黄金の鶏冠伝説♪ 前編!

ひとちが

2013年01月14日 12:00

2013/1/12

人間を阻む岩の大障壁! 
鶏冠山
(奥秩父エリア)

全山行 338回


鶏冠山の情報はこちら


〈コース状況〉

標高差 995m
全行程 約11キロ
山行時間 第三岩峰・山頂まで 往復約9時間
(休憩時間は含みません)
地図上のP2115まで往復する場合はプラス1時間




前 編


皆さんは山梨百名山なるものをご存じだろうか?
鶏冠山は その百座の中でも 
かなぁ~り手強い山 なのだ



今回は二回に分けて鶏冠山について歴史、コース
そして山歩きのレポを紹介することにしよう
 
いったい
どんな山だったのか?







鶏冠山について・・・

山梨百名山・山梨日日新聞社記述より


奇怪な山容のこの山には 一般の人に
すすめられる登山コースはない

古くからのルートはあるが、かすかな踏み跡程度であり
岩登りの技術と確かなルートファインデイング、体力の
ある者だけが挑める 難易度の高い山 である





鶏冠山伝説・・・

朝日さす
夕日輝く寺平
雀のみよどり
梢のしたかげ


この歌は鶏冠山のどこかに埋められているという
金の鳥」のありかを示す歌として三富に伝わっている


戦国時代、武田信玄は鶏冠山の麓で金の採掘をしていた
作業の安全や武運を祈り金で鳥を作った

信玄は出陣に際し、金の鳥を鶏冠山のどこかに隠した
しかし陣中で病死したため金の鳥の行方はわからなくなった





コースマップについて

鶏冠山にはルートマップがない
今回 ひとちがは ヤマレコ他、山行した方の
記録を基に山歩きを強行


山歩き後、ちがこさんお手製のルートマップ
作成したので参考になれば



*山行時間は季節により変化すると思われる
通常、ひとちがは平均時間で山歩き
(今回は積雪期のコースタイムとする)





ルートマップの中での注意箇所



二俣吊橋を渡り一段登ると鶏冠山入口



西沢渓谷の大きな看板の横に登山道を示す標識あり


東沢の左岸を進む


途中、河原に降りる開けた場所がある
(増水時は不可)



左岸の山沿いの道は ロープ場の急斜面、転落・滑落
には十分注意すること



渡渉ポイントのある出合は 東沢が大きく左にカーブ
する対岸に鶏冠谷が合流している
対岸の大きな木に標識がついている
(沢を渡ったら直進で鶏冠谷方向へ)



*左側の東沢方向には行かない事


鶏冠谷に沿ってしばらく進むと 赤茶けた看板がある
山へのとりつきは その手前
(沢に沿って金属の黒っぽいワイヤーが張ってあります
ワイヤーがなくなったら行き過ぎ)
戻るように山にとりつきます



*積雪期は とりつきの場所が不明瞭 なので注意


ジグザグに登山道がつけられている
山の急斜面を尾根に向かって登る






コースのかなりの部分が不明瞭
至る所に赤テープはついているものの正しいルートとは
限らず 迷い込むと岩場や山斜面で身動きがとれなくなる
(ルートファインデイングを要する・積雪期は特に注意)





第三岩峰の直下から右に巻き道あり



急斜面を下り第三岩峰を左に稜線まで登る
(赤テープあり・積雪期はかなり困難なルート)


稜線に出ると三叉路、右方向は木賊山方向
少し左に戻ると第三岩峰、山梨百名山の標柱がある
山 頂 




いよいよ山歩き開始♪
山歩きのレポは次回のお楽しみ
(うはは)


後編はこちら


あなたにおススメの記事
関連記事