2013/8/27
夢のある話♪
久能山東照宮
(身延山地エリア)
天気 晴れ
ハイキング時間 2時間
〈コース〉山下駐車場(8:20)-東照宮(9:20-9:50)-山下駐車場(10:20)
ばぁーばが教えてくれたよ
久能山のてっぺんにはね
とってもきれいな お城があるんだって
りゅうぐうじょう だよ
夏休みも終盤
今日は すえたろうさんと 花ちゃんの三人で
久能山を歩くことにした
久能山といえば
日光東照宮・鳳来山東照宮 に並ぶ
日本三大東照宮
の ひとつ
静岡県の聖地 とも言える場所なのだ
最近 富士山が世界文化遺産に登録されたが
その前
国宝 として登録された話題の場所でもある
しかぁーし
6才のちっちゃな 花ちゃんには
難しいことは理解できない
簡単に久能山東照宮のことを
どうやって説明したらいいのか?
そうだ!
昔話しにしちゃえ!
ねぇー 花ちゃん
浦島太郎のお話知ってる?
うん
浦島太郎が
おじいさんになった後の話は?
知らない
ということで ちがこさんが
花ちゃんに話したのは このお話し
浦島太郎
乙姫様のバカンス編
浦島太郎がおじいさんになったその後
乙姫様は退屈でした
海の中だけぢゃ つまんない
カメに相談すると
それなら陸の おさむらいさんに
別荘を建ててもらいましょう
ということになり
山の上に 陸の竜宮城ができました
ちゃんちゃん
山の上の竜宮城に
行ってみたい?
うん うん
いきたい いきたい
行く気 マンマン
最近 運動不足気味で
お腹の出た すえたろうさんも
連れて行くことにする
(あは。)
ばぁーば
おとひめさまは 海からきたの?
そう そう
カメの背中にのってね
へぇー
竜宮城は山のてっぺんにあるから
がんばって登らないと行けないよ
うん
花 がんばるもん
おじいちゃんも
がんばる
参道の九十九に続く石段を登っていく
ふたりの会話が聞こえてきた
花ちゃんは ぴょんぴょんと
石段を駆け上がるように元気に登る
子供は早いなぁ~
羨ましそうに すえたろうさんも
せっせと登る
由緒正しい古くからの参道は
早朝なら夏でも大きく育った木々で涼しい
ノロノロと写真撮影しながら歩く
ちがこさんを狙って
やぶ蚊 が寄ってくる
フツーの山ならともかく 観光山で
虫に刺されるなんてごめんだ
ばぁーば
早くぅーっ
はいよぉーっ
標高が上がると 駿河湾が姿を現す
次第に木々は少なくなり
ますます 駿河湾が青く広く美しい景色
あの海から おとひめさまはきたの?
そうだよ
不思議そうに 青く輝く海を
見つめる 花ちゃん
山裾には イチゴのハウスが並ぶ
春なら イチゴ狩りもできたのに
ちょっと残念
あのへんに キビナゴが
いるはずなんだけどなぁー
横で とんちんかんなことを
言ってる すえたろうさん
海の上を 大きな羽で ゆったりと鳥が飛んでいた
東照宮の
門御所 に到着
わぁーい♪
ここからが本番だ
門を過ぎると展望台
その横には井戸がある
ひねれば水の出る水道しか知らない
花ちゃんは これを何と思うか?
ロープウェイの駅と合流
社務所で拝観券を買って東照宮へ
楼門は色鮮やかな赤が主体の立派な門
きれい きれい
竜宮城にふさわしいカラフルさが
花ちゃんにはうけたようだ
門の横には このような手形
徳川家康公 のもの
本殿は黒が主体の神殿
色鮮やかな細工には 丁寧に色が塗られ
ひとつ ひとつ違うので
見ているだけでも飽きない
東照宮の横から裏手にまわると
お墓がある
竜宮城にお墓がるなんて
花ちゃんも びっくりしたようだ
乙姫様には会えなかったけど
竜宮城を満喫して
大満足の 花ちゃん&すえたろうさんでした
ちっちゃな子供でも興味を持てば
山だって登れちゃうのだ
また 行こうね
花ちゃん
うん
帰宅後 花ちゃんが東照宮の絵を描いてくれた
カラフルで なかなかいいじゃん
ちび画伯