2009/09/13
日向山・尾白川渓谷
全山行 143回
百名山 27座
標高 1659m
天気 晴れ
山行時間 8時間10分
距離 19.00km
〈コース〉自宅(4:20)-市営駐車場(6:00-6:20)-矢立石(8:0-8:05)-山頂・雁ヶ原(9:20-10:10)-錦滝(10:50-11:05)-不動滝(11:50-11:55)-神蛇滝(12:30-12:35)-百合ヶ渕(12:45)-竹宇駒ケ岳神社(1:50-2:20)-市営駐車場(2:30)
紅葉手前の渓谷を歩こう!
展望のよい白い砂地、花崗岩の美しい雁ヶ原・・・
登山者で賑わう日向山♪
雨上がりの日曜日。
今日は 山梨百名山のひとつ 日向山へと向ってみる。(よっしゃ)
偶然にも ちがこさんが行ってみたかった 尾白川渓谷と 甲斐駒ヶ岳の黒戸尾根ともつながっている日向山、黒戸尾根からも甲斐駒ヶ岳に登ってみたい ひとちがにとってはうってつけだ!
さてさて、前日に地図や ガイドマップで調べた所、どうやら 日向山と尾白川渓谷を ぐるりんちょ と回るには 長い林道を歩かなくてはいけないらしい・・・(うげ、、、)
登山口の矢立石から山頂までは 一時間半あまりなのに 車の往来する舗装路の林道歩きは二時間近くと 少々納得いかない点はありますが そんなことで くじける ひとちがじゃぁ~ありません!
がんばっちゃいますよぉー さっそく山行スタート♪
市営の駐車場からは 山荘やロッジの立ち並ぶ林道を ウガウガと歩く。
時折 矢立石の駐車場から日向山へ登山するための車が ひとちがを追い抜いていくけど 気にしちゃいけませんな・・・(はぁぁぁ。。。)
しばらく歩くと後方に何やら気配を感じた ひとちが。
ん?
おや?
白い ワンコが いつの間にか ひとちがの後をついてきます。
「あれぇー? どこの ワンコかなぁ~? 首輪もしてないけど 飼い犬らしく林道歩きは慣れてるみたい・・・」
まるで道案内するみたいに ワンコは ひとちがの先を歩いたり 後を歩いたりと離れる様子もない。
ワンコが苦手な ひとしさん、お顔はしかめっ面、しっかりストックを握り ブンブン前後に振りながら なにげに ワンコが近づかないように警戒しながら先を急ぐ。(ははは。)
はぁ はぁ ちがこさんは追いついていくのに必死であ~る・・・(ぶぅ、)
林道は長い、旅は道連れ 展望もへったくりもないんだから 楽しく道中行こうじゃないかと考えている ちがこさんと裏腹に ひとしさんは ワンコがどこかに行ってくれはしないかと考えているらしい・・・(だはは)
ははは・・・
一時間後、ワンコは散歩を終了したらしく姿を消した。
ようやく ひとしさん、ワンコから開放された
秋となると食べられそうな木の実が目立つ、ちがこさんが見逃すわけがない。
食べられそうなものは口にしてみる ちがこさん。
「ま、マズイ・・・」
やめましょうね、おぶしょうは!
ようやく 矢立石に到着、駐車場は ほぼ満車、なかなか人気のあるお山らしい。(すでに疲れちゃいました。)
めげずに さっそく登山道を登り始める。
なだらかで整備された歩きやすい登山道であ~る。(ラッキー♪)
明るい山道は 展望はないものの 秋めいてきた気持ちのよい空気を吸いながら山歩きを楽しむにはもってこい!
高齢者の登山者たちが のんびりと山行を楽しんでいる。
登山道のポイントには 【1/10】 のように山頂までの区間が記されているのでわかりやすいねぇー。(うん、うん。)
山頂の三角点は展望のない少し奥にひっこんだ場所にある。
山頂標識もない地味な山頂。(あれま!)
更に進むこと数分。
ポンと森林限界を出た。
そこは・・・・
わ~ぉ♪
真っ白い砂地の斜面・・・
花崗岩の美しい砂礫の雁ヶ原であ~る
突然の景色の違いに驚く登山者も多いことかと。
ここからは 八ヶ岳、甲斐駒ヶ岳・富士山と360度のパノラマ♪
風が強く吹き飛ばされそうだ!!
恐竜の背中のようにつきだしている岩は なんとも かんとも 不思議な景色を楽しませてくれる。
どんなに風が強かったかというと?
このくらいじゃぁー!!
お腹のすいた ひとちが。
本日は 秋に相応しく ちがこさんは 栗ご飯のおむすびを作ってきたもんねぇー!
