緑の中の赤い帽子♪

ひとちが

2010年06月16日 22:15

2010/06/12
日光白根山
(奥白根山)


全山行 184回
百名山 37座




標高 白根山 1598m
天気 晴れ
山行時間 7時間30分
距離 13.7km



〈コース〉自宅(1:45)-菅沼キャンプ場前/山小や(6:45-6:55)-弥陀ヶ池(8:35)-山頂(10:00-10:45)-避難小屋(11:30)-五色沼(11:00-11:30)- 弥陀ヶ池(12:50)- 菅沼キャンプ場前/山小や(2:30)



今回最大の失敗は 地図を持ってこなかったことだ・・・
そして半袖で山歩きしたこと・・・
先週に続きまたもや 山ジプシーに出発♪
ハプニングの連続に ひとちが大慌て!!





さぁ~てと、今週もまた車中泊で 遊びまくっちゃいますかぁー
先週の疲れもなんとやら、梅雨に突入する前にと ひとさんは前日 林道チェックをしていた。
PCに記載されていた林道情報は事細かに写真つき。
(お~っ! 頼りになりますな)

ナビさえあれば なんとか行けるだろうと 道路地図ももたず早朝出発。
先週も群馬方面の山歩きだったから ぶっとばすルートは同じじゃん
迷うことなく 林道の入り口に到着した。
(きゃほぉーっ)

と、ところが・・・
看板がぁー

何 なに??

「6月10日より通行止め」

へっ?
ここは皇海山の入り口、栗原川林道・・・
看板の前で途方に暮れる ひとちがであ~る

がぁーーーーーーん
もっとチェックを完璧にしてくるべきであった・・・
こうなったら 山変えするっきゃない
(うりゃ!)

ふんがぁー・・・
どうするぅー?

皇海山の地図はあれども 他の山の地図持ってないしぃー・・・
登れるとばかり思っていたので付近の地図、全部忘れた
(あちゃぁー)

その時だぁー

ピカリン♪

ちがこさん、思い出した!

「皇海山を調べている時に 近くにどんなお山があるか 見てきたんだっけ
たぶん・・・
120号をまっすぐ行けば 日光白根山の登山口に行けるはずだよ」
(うひひひひ。。。)

しかぁ~し、道路地図もないわけで 必死にナビを動かし 登山口らしき場所を探す ひとしさん。

丸沼高原スキー場からは ロープウェイで山頂を目指すことができるが ロープウェイ代をケチる ひとちがとしては 納得がいかない。
(ごもっとも!)

かといって スキー場を うがうが歩くとかなぁ~りの時間がかかりそうであ~る
(ダメだこりゃ、、、)

「確か・・・
ふたぁ~つ沼があって、キャンプ場があって そこから登ることができたはずなんだけどなぁー・・・」
意外と ちがこさんの記憶は当てになる。

ひとしさん 懸命に探す。
「ありましたぁー」

ビンゴ!
さっすが ちがこさん

車をビュン ビュンぶっ飛ばし 登山口らしき場所に到着。
駐車場には すでにたくさんの車が・・・
(わぁ~ぉ)

ここは 奥白根にある 日光白根山の登山口。
さすが百名山だねぇー 登山者で賑やかなもんだ。

 

まけじと身支度、登山口にある看板でルート確認をして 他の登山者の後をついていくことにした。
(おいてけぼりをくって 道迷いをするのはゴメンですから)
地図を持たないってのは なんとも不安なもんですなぁー

この先、どんなハプニングが待ち受けているのか?
予想もつかない ひとちがであ~る

なだらかな道を歩く。
周りの景色も緑が美しく ゴキゲンな ひとちが



空も青い。



転がり落ちそうな大岩には 木の枝やら 棒っきれで支えがしてあるが お世辞にも石を止めるには貧弱すぎる。
(うはははは!)

ちがこさんが 押えてあげよう
(無駄だと思うけど・・・)



雪道に入った。
後から聞いた話だけど 今年は残雪が多く、いつもに比べて雪解けが遅いそうであ~る。

あららららぁーっ
困ったぞぉー

何がって?
前行く登山者を見失った。
トレースがないと ルートが全くわからんちん
(ぶぅ、、、)

でもねぇー♪
ラッキーなことに ひとちがの前には すでにたくさんの登山者がいるわけで
お蔭様で トレースはいっぱい 道迷いはなさそうであ~る。
(ほっ)

うが うが 雪の急坂を登る。

 

うげぇーっ・・・・
汗ダクダクだ



残雪は シャーベット状なので アイゼンは必要ないが なんとも危なっかしい

ようやく 弥陀ヶ池に到着。
(やったね)
木道のステキなお池であ~る。



池を挟んで 白根山が どかんと立ちはだかっていた

うひょひょぉーーーーっ!!
最高じゃん♪


柵の脇から 踏み跡があったので池に降りてみた。
ひとしさんにとっても 絶景の撮影スポットであ~る



これから この山に登ることができるかと思うと ワクワクする心を隠しきれない。
(うん、うん)

「おやつにしよう♪」
池の脇に腰を降ろし おやつタイムが始まる予定だった・・・

ところが・・・
木道から 怒り狂った おばちゃんが叫んでいる

「そこは シラネアオイの生息地だから 入っちゃダメって書いてあったでしょ」


??
???


