燻されて・・・Ⅰ

ひとちが

2013年07月11日 08:08

2013/7/6

ニッコウキスゲの大群落♪
大源太山・三国山
(三国山脈エリア)


全山行 368回



大源太山の情報はこちら
三国山の情報はこちら



標高 三国山1636.4m   大源太山(河内沢ノ頭) 1764.1m
天気 晴れ・ガス
山行時間 5時間30分



〈コース〉上越橋駐車場(11:30)-三国峠(12:00)-三国山(1:00)-
三角山(2:10)-分岐(2:20)-大源太山(2:30)-ピストンで駐車場(5:00)







南に向いてる 窓を開け
ひとりで見ている 海の色

美しぎると怖くなる
若さによく似た 真昼の蜃気楼



ちがこさん それって
燻されて ぢゃなくて
魅せられて でしょ

あ そうか







土曜日の午前中は ご用があったので
出発時間が遅くなってしまった
(はぁ。。。)


珍しく日中の中央高速を
ブッ飛ばす ひとしさん


意外とスムーズ 



武尊山を始め 尾瀬も近い場所
向っているのは 谷川連峰のお隣


冬場は苗場もスキー客で賑わう場所
いったい どんな山なのか?



国道17号沿いの三国トンネルの手前の
駐車場に車を停める


いざ 出発♪



周辺にはいくつか駐車場はあるものの
車は数台 なんとも寂しい


混雑してませんね
ぜんぜん 


あれ おかしいな?
人気の花の山なんだけどな?



駐車場前からも山の中腹にある東屋へつながる
登山道があるはずなのに すっかりヤブ


大丈夫ですか?
この山
 


たぶん


諦めて 前を行く登山者の後を追っかけ
トンネル横の登山口からスタートすることにした
(よっしゃ)



橋を越え 法師ノ沢沿いを登っていく



案内の棒が立っている


棒には張り紙がしてあり何やら注意事項が
記載されているようだ


が 読めない 

強調してある部分は黄色で字は白


時と共に色あせた張り紙 
一番重要な文字が読めないのだ



じぃー っと観察してみる


なぬ なぬ・・・


お知らせ
遊歩道に 山ヒル が生息しています
 注意 ください


のぉーっ?
山ヒル?



またかい
ちょっと前に ひとち
やられたばっか じゃん



そうなんです
どうしましょう



今日は バカ暑いので服装は半袖
山ヒルが出てきたらいい餌食だ


どうしよう 


今更どうにもなんないので
諦めてそのまま山に登ることにした
(あは。)


張り紙がしてある割に登山道は整備が
行き届いてきれいだし 登りやすい



そして ひとちがには
強ぉ~い味方がいるのだ


ちがこさんのザックには
ミニ蚊取 


安心 安心 



三国峠までピッチを上げて登っていく


うが うが うが うが



ゲボ ゲボ ゲボ・・・


時折 ひとしさんが蚊取に燻され
苦しがっている


虫より先に ひとちの方が
お陀仏になっちゃうかもよ



まったくですぅー


木の間から峠が見えている
(わーい)



峠に出ちゃえば こっちのもんだ
そこから先はパラダイス♪



このコース
三国山まで は 初級者向けで山行時間も短い
午後から山行 にはピッタリなのだ


それに 今日は花めぐり 


そんな 簡単に行くかな?





三国峠に到着
鳥居を潜り手を併せる


三阪神社の建物の後ろは三国山




登山道には
レモン色の ニッコウキスゲ 


わぁ~ぉ 
いた いた
 


 お目当ての花はこれ 



ここから先は木道が続いている

樹林帯から草原に変わり 山斜面には
キスゲが うじゃうじゃ いる



キスゲたちはみな 太陽の方向に顔を向け
たった一日のために 美しさを競う





翌朝になれば しおれてしまうその花の横には
次に咲くであろう若いつぼみがスタンバイ



薄命であろうと 冬を越し 春を越し
夏を待っていたキスゲたち

今日しか見ることができない絶景だ
(そう そう)



下を見れば 駐車場が白く光っている



どんどん木道を上がっていく



登山道の脇にも
キスゲたちがいっぱいだ



木道を登りきると お花畑が広がる
休憩するベンチもある


さぁ~てと 向かう先はコブの上
いっくよぉーっ



微妙に斜めに傾いて作られている
ガレ場の上の階段?


