2013/1/12
人間を阻む岩の大障壁!
鶏冠山
(奥秩父エリア)
全山行 338回
鶏冠山の情報はこちら
〈コース状況〉
標高差 995m
全行程 約11キロ
山行時間 第三岩峰・山頂まで 往復約9時間
(休憩時間は含みません)
地図上のP2115まで往復する場合はプラス1時間
前 編
皆さんは山梨百名山なるものをご存じだろうか?
鶏冠山は その百座の中でも
かなぁ~り手強い山 なのだ
今回は二回に分けて鶏冠山について歴史、コース
そして山歩きのレポを紹介することにしよう
いったい
どんな山だったのか?
鶏冠山について・・・
山梨百名山・山梨日日新聞社記述より
奇怪な山容のこの山には 一般の人に
すすめられる登山コースはない
古くからのルートはあるが、かすかな踏み跡程度であり
岩登りの技術と確かなルートファインデイング、体力の
ある者だけが挑める
難易度の高い山 である
鶏冠山伝説・・・
朝日さす
夕日輝く寺平
雀のみよどり
梢のしたかげ
この歌は鶏冠山のどこかに埋められているという
「
金の鳥」のありかを示す歌として三富に伝わっている
戦国時代、武田信玄は鶏冠山の麓で金の採掘をしていた
作業の安全や武運を祈り金で鳥を作った
信玄は出陣に際し、金の鳥を鶏冠山のどこかに隠した
しかし陣中で病死したため金の鳥の行方はわからなくなった
コースマップについて
鶏冠山にはルートマップがない
今回 ひとちがは ヤマレコ他、山行した方の
記録を基に山歩きを強行
山歩き後、
ちがこさんお手製のルートマップを
作成したので参考になれば
*山行時間は季節により変化すると思われる
通常、ひとちがは平均時間で山歩き
(今回は積雪期のコースタイムとする)
ルートマップの中での注意箇所
A
二俣吊橋を渡り一段登ると鶏冠山入口
西沢渓谷の大きな看板の横に登山道を示す標識あり
東沢の左岸を進む
途中、河原に降りる開けた場所がある
(増水時は不可)
左岸の山沿いの道は ロープ場の急斜面、
転落・滑落
には十分注意すること
渡渉ポイントのある出合は 東沢が大きく左にカーブ
する対岸に鶏冠谷が合流している
対岸の大きな木に標識がついている
(沢を渡ったら直進で鶏冠谷方向へ)
*左側の東沢方向には行かない事
鶏冠谷に沿ってしばらく進むと
赤茶けた看板がある
山へのとりつきは
その手前
(沢に沿って金属の黒っぽいワイヤーが張ってあります
ワイヤーがなくなったら行き過ぎ)
戻るように山にとりつきます
*積雪期は とりつきの場所が不明瞭 なので注意
ジグザグに登山道がつけられている
山の急斜面を尾根に向かって登る
B
コースのかなりの部分が不明瞭
至る所に赤テープはついているものの正しいルートとは
限らず 迷い込むと岩場や山斜面で身動きがとれなくなる
(ルートファインデイングを要する・積雪期は特に注意)
C
第三岩峰の直下から
右に巻き道あり
急斜面を下り第三岩峰を左に稜線まで登る
(赤テープあり・積雪期はかなり困難なルート)
稜線に出ると三叉路、右方向は木賊山方向
少し左に戻ると第三岩峰、山梨百名山の標柱がある
山 頂
いよいよ山歩き開始♪
山歩きのレポは次回のお楽しみ
(うはは)
後編はこちら