どうやら ひとちが、山沿いの柵にくっついていた看板を見落としたらしい
荷物をまとめ 慌てて木道に戻ると 看板ありました。

ごめんなさい・・・
決して故意に入ったわけじゃないんだよ。
(反省)

 

シラネアオイの生息地といっても そこには何も生えてはいない。
この時期 満開にあるであろう シラネアオイは影も形もなく、たぶん鹿が食べつくしてしまったに違いない



木道を渡りきった場所にも柵が設けられていた。 
鹿から植物を守るためだ。
しかぁ~し、努力も空しく そこには やっぱり鹿がいる



モシャ モシャ モシャ
全く登山者は気にならないらしい
(なんてひとたち)

雪のかぶった花畑を登り シャクナゲの林を通過。



最後の険しい山頂への岩場を越える。
(がんば)



 

上から見た弥陀ヶ池、そして その横には 五色に輝く 五色沼が並んでいた。

 

きゃほぉー♪
超きれいじゃんねぇー!!


山頂に到着
すでにたくさんの登山者で 山頂は満員御礼であ~る。
(ひょぇぇぇぇーーーっ)
山頂標識で 記念撮影するのも順番待ち、さすが百名山・・・



カルデラの周りを歩こう♪
ロープウェイ駅からの登山者も合流し、山頂は人が溢れ大渋滞・・・
(スゴイ! スゴすぎる!)



周遊できるコースがあるらしいので 混雑を避け 避難小屋方面に向う。
岩ツバメが空を舞う・・・
なんて たくさんの数



急坂を下ると 避難小屋に到着、ここにもまた 人懐っこい鹿がいる。

一匹じゃない
そう・・・
鹿が群れで行動するんだった
(ふへぇーっ)

ちがこさん、歩きながら鹿に話しかけてみる。



「ねぇーっ あんたたちぃー、春に頑張って出てくる植物の新芽を モシャ モシャ食べるのやめようよぉー
どうせ食べるんだったら 登山道に覆いかぶさっている 邪魔っけな草を食べなよ、みんなの役に立つからさぁー」

角の生えた若いオスの鹿が 口をとんがらがせて言う。

「冗談じゃない こちとら冬場は不景気でね、ようやく春がきたんだから 美味しいものが食べたいに決まってるじゃん
登山道に生えた雑草なんか食えるか 
けっ」



まったく可愛くない鹿たちであ~る。
ちがこさんの説得も 鹿たちには無駄なようだ。
(鹿の耳に念仏)

五色沼に到着。
上から見た 五色に光る沼は 近くに行けばフツーの沼だった。



でもねぇー♪
咲き始めたばかりの ショウジョウバカマがぁー
小さな可愛らしい顔を覗かせている。
(よいですなぁー)



五色沼から見上げた白根山、これもまた格別!
荒々しい風貌の中にも 優しい自然の一面を見ることができた。
(とても楽しい周遊コースでした)



登山口に着いた。
駐車場の横には 若きイケメンの店長さんがいる 山小やさん がある。
お土産専門店、美味しいコーヒを頂くことができるお店であ~る。

目的の山とは違う山に登っちゃったから 付近の様子もわからず ずーずーしく店長さんに尋ねてみることにぃー
(ちがこさんが 平気で話しかけるのは いつものことですが)

立ち寄り湯の穴場、美味しい食事の店、車中泊できる駐車場、オススメ観光スポットと 観光パンフレットにマジックで記してくれた とっても親切な店長さんだったよ
(お世話になりました)



美味しいコーヒーをご馳走になり、ほっと一息・・・
さっそく オススメの立ち寄り湯、白根温泉 加羅倉館に向うことにぃー

店長さん曰く、
「道沿いに 大きいお風呂と 古い地味なお風呂がありますが 泉質は一緒です。
値段も地味なお風呂の方が格段と安いですよ!
但し、お風呂は四角ですが・・・」
とのこと。

四角いお風呂ねぇー・・・
いいじゃん!
丸くたって 四角くたって 露店風呂がなくっても ジャグジーなんかもいらないし、汗をさっぱり流せれば十分
(そう! そう!)



っなわけで 道向こうにある旅館に風呂代を払って スキスキの温泉にゴー♪

 



人がいない地味なお風呂、やっぱり四角いお風呂だった・・・
(10m四方のでっかいお風呂です)



あぢぃーっ・・・・
日焼けした腕が ヒリヒリする
ちょっと塩味の 暑めのお風呂、湯上り後は 体を冷ますのが大変な ひとちががいた。
(うはははは)

続いて夕食を
地元の美味しいものを食べたい ひとちがに店長さんがススメてくれたのは・・・
片品村役場近くにある 竹屋さん



釜飯 なかなかグッドでした

店内からは 尾瀬に向う 尾瀬大橋がよく見える。

 

今年は 水芭蕉がすごく綺麗だそうで
いつかは 行ってみようね ひとしさん♪
(うん、うん)

忙しい時間帯なのに 親切に色々教えてくれた ご主人にお礼を述べ 今夜の宿泊地に向う。

向った先は?
うひひひひひ・・・・
それは次回の お楽しみ♪


教訓:登る山の地図だけじゃなく 付近の山地図も忘れずに 


翌日のハイキングはこちら


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