2010/06/13
白い花の季節♪
前日の山歩きはこちら
天気 晴れ
距離 15.7km
〈コース〉武尊牧場駐車場(5:30)-三合平(6:30)-東俣駐車場(7:00)-三合平(7:15)-武尊牧場駐車場(8:30)
吹割の滝(ハイキングコース 10:00-11:00)
先週わぁー、 上信越のマッターホルンとグランドキャニオン。
今週わぁー、 東洋のナイアガラだぞぉーーーーっ!
さ~てと、ひとちがが 車中泊した場所は?
なんと 武尊山の登山口でもある 武尊牧場でありまぁ~す♪
(へぇーっ)
スキー場でもある牧場、リフトで三合平まであがると キャンプ場があり、この時期は レンゲツツジの見物客で賑わう春山ってことなのだが・・・
それは昼間のこと、夜ともなれば静かなもんであ~る
広い駐車場には トイレもあるから 安心、安心・・・
(うしししし、、、)
ぐっすり眠る予定が、今夜は 蒸し暑くて眠れない
ぐげぇーーーーーっ↓
あぢぃーーーーっ!!
虫が入るからと 車の窓を開けてもらえず 車中泊、地獄の暑さに 怒り狂う ちがこさん
ひとしさんに ぶぅぶぅ文句をたれながら朝がきた
ひとしさんは 朝から涼しい顔であ~る
車の中でもたもたしている ちがこさんを 放っぽろかして元気に 車の前でラジオ体操、まずまずのお天気にゴキゲンだ。
(あれま)
まあ、よしとしましょう・・・
本日わぁー、登山口の入り口の 三合平のキャンプ場まで ハイキングしよう
一般的には リフトを使うようだけど 早朝のため もちろぉ~んリフトは動いていない。
っていうか ケチな ひとちががリフト使うわけないじゃんねぇー・・・
(うはははは!!)
さっそく牧場から出発♪
標識に従い、牧場中を歩いたり 舗装路だって歩く
道路わきには 白い花が満開だ
きっもちいい♪
とっとこ歩く。
色々な花が ひとちがを出迎えてくれた。
(写真撮影のため ちっとも先に進みません)
?何かが鳴いている?
小さな子犬の声に似ているけど 一匹じゃない、それも道路わきの 黒い筒の中から声がする・・・
?
ちがこさん、黒い筒を コンコンつっついてみた
中の住人は平気なようであ~る
「きっとカエルですよ・・・」
ひとしさんも珍しそうに しばらく耳をかたむけている。
はい、はい
先は長いんだから どんどん進んで 進んで
そうでしたな
緑豊かな春の牧場、牧場なのに牛がいない
武尊山がよく見える・・・
去年の秋に登ったときは どろんこぼっこの雨降り山行、反対側の登山口とはエラク違う雰囲気だねぇー
花の数が益々増えてきた
(うひひひひ!)
虫たちだって負けていませんよぉー
三合平に到着
キャンパーが 早朝のお山ライフを楽しんでいる・・・
東俣駐車場まで下ってみた。
ここにも やっぱりたくさんの花がぁー・・・
(わぁ~ぉ♪)
本当わぁー、駐車場からその先の ミニ尾瀬と呼ばれている湿原まで行きたかった ひとちが
時間の都合で断念、三合平まで戻ることにぃー
(残念・・・)
とりあえず 三合平を楽しもう。
ステキな緑の森、満開のレンゲツツジ♪
と 洒落こみたかったが、まだツツジは咲いていない
花芽もほとんどついていない丸坊主・・・
(うへ)
がぁーん↓
ちょびっとだけ咲いていた花で がまんするっきゃない!
武尊山の登山口を通過、三合平を一周して帰ろう♪
帰路、交通事故に遭遇・・・
「ちがこさん、紐みたいなものがぁー・・・」
ひとしさんの声に よくよく道路を見ると・・・
茶色い紐が落ちていた
?
紐じゃない! ヘビであ~る
可哀相に リフト関係者の送迎車に 無残に頭だけひかれた ヘビが丸まっていた。
瀕死の状態だ
か、可哀相じゃん・・・
ちがこさんは ヘビが好きだ
ひとしさんは 苦手だけど こんな緊急事態、どうすればいいのかわかっている。
放置すれば 再び車にひかれて
ペッチャンコになっちゃうもんねぇー。
(そう! そう!!)
「頭をひかれて動けなくなってるけど 生きてるよぉー、グローブもストックもないけど
なんとか草むらにうつしてあげなきゃ・・・」
「そうだね・・・」
離れて おっかなびっくり ちがこさんの様子を伺う ひとしさん。
迷うことなく ちがこさんは ヘビを素手でつかむ。
(そぉーれ)
ぐにゃり ぐにゃり
と ヘビは体をよじらる。
「ありがとう・・・」
ヘビが嬉しそうに言った
いいことをした・・・
きっと ヘビは きっとどこかで ひとちがに恩返ししてくれるに違いない!
