2013/8/11・12
アルプス満喫♪
笠ヶ岳
(飛騨山脈南部エリア)
全山行 375回
笠ヶ岳の情報はこちら
初日の山歩きはこちら
標高 笠ヶ岳 2897.5m 抜戸岳 2812.8m
天気 11日: 曇り・晴れ 12日: 晴れ
山行時間 11日: 8時間 12日: 9時間
〈コース〉
11日: 自宅(5:00)-鍋平臨時駐車場(9:00)-ロープウェイ(10:00)-
笠新道入口(11:00)-杓子平(1:30)-抜戸岳(4:00)-笠ヶ岳山荘テン場(5:00)
12日: テン場(5:00)-笠ヶ岳山荘(5:10-5:30)-小笠(5:40-6:00)-
笠ヶ岳(6:30-7:00)-テン場(7:30-8:00)-抜戸岳(9:00-9:20)-杓子平(10:00)-
笠新道入口(12:30)-ロープウェイ(1:30)-駐車場(2:00)
アルプスは やっぱりいい
抜けるような青空と 白い砂礫
ゴロゴロとした大きな岩 お花畑
どんなに大変な山歩きも
この景色を見たら許せちゃう♪
それが アルプス
パートⅡ
AM4:00を回ると 静かだったテン場は
人の声で賑やかになった
ぶぉーっ
よく寝たどぉーっ
ご来光を見るために テントから出て
登山者たちが山を見つめている
山荘で頂いた食事のおかげで
すっかり元気になった ちがこさん
(うはは)
今日は やたらと元気
テン場から大きな石をピョンピョン登って
無料の大型双眼鏡が設置してある山荘の
前でご来光を静かに待つ
でたぁーっ
オレンジ色の太陽が
槍ヶ岳の間から顔を出した
この時の しょうたろう選手の山歩きはこちら
おぉぉぉぉーっ!
ご来光を待っていた登山者たちの
感動の叫び声が辺りに響いた
本日 素晴らしいアルプス日和
さっそく山荘の横から裏手に鎮座している
チビ笠 に登ってみよう
(よっしゃー)
近くで見れば 単なる大きな石が
積み重なってできた小山にしか見えないけど
遠く離れてみれば 立派な山なのだ
登って まず目についたのは
西方向の空に見えた雲
あれ? 山 じゃないの?
そう 山ぢゃなくて 雲
高山は空が近く 広がる空は広い
どこまでも空は続き 遮る物もない
その空に 雲が一点に集まろうか
としているように流れていた
不思議だねぇー
そうでしょ!
眼下には
笠ヶ岳山荘
この山荘は 2008年に改装され
若いスタッフたちがキビキビと働く
綺麗で親切な小屋なのだ
笠ヶ岳山荘のHPはこちら
もちろん 向かう先は
笠ヶ岳のピーク
いったん山荘までチビ笠を下り
チビ笠と同じタイプのゴロゴロ石が
積み重なった山を登っていく
ガレ場なので コケないように
ピークの空に向かって登るのだ
振りかえると ひとしさんの後ろには
恥ずかしそうにチビ笠がいた
おはよ♪
登りきった場所からは
北側に立山・黒部の山々
目の前には小さな赤い屋根の祠
風や雪から守るため
大事に石で囲われていたよ
南側には お目当ての笠ヶ岳のピーク
ご来光後の食事の時間か
登山者の姿はまばらで ほぼ貸切状態
西側には雲の中に 白山がいた
雲海にまみれて ちょっとわかりにくいけど
その大きさは一際目立つ存在だね
そう そう
北東には テン場と双六岳に続く稜線
そして槍ヶ岳のとんがりがよく見える
とうとう笠のピークに立った
やったぁー
と
意外と地味
百名山なのに大きな立派な山頂標識が
ないなんて残念ですね
あるのは この木の看板と三角点
それも看板は設置されてるんじゃなくて
ポンと無造作に置かれているだけ
(あは。)
いいじゃん
ピークに変わりはないんだから
まぁ そうだけど
ぶつぶつ・・・
山頂から見えた景色をご覧いただこう
まずは これ
南方向に見える山々
そして次は 南東方向
その横には ガスでどんな山だったか
全くわからなかった このお山
霞沢岳の山歩きはこちら
東には穂高連邦が連なっていたけど
朝の光の加減で姿がイマイチだったので省略
眺望を満喫
山荘まで下り テン場に戻る
昨日は薄暗くてよくわからなかったけど
こーして見ると すごいガレ場なんだね
ちがこさんが どこにいるかも
わかんないでしょ!
