2014/02/22
夜行登山
聖山
(筑摩山地エリア)
全山行 402回
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標高 聖山 1447.2M
天気 晴れ・ガス
山行時間 2時間
〈コース〉自宅(11:00)-聖山パノラマホテル(4:15-4:30)-
ゲレンデ直登-山頂(5:30-5:40)-ピストンでパノラマホテル(6:30)
ヤバ
暗くなっちゃったよ
前編
バレンタインデーに降った大雪で
中央高速に抜ける精進湖道路が閉鎖され
河口湖方面を経由して高速に向かった
(おりゃ)
いつもなら広い道幅の道路は
雪で一車線になり大雪の爪痕を残す
陸の孤島となった山梨県
雪の後始末 ご苦労さまです
県民のみなさんにエールを送ろう
山梨を出ると雪は次第に少なくなり
雪が積もった畑と北アルプスの素晴らしい山々が
ひとちがを待っていた
しかぁ~し
自宅を出たのは11時
麻積のインターを降りて
目的地の聖屋高原に入ったのは
すでに4時近く
こんな時間から登山できるんですか?
道は大丈夫でしょうね
除雪された道から外れた
道幅は細いながらも
別荘地が立ち並ぶ聖山高原
通行するには問題もないものの
横では ひたすら低速20キロ以下で
慎重に運転する ひとしさん
(あはは。)
今日は終点の聖山パノラマホテルまでは
車で標高をかせげるので楽ちん登山
その上山行時間も短い
なんとかなるっしょ
はじまったよ
ちがこさんのいいかげん
うるさいな
周囲の雪景色に車の窓から
身を乗り出さずにはいられない
のんきですねぇー
急がないと下山できなくなっちゃいますよ
まぁ まぁ
ヘッデンあるし 心配ないよ
大丈夫なのホントに?
たぶんね
ホテルの駐車場に到着
水回りの施設の凍結により
ホテルは臨時休業中
こんにちわぁー
大きな声で挨拶してフロントの
従業員さんにご挨拶
あのぉー
聖山へはゲレンデ登ってった方が
速いですか?
えっ?
今から登るんですか?
大急ぎで行ってきます
昼間一組スノーシューのご夫婦が
山頂に向かいましたが林道を登られたようです
ゲレンデではボーダーの若者が遊んでましたから
トレースはありますよ
ラッキー
お礼を述べていざ出発
鉄塔のある山頂に向けて
ひたすらゲレンデを登っていく
うが うが うが うが
雪はふくらはぎよりやや深いくらい
トレースがあるのでなんとか登れる
雪質はサラサラではなく
湿ってやや硬い感じ
ハァ ハァ ハァ
さすが一か月ぶりともなると
体力の低下 足が重い
あ゛―
大変
どんどん日は暮れはじめ
西側のゲレンデは暗くなっていった
いそげ! いそげ!
ゲレンデを真っ直ぐ登りきり
トレースはなくワカンを履いて左方向の
ゲレンデにとりつく
ちがこさん
ガスが・・・
さっきまで青空だったのに
流れてきたガスで
山頂方向はどんより
ヤバ
急がなくっちゃ!
あまりにノロい ちがこさんに
焦りを感じたのか
ひとしさんは後ろも見ずに山頂を目指す
いいんですぅー
ちがこさんは早く登れません
時間がかかろうと
マイペース
日が落ちかけ暗くなり始めたころ
ようやく山頂に到着
あるはずの三角点は雪の中
景色はどうなの
ちがこさん?
はい はい
こんなだよ
それでも山は ひとちがを
歓迎してくれてるみたいだ
沈んでいく夕日に
北アルプスが姿を見せていたよ
気温はマイナス15度
髪は白く凍り 足元も見えにくくなってきた
帰りましょう
ヘッデン入りますか?
いらないよ
まだ見えるから
無理しちゃって
うるさい
元スキー場なので道迷いすることもなく
トレースに沿って下山開始
ホテルの灯りが見える場所に着いたころには
おまけに見えにくい雪道
お決まりの
転倒
やっぱりね
ホテルの従業員さんが心配してると
申し訳ないので声をかけた
無事下山しました
ありがとうございました
よかったぁー
8時までに帰ってこなかったら
迎えに行こうと話してた所でした
親切な従業員さんの心遣いに感謝
聖山高原でもうひとつ行きたい場所があった
このひとがいる所
でもね
真っ暗じゃ見えないし
天気のいい昼間にもう一度訪れることにする
久しぶりの山歩き
夜行になっちゃったけど
明日のいいウォーミングアップになった
明日も山に登る
人気のある山だけど 冬場はあまり人が入らない
難関コース
どんな山歩きだったのか?
次回のブログのお楽しみ
この日の立ち寄り湯はこちら
裾花温泉郷
うるおい館
ここの酸っぱいラーメン最高♪
温泉も ひとちがのお気に入り
後編はこちら