ちがこさんの大失敗・・・

ひとちが

2010年11月15日 19:29

2010/11/13

ごめんね みはるちゃん・・・
竜ヶ岳
(富士山・伊豆)


全山行 204回
百名山 40座





標高 竜ヶ岳 1485m
天気 曇り
山行時間 5時間


〈コース〉本栖湖キャンプ場(11:30)-端足峠登山口(11:45)-端足峠(12:35-1:20)-山頂(2:00)-あずまや(3:00-3:30)-本栖湖キャンプ場(4:30)





本日のぉー、パートナーわぁー、ひとしさんじゃございません!
がはははは!
なぜかって?
うひひひひ!
それは 後日のお楽しみ♪






誰と一緒に山歩きしようかなぁー♪

そうだ!!

ちがこさんが思いついたのは かれこれ10年もご無沙汰している しょうたろう選手の恩師、託児所時代にお世話になった先生であ~る♪
(うしししし。)

まだ オムツもとれず、ちがこさんにベタベタだった しょうたろう選手を立派に成長させてくれたのが ちがこさんより10才年下の みはるちゃん
突然メール、久しぶりの再会 町でお洒落にランチかと思いきや いきなり山に連行されることになった 
(あちゃぁーっ)

「普段ほとんどデスクワークみたいだから リフレッシュには山が一番」
なんて勝手に思いこんでる ちがこさん。

出発時刻はやや遅め、のんびり歩いても下山できるだろうと ちがこさん考えが甘かった。
今回は ホント反省です


さっそく本栖湖キャンプ場に車を停め出発
(よっしゃ!)



どうせなら同じ道より 違うコースの方が楽しんでもらえるんじゃないかと湖岸の出合から北面登山道の分岐を目指すことにぃー
(うひひ)




湖岸をテクテク歩くうちに 欲がでてきた。
(これが間違いの元でした)

『そうだぁー、その先にある端足峠に出る登山口からの方が 竜ヶ岳を裏側から登ることができるし、景色もダブルことないからきっと楽しいやぁー』

【端足峠】:かつて ひとちがが【たんそくとうげ】と読んでエラク赤ッ恥をかいた峠であ~る

予定変更、可哀相な みはるちゃんは有無も言うことができず ちがこさんに誘導される

「それにしても 湖沿いの紅葉は最長期、道路が混雑してたわけだよね。」
車にひかれないように注意しながら 道路を歩く。
赤や黄色の落ち葉が 道路いっぱいに積もっている。
(なかなかよろしい)




気持ちいいねぇー♪
ふたりとも にっこり

登山口に到着、山の斜面を 九十九折に登っていく。



北斜面は日当たりがよくないので 紅葉見物にはビンゴ♪
(うん うん)
たぶん、日当たりのいい キャンプ場方面からの樹林帯の紅葉は すでに終わりかけているはずであ~る。



登りながら 10年の過ぎ去った日々を しゃべりまくるふたり。
紅葉を眺め、おしゃべり、紅葉を眺め、おしゃべり・・・・

い、忙しい・・・
スゴイ 疲れたような気がする・・・

(別の意味で)



ともかく口がとじていることはなかった。
おかげで あっという間に 端足峠に到着してしまった
(あはは。。。)
ここからは広葉樹の美しい尾根歩き♪
(わぁ~い♪)

振り返ると みはるちゃんが へたばっていた
(へっ?)



「つ、疲れちゃったぁー」

あっ!
ごめん、ついつい ちがこさんのペースになっちゃって みはるちゃんには大変だったよね。

山歩きなんてすることのない みはるちゃんにとって、おしゃべりしながら山を登るなんて 山を毎週歩いてる ちがこさんとは大きく体力の差があること すっかり忘れて無理させちゃった・・・
(反省)

端足峠でランチしよう♪
ひとしさんがいないから 今日は ちがこさんが ぜ~んぶザックに詰め込んできた。
(ちがこさん、がんばったぞぉーっ)

クッカーを出してお湯を沸かす。
ひとしさんがいなくたって ちゃぁ~んとできたよ
(ちょいと もたつきはしましたが)

温かいスープとおむすび。
時々、竜ヶ岳方面から下ってくる登山者が通過していく。

富士山を眺め、この時期に発生する 綿を背負った へんちくりんな虫が飛び交う中、ふたりは 美味しく山ごはん。
(うはははは!)



