うがっと一発 御嶽山!!

ひとちが

2010年01月04日 21:03

2009/12/27
御嶽山


百名山 32座
全山行 160回





標高 3067m
天気 晴れ
山行時間 8時間
距離 8.00km


〈コース〉自宅(3:15)-三笠の森駅(8:15-8:30)-金剛童子・八合目(9:50-10:10)-九合目(12:00)-王滝頂上山荘・十合目(12:50)-剣が峰(1:10-1:30)-九合目(1:45)-田ノ原駐車場(3:10)-おんたけ2240駐車場(4:30)




口約通り、行ってまいりました御嶽山!
2009年、年末最後の山行を飾る ひとちが 無謀計画・・・・
さてさて どんな様子だったのかな? うひひひひ・・・・






冬季は田ノ原までは車でアクセスできないので おんたけ2240スキー場のゴンドラで 三笠山の山頂に向かう。(よっしゃ!)
ラッキーだったのは ひとしさんの会社の忘年会が お流れになったので 一日早く出発できたことであ~る。(うはは!!)





スキー場は意外にも空いていた
コミコミのスキー場を想像してた ちがこさん、いつものごとくの ひとしさんの渋滞、コミコミ説は笑い話に終わり 冬山装備バッチリで御嶽山に望む・・・



昨日まで 実は ちょいと おっかなびっくりで準備をしていた ちがこさん
何故かって?

だってさぁー、3000m級のお山じゃん
冬山初心者の ひとちがとしては 問い合わせたお宿の山ガイドさんが 

「御嶽山は 冬場でも比較的登りやすい山ですが アイゼン、ピッケル、ワカンはもちろんのこと、ハーネスやザイルも時には必要になります・・・」

と ひとちがの勉強できていない分野まで要求されたからであった・・・(ふぇぇーーっ)

が、がんばって実践してみた 滑落の勉強、それだけでも大変だったのに いきなり ハーネス、ザイルですかぁー・・・・(涙。。。)

うへぇぇぇぇーーーっ、どうしよう・・・

ちがこさんが悩んだのは いうまでもない。

しかぁ~し、ここで挫ける ちがこさんではなかった。(エライ!)
さっそく ハーネスと ザイル相応のロープやカラビナを準備、緊急ではあるが スポーツショップの店員さんから二時間講習で Wエイトの基本ロープこぶ結びを習得し どうにか間に合わせたのであ~る。(だははは、、、)

ははは・・・・
こ、こんなんで 無敵の冬山に行けるんかいなぁー?
不安は消えませんが とりあえず がんばってみましょう!(うりゃ!)


 

ゴンドラリフトに乗って 三笠の森駅に到着、ここは三笠山の山頂であ~る。
スキー、スノボー上級者たちが エキスパートコースを滑走していく・・・
なんとも スゴイ迫力(お見事!パチパチパチ!!)
横目に ウガウガ山を巻いて 田ノ原の登山口へと向う ひとちが。

「冬装備ってさぁー、かさばって嫌いだぁー
ハーネスも なんだか へんちくりんだしぃー、第一 サブくて冬グローブのまんま ロープを難しいWエイトになんか できるわけないじゃん!
グローブとって 結び方がわかんなくて もたもたしているうちに凍え死んじゃうよぉー」

これ これ!
ブツブツ文句言ってないで さっさと出発しないと夕方までに下山できないよ ちがこさん!

はい、はい そうでしたな・・・





田ノ原の駐車場には 雪が降り積もり ズボっと ふくらはぎ辺りまで埋まる
さっそくスノーシューを履いて出発♪(イェー!)
おや?
ラッキーなことに ひとちがの前を 壺足で歩いている人がいるようであ~る。

壺足・・・
かなぁ~り大変じゃないかと・・・
それでも 壺足のトレースは続いていた。

大江権現・七合目までの道は広くなだらかな スノーシューハイキングには もってこいのコース、しかし 壺足の人は必死だ。
どうやら一人ではないらしい、二人かな?

まあ、それはよいとして 壺足の上をスノーシューで歩く 先頭さんの ひとしさんも これまた大変だ。
結構 ズボっと埋まる・・・(がんばれぇー ひとしさん!)

そして その後ろを歩く ちがこさんだが ひとしさんの歩幅が大きいので イマイチ上手く歩けず苦戦・・・
必死についていく(がんばれぇー ちがこさん!)





今日の天気は最高であ~る。
お空はピーカン、真っ白な雪山、風もなし!

