイヤになるはず


そわそわと 落ち着きのない
ひとちが一行


どうする?


どうします?


悩んだ末 再び蔵王の山頂に向かうことに
(あはは。)





青根温泉 唯一の観光スポット
古賀政男先生の歌碑



遠征するたび見つけた歌碑を
楽しみにしてきた ちせこさん


寄らない手はない 


さっそく紅葉台とよばれる展望地の近くにある
歌碑まで車で移動


整備された敷地には 何やら工事している人が
数人いるものの観光客はいない


満開のコバギボウシが薄紫の花を
敷群れを成して咲いていた



古賀政男先生の有名な曲といえば
もちろん この曲 影を慕いて



立派な歌碑の横には 詩碑もある




詩碑の前に このような物


なんだろ これ?



じっと見ていると
工事の人が教えてくれた


この上に乗ると 本来は曲のメロディーが
流れるんですよ
壊れちゃって 今修復してる所なんです



ふーん 
そりゃ残念



地中に機械が埋め込まれているので5年もすると
壊れて修復しないとダメなんだとか・・・


敷地には 古賀先生の自宅の庭に置かれていたものを
譲りうけ 数点展示してある


こんなものや


全長2mはある 大タヌキ


こんなもの



紅葉台からは 蔵王が見渡せるそうだが 
震災で崩れてしまい 立ち入り禁止 
(はぁ。)



エコーラインを 車でのぼっていく



早朝よりは まだマシかと思った



なんか また白くなってきたような



東北まで来たんだから
できれば登りたい



ゲートを通過するごとに周辺は白くなり
視界が悪く 風雨が激しくなってきた
(げっ)


料金所を通過し 山頂終点まできたものの
状況は変わることなく 車から降りることさえできない
(きゃぁー やっぱり)



仕方がないので 再び宿に戻ることにした


それでもせめて滝だけでも見ましょうと
エコーライン沿いにある不動尊に ちょっと寄り道





カッパを着て滝の展望台まで降りてみる



おっ!
見えた 見えた
 



ズーム



少し下って滝見台
ここからも不動滝が見える


三階の滝は むかし カニとウナギが
住処をめぐり激しい戦いをした場所なんだって



ズーム



宿に到着



ひとちが一行がお世話になった宿はこちら
蔵王・青根温泉 山のめぐみ とだ家


泉質:アルカリ性単純泉(透明)


露天風呂からは 花房山・川音山が見えます



今日は待機日になっちゃったけど
また明日 がんばろ!




美味しい山の料理を食べて
初日は待機日
温泉三昧の ひとちが一行でありました

 

 おまけ 


宮城県のキャラクター

おむすび丸


そして川崎町のキャラクター

チョコえもん


 パートⅡはこちら 
 パートⅢはこちら 
 パートⅣはこちら 


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