三時間余り 武尊山の麓でハイキングを楽しんだ後、昨日 山小やさんの店長さんが紹介してくれた 吹割の滝にある 展望台 見晴茶屋に車で向うことにぃー♪
(よっしゃ)
店長さん曰く、
茶屋の おばちゃんは 「土産を買えば駐車料金払わなくてもいいから。」なんて言わないし 駐車料金は無料だよ。
無料と聞けば 多少遠かろうが 歩こうがかまわない ひとちがのこと。
行かない手はない。
(うはは!)
120号をぶっ飛ばそう
道沿いの里山は 白い花をつけた木で霞んでいるように見えた。
「ひとしさん、あの白い花の木は 何だろう」
ひとちがにわかるわけないか・・・
無料の足湯がある 地元野菜の販売所
尾瀬市場 で野菜を買って 坂の上にある 見晴茶屋に到着♪
(うひ♪)
おばちゃんがでてきた。
「こんにちわぁー♪ 山小やの店長さんから 紹介してもらってきました」
おもいっきり笑顔で話す ちがこさん。
「まあ、まあ、お茶でも飲んでいくといいよ。」
そう言って 茶屋のおばちゃんは お手製の ゼンマイの煮物とお茶を用意してくれた。
(うれピー♪)
その美味しいこと
茶屋では もちろん土産もおいてはあるが 隅っこにある小さな冷蔵ケースに おばちゃんの手製の 山の季節のお惣菜が たくさん並んでいる。
「おばちゃん、このゼンマイの煮物が欲しいよぉー」
売り物じゃないのに 欲しがる ちがこさん。
(ずーずーしい ちがこさん)
たくさん楽しい話を聞かせてくれた後、無理言って詰めてもらった ゼンマイの煮物。
山椒の塩漬けや 行者ニンニク、キャラブキと共に ひとちがの保冷ボックスの中に収まったよ♪
(でへ♪)
見晴茶屋からは 吹割の滝を上から観察することができる。
おおおーーーっ!
なかなかのもんじゃん!!
ここでしか見ることのできない景色であ~る。
「ねぇ おばちゃん、そこらじゅうに うじゃうじゃ生えてる 白い花の木はなに?」
「アカシヤだよ、この辺りは養蜂が盛んな場所、アカシヤは強い木でね 殖えて 殖えて 大変なんだから」
へぇぇぇぇーーーーっ!
アカシヤねぇーっ!
あの有名な 「アカシヤ~の雨にうたれて このままぁ~ 死んでしまいたぁーい」って歌の アカシヤですかぁー・・・
妙に感心する ちがこさん。
車を置かせてもらい 吹割の滝を一周 ハイキングしよう
(うん、うん)
ヤブった階段を抜けると 滝のハイキングコース、たくさんの観光客が歩いている。
茶屋を橋から見上げるとこんなだ!
橋を渡り 浮島観音堂を通過、気持ちのよい山を巻いて観爆台へと向う
あっ! アカシヤだ♪
花を一輪食べてみた。
優しいにおいと ほんのり甘い・・・
アカシヤのハチミツが美味しいのが納得できる
山を巻くようにして遊歩道が続く。
観爆台からは 割れた滝に群がる観光客の姿がよく見えよ。
1.2.3と三つの観爆台が やっぱり一番迫力があるのは 第一観爆台だったかな。
うぉぉぉぉぉぉーーーーっ!
これが東洋のナイアガラ・・・
なかなかのもんだ!
道を下りきると ポンとでた120号。
暑い歩道から 再び滝に突入!
(うがぁー)
今度は近くから滝を見てみよう♪
一軒だけ離れた場所にある 見晴茶屋とは違い、売店やら茶屋が ひしめきあって建っていた。
鱒飛の滝に到着
きゃぁーっ♪
すごい! すごい!!
なにがスゴイって 観光客の数
残念なことに 事故防止のため ガードマンが白線から観光客がはみ出すのを見張っている・・・
思うように写真が撮れない。
(ぶぅぅぅぅーーーっ)
滝に 近づけないじゃんよぉー!!
面白い形の岩が並ぶ はんにゃ岩の遊歩道、なんとなぁ~く ひとちがの好きな 山梨にある昇仙峡にも似てますな。
ひとちがっちの側にも 有名な 白糸の滝っちゅうのがありますが 観光地の様子は まさに同じですなぁー・・・
違うのは 白糸は上から たくさんの糸が落ちてくるように滝が流れているのと 吹割は裂け目に落ちる水を上から眺めることでしょうか。
そして・・・
観光客を押しのけ ようやく吹割の滝に到着。
わぁーーーーっ!
すごい! すごい!!
も、もっと近くで観察したぁーい!
やっぱり ガードマンが 白線より前に進ませてくれないので ひとちが がっかり・・・
吹割の滝、割れ目に落ちる滝の様子は ガードマンに阻まれ 満足に覗くことができない・・・
(ぶぅぅぅぅーーーーっ)
森林浴をしながら 滝のマイナスイオンを吸いながらのゴキゲンな観光地。
東洋のナイアガラ、みなさんにも 一度は訪れて欲しい観光滝であ~る。
一時間余りのハイキングで 見晴茶屋に戻った・・・・
楽しかったね、ひとしさん♪
最近上信越のお山が お気に入りの ひとちが
来週からは梅雨入りだね・・・
次回はどこを歩こうかぁー