ほんとだぁー
テントをたたんで のんびり景色を楽しみながら
下山することにしよう
問題がある
一足先に 北アルプス縦走に入った
しょうたろう選手も 今日下山してくるので
その前になんとしても 自宅に戻らなきゃいかん
あれまぁー
のんびりしている
場合ぢゃない
振りかえると 笠ヶ岳が泣いていた
別れを惜しんでいるのか?
もっと遊んでいけばいいのに
そーしたいんだけど
ごめんね
別再び昨日歩いてきた稜線を
抜戸岳に向かって進んでいく
振りかえると 今度はチビ笠も
泣いていているぢゃまいか!
ひとちが COME BACK!
ごめん
やっぱ帰んなきゃ
抜戸岳が近づいていてきた
稜線からは南東に焼岳
北には黒部五郎・双六岳・鷲羽岳・立山が並んでいる
いいですねぇー
昨日は のろのろとやる気のない
ひとしさんだったが 今日は顔が緩みっぱなし
(あはは。。。)
昨日も こーだったらよかったのにね
ちがこさん
そうだよねぇー
稜線は白い砂礫の中に花がたくさん咲き乱れ
先急ぐ ひとちがの足を止める
ぱち ぱち ぱちりんこ
撮影した花たちの姿をご覧いただこう
ひとちが花の写真館
きゃぁー
すっかり時間くっちゃった!
急ぎましょう!
と言いつつ 踏み跡の薄いルートから
抜戸岳のピークに登ってみた
抜戸岳のピークに出た
見えたのは 笠ヶ岳の美しい姿
ちがこさん的には 抜戸岳からの
笠ヶ岳のアングルはピカイチかと
その上 嬉しいことに笠だけじゃなく
東は有名どころの山の展望台でもあるのだ
抜戸岳のピーク
超オススメです
パンをかじりながら景色を堪能
時間が経つのも忘れて のんびりタイム
って
先急ぐんじゃなかったっけ?
あ゛ー
すっかり忘れてた
のんびりしてる
場合ぢゃない
本来なら この先の双六方面に進み
弓折岳から鏡平に抜けるコースを
とりたかった ひとちが
泣く泣く杓子平に降りていく
昨日雪渓が溶けて出現した幻の水場は
影も形もない
あや?
ここもまた 花がいっぱいぢゃまいか
再び足止めを食らう
ひとちが花の写真館2
ニッコウキスゲが夏の風に揺れていた
登った山が どんどん小さくなっていく
先にある杓子平の分岐を曲がれば
もうこのお花畑や笠ヶ岳の姿を見ることはない
笠ヶ岳との別れ
分岐から笠ヶ岳に別れを告げ
急坂の笠新道を木々に囲まれながら下って行く
日中になって すっかり陽の当たる穂高は
大きく腕を広げて圧迫感がある
下っても 下っても
急坂は続くんだよね
急登を登ったんだから
下んなきゃ終わんないよ
わかってるって
登山道の脇にも 山の稜線や杓子平に
いなかった花たちが帰りを見送ってくれた
ひとちが花の写真館3
ようやく登山口に到着
林道を歩き 少々納得のいかないロープウェイに乗り
鍋平の臨時駐車場まで歩いた ひとちがであった
ただいまぁー
自宅に帰ると
しょうたろう選手は戻っていない
あ゛― よかった
間に合ったみたいだね
30分後・・・
ただいまぁー
ヨレヨレになって疲れはマックス
それでも 真っ黒く日焼けして
目をキラキラさせた しょうたろう選手が
大型ザックを背負って帰ってきた
おかえりぃー
素敵なお盆休みの山歩き
歩いた山は違えど お互い 素晴らしいアルプスを
満喫したことに変わりはない
やっぱいいよね
アルプスわ