やっほーっ♪

ひとちが

2012年05月31日 07:39

2012/5/27

奥日光の隠れ名山!
太郎山
(奥日光エリア)


全山行 296回



前日の山歩きはこちら




標高 太郎山 2367.5m  小太郎山(西峰) 2328m
天気 晴れ・曇り
山行時間 4時間45分



〈コース〉林道出合スペース(7:30-7:45)-花畑-太郎山(9:45-10:10)-
剣ヶ峰-小太郎山(10:35-11:00)-林道出合スペース(12:30)







大きく息を吸い込んで 腹から声を出す。


やっほーっ!


周りの景色に吸い込まれるように声が
遥か彼方まで響いた



きっと男体山の山頂まで届いたよね?








ぶぉーっ!
よく寝たぞぉーっ
 


温泉に入って車泊、静かでぐっすり眠れた ひとちが
昨日の疲れも何とやら 今日もバリバリ元気であ~る




さっそく昨日車を停めた志津乗越の手前から細い林道を
駐車スペースまで車で乗り付けることにした


すごく道がボコボコしてるんですけど
歩いた方がいいんじゃないですか?




へっ?
歩く?
なんで?




いつもこーだ

ひとしさんは駐車場までの林道が狭かったり荒れていたりすると 
車を乗り捨てて歩いていこうとする



あのさぁー ひとしさん?
この車はボコボコの道を走るためにあるんじゃないの?




それはそうですが、歩いた方が安全かなぁー 
なんて思って
すれ違いだってままならないしぃー




どうにかなるし、地図には ここに車を停めろ って
書いてあるんだから行こうよ





林道の林の間から太郎山の姿がチラリと見えた
山頂に怪しいガスがかかり、イマイチか?
(はぁ。。。)



あっ!
先客いるじゃん、やっぱり みんな車でくるんだよ



うじゃうじゃと押し問答を続けたあげく、結局南極 
車は予定通り林道脇のスペースに停めた
(あははは。)





昨日とは打って変わり ひとしさんは笑顔であ~る
(あ~よかった)

二日目ともなると やや身体は疲れ気味、太郎山って
いったいどんなお山なのか?




登山口は林道のすぐ横にある

長かった お母さんまでの林道歩きには ホトホト閉口したが 
今日は林道歩きはなさそうじゃん
(うひひひ)




ササとダケカンバの明るい林をなだらかに登っていく


小鳥たちがさえずり
春満喫
 



シャクナゲの林に変わった

まだつぼみのシャクナゲも あと数日で開花?
鮮やかなピンク色が緑の山を彩る
(いいですなぁー)

  


奥日光のお山には赤テープではなく 木に直接このような
ものが打ち付けてある。
冬場でも比較的高い位置にあるので雪が降っても安心だね





つがいかな?




仲よく ひとちがと距離をとり、可愛い姿でピョンピョン
道案内をしてくれる




いいね♪ いいね♪




ゆるやかだった道も だんだん険しくなってきた
(ふぇ~ん)




木の根っこをよじ登り、ロープが設置された急坂を 
グングン標高を上げて登る





うが うが うが うが





少しずつ展望がよくなりだした





お父さんの男体山が どっしりとした姿を見せている





おぉぉぉぉっ?

振り返って びっくり


汗をダーダーと滝のごとく流す ひとしさんがいた
(あれまぁ。)





更にどんどん急坂を登っていく





見晴しのいい山の斜面に腰掛けた



ひとしさん、ヤッホー って
大声出してみない?




えっ?

驚く ひとしさん



自慢ぢゃないが、ちがこさんは声がバカでかい
たぶん 大声コンテストがあったら優勝間違いない



大きく息を吸い込んで 腹から声を出す


やっほーっ!



周りの景色に吸い込まれるように声が
遥か彼方まで響いた



きっと男体山の山頂まで届いたよね?

嬉しそうな ちがこさん





モジモジしながら ひとしさんも ちがこさんに続く


やっほーっ!



