夏のアドベンチャー♪ 前編

ひとちが

2017年08月08日 14:27

2017/07/22・23

大幡川四十八滝沢
三ツ峠山

全山行 557回


予告編はこちら

三ツ峠山の情報はこちら


標高 開運山(三ツ峠山) 1785.2m
天気 晴れ・雨
山行時間 9時間(休憩を含む)


〈コース〉北口登山口-初滝(山の神)上から入沢-大滝-七福の滝-
白竜の滝-源流-登山道出合-開運山(山頂)-北口登山道から下山-登山口



前 編

Am6:00 宝鉱山ヘリポート駐車場に集合
AVOさん・Ikeさん・ひとちが・姪のあおい、計5名



御巣鷹山の電波塔を見上げ あおいがボソッとつぶやく

あそこまで登るんだよね?
登れるかな・・・



登ってみなきゃわかりません 

あおいは山経験がほとんどない、沢も初体験
48もの滝を登り三ツ峠山のピークまで到達できるのか?


あおいの装備はAVOさんにお借りしました


本日はこんなコースが予定されている
ひたすら滝を登り続け稜線に出るハードなルート


赤ラインが沢登コース、緑が下山コースの北口登山道


AM6:20 駐車場からAVO号に乗り込み登山口へ
道幅も狭く凸凹の林道をもろともせず、どでかいタイヤのAVO号は
ブンブンスピードを上げて走った



すごいですぅー
私はこんな風に林道は走れません


AM6:35 北登山口前に到着

いざ 三ツ峠山目指して出発!



細身のAVOさんの荷物は身体に装着したハーネスを始め
ロープやカラビナ、ザックには長ロープとかなりの重さだ


トップを歩くAVOさんは大変なのだ


樹林帯を入沢地点まで約1時間
先頭はコースタイムの女、ちがこさん



展望もない地味な登山道は蒸し暑くダラダラ汗が出る



もう帰りたい 帰ってもいい?
AVOさんは地味で忍耐を強要する登山道はキライだ


現在位置と時間を確認する二人


傾斜が増し 暑さ我慢大会の登山道をモクモクと登り
ポイントの山の神(初滝)にAM7:40到着



すぐ横には初滝
登らず横を巻いて鉄階段を上る


あおいはこんな梯子にも興味津々?


AM8:00 入沢


いよいよ沢に突入します


美しい滝が目の前に現れた
流れ落ちる水の両脇には苔、岩は水しぶきに濡れ黒く滑りそう


初っ端からレベルの高い滝が・・・


え゛ あれ登るの?
大丈夫かな・・・

あおいの顔色が変わった

トップはもちろんAVOさん
岩を確認しながら確実に登っていく


トップのAVOさんには安全確保はありません


初心者メンバーのためにロープを設置、長いロープが投げられた

NO2 ちがこさん
ロープはあれど、足の架け場が高くヌルヌルするので
なかなか登れず苦戦

ひぇぇぇ。。。登れん・・・


お尻が重いのは致命的です・・・


見かねたIkeさんが親切にお尻を押し上げてくれた

こんなんで滝を全部登れるんだろうか?

NO3 あおい
ちがこさん同様、Ikeさんにお尻を押してもらい
半恐怖の表情で這い登る


きゃぁ~無理~っ! と叫びつつ登る


アドレナリンが上昇し怖さより楽しさが先行しているらしい
NO4 ひとしさん、最後にIkeさんが登り最初の難関を突破

48ある滝はそれぞれ表情が違う
水に浸かりながらの沢登りは気持ちいい


先行していくAVOさんと補助してくれるIkeさん
二人がいなかったらとても登れません


滝はいっぱいあるので躊躇している暇はなし!


滝は切れ目なく続いていた
登るにつれ恐怖感はなくなっていく


沢が荒れて倒木地帯もあります

大 滝
AM8:30 登攀開始


出た!大滝!


中段まで登り滝を横断


滝の落ち口まで這い登る

スゴすぎです 
だからといって登らないわけにはいきません・・・


ロープで安全確保をし登っていきます


あおいも根性で登ります


滝口からの大滝


滝の落ち口は難しいので補助してもらう あおい

大滝クリア 


最後に這い登ってくるIkeさん


更に沢を遡っていく
見上げると何段もの小滝が連結し白い水しぶきを上げている


連段になった美しい七福の滝


登山道を進む場合は一端交差する滝の直下に降り立ち
再び滝の横を巻くように山を登る

最上部が見えない程 長く美しい七福の滝を目の前に
登らず避けていくなんてとてもできないと思った

補助ロープなしでこの滝を登ることができるだろうか?


迷わずゴー♪


ここまでAVOさんは滝の危険箇所にロープを出し続けてくれた
初心者を同行の沢登、負担を減らすためにもロープなしで自力で登りたい

横に立つIkeさんに向かって声をかける

登ってもいいですか?

行って 行って!

心が踊った
これまでに経験したことのないワクワク感

補助ロープなしの危険と冒険の狭間

私が登れば あおいもテンパッてマケジとついてくるだろう
ヘルメット以外自分の身体を守ってくれる装備はない
信じられるのは自分の手足のみ

よっしゃーっ!

七福の滝
登攀開始


ノンストップ ちがこさん


下で待つメンバーたち


登る!


安全確保


登る!


登る!


七福の滝クリア!


白竜の滝
AM10:30 登攀開始


まだまだ行くよ♪


登る!


おりゃぁ~っ!


これぞ 夏のアドベンチャー♪


ぐぇぇぇ。。。。


こんな花たちが癒してくれます


沢の雰囲気が変わった
これまでの荒々しい感じから苔の庭園のような優しい雰囲気


清らかな水がこんこんと流れる滝


滝は細くしなやかに流れる


苔苔がステキでしょ♪

これから登る滝があまりにきれいなので写真を撮っていると
後方で あおいが叫んだ

ちがこさん ヘビ!


あ゛ー びっくりした・・・

足元にはマムシが鎌首を持ち上げて威嚇
とびかかってくる寸前

そりゃ~誰だって自分の棲家に危険が及べば怒るのも当然だ
が これじゃ先に進めない 

ポーカーフェイスのIkeさん
棒でマムシをひょいと持ち上げると無言でぶんなげた

ひゅ~~~っ 
 空飛ぶマムシ 

ボテ
見事AVOさんの目の前に着地

うお~っ 
目の玉が飛び出そうなくらい驚くAVOさん
みんな大爆笑


白糸の滝横を登る


源流に近づくと緑は更に増す


登りきった場所は大幡川の源流
最初の一滴が産まれる川の聖地だ



AM11:00 すばらしい滝を48登りきった

AVOさん
Ikeさんあざーっス!

AVOさんのブログはこちら


後編はこちら


あなたにおススメの記事
関連記事