2010/06/06
大源太山
全山行 183回
百名山 36座
谷川岳を飛び越えろ!! ひとちがジャンプ 大成功♪
前日の山歩きはこちら
標高 大源太山 1598m
天気 ピーカン晴れ
山行時間 6時間
距離 8.00km
〈コース〉林道終点駐車場(5:20)-山頂(8:10-9:00)-林道終点駐車場(11:20)
上信越のマッターホルンの異名を持つ大源太山。
さすが人気のお山、登山者でいっぱいだ!
お天気最高 山頂は素晴らしい景色が待っていた!!
大源太キャニオンを横に 苗場山から移動、10台ほどしか駐車できない駐車場で車中泊
早朝4時には鳥の鳴き声で目覚めた ひとちが
「わぁーぉ すごい いい天気ぃー♪」
車から出ると 昨日の天気とは 全く違うピーカン晴れ
(ラッキー)
のんびりしてる場合じゃない
ささっと車の中を片付け 早々に出発。
支度をしている間にも すでに続々と車がやってくる。
なだらかな杉林の道、そして橋を渡る。
周遊コースの分岐を横目に進む。
(いいぞ! いいぞ!)
げっ、、、
ロープがかけられた 渡渉の石飛場
雪解け水で増水してるじゃん
(うひょぉー)
大きな石から 次の石には到底 飛びつけない距離、かといって足場になるような ほどよい石も見当たらず さっそくピンチの ひとちが
って ピンチは ちがこさんだけのようです
(あは。。。)
ひとしさんは身軽に ひょいひょいと川を渡りきり、とりのこされた ちがこさんは右往左往して一歩がでない。
んがぁーーーーーっ、、、
「消防士みたいに ロープの上を這おうかな・・・」
真剣に ちがこさんは考えた
とんでもないといった顔で ひとしさんが笑う
「ちがこさんがロープに吊る下がったら 間違いなく水没しますよ」
はい、その通り、がんばって渡るっきゃありませんな・・・
でも 山行最初に 川に足をつっこみたくないしぃー、増して転んだらどうすんのさぁー
ひとしさんに目で合図、手ごろな石で足場を作ってくれるように頼んでみた。
(よい考えですな)
ところがぁー・・・
ドボン!
ひとしさんの投げた石は 水流に負け押し流され 全く役に立たない
ドボン!
は いいのだが、跳ね上がった水で ちがこさんは びしょ濡れであ~る
うぎゃぁー!!
な、なんてこと すんのさぁー!!
「ごめん、ごめん」
苦笑いの ひとしさん。
仕方ない、行くっきゃありませんな。。。
恐る恐る 不安定な石に足をかけ なんとか渡りきった
(ほっ)
そこから先は急登が続く、ほぼ直登の険しい道が続いている
木の根っこが じゃまっけだ
要所要所に ロープが垂れ下がり 登りはともかく 下りには絶対に必要になること間違いなし!
うが うが うが うが うが・・・
結構大変 喉渇いた・・・
ゴクゴク・・・
あーーーっ♪
蝉が死んでるぅー
ヒグラシだ。
もう?
そうなんです・・・
昨日の苗場山は 春山でも残雪が多く お世辞にも春らしさは感じられなかったのに、ここのお山は違う!
ムシムシ あぢぃーわけで ヒグラシがやかましく鳴いているわけで
登りは汗だくだく・・・
なんてこったい
登山道を飾るのは イワカガミの群落。
(きゃぁーっ♪)
なんとも可愛らしい花だから ちがこさんは大好きであ~る
ようやく急登が終わり尾根に出た。
(よっしゃ)
樹林帯から抜ければ展望バツグン♪
振り返れば 昨日山行した苗場山、湯沢の町が綺麗だ。
うっへぇーっ!
なんのことない雪の春山じゃん、昨日は雨とガスで山の状態を下から観察することができなかったけど こんなに雪があるんじゃ 木道の苗田は拝めなかったわけだぁー
ちがこさん 変に納得・・・
滑りやすい蛇紋岩が所々に顔を出している。
山行日を間違え 昨日だったら雨とガス、悲惨な山歩きになっていたに違いない・・・
お蔭様で 本日は素晴らしくいい天気なわけで 多少危ない細尾根だって へっちゃら へっちゃら!!
(うへへへへ。。。)
お! お! お!
あれに見えるが
上信越の
マッターホルンですかぁー
聳え立つ山容は なかなかのもんであ~る
よぉーし、登りますかぁー
気合が入る。
鎖場を よっこらしょと登り ようやく山頂に到着♪
ふへぇぇぇぇーーーーっ・・・
なんて素晴らしい景色・・・・・
そこは 谷川岳方面、苗場山、平標山、朝日岳方面を一望できる 素晴らしい360度の大パノラマ
地図を広げて 山を確認しよう
山頂は ひとちがが独占だ
腹ペコになったお腹を おむすびで満たす。
「久しぶりに ひとちがジャンプといきますかぁー」
せーの!
ひとちがジャーーーンプ!!
山頂標識の横で大ジャンプ
去年の秋に山行した 谷川岳を飛び越える
(イエーっ)
超ゴキゲン♪
ずっと眺めていたい景色を 後ろ髪引かれる思いで別れを告げ、帰えることに。
ここからが勝負であ~る
(ふむ ふむ・・・)
なんせ急登をきたわけだから 帰りは急な下りになるわけで・・・
ロープ ロープ!
慎重に足場を確かめながら ゆっくり下山開始。
と・・・・
これから山頂に向かうたくさんの登山者たちとすれ違った。
20名以上はいたであろう 大パーティー、少しはなれて 置いてきぼりをくらった おばあちゃん発見
尾根を下ったあたりであ~る。
「みんなに悪くてね、先に行ってもらったんだよ・・・」
悲しそうに話したわけじゃぁない。
ちせこさんばりの お話好きのおばあちゃんだったから
(だはははは・・・)
延々と話は続き・・・
と、止まらない、、、
なかなか下山できない ひとちががいた
続いて山男二人組み。
「下にあと一人バテてますよ。」
難関の急登の下で 置いてきぼりをくらった山男発見
(いた いた!)
「昨日 酒のみすぎてバテバテ・・・」
ははははは。。。
世の中には いろんな人がいるもんであ~る。
ようやく終盤
で、でたぁー・・・
渡渉の石飛場だぁー
またですかいな・・・・
帰りは ひるまずロープを ひっつかみ前に進む ちがこさん
川に落ちなくてよかったじゃん!
(そう! そう!)
駐車場はすでに満車、ひとちがが出発することにも 次々と車がやってきた。
(ぶったまげ! さすが人気のお山)
上信越のお山はいいね♪
今度は どこに行こうか ひとしさん
トンネルを抜けると雪国だった・・・
それは ちょっと前のこと。
今は 春と夏が入り乱れた なんとも楽しい季節だよ