なんとも歩きにくい 



ひとしさんが指さしたのは
有名な 苗場スキー場

村の上に見えるのは 苗場山



急坂を九十九に登っていく



あれ?
道が直角に曲がったと思ったら



目の前に 数えたくない程
長い階段がそびえていた


これ 登るわけね


そういうこと



ハァ ハァ ハァ ハァ



枝分かれした道を右に入り しばらく進むと
今日の一座目 三国山 に到着


誰もいない 



空には 黒い渦となって
トンボが飛んでいる



トンボの他にも
気のせいか 虫が多いような



今日は強い味方がいるんでしょ


そうそう
必殺 蚊取線香 


それほど広くない山頂だけど
幸福の鐘 なるものもあり
洒落たピークには違いない


じゃ さっそく鳴らしますか


嬉しくなって カンカン 鐘を叩いた


ここまではよかった 





ヤメときゃいいのに枝分かれした道を
更に大源太山に向かって進むことにする


実は この 大源太山 ってのは二つある


ひとつは 谷川岳の裏手にある
東洋のマッターホルン と
呼ばれる大源太山


数年前に登った時
同じ名前の山があったので
とっても気になっていた ちがこさん


どうせ登るんなら ついでに
なんて計画したものの
計算しなおしたら往復すると5時間以上
(きゃぁー どうしよー)


午後から登る山ぢゃない 


ひとしさんに真実を告げれば三国山
オンリー になり兼ねない


知らないフリをして登り続けることにする


またぁー
ちゃんと話た方がいいんじゃない?



いいの
5時までに下山できれば!



ということで 急変したお天気の
ゴキゲンを伺いながら大源太に向かう



はっきり言わせてもらいますと
このコース展望はあまりよろしくない


じゃなかった 

ガスで何にも見えない
(あわわ)



天気がよければ 稜線からは 大源太山も
谷川連峰も見えるはずなんだけどな



少しずつガスが山の下へ降りていく


お天気回復か?



ガスで見えない中
登ったり降りたりといくつもの
小さなコブを繰り返す


うが うが うが うが



ようやくガスが消え
目の前に大源太山が顔を出した
(おぉ)


なんだか
やたら大変でしたね



う ううん


三角山を越え
分岐から大源太山に向かう



本日の二座目
大源太山のピークに到着


ここも誰もいない 



きゃぁー 
なんてことなの
虫だらけ
 


強い味方のはずの蚊取線香も
ほとんど役に立っていないような


あちこち かゆい 
早々に退散 


山頂から見えた景色はこんな





サエない感じだけど
まぁいいかっ!



すっかりガスの消えた稜線を三国峠目指して
帰ることにした



あ゛―
かゆい かゆい
 


ボリボリ 腕やら顔やら
ブユらしき虫に刺され
頭にきながらコブを越えていく


くそぉー
蚊取線香の役たたず
 


私は 燻されてましたから
大丈夫でしたぁー


ゲボ ゲボ・・・


お花畑に戻ってきた


雲の様子が怪しい
またゲリラ豪雨がくるかも




急ぎましょう


大急ぎで下山

お花畑のキスゲに別れを告げ



かわいい チョウチョにさようなら



ボリボリ かゆかゆ 


あー イライラする 


私は燻されて 燻されて
苦しいですぅー


ゲボ ゲボ・・・


こーして 午後から半日の山歩きが終わった





明日も山に登る

とりあえず 汗でベタベタだから
温泉入ってから車泊


予想通り車に落ち着くと 待っていましたかのように
猛烈な勢いで雨が降ってきた


ひとちの天気予報も
なかなかじゃん



そうでしょ 


ということで 今回も 自作の前室 は
使われることもなく レポは後日・・・






本日の立ち寄り湯はこちら
苗場温泉 雪ささの湯
スキーシーズンが終わったのでスキスキ
茶色の温泉だよ

本日の車泊地はこちら
平標山登山口有料駐車場
車泊できます、トイレも使えるので便利だよ 500円なり


翌日の山歩きはこちら


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