2012/8/4・5
大きな夢♪
大人になったら 何になりたい?
う~んとね、医者!
子供のころに抱いた夢。
誰しもが一度は心に描く大きな希望・・・
今回の山歩きの主人公は しょうたろう選手
現在、中学3年生(15才) バリバリの受験生だ
彼が小学校2年生(8才)の時 母は癌を宣告された
あと何年生きられるかわからない母の命
当時、母の状態は深刻で 緊急手術、長い抗がん剤治療の
闘病生活が始まった
深い悲しみでいっぱい 小さな少年の心
おかあさんが死んじゃうかもしれない・・・
絶望の中、彼は決めた
僕は医者になる!
必ず医者になって お母さんの病気を治すんだ
あれから7年、彼の決意は いまだ変わることはなかった
現在 彼は
医者 という夢に向かって
必死に勉強している
(エライ)
当時と違うことといえば 瀕死の状態だった母は 趣味で毎週
山歩きをする
山おばさんになったことくらいだ
(あはは。)
山のおかげか 転移もなく 母は昔のことは とんと忘れたように
毎日を元気に過ごしている
(よかったねぇー)
そして もうひとつ・・・
彼の中で 微妙に変化したこと
母を助けるための医者ではなく、病気や怪我で苦しんでいる
人のための医者になる
それが大きな目標となった
(元気になった母としては 嬉しいような悲しいような
複雑な心境)
8才の時から父母と 少しずつ続けてきた山歩き
中学に入り部活で登るチャンスも乏しかった
(7月末で忙しい部活もすべて終わりました)
高校に入ったら 山岳部に入るんだ
目の前のある目標に必死に取り組む姿は 微笑ましい
(うん、うん)
応援しなくちゃね
皆さん、最近TVで
サマーレスキュー・天空の診療所 という
ドラマが放映されているのをご存じだろうか?
「山を登っている時も下る時も どんなに辛く苦しくても
足を一歩ずつ前へ出せば 必ず目的地に到着できる。
医者の道も同じ、最後まで諦めちゃダメだ。」
そんなワンシーンがあった
彼にとって希望と勇気を奮い立たせてくれるような言葉
まずは希望する高校に合格すること
山岳部に入って 山男になる
そして 夢の第一歩、信州大学の医学部を目指す!
夏山の診療所で勉強してみたい
受験勉強の忙しい合間を縫って 今年も夏山にテント
かついで出かけよう
目標とする 信州大学の診療所のある
あの山 へ!
(うりゃ)
初日の山歩きはこちら
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