声小さいしぃー、もっと腹の底から叫ばないと
聞こえないよ




や゛っ゛ほ゛~゛っ゛!


声はやや大きくなったけど な、なんか違う感じがする
(ちがこさんの声の3/10位ですな)


まぁ、いいです





足もすくむような怖そうなガレ場に出た
横断するにも目の前に 今にも転げ落ちてきそうな
大岩がいた
(ひょぇーっ)




げっ↓
大丈夫かなぁー?



不安ながらも進むっきゃない

石を崩さないように慎重に進む





大岩に近づく程 岩は ちがこさんを見て 牙をむき
ガハガハ笑っているように見えた





あ゛―
やだ やだ・・・



ここは新薙と呼ばれる場所であ~る
ここもまた女峰山のヤセ尾根同様、日光三険の
ひとつなのだ





息を止めながら ようやく渡りきった
(ほっ)





ここから先の樹林帯は ズボズボの雪がある

こんな時わぁー、スパッツつけてない人は 
こーするんだよ 





ソックスを登山靴の上にかぶせれば ズボっても
靴の中に雪は入らない
(あはははは。)

ずぼ ずぼ ずぼ ずぼ





突如現れた広い笹原?

ここは花畑と書かれているが花は期待できないそうだ。
確かに短いササが覆い茂り花が咲くような
雰囲気ぢゃない!





真っ直ぐに伸びている登山道を歩き 再び樹林帯に





と?

道がよくわからん 


そーいえば、途中下ってきた お兄さんが言ってたっけ



花畑にガスが出ると道がわからなくなりがちですが 
ともかく真っ直ぐ進んで下さい。
樹林帯には 僕のトレースがあるから迷わないと思います。




確かに
おかげさまでガスはなく花畑をさまようことはなかったけど 
樹林帯のトレースがよくわかんない


きっとお兄さんも ウロウロとしばらく迷っていたのかも


しばらく ウロウロとあっちに行ったり こっちに行ったり
迷ったあげく真っ直ぐ登った


あった! あった!


ようやくお兄さんの足跡を見つけた





分岐から山頂へ向かう

小広い山頂、ここもまた素晴らしい絶景地であ~る




ゆっくりお弁当食べるにはもってこい!

お父さんの男体山、お母さんの女峰山、白根山、尾瀬の山々・・・





なんて綺麗♪


ややガスは出てきたものの、朝の山頂にかかっていた雲はなく
奥日光の山々を満喫することができたね ひとしさん
(うん、うん)



で次は?


もちろん西峰に 





太郎山より標高の低い西峰は 小太郎山と呼ばれ
兄弟なのだよ。


こりゃ行かない手はないでしょ!


山頂より低い西峰に わざわざ向かおうとする ちがこさん
とは裏腹に ひとしさんは どうでもいいようだった
(あちゃぁー)

しかぁ~し、ちがこさんが行くときめたら 
ひとしさんも行かなきゃいけない


いざ 進む!





分岐まで戻り、樹林帯の稜線を下り西峰に。
振り返ると 太郎山の山頂が見えた


岩をよじ登ると 剣ヶ峰
周りは崖なので 危険! 危険!



                  太郎山・山頂

                              剣ヶ峰



最後にひと登りで西峰に到着





素晴らしい景色 



男体山


女峰山


白根山


戦場ヶ原・中禅寺湖


やっぱり来てよかった
太郎山の山頂とは違う絶景を見ることができたもんねぇ
(うん、うん)

シブっていた ひとしさんも大満足




空に怪しく黒い雲がかかりだしたから退散しよう

ピストンで山を下る


登っている時はあまり感じなかったけど 
意外と急登りだったのね





これで奥日光の山親子を ぜ~んぶ登った
ちがこさんは中でも一番 太郎山が好き 


また季節を変えて登ってみよう
きっと新しい発見があるはずだから
(そう! そう!)





次回は車泊した温泉とご当地グルメを紹介するね

お楽しみにぃー 


この日の温泉・ご当地グルメ情報はこちら


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