Mr.毛無との再会・・・

ひとちが

2009年06月14日 17:00

2009/03/28
毛無山







標高1945m
天気 曇り・雪
山行時間 6時間30分
距離 9.02km


〈コース〉毛無山第二駐車場(6:45-7:00)-登山口(7:25)-不動の滝(7:55-8:00)-ヘリポート(8:30-8:40)-山頂(10:10-10:40)-ヘリポート(12:40)-不動の滝(1:10)-駐車場(2:30)




予感がした・・・
また Mr毛無に会えるかもしれないと・・・(うひひ!)

残念ながら駐車場から見上げた毛無山は ガスっている。(ぶぅ。)
またかいな・・・
せっかくホームグランドを離れ 春の一発目は 近所の険しい毛無山と決めていたのに ガスっているんじゃ 山頂からの富士山は拝めそうにもない。

登山口にある 500円の駐車料金をケチって 無料の第二駐車場より出発した ひとちがだが、車の走る道路を避け 山ん中を突っ切るコースを前回見つけちゃったので 植林のハイキングコース?らしき山道を ウガウガと登山口まで歩いてみた。(うしし・・・)

お♪ お♪ お♪ ビンゴじゃんねぇー!!
登山口の丁度入り口に到着、かなり駐車している車があるってことは 登山者も それなりに多いわけだ!(わぁ~い!)
久しぶり♪ 人がいる山!(うれぴぃ~)





登山口を出発するまでにも 次々と車がやってくる・・・
おや?
こちらを見ている人がいる・・・
お山に知り合いは少ないしぃー 
まっ、いいか。

不動の滝まで一気に登る。
昨年ここのポイントで滑落して亡くなった登山者がいたそうであるが とても滑落する場所には思えなかった。(怖いですなぁー・・・)
後から聞いた話によると 危険のトラロープを越えて 不動の滝の滝壺に降りようとして滑落したそうである





さてと、のんびりはしていられません。
それでなくても狭くて急な登山道、石がゴロゴロして足場もあまりいいとはいえません。
歩くのが のろい ちがこさんのこと、時間はたっぷりかかるでしょうから・・・(そう、そう!)

ヘリポートに到着、ここは拓けているので休憩するにはナイスなポイント。
おや?
ひとちがを追うようにして 登山道を登ってきた うす紫のお洒落なハット
もしや Mr毛無?(ふっへぇー!!)

一年ぶりの再会。
な、なんてラッキーな!!
偶然とはいえ、予感はしていたとはいえ、本当にまたお会いすることができるとは!!

「駐車場でね、見たことある人たちがいるなぁーって見てたんだよ」(Mr毛無)

『ははぁ~ん、ちがこさんが車の中から見ている人がいると 気になったのは Mr毛無だったんですなぁ~・・・』

そこから先は Mr毛無の先導で山頂まで!
平成21年3月28日までの 毛無山の登頂記録は なんと 1560回に到達したそうで・・・
スゴイとしか言いようがございません・・・(うん うん!)

実は昨年 毛無山でお会いした後、Mr毛無より たくさんの お山の本やガイドブックをいただいちゃったんです!(でへ♪)
Mr毛無が登頂した お山は ちゃぁ~んとチェックが入っていて 細かいコメントつき。
嬉しい 嬉しいプレゼントだったことは言うまでもありませんなぁ・・・

山頂までの道のりは 前回同様、Mr毛無のお山トークで 険しい山道も なんなくクリア!(やったぁー! いつもこのパターン。)
ひとちがの予想タイムより30分も早く山頂に到着♪
それにしても Mr毛無の歩きは すぐ後を歩く ちがこさんは よぉ~く観察してたけど さすが山男、大股一歩で少しでも前に進もうとする ちがこさんとは違い、小足で軽快に歩く姿には感激したよん。

毛無山を登りきった所で Mr毛無に別れを告げる・・・
「また 来年!!」(ひとしさん)
「来年なんて言わないで 花の綺麗な時期にまたおいで。」(Mr毛無)

目的地の山頂は やっぱりガスガスで 展望もへったくりもありゃしない(ぶぅ。)
感動したのは 樹氷





ホームグランドの迫力のある樹氷とは違い 繊細な なんとも優しい樹氷であ~る。





げげげ・・・・
雪が舞い始めた・・・・
あっという間に 山は白くなり始めた。

確かに山頂付近からは 硬い雪の上を歩いてきたけど まさか ガスが雪になっちゃうなんて。(お山の天気は変わりやすいもんです。)
早々にランチを済ませ 下山に向う。





その間にも ひっきりなしに登山者は現れ サブサブの山頂に クルリと背を向けては帰っていく姿が見られた。
バーコード仕様の頭のおじさん、頭がひどく寒そうです・・・(帽子をかぶせてあげたかった。)

下りは パラパラと降る積もる雪で 枯葉と石は滑りやすく 急な登山道は かなり危険な状態である。
下から賑やかな声が聞こえてきた。(なんじゃ?)

こんなお天気に まだ山頂を目指すパーティーがいるのか?
不思議に思いながらも 更に登山道を下る。
狭い登山道は すれ違うのも大変なので 譲り合いが必要であ~る。





へっ?
な、なんと登ってきたのは 少年たち。(どひゃぁー!!)
聞いてみれば 朝霧の YMCAに一週間泊まりで 日本全国から 小学高学年~高校生までが修行にきているらしい・・・

礼儀正しい子供たちは 元気よく挨拶!(エライ! エライ!)
降り始めた雪にも動じず 毛無山から竜ヶ岳までを縦走するという。
なんて無謀な計画、できることなら引き止めたい ひとちが。

「山頂付近からは 滑りやすいから気をつけてね!」
と声をかけずにはいられなかった。(はぁぁぁ。。。)

と、ところが・・・
最初に会った少年たちの集団が終わると 今度は少女たちが 登ってくるじゃあ~りませんか!
ぶったまげぇー!!
聞けば なんと200人の大集団。(こりゃ 引き止めるのは無理そうです。)

足もとは 運動靴、お世辞にも山を登るような装備はしていない。
服装も 薄着で なんとも心もとない・・・

『大丈夫なんだろうか?』 

少女たちの中には 雪が踏み固まり アイスバーンになった山道を よつんばになって這うように登ってくる子もいる。(あ~あ 先は長いのにぃー↓)
中には へたばった子のザックを3個もかついで がんばって登っていく子もいた。
危険な登山道、子供たちを優先させるために登山道の脇っちょで立ち止まり 登ってくる子供たちに声をかけ続けていたが さすが200人ともなると時間がかかる・・・(ふへぇー)

いつまでたっても下山できそうにないので 登山道からはずれ 雑木林の枯葉に雪をかぶった急な斜面を降りる。
何度も ずっこけそうになる ちがこさん。(おっと危ない!)
それでなくても歩くの へたくそなのにさ!(ぶぅ!!)

なんとか駐車場までたどりついたものの 子供たちの事が心配で仕方ない ひとちが。
子供たちの後から 5~6人程の関係者らしき大人たちも登ってはきたものの、こんなお天気に 200人もの子供たちを 毛無山縦走させるなんて とんでもない!(怒!!)

後日、ひとちがが帰宅した後 救助ヘリが飛んだことを知った・・・
やっぱりねぇー・・・

大事なお子さんを預かる立場の大人たち!
無謀な計画はすべきではありませんよ(そうだ! そうだ!!)
声を大にして言いたかった ひとちがであった・・・ 


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