無敵の岩峰!!

ひとちが

2010年07月14日 21:41

2010/07/10
八海山

全山行 186回
百名山 37座





標高 薬師岳 1653.8m 大日岳 1720m
天気 ガス
山行時間 7時間
距離 12km


〈コース〉自宅(2:50)-八海山ロープウェイ・山麓駅(7:00-8:00)-山頂駅(8:10)-展望台(8:20)-四合半出合(8:45)-女人堂(9:30-9:40)-薬師岳(10:30)-千本檜小屋(10:35)-地蔵岳(11:00-11:10)-不動岳-七曜岳-白河岳-釈迦岳-魔利支岳-剣が峰-大日岳-(11:50-12:15)-迂回路-千本檜小屋(1:10)-女人堂(2:00)-山麓駅(3:10)



ガスの中・・・
見上げると そそり立った岩峰には 長く鎖が伸びている・・・
ほとんど垂直に等しい岩登り、鎖だけが頼り 手を離せば 切れ落ちている左右の尾根から転落するのみであ~る。
ガスで濡れた岩肌は滑りやすく 足場を探すのも慎重極まりない!
久しぶりに ひとしさんの緊張と恐怖を感じた時にでる
 オエェーーーっ 
が始まった。
ひとちが 大ぴ~~~~んち!!





前日は豪雨、お天気がよさ気なのは 新潟だけじゃん
ちがこさんは ギリギリまで天気予報と にらめっこ。
ふんじゃぁ、またもや新潟方面に行っちゃいますかぁー
(またかいな)

ってなわけで、真夜中 車をブンブンぶっ飛ばす ひとしさん。
目的地は 昨年 NHKの大河ドラマ「天地人」の撮影が行われたことでも有名な 越後三山のひとつ、八海山であ~る。
(ふぅ~ん)

ドラマのオープニングに地蔵岳に立つ 直江兼続のかっちょよかったこと
皆様の記憶にも新しいはず・・・
もちろぉ~ん ひとちがだって憧れちゃったもんねぇー

行くっきゃない
(始まっちゃいました)
高速から見える 昇り始めた朝日は ひとちがをやる気マンマンにさせる。



朝一番のロープウェイの駐車場、8:00出発の便に乗るために 次々と登山者が車でやってくる。
(スゴ)
見上げた八海山は ガスガスで 山容を拝むことすらできない状態であ~る
(がびぃ~ん)

「雨あがって 太陽が出るっていったのにぃー ぜんぜんダメじゃん・・・」
予報と違う天気に ちがこさんは ぶぅたれる

それでも始発のゴンドラは 天気とは関係なく満員御礼、山頂駅のガスに向って ぐんぐん標高を上げていく。
チケット売り場では 大日岳-入道岳の山道が崩れたため通行止めだと言われた
(がちょびぃ~~~ん)

三角点のある 入道岳まで 時間ギリギリひっぱって 帰りは ロープウェイの最終便に合うように計算していた ちがこさんとしては真に残念なこと、しっかし 通行止めなんじゃ仕方ないもん。
(はぁぁぁ。。。)

ガスガスの中、景色の見えない展望台経由で女人堂に向おう
(よっしゃ)



山靴2号、初めてのデビュー戦は ぬかぬか、どろどろの登山道。
せっかくの ぴかぴかの山靴も あっという間に泥だらけ。
(あ~あ)



あはははは・・・
どうせ汚くなるんだから仕方ないよね・・・
ひとちが諦めて笑うしかない。

池ノ峰近くには 小さな池があった。

なに なに?
「モリアオガエルの生息地、おまけに ちがこんさんの大好きな モウセンゴケがいるとな・・・」
(うほほ!)

さっそく探してみた。
池には おたまじゃくしが うじゃうじゃいた
コロコロと心地よい鳴き声で モリアオガエルは歌っている・・・
が・・・
モウセンゴケの姿がない



「いないねぇー」
先を急ごう

登山道の脇には ギンリョウソウが 白く透き通った頭をもちあげ こんにちわ♪
このブキミな姿が ちがこさんは好きだ



 

女人堂に到着。
無人小屋であ~る。
すでに小屋の前には たくさんの登山者が座り込み ひとちがが休憩できるような場所なない。

 

最初の長い鎖場、狭くすれ違うのも大変だし、順番を待ちクリアする。



登りきると 薬師岳にポンと出た。
(やったね)



ここからは千本檜小屋の前を通過し、地蔵岳に向う。
ここの小屋も同じく 登山者であふれかえっていた。

ふぇぇぇぇーーーっ
先に進むっきゃないじゃん!!


