負けるな ちがこさん!

ひとちが

2013年12月04日 09:32

2013/11/30

信仰厚き山なり♪
三石山
(天子山塊エリア)

全山行 392回



三石山の情報はこちら


標高 三石山 1173M
天気 晴れ
山行時間  3時間30分


〈コース〉大崩登山口(10:00)-展望台(11:00-11:20)-
山頂(11:50-12:10)-ピストンで登山口(1:30)





いやぁー
まいった まいった
 






一年半ほど前
腰を痛めて 病院に行くと
椎間板ヘルニア と診断された
(げっ)


それから ずーっ と
腰痛もち の ちがこさん



その上 数か月前から
今度は 右手が痺れるようになった
(きゃぁーっ)


なんか おかしい
もしかして神経痛だったりして



病院で調べてもらったら
原因は なんと 
首のヘルニア 
(げっ)


首もヘルニアになるなんて
初めて聞いたよ

ブツブツ・・・


おかげで 今度は
エリマキトカゲ 
のお世話になるハメに
(はぁ。。。)



お金もないけど
首が回らないってのは困る
 


その上 無謀にも
山に行こうとするから更に困る


本当に行くんかい?

もっちろん 






今週も行ってみよう 

向かったお山は 国道52号沿い



賑やかな町を抜け
身延線を見送りながら
山の方向へ車は進んで行く



町中を過ぎれば すぐに山の中
これが山梨県 


林道は細く 運転手はブウブウ
ハンドルを握りながら叫ぶ



それでも林道の先には村がある

ここは村人たちの生活道路なわけで
落石ゴロゴロだろうが 道が細かろうが
文句は言えない
(あは。)


ここに住んでる人はみんな
落石があってもいいように
中古の車買うのかな?



そうですね
間違っても高級車は買わないでしょうね
みんな軽トラかな?



ふたりとも 
村の住民バカにしてんのかい 失礼な



すんません
すんません





狭い林道とは裏腹に反対側の山は
 紅葉絶頂期 
(いいねぇー)



里山は錦に彩られていた


標高を上げて車は進んで行く



道の終点は数軒の民家が並ぶ集落
横は茶畑が並び なんとものどか
(ほぇー)


駐車スペースの前には
立派な三石山の案内板がある



今日は ひとちがの貸切らしく
車はエクストレイルだけ



さっそく出発 


さすがに首のエリマキトカゲには
動きが鈍くなるので遠慮してもらいました



茶畑の横から登山道に進入



田舎は番犬が多い 

数匹のワンコが 勢いよく
ひとしさんに吠えついた


ひとしさんは ワンコが苦手 ってのを
知っているかのように ちがこさんには見向きも
しないのが不思議
(あはは。)



もしかして
ひとち 悪人だったりして



違いますぅー 
私は 善人ひとち ですぅ 





茶畑を登っていくと国道52号を挟んでの反対側の
山々を眺めることができた



小さな里山でも 少し標高が
上がるだけで景色いいよね



そうですねぇー



ひとしさんが撮影していたのは
林道終点の民家



さぁ~てと
山に登りますか



うん 



枯葉の積もった登山道をサクサク進む
標高差もほとんどなく 歩きやすい道


うが うが うが うが



わかっていたことだけど
嬉しい植林帯に突入


それでも下枝が払われた植林帯は
光が差し込みそれほど悪くない



植林帯を過ぎると分岐に出た



今日は地図がない


何故ないのかっていうと
ないからだ



それじゃ説明になってないけど


だって事実だもん


ちょっと進んでみると
道は反対側に山を下っている


展望地?
でもなさそうですね



うん 何だろ?


 
山頂方向へ進路をとった
(あは。)


*帰宅後調べてみると 椿草里 とは
地名だったようです






刺激のない道が続く



時々 樹林帯越しに山並みが
見え隠れしている



 季節は秋終盤 

見上げると色鮮やかな黄葉が
目を楽しませてくれるのが嬉しい



再び植林帯に突入した



ここが唯一の激しい登り?