  

後ろを振り返ると ツララを美味しそうに食べている ちがこさんがいる





夏場なら気づくであろう あかっぱげ なるポイントも雪に埋もれ見落とした。(あは、)





気がつけば 森林限界を超えた 金剛童子・八合目。
すえちせと 秋に山行した御嶽山だが 登山口も違うし、山頂までは行けなかったから 初めての王滝口からの雪山登山が 御嶽山、最初のピークを目指す山行となった。
姿は見ることができなかったけど ライチョウの足跡が点々と続く・・・





わぁ~ぉ! 素晴らしい景色だぁー♪
スタート地点の三笠山、中央アルプスも一望であ~る。



金剛童子に手をあわせ 今日の山行の無事を願う・・・
祀られた中に ブタさんが・・・
失礼、ブタさんではありませんですな イノシシさんですか?
まあ、どちらでもいいです、ともかく 宜しく!



お決まりの鐘を鳴らす♪
ここまで登ってこれた感謝と ひとちがをアピールするために・・・

ガン ガン ごぉ~ん!



備え付けられた木槌は氷で巨大化していた!
うがぁー!!
なんじゃこりゃ?



ここからは スノーシューは危険、雪質が変わり、パウダースノーではなく、やや固めの締まった雪だもんね。
アイゼン装着! これでよし(うししし。。。)

九合目をすぎると山の斜面が急登になった
ここまで ラッセルで がんばってきた ひとしさん、いささか疲れがでてきたようであ~る。
階段を登るように 壺足の人がつけてくれたトレースを一歩一歩 慎重に登っていく。



下から見上げている ちがこさん、後ろに転がり落ちそうじゃん!
ひょぇぇぇーーーっ! こ、怖いじゃん
と 思いながらも ひとしさんを撮影してみた





振り返ると これまた素晴らしい景色♪(うひょひょぉーっ!)
カメラに収めようとすると なんとも足場が狭く 悪く 急で コワすぎ!
めまいを起こしそうなので やめにして ひとしさんをおっかける





これって ピストンだから 帰りがもっと怖いんじゃないわけぇー?
ハーネス、ザイルもどきのロープは持ってきたものの、結ぶ場所がないんだから がんばって自分の力で登るっきゃない!(がんばれぇー)

よ、ようやく十合目の王滝山頂山荘に到着。(やったね♪)
裏手の奥の院方面へ向う。
地獄谷から吹き出している 火山ガスが ゴーゴーと音をたてている。

 

ひどい臭いに ひとしさんは ゲーゲーと苦しそうであ~る。
ちがこさんは くさいと思いつつも 案外と平気だ

いよいよ 剣が峰に続く 八丁だるみ。





重たいザックは十合目に捨てて ストックだけで剣が峰へ向う。
偶然下山してきた 壺足の人とすれ違う。
まだお若いご夫婦だったようで、お疲れ様でやんした♪

うへっ!
ここで大失敗・・・
八丁だるみは 風が強かった・・・(がぁ~ん)

なんで ヘルメットも 目だし帽も持ってきたのに使わないわけ?
あちゃぁーっ 
さっき十合目で捨ててきたザックに残してきたこと忘れてたぁー!!(ありゃりゃ)

さぶぅぅぅぅぅぅぅぅーーーーーーっ!!

 

必死で 最後の急登を ウガウガ登る。



へっ?
鳥居、埋ってるじゃん!
夏場なら 間違いなく階段である場所も すっかり雪に埋もれ 鳥居は半分埋もれていた。
さっそく ちがこさん、吊る下がってみた。



続いて ひとしさんも吊る下がる。



よしなさい、あんたたち! バチあたりな!!

そう、そうでしたな・・・

そして! とうとう念願の山頂だぁー(きゃぁーっ!!)



やったね ひとちが♪
今年最後の 一大イベント 御嶽山行



山頂からは・・・
雪の北アルプス、雪で埋もれた二ノ池、360度のパノラマ!
涙・・・・・
あまりの素晴らしさに声もでない ひとちが!!(感激デス)

 

って ちがこさんの すぐ目の前で おたけびをあげている ひとしさんがいた


うぉぉぉぉーーーっ!

山頂を満喫して 下山する。
ひとちがを含め この日 御嶽山の山頂を踏んだのは 6名であ~る。



帰路、予想通り、十合、九合目付近は急な下りのため 慎重に下りなければならなかった。
山行中、風はなく 非常におだやかな一日だったので無事下山することができた ひとちが・・・

 

田ノ原からは ゴンドラを使わず、簡易ソリでスキー場を ザックを背負ったまま滑走して下山。(ひとしさんが 片道しかゴンドラの券を買ってくれなかったので)
なんとも変な格好で滑降していく二人を スキー場のギャラリーたちは大笑い・・・



いいんですぅー・・・
歩いて下山するより楽チンですからぁー
滑っては転び、滑っては転び、変な筋肉痛になった ちがこさんでありました。

ははははは・・・
まったくもって 最高の 雪山年末登山でしたな ひとしさん♪
大、大、大満足の ひとちが




明日は20年ぶりに スキーに挑戦♪
これまた どんなだったかお楽しみでしょ!
うしししし・・・


二日目のスキーはこちら
三日目の山歩きはこちら



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