2014/11/24
ひとちじいちゃんの
浦島太郎
前日の山歩きはこちら
翌日の滝散策はこちら
あなたも欲しい?
玉手箱
国道19号を北上する
実はこの道を通過するたびに立ち寄ってみたい観光地があった
それは
寝覚の床
ひとしさんによると
観光地ゆえ駐車料金がかかる
観光地ゆえ混み合う
とのこと
結果
毎回 寄り道は却下
ねぇー ひとしさん
今回は時間もあるし寄ってみない?
探せば無料の駐車場もあるよ
え゛―
そうなんですか・・・
無料の駐車場があるなら行ってもいいといった顔
一番近い駐車場だと500円
近くのお寺から入ると更に拝観料として200円
確かに有料なのは本当だ
少し離れているけど 町営の駐車場
あるじゃん
無料の駐車場
ところで みなさん
寝覚の床とは
どんな場所かご存じだろうか?
単純明解に言えば
浦島太郎が玉手箱を開けた場所
なぜ 竜宮城から帰った浦島太郎が
こんな山奥の川っぷちで玉手箱を開けたのか?
それでは 今日は ひとしさんに
浦島太郎に代わる
うらしま ひとち として
当時のお話を再現してもらいましょう
じゃ ひとしさんヨロシクね
わかりましたぁー
それでは はじまり はじまり
うらしま ひとち
うらしま ひとちは竜宮城から地上へ帰ったものの
まわりの風景がすっかり変わっているのに驚いた
ひとちが竜宮城で過ごした数日は現世では700年
景色が変わっていても仕方ない
ひとちは現世に帰ったものの周囲の人と馴染むことができず
知人もおらず 旅に出ることにした
旅の途中 木曽川の風景の美しい里(上松の里)にたどり着き
寝覚の床の岩の上で毎日釣りを楽しんだ
しかし ひとりぼっちは淋しかった
ある時
ひとちは釣りをしながら竜宮城で
乙姫様に頂いた玉手箱のことを思い出した
そうだ もしかするとあの箱の中に竜宮城への
地図が入っているのかもしれないな
それか亀に乗れる往復無料キップが入ってるとか?
「開けちゃダメ」って言ってたような
気もするけどなんでかな?
まあいいや
開けちゃおっと♪
パコ
玉手箱からはモクモクと白煙が出て
ひとちは白髪の翁になってしまいました
なんじゃい
いらんもんくれるな
ひとちは 今までの出来事がまるで
「夢」であったかのように思われ目が覚めた
ケチな ひとちじいちゃんへの教訓
ただほど高いものはない
これは通常の ひとしさんにも言えることかもね
このことから、この里を「寝覚め」岩が床のようであったことから「床」
すなわち「寝覚の床」と呼ぶようになったんだそうです
こうして週末最後の観光は終了
今回も充実した楽しい旅であった
来週はどんな楽しいことが待っているのか?
それは 次回のお楽しみ