ハァ ハァ ハァ


九十九に続いている樹林帯の道を
息を整えながら稜線に向かって登る


ようやく植林帯も終わり
明るい尾根道に出た
(やったぜ ベイビー)



ゆるやかに続く稜線を
山頂方向に進んでいく


地図はないけど なんとか山頂に
たどりつけそうだよね



はい
よかったですぅー




展望台に到着 



景色はどうなの?


じゃ
お見せしましょう



ジャーン



白く雪の帽子をかぶった山を
ズームアップ



そしてこちらは



行きたいよね
塩見岳



寒いですよぉ~
テントわぁ~



あれ?
この会話 先日の源氏山の時 と同じような


それに腰も首も具合よくないんだから
あまり激しい山歩きはちょっとね



そ そうだよね


風もなくおだやかな展望地は
休憩するにはもってこい


のんびり山を眺めながら
少し早めの山ごはん
(うは うは)



この展望地のいい所は東側も
展望がきくってこと


そうなのだ
富士山もバッチリ 



丸太棒に腰掛け ちがこさんが
カメラをかまえている



青空に浮かんでいたのは
朝霧からフライトした傘



大抵は朝霧高原方向を飛んでるけど
こっちにも飛ぶこともあるんだね



悠々自適に空を飛ぶって気持ち
いいだろうねぇ~



そうですね
きっと素晴らしい景色なんでしょう






先を急ごう
山頂までは30分




展望台を過ぎると東側には樹林帯越しに
富士山が チラチラ顔を見せていた



うが うが うが うが


あまり横ばっか見てると
東側に滑落しそうになるので注意


そして現れたのは



急な岩の斜面につけられた鎖を
3本ほど登る



転がり落ちれば笹と枯れ木にハマりそう
気が抜けないポイントだ




長い鎖は無視して 這いつくばって
上を目指していく



鎖を登りきると 再び安全な稜線



そして またもや植林帯


あれ?
青い看板があるよ



枯れ木色の山に やけに目立つ看板


何でしょうね?


近付いてみると 三石山本堂 と記載



そうかぁー
ここの山頂には神社さんが
あるんだっけね




雑木林に入ると 枯葉が積もり
登山道は うっすらとしか見えず
なんとなく それらしき方向へ



間違いやすい場所にはトラロープで止めが
してあるので問題なし


高台に神社の社の屋根が見えた



立派な社は比較的新しい
社の右側を少し登った場所に山頂はあるのだ



社の中には記帳簿もある
整理整頓 綺麗に掃除されている社の中は
三石大神の信仰が厚いことを伺わせる



 三石大神の話 

昔 白髪の老人がこの砦に現れ「私はこの山の守り人であるぞ」
と言ったことから 三石大神としてあがめられるようになった。
安産、長寿、雨乞い、幸福を祈ると叶えられるそうな。





社の前には鳥居
いったいどのくらい前の物なのかさえ
わからないほどの古さ



そして 鳥居の左横には



これぞ 三石山のシンボル


山頂には 山頂標識があるのみ
樹林帯の中なので展望はない


まっ いいかっ!



三角点はこの奥にあるみたいだけど
ちょっと探してみようか?


えーっ 

どうでもいいような顔で立ちんぼしている


ひとしさんを置き去りにして しばし山中を
徘徊してみたけど三角点は確認できなかった
(ブゥ)





帰路はピストンで山を下る



登山口で待ち構えていた番犬たちも

あたしだよぉー
吠えなくてもいいから
 

という声に安心したのか
ワン とも吠えなかったよ
(あはは。)



帰りの林道からは三石山の
小さなシルエットが見えた



あれ?
ちがこさん 腰と首は大丈夫だったの?



もちろ~ん
山歩きの時は痛くないの



随分 都合のいい腰と首だこと


うるさぁ~い 





明日も山を徘徊する
ちょっと 危険なにおいのする山 だ


どこに行ったのかは次回のブログのお楽しみ♪




この日の立ち寄り湯はこちら
南部の湯
無色透明の温泉です。露天・ジャグジー・サウナ・内風呂と
広くて快適な施設。食堂もバッチリ完備




 翌日の山歩きはこちら 


あなたにおススメの記事
関連記事