2015/03/22
春霞
扇山・権現山
(大菩薩連嶺エリア)
全山行 441回
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標高 扇山 1137.8m 曽倉山 940m 権現山 1311.9m
天気 晴れ
山行時間 6時間(休憩時間を含む)
〈コース〉梨の木平(8:45)-大久保沢のコル-扇山(9:45-10:00)-
曽倉山-浅川峠(10:40)-権現山(12:00-12:15)-ピストンで梨の木平(2:45)
みなさんにも見えたかな?
富士山♪
天気がよろしくない場合
朝霧高原は深い霧の中にある
でわ 本日はどうかというと
じゃ~ん
高原に霧はなく晴天なのに
富士山には幻想的な霞がかっていた
これぞ春霞
今日登る山はもちろん残りの山梨百名山
登る予定の山の周辺はすでにピークを踏んでいるため
残りの二座をピストンで計画した
スタート地点はここ
道を挟んだ場所に管理事務所とトイレがある
ベンチも案内板も設置されている
登山者には親切な登山口でもあるのだ
それじゃでかけますか!
うん♪
大きな木に囲まれた登山道
道幅も広く迷う箇所もない植林帯
ずんずん登っていくと
最初のポイントの水場に出た
そのすぐ上には奥宮祠がある
祠の10m先くらいの登山道の右側に石があります
偶然だとは思われますが
なんと人面石
見る方向を変えれば いくつもの人の顔
非常にコワい
白っぽい石だからすぐにわかるよ
探してみてね
(あまりにコワいので写真を撮るのはヤメました)
ほらほら 石ばっか眺めてないで
早く登りなよ
ふぁ~い
さ~てとずんずん登っていくと
展望地に到着です
ベンチもあって休憩にはもってこい
南方向の景色が見えるよ
ここからは御正体山の先に富士山が見える
でもねー 天気は悪くないけど
こんな状態
雪があるから富士山だってわかる
ほとんど遠くの山は空と同化してよく見えない
まぁいいです
ここから先は雑木林の陽当りのいい登山道を
九十九に登り標高を上げていく
まだ芽吹いていない木々の枝の上には青い空
緑や花がなくてちょっと寂しい
モアモアと地面からたち昇る
暖かい空気は春の匂いがする
コヒョウモンによく似た柄のが
カップルで空のランデブーを楽しんでいる
登れば登るほど汗がポタポタと流れた
暑いですぅー
着すぎじゃない?
ですよね
でも今回は靴は夏靴で来ましたよ
エラかったでしょ
ん フツー
サクサク登っていくと大久保のコル
分岐を左に進めば大久保山を経て
百蔵山に出る
*
ちがこさんは「ももぞうさん」と読む
今日は右方向へ
扇山は横移動してすぐ
数人の登山者が休憩中
日影がなので眩しいやら暑いやら
この山は
秀麗富嶽十二景の一座でもある
どうじゃ?
ありゃまぁ~
さっき展望地で見た時より
更にボヤボヤになってない?
ベンチで休憩 腹ごしらえ
まだ先は長いもんね
さ~てと
そろそろ出発しましょう
広い山頂の敷地をウロウロして
見つけた権現山方向の先は
なんとな~くあまり踏まれていないような
落ち葉の上に黒い土
登山者が歩いているようだ
ズルズル下って尾根を進んで行く
下りきれば ほとんど平な尾根
迷うことなく尾根道を進めば
小さなコブの山に到着だ
先の浅川峠までは地図に迷いマークが記載されている
この時期ヤブは枯れているし 踏み跡もあるから
問題なく峠まで進むことができた
峠から先は権現山の登りになる
すでにピークを踏んで下山する登山者たち
日当たりのいい山斜面を九十九に登る
ひとちー
今日も安全で楽勝でしょ?
あぢくて大変ですぅー
半袖でもよかったですぅー
尾根道から見上げた権現山は大きかった
山頂付近まで登ったと
喜んでる場合ぢゃない
帰路はピストン
帰りは扇山がデカく見えるんだろーな
と その前に曽倉山も越えなきゃいかん
あ゛―大変
な~に ちがこさん
一人でブツブツ言ってんの?
いいじゃん別にぃー
予想外の山頂にポンと出た
何が予想外なの?
んとね
ひとちがの持っている2010年の山と高原地図には
権現山からの眺望が記載されてないわけよ
きっと「展望はない」と思い込んできたわけ
ところが
じゃ景色見せて
展望地で見たときよりも
扇山で見たときよりも
さらに霞かかった富士山がいた
午後から曇りって言ったましたから
まずまずのお天気でよかったじゃないですか
まあね
帰りはピストン
予想通り長い道のり
曽倉山・扇山経由で下山した ひとちがであった
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