2010/02/13
浅間山/黒斑山
全山行 167回
百名山 32座
標高 黒班山 2424m
天気 ガス
山行時間 5時間45分
距離 8.50km
〈コース〉自宅(3:00)-高峰高原ホテル駐車場(7:10-7:45)-中コース-分岐(9:45)-トーミの頭(10:00)-黒斑山(10:30-11:20)-トーミの頭(11:50)-分岐(12:10)-表コース-高峰高原ホテル駐車場(1:30)
樹氷パラダイス♪
展望なしでも満足度100%のゴキゲン山行!!
さすが 雪山の百名山!
地獄を見た山行から数ヶ月・・・
http://hitochiga.naturum.ne.jp/e825195.html
またもや やってきました浅間山
本日わぁー、地獄を覗きに来たわけじゃありませんよぉー(うひひひ)
ひとちがの お目当ては 真っ白い浅間山を黒班山から眺めることでぇ~す♪
ってなわけで、前回同様 高峰高原ホテルの駐車場に車を停め いざ 登山口よりスタート
って・・・
またもや お天気は芳しくなく怪しい・・・(はぁ、、、)
予報によれば 雨は降ることは なさそうだけど ホワイトアウトしたらどうしよう?
んがぁー!!
そんなことで くじける ひとちがじゃぁりません
超サブサブの中、元気に出発だぁー♪(うりゃぁ!)
へっ?
どこから登るわけ?
道路を隔てた登山口、雪で埋まり いったいどこから登ったらいいのか?
ええい!
どこでもいいんじゃ 登れれば!!
(そうだ! そうだ!!)
なんとか 山の神さまの祠の前に出た
よっしゃ
今度こそ 出発~♪(いっくよぉー!)
雪のない時期とは違う山道、すでに
樹氷一色であ~る。
トレースもあるし、それほど雪も深くなく 快調な出だし。(うしししし)
表コースから山頂を目指す。
最初のポイントは 車坂山を越えた場所にあるシェルターだ。
天気がよければ 展望のよいコース、しっかし本日は ガスっている
「トレースも赤テープも バッチリだから迷うこともないから スノーシューで のんびり樹氷見物だぁー」
あっちを キョロキョロ こっちを キョロキョロと ちがこさんは忙しい・・・
もちろん ひとしさんも 撮影に忙しいのであ~る。
ところが・・・
一つ目の山を越え、下った場所は 広かった。(げっ。)
広かったのが問題じゃない、風でトレースが消えかかっている・・・
?
うっすらと残っているトレースを頼りに進む ひとちが。
トレースから外れると どぼっと埋まりマス・・・
「あれぇー? トレースがなくなった。間違ってるみたいだよぉー・・・」
ウロウロすること30分、登ったり下ったりしながら ようやくトレース発見!(ほっ)
赤テープもついてるから間違えないでしょ
よっしゃ!
進めぇー!!
ところが ところが・・・
歩けど 歩けど 最初のポイントのシェルターがない
なぜだか 樹林帯をひたすら登っているような・・・
「これって もしかして中コースじゃないですか?」
最初に道間違えに 気づいたのは ひとしさんだった。
そうなんです・・・
表コースを歩いているつもりが いつの間にか 中コースに移動しちゃったみたいで 雪深い中コースを スノーシューで必死に登る ひとちが。
救いは 樹氷が綺麗なこと
ひとしさんの予想通り 樹林帯が終わると いきなりトーミの頭の手前分岐に 出ちゃいました・・・(あらら、、、)
ははは・・・
いつものことながら ひとちがの道間違え
あ~あ、遭難しなくて本当によかったぁ
ここからはガレ場の急登、アイゼンに変え トーミの頭まで ウガウガ登る。
本来ならぁー、前掛山や 蛇骨岳、仙人岳の絶景ポイントなのに ガスで何も見えましぇん・・・(涙。)
ちょびっと がっかりしている ちがこさん。
「何かいます・・・」
後ろを歩く ひとしさんの声で 我に返った ちがこさん。
「どこ?」
山の急斜面に じっと こちらの様子を伺っていたのは なんと 小さな角の生えた
♂のカモシカ!
にらみ合いは続く・・・
「ヒューン!」
ちがこさんが叫ぶ
鹿が鳴く声をまねしたら カモシカが こちらにくるかと思ったからだ
「ヒューン!」
もう一度叫んでみた
カモシカは ピクピクと耳を動かすが 仲間ではないことはわかっているらしい・・・
ちがこさんの変な声に 警戒していることには違いないようであ~る。
にらみ合いは続く・・・
いいかげん止まっていることに飽きてきた。(ぶぅ。)
怖いもの知らずのちがこさん、山の斜面を下り近づこうとすると カモシカはゆっくり ひとちがにお尻をむけ、林の中に消えた。(ひとしさんは 草すべりの急坂を ちがこさんが滑落するんじゃないかと ヒヤヒヤしていたようです)
ちがこさんが むちゃくちゃなことするのはいつものことですが・・・
ちょっと得したような気分の ひとちが。
森林限界を超えた岩場でもあるこの場所の樹氷は 更にスゴイことになっている
浅間山のライブ放送のためのカメラを設置してある中継塔も 樹氷で凍りつき 風と寒さを物語っているようだ
先を急ぐ
尾根の 化け物のような樹氷がついた木々の間を進み ようやく黒斑山の山頂へ~♪
展望なし(うへ)
山頂表示板も 雪に埋まり大変なことにぃー・・・
それでも 風がないので 寒くても ランチをゆっくりと楽しむことができた
ん?
ひとちがが退散するころになると 次から次へと登山者がやってきた。
さすが 百名山は違いますな、こんなお天気でも登山者は たくさんだもんねぇー
満員御礼になるつつある山頂に別れを告げ下山開始。
尾根の樹林帯は ひえひえで まるで冷凍庫の中にいるようであ~る。
ひとしさんも凍りつく
サブくても 樹氷はその分 綺麗だけどね♪
再びトーミの頭へ・・・
角度を変えると こんなスゴイ写真になる!
トーミの頭を下り、分岐から 今度こそ表コースへ・・・
「予定とは違う 逆周りコースになっちゃったけど サラサラのパウダースノーの スノーシューハイクは最高だねぇー ひとしさん」
森林の中には たくさんの 雪ウサギの足跡が・・・
相変わらずガスってる・・・
最初のポイントだったシェルターも確認、白いカマボコになったいたよ
美しい樹氷の林は続く・・・
わぁ~ぉ♪
最高じゃん!
道間違えした場所を確認、なんのことはない 迷った手前で すでに道を間違えていることがわかった
ちょっとしたことで 雪山は迷っちゃうもんですなぁ~・・・(そう、そう!)
最後の登りを ウガウガ登り 楽しいスノーシューハイクも終了!
ひとちがとすれ違う スノーシュー軍団を眺めながら 登山口に到着。
素晴らしい樹氷の雪山 浅間山♪
今度は展望のよい晴れた日に登ってみたいもんであ~る
今夜のお楽しみは 高峰温泉のランプの宿に バレンタイン山行ということで洒落こもう
(わくわく)
次回は お宿の様子だよん♪
その日の宿のようす
翌日の山歩きはこちら