山のあちこちに 落ちていた山栗。
秋を感じながら パクパク食べたおむすびの美味しかったこと♪(うひ!)
雁ヶ原を少し下ると森林の中に突入する。
こちらのコースは 急な下りであ~る。(結構険しいですな。)
錦滝まで下ること40分、あずまやのある林道との分岐に到着。
滝壺で遊ぶ ひとちが。
さ~てと、ここから先が問題なのだ・・・
と ちがこさんは予想していた。
ひとちがは 尾白川渓谷に向うのだが、大抵の登山者は 林道を矢立石まで戻るので渓谷に向う登山者は少ない。
ってことは 道が荒れているんじゃないかと。(ふんが、、、)
封鎖されているゲートの横を通過、不動滝に通じる林道を南に下る。
やっぱしぃ・・・
うげぇぇぇーーーっ!
あ゛ぁぁぁ・・・・
こ、これって 前回 怖い思いをした篠井山と同じパターンのような気がする・・・
出てこないよね、長いひと・・・
荒れている、日当たりがソコソコ、虫がいる・・・
へび!
林道は途中 コンクリートの橋は崩れ落ち 通過することはできるけど怖い。
道は荒れていて 登山者はお世辞にも多いとは思えない。
ヤマカガシや マムシが うじゃうじゃいそうな気配がする・・・
うがぁ。。。
また ちがこさんが先頭ですかいな
ブチブチ文句をたれる ちがこさん。
ちがこさんの嘆きを ニヤニヤしながら
「いいんです、二番手の私は ちがこさんが どかどか歩いた後を歩くんですから ヘビに ガブっと噛まれる可能性が高いんですから!」
と約一名後方で叫んでいるひとが
?
どこかで聞いたような セリフ・・・
仕方なく ストックを ブンブン振り回しなが歩くこと20分、ようやく危険と思われる林道を通過し本線の山の中へ。(ほっ、)
そこからも わかりにくい場所があり 危うく道間違えしそうなポイントもあったが どうやら通過、不動滝に到着♪(やったね)
吊橋の上から 滝を眺めてみた。
尾白川渓谷のハイキングコースの一番奥手にある この滝は吊橋の上からの見学だ。
紅葉が始まればもっと素晴らしい景色になるだろう・・・
ようやく反対側から滝見物にきた人とも合流し、人のいる場所に出て ほっとした ひとちが。
続いて 神蛇滝まで下る。
お♪ お♪ お♪
なかなかいいじゃん!
二段になっている滝は 迫力あるねぇー
ご機嫌な ひとちが。
その先は 渓谷道と 山を巻く道に分かれている。
本来は 渓谷道は下りが危険なので 登りの一方通行になっているのだが、日向山から下ってきたんだから 危険とはわかりつつも 一方通行を逆に歩く。
自己責任ということで勘弁してもらうしかない。(すんません。)
だって 滝を見たいんだもん
危険とわかりつつも 旭滝まで下る。
と、旭滝は すぐ近くまで行けますが、大変危険です。
軍手着用、滑りにくい靴でないと川に転落する
危険性大!!
おかげさまで フル装備の ひとちがです。
もちろん 行かない手はないっしょ!
おっかなびっくり滝の近くまで行ってみた。
ガバガバと スゴイ勢いで流れ落ちてくる滝・・・
はい・・・
びちょびちょになりました・・・
「
お、面白かったぁーーーーっ」
面白かったはいいけど ちがこさん びしょ濡れじゃん!(わははは!!)
どうすんのさぁー?
いいの、いいの!
そのうち乾くって!(いひひひひ。)
ちがこさんは へっちゃら への字なのだ。
思いっきり滝を楽しんだ後、駐車場近くの 竹宇駒ケ岳神社まで更に歩く。
甲斐駒ヶ岳へ続く 黒戸尾根に続く登山道の分岐に立ち、いつかは挑戦しようと 心に誓う ひとちがであ~る。
神社のすぐ横には これまた素晴らしい水源が。
お水を汲みにくる人も たくさんいるらしい。
ベンチで 残りの おむすびを ムシャムシャ食べ、黒戸尾根から下ってきた登山者たちを迎える。
みなさん、いい顔してるね!
お疲れさまぁー!!
帰路、若いカップルと合流。
神蛇滝の近くでお話した お洒落な若者たちだ。
屋久島を旅したこともあるという彼らは 自然の中を歩くのが好きだそうであ~る。
若いうちから 色々な所に行くことは素晴らしいことだね、また どこかでお会いすることがあるかも♪
ヤスヒロさん、チカちゃん、元気でねぇー
さ~てと、来週はどこに行こうかなぁ~?
お た の し み ♪