さ~てと、ぼちぼち山頂に向かおう♪

すぐ先の一直線の急階段はやめにして なだらかな巻き道の登山道を再び九十九折に登る。
少々 みはるちゃんは 疲れて泣き顔になっているけど きっと山頂の景色を見れば元気になるはず
(そう! そう!!)

がんばれぇーっ!!

笹尾根に出た
富士山の眺めが素晴しい稜線、登山道にかかる笹は 綺麗に刈り取られ歩きやすい。
のんびり山頂へ向う。



残念なことに 本日の天気は青空ではない
グレーで雲やガスはないのに明るさに欠けている。
先週登った鳳凰三山、南アルプス、八ヶ岳もあんまり綺麗に見えなかった
(はぁぁぁぁ・・・・)



「あ~ぁ、青空だったら もっと綺麗な景色なのにぃー」
みはるちゃんに 一番綺麗な景色を見せてあげたかった ちがこさん。

山頂に到着。
なかなか賑やかじゃん!
(やったね)

おおおーーーっ!
小さい可愛い山ガールたちが 
うようよいるねぇー♪


山梨ボーイスカウト 甲府5団の子供達であ~る
ボーイスカウトといっても 女の子の数の方が多いのにはびっくり
ランチを終えて 丁度下山する所だった。

可愛らしい元気な子供達を見て、子供が大好きな みはるちゃんも ちょっと元気が出たようだ。
(よかったぁー)
よぉ~し、一緒に記念撮影しよう!



さ~てと 帰り道は展望バツグンのコースです。
でもねぇー、お天気がよくないからイマイチ冴えないんだなこれが
(はぁぁぁぁ・・・)



 

笹の登山道、刈り取り作業をしている人たちがいた。
下からも何人も おじさんたちが登ってくる。

「クマが出ませんでしたか?」

えええーーーーっ?
クマ?


「下からクマが来ますが 食べられないように注意して下さい。」
そう言って笑いながら行ってしまった。


みはるちゃんと顔を見合わせる

クマ?

はははは・・・・
確かにクマ。

いや、失礼。。。
でも やっぱりクマが登ってきた。



苦笑いしながら先を急ぐ
予想以上に時間がかかってしまった。
(焦る)
暗くなる前に下山しなくっちゃ・・・

それが悪かった。
ちがこさんのペースに合わせて歩く みはるちゃん、疲れはピークに達していたのだ
登山口まで後50メートル地点、みはるちゃんが尻餅をついてころんだ。

「大丈夫?」

「うん、膝が笑って足にきちゃったみたい。」

心配しながらも すでに紅葉が終わりかけている登山道を下る

「あっ・・・」

またもや尻餅。

ヤバイ状況・・・
そして三度目・・・

「やっちゃったぁー」
なんと みはるちゃん、捻挫。

あ゛―――っ
最悪の状況・・・


「痛いよぉー」
みはるちゃん、実は少し前 捻挫して足をテーピングして登山していたのだ

そんなこととは知らず、ちがこさん 山に誘っちゃって
ご、ごめんね みはるちゃん

なんとか痛い足を引きずりながら駐車場まで戻ることができた。
日が暮れ始めている。

近くのコンビニで冷却用のシップを貼り応急処置をした。
こんな結末になるなんて

後悔してもダメじゃんね。
山に慣れていない人を同行する時は ちゃぁ~んと体調を確認すべきだったこと、時間にゆとりを持って行動すること、反省することだらけで終わってしまった。
(ふぇぇぇーーーん)

ごめんね みはるちゃん

翌日の彼女のメールには 足がパンパンに腫れて歩くのが辛かったと書かれていた。
楽しく山歩きをするはずだったのにぃー

今回は ちがこさんの大失敗で終わった。
ちがこさんの心は 今日のお天気みたいにグレーだよ
懲りずにまた山歩きしようね みはるちゃん
次回はきっと もっと楽しい山歩きが一緒にできるはずだから


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