山も春近し♪

ひとちが

2015年03月25日 12:00

2015/03/14

白い花びら舞う♪
富士見山
(身延山地エリア)

全山行 440回



富士見山の情報はこちら 


標高 富士見山 1640m
天気 曇り・雪
山行時間 6時間(休憩時間を含む)


〈コース〉平須登山口(8:45)-展望台(11:20-11:30)-
山頂(12:10)-展望台(12:40-1:10)-登山口(2:45)



必ず雪の時期に登ろうと決めていた

すきっと青い空に浮かぶ
富士山が見たかった





季節は春

ちがこさんが山を予定していた厳冬期には
残念ながら間に合わなかった


残り少ない山梨百名山の中でも優先順位からすると
やはり今週はこの山を外すわけにはいかない


ということで
山友のittaさん のヤマレコを参考に
麓の集落から山に向かった



おかしいですねぇー
ここはバス道じゃないみたいですよ
どう見ても生活道ですね




道間違えしながらも登山口のある平須に到着



さっそく階段を登って山にとりつく



フカフカした落葉樹の登山道
傾斜もほどほどで 足に優しい



ひとしさぁ~ん
あの木面白いねー
 



どうやったらあのように成長するのか
想像もつかないような不思議な形の木



しばらく登っていくと
こんな物が目に飛び込んできた

崩壊トイレ



現在は間違っても使う人はいないだろうけど
男性用はともかくとして 女性用は微妙に斜めっちょ?


用を足す姿を想像すると
とても拝借する気にはなれない
 

まぁ いいです


横を見るとこんな物



こちらもまた無残に屋根が落ち
崩壊寸前といった様子の建物


いったいこの場所は何なんだろ?
造林小屋跡かな?



先に行きますよ 


ちがこさんの興味津々にしびれを切らした
ひとしさんが声を大にして叫んだ


ふぁ~い


しばらく登っていくとまた崩壊した小屋跡?
こちらはペチャンコで枯葉で覆われていた



こりゃ~すごい


感心しながら辺りを見回すと
立派な鳥居がふたつ見えた



まだそれほど古くない鳥居
祠は昔からの物みたいだ


ここを訪れる信者さんが
大事に祀っているのかな



ズンズン高度を上げて登っていく 



登山口の標高が700mだから ここまで450m
50mごとに立てられた標識は9本目



気温も暖かくシャツ一枚でも
汗がダラダラ出てくる



ちがこさんは春のパン


エネルギーチャージで元気もりもり
再び山を登り始めた



しばらく進むとこんな場所に 



白い看板の先はお世辞にも安全そうには見えない

本日最難関



トラロープが2本
錆びた鎖が1本


合計3本一組が山斜面に沿って張ってある



岩に楔がうちこまれているものの
山斜面はザラザラ崩れ落ちているので
抜け落ちるんじゃないかと信用できない



足場が悪いので頼らざる得ないものの
やっぱり信用できないからへっぴり腰になる



久しぶりに危険な場所通過すると
緊張するよねー



はいー
こーゆー場所はイヤですね
ピストンだからまたここを通過しなきゃ
いけないのが辛いですね



うじゃうじゃ話しながら通過したものの
その先にもまたもや同じような場所が



*傾斜がわかりにくいと思われますが
かなり急な崩れ場の危険な場所です



ようやくフツーに登れる場所に 



左横には山が見える
大きく崩れた崖を見ながら雪道に突入した



しばらく人が入っていないのか?
枯葉の積もった上についた雪のため
ほとんど不明瞭なコース



それでも赤テープと標識はあるので
見失わないようにキョロキョロしながら
確認して登っていく



傾斜がキツくなって足がズボズボ埋まるけど
登りにはアイゼンは必要なさそう




日影の部分の雪はサラサラ その下は氷
陽当りのいい部分は枯葉が顔を出し
シャーベット状の腐れ雪



平らな稜線上に出ると右に立派な鳥居が見えた



稜線上を少し登っていけば展望台
東方向の景色が開けた岩場



青空に浮かぶ富士山を拝む予定が 



先ほどの鳥居の先はこの展望台につながっている 
ここが頂上山神社



イヤなものを発見してしまった
何かって?



実はこの展望台に来る前に
山頂まであと20分」という看板があった

時間からすると展望台までが20分で山頂ではない


まぎらわしい看板立てないで
もらいたいですよねぇー



だよねぇー
ばかに早く山頂まできたって
勘違いしちゃったよ



まぁ いいです



山頂じゃないんだから
山頂まで行くしかない

ということで



展望台はコブ岩なので進む先は
細い急下り尾根



この先は壺足ラッセルなので
ちがこさんと先頭さんチェンジ



展望台から見えていたコブを次々とクリアして
アップダウン アップダウン 



意外と山頂まで遠いですね



だね



相変わらずトレースがあるわけでもなく
看板記載時間30分の道のりも オーバーして
山頂到着40分かかった



樹林帯に囲まれた静かな山頂 


東方向の景色はこんな



どんより雪雲が空を覆い
薄暗いよろしくないお天気


長いしても富士山は顔を出すこともなさそうなので
展望台に早々戻ることに

退散


展望台では男女のパーテーィーが山ランチ
しばし楽しいお話を聞かせてもらい下山



お気をつけて~


下り始めるとボタン雪
今年初めて見た大きな白い花びらのような雪



いいねぇ~


雪の下り道は快適で あの危険地帯までは
特に問題もなくサクサク下る



雪がなくなると空が薄明るくなり
白い花びらは落ちてこなくなった



極めつけはやっぱこのポイント



ittaさ~ん
「危険箇所なし」っていったじゃん




ひとちが的にはコワ~い場所だったよ
もしかして うちらが大げさ?

ま いいかっ!
うはは




この日の立ち寄り湯はこちら
やまなみの湯
ちがこさんの工作展示中


にほんブログ村


あなたにおススメの記事
関連記事