赤テープ♪ 白テープ♪

ひとちが

2010年12月07日 19:06

2010/12/4

雪が積もる その前に・・・
宝永山



全山行 208回
百名山 40座




標高 四合 2352m
天気 晴れ
山行時間 6時間45分


〈コース〉水ヶ塚駐車場(8:45)-一合五勺(9:30)-二合(10:00-10:10)-御殿庭下(10:40)-御殿庭中(11:10)-御殿庭上(11:40)-四合(12:10-12:40)-双子山方面-一合五勺(2:30)-南山休憩所-南山林道-水ヶ塚(3:30)





 
本日わぁー、ホームグランドの整備に出かけまぁ~す♪
毎年 冬になるとお世話になる須山登山道。
ひとちがのホームグランドとはいえ、ホワイトアウトした時の怖さは体験済み!
雪が積もる前に 古くなった赤テープをつけなおそう!








白テープの正体はこれ



前回の山行で 足の爪を傷めてしまった ちがこさん
(あちゃぁー・・・)
先週は 地獄のような痛みと闘っていました

しかぁ~し、クジケたりしませんよぉー
メゲずに 今週も山を徘徊したいと思います

復活!!

(あれま)


そして 本日の主役は この赤テープ
赤いリボンに白い水玉なんて なかなか可愛いでしょ♪
(うひ♪)



ひとちがっちから見た ホームグランドの富士山は 先週よりやや雪が少なくなっている



いいぞぉ~っ!
チャンスだ!


雪がないうちに 赤テープの付け替えしとかなくっちゃね♪
(うん、うん)

 

朝食を済ませ さっそく水ヶ塚駐車場から 須山登山道(下りコース)に突入
(うりゃぁーっ)

先週とは違い 雪のない登山道、爪の様子を伺いながら 落ち葉の積もった広い登山道をサクサク歩く
この辺りは 背丈ほどの笹が周りを囲んでいる。
雪が降ると 笹は大きく頭を下げ 登山道を塞いでしまうほどなのだ



でもね、迷うことのない一本道、一合五勺を過ぎるあたりまでは問題なし

一合五勺は 双子山への横移動できる南山休憩所へ つながるコースとの分岐であ~る。
宝永山方面、二合へ向おう



雪道になると やや不明瞭になる林に突入
そろそろ赤テープの出番かな?

ん?
去年なかった ピンクテープが そこらじゅうについている・・・

見回せば 『こんなにいっぱいつけなくても・・・』と思うほど たくさんのピンクテープ



ありゃりゃ・・・
このテープをつけた方は ここで迷ったんでしょうか?

ようやく赤テープの出番がきた
(やったぁー)
過去、ひとちがも何度か迷ったポイント、さっそく赤テープをつけよう♪
(たぶん ひとちがは迷わないかとは 思いましたが登山者の皆さんのために・・・)



明るい展望地に出た
空は青い♪



二合に到着、景色もなかなかのもんであ~る

 



二合から ミニツリーの林を抜ける。
ここも それほど迷う場所はないみたいだね。
問題なしと

御殿庭下を通過・・・



ここから先 御殿庭中までは 急登となる。
(うげぇぇーーっ)
道は掘れていて お世辞にも歩きやすいとはいえないですが 雪が積もるといい具合になるんですな これが・・・



赤テープは必要なしっと

御殿庭中に到着、宝永山の第三火口につながるコースとの分岐であ~る。
毎年 雪が降ると このコースは非常に歩きにくいです
雪が深く、赤テープはついてはいますが その通りにはとても歩けないんです。
(本日は行きませんよ。)



今日は ひとちが、お天気がよいので 四合へ向かいまぁ~す♪



展望バツグンの御殿庭上からは 森林限界、ジャリジャリのコースを四合まで直登



おぉぉぉぉぉーーーっ!
でたぁ~ 富士山♪


横並びに宝永山と ひとちがの大好きな景色が広がる





わぁ~ぉ♪
四合に到着、風も穏やか 駿河湾、伊豆半島が一望であ~る。



いつもながら いい景色♪



ん?
登山者が・・・
すたこら登る なかなか早いペースの人

「こんにちわぁー♪」
さっそく声をかけてみた。

ひとしさんと同じ出身地から来た サカイさん。
引き締まった体格、こんな冬の富士山の山頂まで足を運ぶ スゴイ人であ~る。
ひとちがの 余分なおしゃべりに 長々付き合っていただき ありがとうございました。



さぁ~てと、双子山方面に向かおう
四合から 第二火口と第三火口の間を下っていく。



この先が 本日最大の問題のポイントであ~る。



登りで通過した御殿庭中からのコースと交わる分岐からは 背丈の低いカラマツ帯、雪のない時期は迷うこともないのだが 雪が積もればコースは消える
登山道の標識も あるような ないような
赤テープも古いものが多く、木の色と同化していたり、はげちゃびんになっていたりとイマイチなのだ
(はぁぁぁぁ・・・)

さぁ~てと、ちがこさん 出番だよぉー

よっしゃ!!

ひとしさんと わかりにくいポイントに赤テープをつけていく。
意外にも ひとちががつけようとする木や枝には 古い赤テープがいくつもついていた

  

「ひとしさぁ~ん、よぉ~く見ると赤テープついてるんだね。
古くなって風化しちゃってるから 目に入らないだけなんだ・・・」

普段は 赤テープは ちらっとは見るけど どこに どんな赤テープがついているかなんて見てないもんね。
(そう、そう!)

ちょっと感激

古ぼけた赤テープは とりあえず残して ひとちがの赤テープを 重ねるようにしてつけていこう
万が一、どちらかのテープがなくなっても 片方残っていれば道迷いはしないはず。
(うん、うん)
でもって 次回コースを確認しにきた時に ちゃんとテープが残っていたら 古いテープは処分すればいいよね

  

  

ちがこさんが 一生懸命 赤テープをつけている間、ひとしさんは何してたかって?

ははははは!
標識の補修です



崩壊してしまった標識を石で固定したり、方向をセットしたりと ひとしさんも働きましたよ。
(エライ!)

双子山方面へ進む。
赤テープつけまくり!

  

  

「あっ!」
ちがこさんは 見つけた。
二年ほど前、ホワイトアウトして進むべき方向がわからず 危うく遭難しかけたポイントで助けてもらった 赤毛糸・・・



当時は まだつけられたばかりだったのか 赤毛糸は真っ赤な色で ひょろひょろとカラマツの枝で揺れていた
もう 茶色に変色して あの時とは随分変わってしまったけれど この赤毛糸があったおかげで ひとちがは遭難せずに済んだのであ~る

感謝を込めて 新しい赤テープをつける。
きっと同じように迷った人が 今度は ひとちがの赤テープで難を逃れるかもしれないじゃん!

森林限界のカラマツの林は 風が強く 木に雪がつけば 赤テープも発見しにくい。

よぉ~し、ながぁーーーーく 
つけよう!




これでよし!

お気に入りのコースを歩き続ける。
双子山にも雪はない。
赤テープつけまくり!

  



  

須山登山道(登りコース)を下る
一合五勺を南山休憩所に向け横移動、休憩所から林道を下り 水ヶ塚駐車場に戻った。

とても とても充実した山歩きだったね ひとしさん。
今度は雪が積もったら ひとちががつけた赤テープを確認しにこよう!
なんだか ちょっぴり お山の役に立てたような気がした・・・


あれ?
ちがこさん 足の爪が痛いんじゃなかったの?

あっ!
すっかり忘れてた!!


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