山の尾根を巻くように 急斜面に取り付けたれた鎖。



なかなかスリル満点だ。
そして地蔵岳にぃー♪
(わぁ~ぉ♪)

有名な 直江兼続の撮影ポイントでかっちょよくキメよう
(イエーっ)



あは。。。
ガスで展望なくて 迫力ないじゃん!
(ぶぅ。)

ここからは・・・
八ツ峰の険しい岩峰の連続。
鎖を使い 登ったり下りたりであ~る。



天気が悪いのがよかったのか 切れ落ちた岩峰の尾根と 15mはあると思われる登りと下りの 超恐ろしい光景は晴天よりは半減しているのには間違いない


 
ガスで滑りやすくなっている岩肌に 足場を慎重に決め、意地でも放してはならぬ鎖を むんずとひっつかみ先頭を行く ちがこさん
思わず緊張で息が荒くなる・・・

 

と・・・

おえぇぇぇぇーーーーっ


あっ、、、
始まっちゃいました ひとしさんの 恐怖と緊張時に出る症状が

はいはい・・・
こんなことで諦めたりしませんよ
(うはははは!)



七曜岳をクリア、白河岳に到着。
まだ半分にも到達できていない・・・



腕は つかんで放さない鎖のおかげで すでに痛くなり始めている。
(ふんがぁー)

それでも鎖場は続く・・・
ここで気づいたこと。
登山者が少ない。

へっ?
なんでだろ?

不思議に思いながらも先に進む。
(後にわかったことですが、ガイドブックには 「上級者向き」 と記されてありました)



魔利支岳をどうにか越えた。
(いいぞ! いいぞ! 順調だぁ)



大日岳からピストンで岩を這い登ってきた登山者とすれ違う。

「この先はどんな感じですか?」
不安げに ひとしさんが尋ねた。

「そうですね・・・かなり険しいです」
そう答えた登山者の腕には すり傷が・・・

あ゛―――――っ
そ、そんなに険しいんですかぁー・・・
恐ろしや 恐ろしや・・・・

続いて おじちゃん二人組み。
登りきった岩で ちょいと ほっとしたのか 狭い切れ落ちた尾根で よろけて転落寸前

ひょぇぇぇーーーっ
あ、危ないじゃん!!


ヒヤヒヤの ひとちが。
(見ている方が怖くなっちゃいますな)

そして蒼白になりながら 岩を這い登ってきた おばちゃん。

「高所恐怖症なんです・・・もう 死にそう、、、」

あはははは・・・
いろんな人がいるもんです

 

最後の大きな岩を這い登る。



やったぁー
大日岳の山頂であ~る



派手さはないけど 小さなおじいちゃんの仏様が ひとちがを歓迎してくれる。
天気は相変わらすガスガスで 展望もへったくりもないけど よくがんばってここまできたもんだ!
(んだ んだ)

通行止めになっている 入道岳方面を歩く登山者発見!
大丈夫かなぁー?



ちょいと心配しながら ランチのおむすびを パクパク食べる。

腹いっぺぇー♪
緊張の連続で お腹がすいたことも忘れていた ひとちがであ~る。

帰りは 迂回路を歩く。



迂回路といっても 山の斜面を巻くように取り付けられた鎖場が数箇所、なかなかスリルのある面白いコースだった。
小さな 日と月の池には おたまじゃくしがやっぱりいたよ



  

  

ロープウェイの山頂駅に着くころに ようやく晴れ間が出てきた。



下界は きっと天気いいよね。
次回は すっきり晴れた日に もう一度同じ道を歩いてみたい。
ドキドキの連続、すっごく面白いお山だったもんね♪

ここで
ひとちがが見つけた お山の巨大生物


ペットボットルサイズの大ナメクジ


今夜は またもや車中泊。
六日町の市役所に車を駐車、テッテコ歩いて向った先は 中央温泉であ~る。

 

入浴料250円
ってのが嬉しいじゃん!

 

昔ながらの番台さんの お姉さんもイキであ~る。
すっきり さっぱり 気分は最高

さぁ~てと 宿泊地に向おう!
どこに泊ったのかは 次回のお楽しみ♪
(うひ)


翌日の山歩きはこちら


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