春の雪山♪ Ⅱ

ひとちが

2014年03月18日 19:57

2014/03/09

すてきな春の里山♪
子檀嶺岳
(筑摩山地エリア)

全山行 406回



子檀嶺岳の情報はこちら

一日目の山歩きはこちら


標高 子檀嶺岳 1223.1M
天気  晴れ
山行時間  3時間40分

〈コース〉当郷管社駐車場(8:30)-林道-鳥居入口(9:30)-
山頂(10:10-11:10)-ピストンで駐車場(12:10)





子壇嶺岳 と書いて
こまゆみだけ と読む


麓の正面から見上げた里山は
どこを登るのかわからないような
手強そうな怪峰に見えた


本当に登れるんですか?


「登れる?」 んじゃなく
登るの!







二日目


一日目の山歩き を終え
すばらしい泉質の温泉 につかり
移動した先はここ



国道沿いにある道の駅とはいえ
とっても静かで快適だ
(うは! うは!)


さっそく車内で
明日の山を勉強する ちがこさん



といっても まともな地図が
あるわけでもなく
コンビニでいただいた観光マップと
ガイドブックを眺めるという
お粗末なものだ


まぁ 見ないよりはマシかもね


うるさい 




早朝 道の駅にこんなひとが
立っているのを見つけた



青木村のキャラクター?

どうやら村の特産でもあるキノコを
イメージしたものらしいが
よーく見ると 顔がシワシワ


老人キノコかな?


それって失礼じゃない


ゴメン



そして この道の駅からは
こんなものが見える




ズーム



迫力ある形の山ですね


麓の正面から見上げた里山は
どこを登るのかわからないような
手強そうな怪峰に見えた


本当に登れるんですか?



「登れる?」んじゃなく
登るの!



昨日登った四阿屋山も低山とはいえ
侮れない山だったもんねー



そうなんですぅー


さっそく当郷から
民家の横を通過し登山口へ移動
(よっしゃ)


途中 道が不安になったので
車を停めると 村の若者たち?に声をかけた
(村の共同作業か消防団の人たちかな?)


あのぉー
子檀嶺岳の登山口はこの先でいいですか?



ガヤガヤと村人に車が囲まれた


げっ 
もしかして よそ者だと
警戒されちゃったかな?



ドヤドヤドヤ



車を取り囲んだ村人は
代わる代わる丁寧に登山口までを
説明してくれた


あ ありがとうございます


お礼を述べて車を走らせる




雪がガチガチに凍って なかなか突破できない
駐車場までの数メートルのゆる坂を
なんとか車で上りきり雪のないスペースに
車を突っ込んだ


やったね ひとち


あ゛―
よかった
 


一時は駐車場に入れないんじゃないかと
ヒヤヒヤしたものの一件落着
(ほっ)


ふと見ると 坂をゆっくり ワンコと
長靴履いたおじいちゃんが登ってくる



ん?


山は林道に出るまで
雪はそれほどないよ

林道から先もたぶんワカンなくても
大丈夫だから



スタート時からワカンを履き
行く気マンマンの ひとちがが
滑稽に見えたのかもしれない
(あはは。)


山にやたら詳しい謎の老人


数日前に登山者を見かけたけど
車で駐車場まで上れたのは
あんたらだけだ



う~ん
登山者の数まで把握するなんて
益々怪しい



話をすれば このおじちゃん
すぐ下にある山荘のご主人であった


山に詳しいのは当然 


山の上にある祠は
私が管理しているんだよ





今度こそ
ホントに出発



動物進入防止柵の扉から
山へ突入する


最初はステキな竹林
緑がきれい



おじいちゃんが言った通り
南面の山は雪も少なく
ワカンなんて履いてたら
それこそ登りにくい



うが うが うが うが




赤松の林を登りきると
平坦な道になり林道と合流


トレースは二人分か?



しばらく雪の林道を歩くと
左に山の入口があった



南正面から見た山からは
険しいコースをイメージしがち

でもね
この山は林道から北側を巻くように
登山道はついているのだ


意外にユルい 


もちろん北側ともなれば
南よりはずっと雪は多い


その上 傾斜がキツくなるので
トレースは九十九に山を登っていた



昨日のトレースなしの里山歩きに
比べれば雪が深くても迷うこともないよね



ハァ ハァ ハァ



トレース泥棒しても やっぱり
雪の急斜面は大変だ



明るく照りつける太陽めがけて
標高を上げていく



この山の山頂は麓から見ると
一番左端



ってことは稜線を歩くんだね


そう!
小さな里山だから端から端まで歩いても
そんな大した距離ぢゃないわけ



立木がなくなり白い雪坊主の
盛り上がった場所が見えれば山頂だ



目の前に広がったのは
こんな景色



思わず足を止めずには
いられなかった


南側の山斜面は切れ落ち
前に出れば滑落するかも


くわばら くわばら


ちがこさ~ん
早く来て下さぁ~い
こっちはもっとスゴい景色ですよ



先に山頂に立った ひとしさんが
じれったそうに叫んでいる


わかってるよぉーっ


山頂標識の前に立つ



ガイドマップには「山頂大展望」と
記載されていた


まさにその通り


麓を見下ろすように 祠が並んでいる



それでは 青木村の人たちが自慢する
すばらしい景色をご覧いただこう



ズーム



雪山とはいえ 手頃な時間で
山頂を踏むことができる子檀嶺岳



子檀嶺・夫神・十観山の山を青木三山と呼び 
学校登山の山として愛されている



ここにある祠は奥社 
里宮は十観山の麓にあるんだって



ふ~ん


そしてここからは
ちがこさんが登ってみたい山
独鈷山の険しい姿もバッチリ見える



ズーム



独鈷山の昔話は・・・
次回 登った時のお楽しみとする



なぁーんだ
ケチ!


風もなく穏やかな暖かい山頂
何時間いても飽きない
(うん うん)


いいですねぇー



山頂今日も貸切
春のにおいがする


まだ雪があっても
少しずつ山は春になっているのだ



すてきな春山




下山は同じコースを下る



がんばって登った九十九の急等は
天然スベリ台に変身



こんな遊びができる期間も
残り少ないかもしれない



春の雪山も終盤近し



この日の立ち寄り湯はこちら
田沢温泉 有乳湯
内風呂だけの小さな田沢温泉の外湯です
源泉かけ流し・加水、加温なし
すばらしい泉質の温泉だよ
立ち寄り200円ってのが嬉しい♪



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