2016/6/3
険しい山を登り始めて一年・・・
ついに山頂に立つ
それは長い道のりで 登っても登っても
山頂になかなか立つことのできない山歩きだった
パートナーを支えるサポーターたちは
どんなに苦しく大変な時も彼女たちを支え
諦めることな励ましながらく懸命に荷物を背負い運んだ
山頂直下の分岐で サポーターの一人
しょうたろう選手は一足先に別の道に向かった
大きな険しい山に向かって力強く歩いて行く
彼の後姿を見送る
いこっか
ラストスパートをかけた
ねぇ まだつかないの?
もう少しかな
急登を下を向きながら あえぎながら登る
乱れた息を整えながら一歩一歩進むのだ
顔を上げた
目の前に山頂標識、そして先には山々の美しい景色が
やったぁーっ!
一年前に「
到底ムリ」と半分諦めながら
登り始めた険しい山をついに登り切った
長かったね~
あ゛ー大変だった・・・ブツブツ
横を見たら別の山が見えた
山は一つだけじゃない
この先は自分たちだけで行ってね♪
大丈夫、道は違えどまたどこかで合流できるよ
新しい目標の山に向かって彼女たちは歩き始めた
先には大変な場所や危険な場所があるかもしれない
それでも歩き登り続けなくちゃいけないのだ
人生は山登り
今はまだ小さな宝物の子供たちもいずれ共に荷物を背負ってくれる
力強いパートナーになってくれると信じている
分岐で大きく手を振って別れた
*長い間 ひとちがの山歩きは中断していましたが
ようやく再開することができる環境となりました
心配してくれた皆様、この場を借りて深く感謝しお礼申し上げます
by ひとちが