スペシャルコース♪

ひとちが

2012年10月18日 12:00

2012/10/14

富士山を眺めながらの稜線歩き♪
大菩薩嶺
(大菩薩連嶺エリア)


全山行 321回



標高 大菩薩峠 1900m  大菩薩嶺 2056,9m
天気  晴れ
山行時間 6時間

   
〈コース〉自宅(5:00)-上日川峠(7:40-8:00)-福ちゃん荘-
大菩薩峠(10:00-10:10)-賽の河原-雷岩-大菩薩嶺(12:15-12:30)-
雷岩-唐松尾根経由-福ちゃん荘-上日川峠(2:00)






また 百名山に登ったどー!

やっぱりここまで来てよかったよ
山頂にこなくちゃ 登ったことにはならないもんね


よく言うよ ちせこさん




    


土曜日は年に一度の 楽しみにしていた
山のオフ会だった
ご用のため今年は参加できなかった ひとちが
(はぁ)

ちがこさんが クサ っている


この日 ちがこさんは機嫌の悪い怪獣のお世話係だったのだ


あ~ぁ
行きたかったなぁー


お天気もいいし、明日も家にひきこもるなんて
もってのほか!





半分断られるのを承知で すえちせに電話してみることに


ねぇー
明日 大菩薩に行かない?



行くよ


 へっ?


先日、乗鞍の帰りには しばらく山へは行かないと
言ってたのに意外な返事


ラッキー♪

さっそく山支度して明日の準備
(よっしゃ)





上日川峠の駐車場は大混雑
少し下がった市営駐車場に車を停めた



福ちゃん荘までは登山道と並行して舗装路の車道がある
すえちせには ピッタンコ 
(うん、うん)


山々した山はゴメンだからね!


出発前にグチっていた ちせこさんであるが舗装路に大満足
車はこないし、歩きやすいからペースも早い
(あはは)



福ちゃん荘に到着



ここからは緩やかではあるが フツーの登山道


山荘の前にある マユミの木にはうすピンクの
可愛らしい実がた~くさん
メジロが美味しそうに実をついばんでいる



大きなコース案内板を前に すえたろうさんに説明をするが 
いつものごとく わかっているのか? わかっていないのか?
(あはは。)



今日は二人に無理させないように 大菩薩峠までを
ピストンで歩こうと計画していた
ステキな稜線も歩きたいけど 三角点のあるピークを目指し
周遊するには すえちせの体力では大変だと判断
(時間もフツーの倍以上かかりますからな)


いざ 出発♪


荒れ果てた勝緑荘の前にある展望台は無残に
壊れ修復の予定もなさそうであ~る
それでも秋の空に ぽっかりと富士山が


急坂ではないので すえちせは絶好調
楽しそうに話しながら ゆっくりと登っていく


紅葉が進んでいる木々と少し冷たい風が
秋の深まりを感じさせてくれる



コースの樹林帯の間から見える富士山は 
まるで絵に描いたようだった


ホッとするような景色♪



真っ赤だな♪ 真っ赤だな♪
ツタの葉っぱが真っ赤だな♪


大声で人の目を気にすることなく歌う 
ちせこさん



いつのまにか 二人の間には距離ができている
ゴキゲンな ちせこさんは一人 ズンズン先を行く



あららん
また すっとばかして行っちゃったよ


きっとまた登山者をつかまえて爆裂トークを
かましているに違いない


調子がいい時は 好きなように歩かせてやってくれ
そのうち歩かなくなるから


笑いながら すえたろうさんが優しく言った



稜線が見える



青空に緑の笹原、見上げた二人は これから歩く
稜線にワクワクしているみたい


今日も秋の山に
私たちは登っている
 


さぁ、峠までは あとちょっとだよ



うが うが うが うが



賑わっている峠に到着
介山荘の前にはお土産が並び まるで
山のお祭りみたいだ
(スゴ)



ここに泊まりたいな

予期せぬことを突然言う すえたろうさん


えっ?
ダメだよ 今日は日帰りなんだから



泊まってご来光見たいなぁー


あまりの景色のよさに すえたろうさんは 
この山に滞在したいようだ
(ひとしさんは明日お仕事だからね)





でっかい立派な峠の標識で記念撮影
賽の河原まで進むことに
(うりゃ)



おだやかな稜線から見える景色は一級品
これまで二度 大菩薩には登ったけど 
今までで一番だ
(うん、うん)



左には常に富士山がいる

進むにつれ景色は少しずつ変化し飽きることがないのだ
(よいですなぁー)


きれいだねぇー 



すえちせは感激していた

こんなに素晴らしい景色を見られるなんて
思ってもみなかった



南アルプスが浮かんでいる
秋ですなぁー 



振り返ると峠が遥か下になっていく



どこまでも続く展望のいい稜線歩きに 
すっかり気をよくした すえちせ
自分達の体力を忘れ ムラムラと野望が湧いてきた
(きゃぁーっ)



できることなら 
山頂まで行きたい!




山頂は樹林帯で展望ないんだよ

どうするつもりなんだろ?



あれ?
ひとしさん どうかしたの?


先を歩く ひとしさんが岩場の上で仁王立ち
いったい何が気に入らないのか?
(たぶん人の多さかもね・・・)



まぁ いいです
こんなこともあるんですわ たまにね




人が溜まっている休憩地で 山ごはん
ちょっと風は冷たいけど 景色を見ながらのランチは最高♪
(わ~い)



うが うが うが うが



賽の河原を通過、その先は標高2000m
妙見ノ頭であ~る



あれ?
まだ山頂じゃないのかい?



違うよ


もう ここまででいいんだけど


予定じゃ峠までのピストンだったのに 
結局先に進むハメになってしまった
(あは。)



ひとちがは楽しいからいいけど ちせこさん大丈夫かな?
ちょっと不安になった



すえたろうさんが先を見上げている
山頂へ行きたいのだ


おとうさんが どうしても山頂に行きたみたいだから
あたしも行くよ
やだねぇー、どうせ樹林帯の中だっていうから 
どうでもいいじゃんね


ぶぅぶぅ言う ちせこさん

横でニヤニヤ笑いながら すえたろうさんは嬉しそうだ



雷岩を通過、三角点のある山頂に向かう



うが うが うが うが


峠の立派な標識とは違い、山頂は 三角点とひょろろんとした
棒が一本立っているだけ
それでも山頂まで来たことに すえちせ大満足



また 百名山に登ったどー!

やっぱりここまで来てよかったよ
山頂にこなくちゃ 登ったことにはならないもんね



よく言うよ ちせこさん
(うはははは!)




帰りは唐松尾根の足場の悪いガレた
登山道を下っていく



やだねぇー
下りわ!


ヨレまくり後方から ちがこさんに支えられ
上日川峠まで戻った ちせこさんであ~る




まだまだ 紅葉はこれからだよ
すえちせ

次はどこに一緒に行こうか?



楽しかった秋の山に すっかり味を占めた 
すえちせの二人であった


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