がっつり登ろう 2!!

ひとちが

2010年12月23日 08:34

2010/12/19

ご褒美は?
毛 無 山
(富士山エリア)


全山行 211回
百名山 40座




標高 雨ヶ岳 1772m  高デッキ1921m  毛無山 1946m
天気 ガス
山行時間 9時間10分


〈コース〉ゲート(6:30)-登山口(7:00)-端足峠(7:55-8:00)-雨ヶ岳(9:10-9:30)-高デッキ(10:15)-毛無山(11:20-11:30)-高デッキ(12:30-12:40)-雨ヶ岳(1:05)-端足峠(2:05)-登山口(3:05)-ゲート(3:40)






 
毎年恒例で3月に登る毛無山、本日わぁー 麓とは反対側の雨ヶ岳から登ってみよう!
超キビシー 雨ヶ岳の登りを経て 無事毛無山の山頂までたどりつけるか ひとちが!!








相性の悪い山ってのは あるもんだ。
それが毛無山。
(あはは。)

毎回登るたびに展望なしの残念な結果、しかぁ~し、天気予報では 曇り・晴れ
もしかして 山頂から富士山をバッチリ見ることができるかも♪
(わくわく)




まだ薄暗い朝霧からは 雲がかかっているのかさえわからない。
とりあえず冬場はゲートが閉じられる 本栖湖の湖畔までやってきた。

本来なら 竜ヶ岳も経由していきたい所、でもね 今回のコースは長い、数日前には毛無山の山頂は白かった。

ってことは 雪があるってこと。
ってことは 時間が余分にかかるんじゃないかと ちがこさんは計算していた。

無理、無理、絶対 無理!
ってなことで 竜ヶ岳は諦め 端足峠から入るコースを選択したのであ~る。
(それが正解です!)




ゲートの横にある駐車場から 湖岸沿いの道路をテクテク歩く。
本栖湖山荘の手前、端足峠の登山口までは30分。
(意外と長い)
閉じられたゲートからの道路には 落石が多く ちょびっと注意しなければ怖い
まだ うっすらと明け始めたばかり、冷たい風の中 いよいよ登山道に突入♪



ゆるやかに山を登る
杉の樹林帯から出ると落葉樹の林であ~る。

秋に みはるちゃんと この道を歩いた時は紅葉絶頂期、今はもう枯れ枝から本栖湖が見え隠れするだけ・・・



積もった枯葉の上に うっすらと雪が積もりサクサクと気持ちがいいね♪

 

ちがこさんはピッチを上げる
楽に歩くことができる場所は なるべく早く通過したいのだ。
先は長い、標高をあげれば雪は益々多くなるに違いない!
(よっしゃ)

ところが
振り返ると イマイチ元気のない ひとしさん。
昨日 食事会で呑んできた上、眠るのが遅かったので体調がすぐれないのだ・・・
(ぐぇぇぇーーーっ)




「足が重いですぅー」

とか、

「胃腸の調子がイマイチで」

とか・・・



あ゛ーあ
前回もそうだったけど 雨ヶ岳を歩く時は 胃腸の具合がよくないよね、大丈夫かなぁ~?



端足峠に到着。
(うりゃ)
夜は明けたものの、峠からは富士山は見えない、神々しい光が雲の切れ間から下界を照らし出す。
なんとも不思議な光景であ~る。



山頂方向は どうじゃ?

うげぇぇぇぇーーーっ!!
またもやガスガス!!


展望は期待できそうにない上 これから雨ヶ岳のキビシー登りに突入するのであ~る
益々 お顔が暗くなる ひとしさん。
(あ゛―――っ)

ザクザクした雪は 標高が上がるとサラサラした雪に変わっていった。
予想していた通り、雪の量は増えていく。

「そろそろアイゼンを装着した方がいいのでは?」
ひとしさんの言葉にザックからアイゼンの袋をとりだした。

「うっへぇー!
間違えて クロコダイルアイゼン持ってきちゃったよぉー」
ちがこさん 半ベソ

だって 今日は8本歯のアイゼンじゃなきゃ ちがこさんの山靴には装着不可なのだ。
アイゼンなしで登るっきゃない

「大きな袋で変だと思ったんです、確認すべきでした」
冷ややかな ひとしさん・・・
(ちがこさんの オマヌケはいつものこと、許してちょんまげ)

少々不安ではありますが 仕方なくアイゼンなしで登ることにぃー・・・
(大丈夫ぅー?)

