2013/10/14
お子ちゃまも遊べて楽しい観光山♪
平尾山(平尾富士)
(佐久エリア)
全山行 384回
平尾富士の情報はこちら
連休山行 前編 ・ 後編 はこちら
標高 平尾山 1155m
天気 晴れ
山行時間 3時間30分
*フツーに歩けば往復2時間程度
〈コース〉パラダ(9:00)-山頂(12:00)-パラダ(12:30)
秋山は やっぱり
拾い乞食に限る
朝だぁー
連休三日目 お天気晴れ
帰宅時間を考えると アクセスが長いので
本日はあんまり遊んでいられない
(はぁ。。。)
お天気いいし
どこか簡単に登れる山ないかなぁ~?
そこで ちがこさんが下調べしてあった
平尾山 に寄り道することにした
(よっしゃ)
この山は 佐久の町のすぐ近くにある
冬場はスキー場
この山に関する情報はあまりなく
「富士」 と別名がつくということと
山頂までの
往復が2時間程度
くらいしかわかっていない
いったいどんな山なのか?
ナビに誘導され 平尾山の登山口にある
パラダ へ到着
*駐車場は8時半から駐車可
駐車場からの景色は高台にあるので
バツグン
どう見ても 山登りに行くっていうより
遊園地に遊びに来たような・・・
高速から遊びに来た親子連れは
み~んな観光客
その中に がんこな山靴を履いて
もんぺルックの変な中年
場違いのような気がする
やだやだ
みんな変な目で見てるよ
まぁ いいです
気にしないことにしよう
入口にあるショップで観光案内地図を
もらったものの 園内の案内板とビミョーに
表示が違うため なんだかよくわからない
(ぶぅ。)
いいさ 観光山ってのは
道はどこでもつながっているもんだ
道迷いや遭難はしないはず
得意の自分勝手な解釈
さっそく元気に出発
(イエー)
昆虫体験学習館の横から 森方向へ
入口には 子供たちが大喜びしそうな
遊具がごちゃまんと並んでいる
(わ~い いいなぁー)
地図に従い進んだものの
やっぱり方向が違った
(げっ)
それってさ
ひとちがの地図の見方が悪いんじゃない?
そうかも
もとい
昆虫館まで戻って ゲレンデを登る
誰も歩いている人がいない
刈り取られた道脇には
コスモスの花畑
陽当りのいいゲレンデを
登りきるとサマーリフトの上部に出た
そこから先は
思いっきり山
今年は木の実が豊作でクマも
里に下りてこないって言ってるし
出ないよね? くま
ガラ ガラ ガラ
ひとしさんが慌てて クマ鈴を鳴らす
整備された観光山の登山道には
チップが敷かれ歩きやすい
(子供やお年寄りも安心して歩けるよ)
ゆるやかに
水辺の小径 を登っていく
木漏れ日が気持ちいい
と
急に立ち止まった ちがこさん
ガバっ と しゃがむ
見れば登山道には一面どんぐりが
コロコロと落ちているぢゃまいか
きゃぁーっ
すご~い
まさに
ドングリロード
こーなったら 拾わない手はない
ちがこさんの
拾い乞食 が始まった
あのぉー
どんぐりがあるってことは
クマが来るってことですよね?
ガラ ガラ ガラ
再び 大急ぎで ひとしさんはクマ鈴を鳴らす
待てど暮らせど 一向にしゃがんだまま
山を登ることなんか すっかりうち忘れて
どんぐりを拾い続ける ちがこさん
(はぁ。。。)
もう そのくらいで
いいんじゃないですか?
う~ん
だってぇー 丸っこいどんぐりが
拾ってくれーって言ってるもん
ひとしさん呆れ顔
いい加減にしないと
時間が遅くなっちゃいますよ!
待って
あとちょっとだけ!
こんな会話がしばらく続いたものの
ようやく拾うのを中断して
再び山を登ることにした
(よっしゃ)
あかまつの小径 に入った
やや急な階段が山斜面につけられ
九十九に道は標高を上げている
水辺の小径よりは急ではあるものの
すっくと伸びた赤松を眺めながら
登るのも悪くない
うが うが うが うが
汗ばみ気味
登りきった場所は 展望リフトの横
ちがこさん リフトに乗ってきたわっけぢゃ
ありませんよぉー
すぐ近くには東屋がある
ここからの浅間山の景色は最高♪
剣ヶ峰や石尊山・黒斑山や前掛山も一望
いいですねぇー
しばし東屋のベンチに腰掛け
雄大な景色を楽しんだ
のんびりしちゃ いられない
稜線に沿って ゆるやかに登る
途中にはありがたい石がある
ダルマさんのような?
カメのような?
そして
ちがこさんは見つけてしまった
何を?
最悪です
再び 登山道の途中で
動かなくなった ちがこさん
(げっ)
今度は しゃがむってわけじゃない
登山道から外れて 蹴っ転がし
登山靴で踏みつぶし
いでで! と言いながら
またもや
拾い乞食
これぞ
山栗ロード
どうしましょう
これじゃ山頂にちっとも辿りつけません
飽きるまで やらしといたら?
日が暮れちゃいます
足止めされること30分
ようやく ひとしさんは無事山頂に立った
(ほっ)
広い山頂には立派な建物
避難小屋ぢゃない
富士浅間大社の参拝所
恐る恐る引き戸に手をかけると
スルリと開いた
中に入り サクヤヒメにご挨拶
今度は山頂からの景色を楽しむことにしよう
ブラボー!
山頂にはベンチが置かれ お弁当を食べたり
休憩したりするのに丁度いい
北側の展望は ほとんどないものの
南側はゴキゲンな景色が広がる
佐久の町の近くに こんないい山が
あるなんて知らなかったよね
もっと宣伝すれば きっと人が
たくさん来ますよ
お手軽でいいですからね
小さな里山だけど
大人も子供もお年寄りも登れる
とってもいい山
平尾富士
おすすめ です
帰りは 忍耐の小径 なるやや急坂を下った
サマーリフトの上部まで戻ると
たくさんの観光客が リフトを使って
スーパースライダー(ロングすべり台)を
楽しんでいた
少し登れば 素晴らしい景色
ここまでじゃ もったいないよね
そうですねぇー
知らない 皆さん損してますよー
ちがこさんの 拾い乞食で往復2時間の予定が
3時間半もかかってしまった
(ぶぅ。)
ごめん ひとしさん
遅くなっちゃったね
いいですよ
楽しかったですから
収穫は
どんぐりと山栗