2010/02/14
東籠ノ塔山
全山行 168回
百名山 32座
初日の山歩きはこちら
その日の宿はこちら
標高 2202m
天気 晴れ
山行時間 4時間15分
距離 5.00km
〈コース〉高峰温泉(9:45)-山頂(11:00-12:00)-高峰温泉(1:30)
展望バッチリ!
360度の大パノラマ♪
昨日、見ることのできなかった浅間山を眺めてみよう!
事件発生! ちがこさん、滑落寸前のピ~ンチ!!
遅めの出発、のんびり温泉につかってる場合じゃないですよぉー
(そう!そう!!)
宿では 無料でスノーシューの貸し出しをしてくれる。
ひとちがのスノーシューより 軽くて小さめだ。
ちょっとお借りして山に登ってみることにした。
(よっしゃ!)
水の塔山への登山口は 高峰温泉の目の前であ~る
この辺りは スノーシューのメッカ、たくさんのトレースが あちらこちらについている。
スキー場に沿って なだらかな雪の山道を登り始めた。
篭ノ塔山、水ノ塔山が素晴らしい姿で迎えてくれる・・・
(よいですなぁ~)
本当わぁー、フワフワのパウダースノーの上を歩きたいんだけど トレースだらけで雪は硬め。
(げっ。)
ほぼ直登コース、赤テープもバッチリついてるし まず迷うことはなさそうであ~る。
お天気上々、昨日とは違う青空、視界も澄んでいて標高が上がると 益々周りの山々の美しい姿が・・・
樹氷も キラキラ輝いている。
しかぁ~し、天気がいいっことは 樹氷も溶け出すってこと!
昨日の サブサブの浅間山の方が 断然樹氷は綺麗かな
(うはははは。。。)
森林限界を越えると 岩場の急登、アイゼンが必要だ。
(コースガイドマップに書いてありました。)
ところが・・・
アイゼンを出すのが めんどうちくなった ちがこさん、ズルして壺足で登ることにした
(あちゃぁ・・・っ)
「秋にも登ってるしぃー、危ないのは短い距離だから 平気だよぉー」
「岩場は アイゼンの方が安心じゃないですか?」
ひとしさんの言葉を無視して先を歩く ちがこさん。
モコ?
あれは 浅間山の噴煙
車坂山の後ろで 小さく
モコ っと上がる噴煙・・・
きゃぁーっ!
浅間山が見えてきたぁー♪
登山道は次第に狭く急登りになっていく・・・
無事山頂に到着山頂♪
(よかったですな)
わぁ~ぉ♪
ここからは素晴らしい展望が拝める・・・
篭ノ塔山方面には 北アルプス、山頂の裏側には 四阿山、草津白根山。
登ってきた方向には 軽井沢方面と 遙か彼方に富士山も。
そして 車坂山方面には 昨日拝むことのできなかった 浅間山
なんて素晴らしい景色!!
最高じゃぁー!!
本日 もし黒斑岳に登れば浅間山も近くして見ることができたかもね
(残念)
これ! これ!
欲をかいちゃいけませんよ、こうして浅間山を違う山から見ることも素晴らしいことなんだから!
そうでしたな・・・
早めのランチを 浅間山の噴煙を眺めながら 特等席で済ませる。
(ちがこさんが 勝手に展望台を作りました・・・
雪山じゃなきゃできない場所です)
さ~てと 下りますかぁー
危ないとわかりつつも アイゼンなしで下山。
こんな場所に限って ハーネスもロープも用意なし。
右側は谷、滑って落ちる可能性は大!
ちがこさん、ピーーーーンチ!
慎重に下ったつもりだが ちがこさん、やっぱり滑ったぁー
ドテ、、、
ずりぃぃぃぃーーーっ、、、
尻餅をついて 谷側に滑る・・・
うわぁぁぁーーーーっ!!
と、止まったぁー・・・
あ、あと一歩で滑落する所であった・・・
(体が震える・・・)
木にひっかかって どうにか滑落せずに済んだ ちがこさん
後方から その様子を見ていた ひとしさん、固まる・・・
「大丈夫ですかぁー?」
『ひょぇぇぇぇぇーーーーっ! 超アブナイとこだったぁー・・・』
一瞬、ちがこさんの頭の中には 自分が滑落していく様子目に浮かんだ
「ねぇ、ひとしさん、もし自分が滑落したら 大声で落ちてくぅ? ちがこさん、きっと誰よりも でっかい声で叫びながら滑落していくと思うよぉー。」
「たぶん私は 声がでないで落ちると思います。あまりの恐怖で声にはならないかと。」
へっ?
よそうよ ひとしさん。
ちがこさんは いつも ひとしさんの目の前を歩いてるから 滑落してもわかってもらえるけど、後方の ひとしさんが叫ばなかったら ちがこさん わかんないじゃん(ぶぅ。)
振り返ったら ひとしさんがいなかった・・・
なんてことがあったら大変じゃん、お願いだから叫んでね
(そう、そう!)
笑い話で 滑落寸前事件も終了、大事に至らなくてよかった よかった・・・
スノーシューで歩ける 安全地帯に入った
ここで問題発生・・・
登りはよかった プラスチックスノーシュー、下りになったら まるで高下駄を履いているようであ~る。
(うがぁぁぁ、、、)
天気がよく、気温も上昇、雪は溶け始め ベタ雪に・・・
結果 スノーシューの裏側には 雪が どっかりとつき 歩きにくいことといったら半端じゃない
(ぶぅ ぶぅ)
ぶぅたれる ちがこさん。
「やっぱし いつもの自分のスノーシューの方が 歩きやすいやぁー・・・」
ストックでスノーシューの雪を落としながら下る。
変な歩き方をするので 久しぶりに足が痛くなった。
(はぁぁぁ。。。)
無事下山、山歩き終了♪
宿に戻り またもや秘湯につかり・・・
体も心も 幸せいっぱいの ひとちがであった
今回の山歩きも 大成功!!
教訓:面倒くさがるな、安全確保が最優先!