ありがたいことに アイゼンはなくても なんとか登れそうな気配。
(よかった よかった)
コースには前日歩いたらしい登山者のトレースがついている。

うが うが うが うが・・・・



がんばれぇー!!

休むことなく急登を ひたすら登り続ける。

これでもかぁー
ってほど登った

ようやく雨ヶ岳の山頂にぃー♪



しかぁ~し、予想していた通り展望はなし
(はぁぁぁぁ、、、)

やっぱしぃー
どかんと見えるはずの富士山はいない。
進む先方向は ガスと風・・・
(がび~~~ん)

うがぁー、、、
お楽しみ半減・・・


ひとしさんのお顔は やっぱり無表情
毛無山まで初めて歩くコースは長く トレースはついているものの 風が吹けば粉雪がトレースを薄くする。
迷わず山頂まで行くことができるだろうか?



稜線歩きが始まった。
高デッキまでは笹の覆い茂ったコースであ~る。



すえたろうさんが昔歩いた時は 非常にコースがわかりずらく迷ったらしい。
おかげさまで近年は しっかり笹も刈り取られているので迷うような場所もなし。
(よし よし)

うが うが うが うが・・・

雨ヶ岳を下り、高デッキまで また登る。
お天気がよければ 稜線からは富士山を見ながら ゴキゲンな山歩きができるはず!
悲しいことに 本日はガス ガス ガス

ん?
樹氷が・・・




枯れた木に 小さな樹氷がつきだした♪
進めば 進むほど樹氷は大きくなっていく

 

わぁ~ぉ♪
綺麗・・・




登りきった場所、高デッキかな?
標識もないから確認できないけど たぶん時間的に ここが高デッキのようであ~る。
先に進むと笹道から 南アルプスの山々が

きゃぁーっ!!
雲の上にアルプスが
浮かんでるよぉー!!




風の流れは速く、雲の切れ間から 青空とアルプス♪
白い樹氷が キラキラ輝いて最高じゃんねぇーっ



振り返ると さっきまで くらぁ~いお顔だった ひとしさん、いつの間にか笑顔に変わっている。
写真を撮りまくろう

あっちも こっちも あっちも こっちも

それ! 
ぱち ぱち ぱち ぱち!!


  



    


高デッキを下り 毛無山へ向う。



長い
すごく 長い
いったいどこまで歩けば山頂に着くんだろう?


 
でもね、道は長くとも 樹氷パラダイス♪
超ゴキゲンな ひとちが
(うん、うん)




歩きやすいサラサラの雪の稜線、樹氷を眺めながらの素晴らしい山歩きであ~る。

やっとでた 毛無山の山頂♪
(やったぁー!!)
時刻は予定通りのお昼前。
よかった よかった・・・



しかぁ~し、やっぱり展望なし。
どうも毛無山とは相性が悪いらしい・・・
その上 サブサブで止まっていると体が凍りつきそうなのだ
(だはははは。)

だめじゃん↓



登山者もいない貸切の山頂ではあるが 早々に退散することにする



ぶぅたれながら ピストンで下山。
長い 長い ながぁ~いコースをひたすら歩く。

いいの、いいの 樹氷が綺麗だからね♪
本日の がんばったご褒美は 光り輝く樹氷だった。



それにしても 納得いかないのは 毛無山から富士山を眺めることができなかったことであ~る。

雨ヶ岳の登りもキツかったが 下りも当然大変であ~る。
下っても 下っても なかなか端足峠に着かない
(膝が笑ってきました・・・)

もう下るの飽きちゃった
でっかい声で叫ぶ ちがこさん。

「そんなこと言ってはダメですよ」

はい、はい そうですな・・・
ひとしさんになだめられ がんばって下る。

時刻は午後2時を回った。

ん?
雲がなくなってきた!




峠に到着すると なんと富士山が顔を出している

ラッキー♪



最後の最後に富士山を見ることができたもんねぇーっ
ロングトレイルではあったけど いいことたくさんあったよね♪

朝とは違う コバルトブルーに輝く本栖湖を眺めながら登山口に到着

おつかれぇーっ!!



帰り道・・・
朝霧からは こんな素晴しい富士山を眺めることもできたよ。




月曜日の ひとちが・・・
がんばりすぎて ふがふがでした


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