岩と雪のミックス壁に挑む!

ひとちが

2011年01月26日 22:32

2011/1/23

厳冬期の冬山・・・
蓼科山

(北八ヶ岳エリア)


全山行 218回
百名山 40座




標高 蓼科山 2530m
天気 曇り
山行時間 5時間30分


〈コース〉自宅(5:00)-スズラン峠(7:45)-蓼科山(10:30-11:10)-スズラン峠(1:15)






 
山頂わぁー、激サブ!
サブいんじゃない・・・

さびぃ~~~~っ!!
の方が正しい。
寒さを通り越して 痛みさえ感じる厳冬期の冬山。
今週は いかなる山歩きとなったのか?









先日 ちがこさんの へんちくりんな計画のおかげで登りそこねた蓼科山
今週は雪が吹雪こうが、天気が怪しかろうが 登っちゃいますよぉーっ
(うりゃ)



さっそく スズラン峠を出発、意外にも しっかりトレースのついた登山道、スノーシューもアイゼンも必要なしか
(あは)



なだらかな登りから 急登に突入。
雪がなければ ゴロゴロした岩の登りでしょうが、しっかり雪の積もった登山道、道から外れることさえなければウマることもなし
(積雪量は1m程)

  

ズンズン登ろう!



振り返ると 少し前に ひとちががウロウロした八子ヶ峰



雲っているので どんよりと景色も冴えないのが現実
(はぁぁぁ)


ふへぇぇぇ
なんだか はっきりしない天気だねぇ

あらら?
雪がパラつく。
ひらひらと舞い降りる 優しい雪♪
樹林帯は まるで雪のダンゴが木になっているようであ~る
(うは! うは! 面白い!)



登りは続く
そろそろアイゼンの出番がきた。
(よっしゃ)



うが うが うが うが 
うがぁぁぁーーーっ

森林限界は まだかいな

木々に樹氷がつき始める。



見上げると いつの間にか 山頂方向に 青い空が見え隠れしていた
(おぉぉぉーっ! 期待しちゃうね)



ようやく森林限界を抜けた。
(よっしゃ)

うっへぇぇぇーーーっ!!
こ、ここ のぼんの?




蓼科山の山頂までは ゴロゴロの大きな石の登り。
木々がないから風が吹けば 恐ろしいことになるじゃんねぇー
(ひょぇぇぇーーーっ)

って、本日は意外に穏やかなんですわ♪
(あは。)



重たいお尻で ちがこさんが登る



うんこらせ!

コースに立てられた赤いポールと黄色印を頼りに慎重に ひとしさんも続く

ガンバ!!

雪山を始めた最初のころは ちょっとのことが 恐ろしくてビクビクしていた ひとちがキャリアや技術は まだまだ未熟とはいえ、恐ろしいんじゃなくて 最近じゃぁ、登ったことのない雪山も ワクワクするようになった

こんなスゴイ雪山を歩くことが
できるんだもんねぇー♪


山の斜面をトラバースしていく
雪山だから どこを登ってもいいんだけど、やっぱり皆さんが歩いた跡の方が安心じゃん
(うはは!)



ようやく山頂のヒュッテ前に到着。
(ガッツ)



将軍平方面から登ってきたらしい 数名のパーティー、ひとちがと同じ スズラン平から登ってきた登山者が数名と 山頂は夏場と違う少人数の登山者であ~る。

やったぁーっ!!

お腹すいた
さっそくヒュッテの風を防げる場所で おむすびをパクつく。
寒くて ありったけの衣類を着込む・・・

が 

サブいもんは サブいんじゃぁーっ!



止まっていたら 凍えてしまう、ふんじゃぁ、足踏みしながら食べましょうか?
(あちゃぁ)

腹いっぺぇー!!


言いたいけど 少しでも早く動かないと凍死しそうなので 山ごはんもそこそこに 山頂標識に向かう。
(あらま)

ん?山頂にいた皆さん、なんと簡易テントで休憩中。
そうだよね、こんなにサブくちゃ たまんないもん。
次回、風の強いお山にくる時は ひとちがも テントのフライシート持参しなくっちゃ

山頂標識のポールに到着
(イエー)

ひょぇぇぇぇーーーっ!!
風強いしぃー、超サブいじゃん!!


こりゃたまらん
急いで目出帽着用。



おっと ちがこさん、鼻が出てます
低い鼻でも凍傷になっちゃうよぉー

大急ぎで鼻を隠す
それにしてもサブい
サブいんじゃなくて痛い

これこそ まさに

サビいぃぃぃぃぃーーーーっ!

って 言葉がぴったんこ

気温は氷点下15度、風が強いから体感温度も下がっているはず。
もうこうなると着膨れ、肌が露出しないようにするしかありませんな

冬用のグローブは ぶ厚いから 細かい作業がたぁ~いへん
ほとんど指先には感覚がなく なかなか思うように作業が進まない ひとちが。
カメラもバッテリーがダメになり、常に温めていないと写真さえも撮ることができない始末であ~る。

山頂の様子は こんなだったよ



さぁ~てと、下山しますかぁー
時刻は昼前なので まだ数名の登山者が山頂を目指し ひとちがとすれ違う。


さすが大きな山になると 冬装備をしっかりした登山者しか登ってきなせんな。
(あたり前です)




天気も回復方向に向っている。
樹氷がキラキラと山を飾り、サラサラ落ちる雪の白さは最高じゃん♪
(いいじゃん! いいじゃん!)



登りでは雲隠れしていた八ヶ岳、南アルプスも顔を出す。

 

益々 いいねぇーっ!!

ゴキゲンで下る



少し前に ひとちがが登った八子ヶ峰、ヒュッテ アルビオの赤い屋根が すっごく小さく見えたよ。
(うん、うん)



スズラン峠に到着、時間も早いので 蓼科温泉の共同浴場に立ち寄った。
ほとんど貸切状態、あっちっちの温泉に のぉ~んびりつかった ひとちがでした♪


来週は、すえちせ登場、これまた雪山に挑む
お楽しみにぃー♪


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