2011/2/20
侮ることなかれ 観光山!!
大 山
(丹沢山地エリア)
全山行 223回
百名山 40座
標高 1251.7m
天気 曇り
山行時間 6時間
〈コース〉自宅(6:30)-大山第ニ駐車場(8:15)-こま参道-茶湯寺-ケーブル駅-男坂-阿夫利神社下社-本坂-山頂・阿夫利神社本社(11:15-11:45)-見晴台(12:30)- 阿夫利神社下社-女坂-ケーブル駅-こま参道-大山第ニ駐車場(2:15)
今週もまた行っちゃいましょうか 観光山!
高尾山で買い食いし放題だった ちがこさん。
うひひひひ・・・
ヨコシマな心 みえみえ!!
今週も美味しいもの、食べられるかなぁ~?
そんなに甘くはないぞ 観光山!
春がちらほら訪れ始めたお山を徘徊する。
ひとちがの 新しい山友をつれて いざ出発だぁー♪
ひとしさんの怪我も順調に治る方向に向っている今日この頃
無理させないように 今週も控えめなお山を選択したはずだった
(あは、、、)
売店が立ち並ぶ こま参道、その手前の第ニ駐車場に到着。
人気の観光山、早めに駐車場をゲットしないと 観光客が押し寄せてきたらアウト
ってなわけで まだスキスキの駐車場に楽々車と停め元気よくスタート♪
(よっしゃ)
こま参道の入り口に看板アリ。
何々・・・
どうやら ここは
こまと大山豆腐が有名らしい。
売店の立ち並ぶ参道には こまの絵がタイルについている。
数をかぞえながら歩くってわけだぁー
(わぁ~い)
なかなか面白い!
売店はまだ時間が早いせいか閉まっている店が多いけど その中に こまを作る工房が見学できる店なんかもあったりして帰りが ちょいと楽しみの ちがこさん。
ゴキゲンに こまの数を数えながら歩く。
おや?
面白そうなものみ~っけ♪
駐車場でもらった観光マップには
茶湯寺とある。
寄り道しますかぁー!!
(始まっちゃいました。。。)
人家の横をすすりぬけて お寺拝見♪
(うひ)
ここはお百度参りのお寺だそうで、可愛いお地蔵さんがお出迎え!
お寺の本堂には お釈迦さまの涅槃像が横たわっていた。
ほぉーっ!
なんともありがたいお寺じゃん!
寄り道してラッキーでしたな。
(うん、うん)
春はすぐそこまで来ている。
参道には春の花々が 今まさに花芽を開こうと一生懸命なのであ~る
ケーブル駅を横目に男坂に突入
なぜならば、登りは がんばって登りたいもん。
高尾山の男坂は 女坂との合流が近く大変じゃなかったけど 大山はどうかな?
さっそく登り始める。
一歩一歩が急な階段の登山道
本日わぁー、観光山とナメてかかっていた ひとちが。
ストックがないので苦戦
がんばれぇーっ!!
うが うが うが うが
うが うが うが うが
うがぁーっ!!
そんでも階段はまだ続く
息が荒い
冬場はあまり汗をかくことは少なかったけど 今日は違いますよぉーっ
ぼたぼた 垂れる汗
くさい!
体の中の老廃物が一度に噴出してきたようであ~る
タオルで拭いても 汗は一向に止まらない
まだかぁーっ!
まだだよん!
えっちら おっちら 登り続ける
あ゛―――っ
意外と大変でしたなぁー!
侮れませんよ 大山の男坂
(そう! そう!!)
ケーブルカーの最高地点、阿夫利神社下社に到着
おおーーーっ!!
ここはさすがに観光地ですな・・・
ケーブルカーで楽々上がって来た観光客や登山者が本殿までの階段を登っていく。
茶屋のおばちゃんたちも呼び込みに忙しい。
本当わぁー、おだんご食べたい ちがこさん
でもね、まだ先は長いしぃー、神社も寄り道しなくちゃいけないから 恨めしそうに眺めるだけ。
(今回は買い食いしませんでしたよ)
売店の反対側からも景色が見えそうなので 手すりに近寄る ちがこさん。
ん?
視線を感じる・・・
展望はイマイチ、な、なんなんだ? この視線は?
ふと手すりの下を覗いてみると そこには鹿のはく製が・・・
じゃなかった!
本物の鹿だぁー♪
角の立派な雄の鹿が じぃーっと ちがこさんを見ている
嬉しくなって 鹿の近くまで行ってみた。
(じ~っと ちがこさんを見つめる鹿・・・)
どうやら飼育されている鹿らしい。
近くには雌の鹿もいたよ。
階段を登って本殿に向う。
本殿の前からの景色、なかなかいいね♪
(うん、うん)
と、本殿の横に 面白そうなもの発見!
大山名水入り口 とある。
なんだろう?
無料と書いてあるので もちろん寄り道。
(あはは、無料という言葉に弱い ひとちが)
本堂をぐるりと回ることのできるミニコース。
最初は もちろぉ~ん、大山名水である。
ありがたや ありがたや・・・
奥に進むと さざれ石(君が代にでてくる さざれ石です)やら ボケ封じの守護神やら ありがたい神様や お地蔵さんやらが出迎えてくれたよん♪
さ~てと、ようやく外に出ました。
本坂を登るので 学問の神様、コノハナサクヤヒメの祀られている祠を通りすぎ登山口へ
って、なんでここに コノハナサクヤヒメがいんの?
立て看板を読んで納得、実はこの大山の主祭神は サクヤヒメのお父さんだったのだ
ふっへぇー!
ぶったまげ!!
娘さんにお世話になってます ひとちがです・・・
大山の神様はきっとよくわからないだろうけど、富士山を裏山に持つ ひとちがとしてはご挨拶をしなけりゃ失礼でしょ
(当然!)
はい、はい、先を急ぎましょうね。
登山口から 本格的な山道が始まった。
ひどく急なわけでもないけど ちゃんと登山靴で歩かないとコケそうです
1~28丁目まである石を目安に登っていく。
でっかい夫婦杉を通り越し、なんだかよくわからない 牡丹岩なるポイント、天狗の鼻突岩も通過
雪の残骸がちらほらと・・・
山頂が近くなるにつれて更に雪は多くなり
アイゼンは必要ないけど、ガスで天気も怪しい山頂
(はぁぁぁ。。。)
必死で登った汗も すっかり冷えて 今度は寒くなってきた
阿夫利神社本社はシャッターが降ろされ 小さな隙間から中を覗くしかない。
こんなお天気でも さすが観光山、登山者は多く賑わっている。
早々に記念撮影を済ませると ベンチで軽くランチ。
サブくて サブくて ゆっくりなんて食べていられましぇん
ここで紹介♪
ひとちがのザックに 新しい山友♪
モケケご夫妻でありマス。
崖の上のポニョならぬ
山の上のモケケ♪
(なんとも可愛らしい)
今日は展望はよくなかったけど きっと次回は景色を楽しめる日にお山へつれてってあげるからねぇーっ
帰り道は 大山の肩から 展望のあまり期待できない 見晴台に向おう!
こっちの方が まだ雪が多い。
げぇーーーっ
ストックないから危ないじゃん!!
こんな時は手をつなご♪
仲良く並んで歩けば 四足と同じだもんねぇー
予想通り展望なしの見晴台から阿夫利神社下社へ戻る。
観光客でいっぱいだ
今度は女坂を下ってみることにぃー。
女坂には七不思議なるポイントが。
眼形石、潮音洞、無明橋、ぼだい樹、爪切地蔵、子育地蔵、弘法水であ~る
無明橋をわたりかけた時のこと、ほら貝の音が
大山寺からだ。
わぁーっ!
すごい! すごい!
大喜びの ちがこさん。
って 無明橋は黙って渡らないと災難がくるんだった
うは、やりなおし
お寺に到着、ここは修行の地 滝修行を始め 心身ともに鍛えるためのお寺なのだ。
立派な青銅の塔、お坊さんの高らかなお経が流れる迫力ある境内。
お寺を下る階段にも こんな勇壮な人たちが たくさん立っていたよ。
帰りのこま参道は これまた観光客でいっぱいだった。
残念なことに こまの工房は閉まったまま、見学できなかったけど売店で売られている こまを眺めて満足している ちがこさんでした
駐車場に到着、たくさんの車が駐車、やっぱり観光地って賑やかだよね
翌日、筋肉痛の ひとちががいる・・・
侮ることなかれ観光山、そんなに甘いお山はない!
(うはははは!)