氷の神殿♪

ひとちが

2012年02月06日 15:22

2012/2/04

雪中ハイク♪
雲竜渓谷
(奥日光エリア)


全山行 279回




標高 雲竜瀑 1370m
天気 晴れ
山行時間 6時間40分




〈コース〉自宅(3:00)-滝尾神社(7:00-7:20)-林道ゲート-稲荷川展望台-
洞門岩-雲竜渓谷入口-雲竜瀑-ピストンで滝尾神社(2:00)








見たいでしょ?

氷 瀑♪



2011年の2月号、山と渓谷で紹介された雲竜瀑。
かなりの人気コースみたいであ~る


日光 女峰山に深く切り込んだ雲竜渓谷に入る。
稲荷川をさか登り 冬場しか行くことのできない雲竜瀑の滝壺まで
行ってみよう♪










車を停める林道ゲート前は2・3台しかスペースがないと
地図には記載されている
(いやな予感)


人気の氷瀑見学のコース、土日は混み合うんじゃないかと
手前にある滝尾神社に車を停めることにした。






時すでに遅し?


すでに神社の駐車場はいっぱいであ~る
曇る ひとしさんの顔
(いやな予感)



次々にハイカーたちが出発していった。
ひとちがも大急ぎで支度、神社にご挨拶して出発
(よっしゃ)







ウネウネと林道を登っていく。

道路脇に少し雪があるだけなので 凍っている部分を避ければ
それほど歩きにくい舗装路ではない。




ひとちがを ブンブンと車が抜き去っていく



ってさ、
駐車場に困らないのかな?



まあいいです。







それにしても ひとしさんったら機嫌が悪いなんて
もんじゃぁーない

人気のコースとはいえ、横を車が ひっきりなしに通過していくのは
確かにいただけないですけどね


 


これだけ人が多いと
興ざめしちゃいますぅー↓


ブツブツ文句をたれる ひとしさん







いつもじゃ先頭を歩く ちがこさんのペース。
なのに 今日は置いてきぼりにして ひとりズンズン先を行く
(ぶぅ。)





必死で後を追う ちがこさん。
ともかく追いつこうと必死


あ~ぁ、つまんないのぉ~っ↓

会話もなく ひたすら歩き続ける







ともかく長い林道であ~る
登れば登る程 林道の脇に駐車する車の数は増えてきた。
(うげ)




ともかくスゴイ数・・・


なんか 真面目に一番下の駐車場にちゃんと停めてきた
私達ってバカみたいじゃない?



いいんですぅ!


と言いつつも 益々 機嫌が悪くなる ひとしさん


ちがこさん ぴ~んち!







いやになる程 林道を ひたすら登り続ける
(はぁ)



ようやくゲートの駐車スペース。

予想通り 
ぎっちり並ぶ車の群れ





あ゛―――っ↓
最悪な展開になってきた・・・








更に林道は続く


展望台についた



予想通り
ハイカーの群れ・・・




あ゛ーっ↓
やっぱりねぇー・・・






ここからわぁー、雪をかぶった美しい女峰山を
眺めることができるのだよ




きゃぁーっ♪
いいじゃん! いいじゃん!


って ひとり盛り上がる ちがこさん



反して ひとしさんはプイと横を向き先を急ぐ
(あらら・・・)


ちがこさん ますます ぴ~んち!






ズンズン林道を登っていく




洞門岩に到着、すげぇー長い林道歩きだった
(ほっ)





洞門岩には細く岩肌から糸のようにしみ出した水が凍っている


きゃぁーっ!
綺麗♪





長い林道歩きも許せちゃう絶景じゃん

ちがこさん ノリノリ♪






沢に降りてみよう
 




沢の中を何度か渡る





さっそく青白く輝く氷柱がお出迎え♪

コチコチに凍った水は 太くピッケルで ガンガン叩いても
割れそうもない




すご~い♪




ひとしさんも 恐々 氷柱を触ってみる




混雑しているのが気に入らないのか ひとしさんは 
無言でハイカーの横を スッスと通り抜け先を急ぐ



あ~ぁ
もっと見てたいのに・・・







林道に戻る
終わったかと思った林道だが ここから先がまだ長い
(はぁ)


うが うが うが うが


待ってよぉー
ひとしさん!
 






相変わらず ひとしさんは ちがこさんを置き去りにして 
ズンズン行ってしまった
(ぶぅ)






ようやく雲竜渓谷の入口に到着




スゴイ人の群れ!




ここからはアイゼンは必須なので皆さん支度を整え渓谷に突入するわけだ
(ふむ ふむ)


眼下には雲竜渓谷の氷柱が立ち並ぶ








さぁ、いよいよ お楽しみにしていた渓谷の雪中ハイク♪


いっくよぉ~っ!!




すっかり雪で覆われた沢に降りていく




トレースもなく道迷いしたらどうしよう?
そんな不安は一変に吹っ飛んだ。


ハイカーだらけ ということは
トレースばっちり!




いいのか? 悪いのか?
先を歩くたくさんの ハイカーの後ろをついていく
(あはは。。。)




景色はどんどん広がっていく
この世のものとは思われない程 美しい氷柱の世界




わぁ~ぉ♪




沢の左右の壁には びっちりと並んだ氷柱が青白い光を放ち 
柱の真下を進むのであ~る





しっかりアイゼンが突き刺さないと すっ転ぶはめになる




ちがこさん! 
気をつけて!








すっかり見とれてしまい進まない足、渓谷が深くなるにつれて 
益々氷柱は巨大になっていく


とりあえず かじってみた




うげ↓
固くて食べられない・・・





オーバーハングから垂れ下がる氷柱が現れる。
どうすれば このような芸術的なものができるのか?
(ふぅ~む)

 



幻想的な青白い氷の世界が広がる

 


日中の日差しに氷は緩み ピキピキ とか パリパリ と
亀裂が入る音が時々聞こえた




まるで白いカーテンのような氷柱、この一帯は「友知らず」と
呼ばれているそうであ~る。
友を気遣う程登るのに余裕がないことからつけられた名とか




カーテンの裏側を見てみよう

すご~い♪



もう言葉はこれしかない




上から垂れ下がった氷は いつ落ちてもおかしくない状態
氷柱のかけらが辺りに散乱している


ピキピキ・・・





ん?





急いで脱出、しばらくすると案の定 垂れ下がった氷が砕け
大きな音をたてて落下


う~わ!
あ、アブナかった・・・



暖かい日中はヘルメットがあったほうが安全です





上流に目をやると落差150mの雲竜瀑が大きく立ちはだかっている




右手側の恐ろしく急なコブを登る
狭く急なので 登りと下りの入れ替わりで進むしかない




振り返ると友知らずの氷のカーテンが輝いている






登りきると 素晴らしい雲竜瀑が ドカーン と姿を現した





滝壺に降りてみよう

すでにたくさんのハイカーたちが 滝壺でランチを楽しんでいる






すべて凍りついた雲竜瀑・・・
あまりの大きさに息をのんだ



うぉぉぉぉーっ!!

ド迫力! 



実際に滝のすぐ近くまで行ってみた。
人間がちっぽけなことがおわかりいただけるかな?






滝の横からも氷のカーテンが数十メートルに渡って手をひろげている。
これまた とてつもなく大きい




すごいねぇーっ!!






ハイカーが多くて 機嫌の悪かった ひとしさんも氷瀑に
すっかり心を奪われているようだった



さぁ~てと帰りますか?


人気の氷瀑コース、コミコミだったけど 素晴らしい厳冬期の芸術品を
見ることができたね ひとしさん♪


遥々 日光まで遠出してきてよかった
(うん、うん)





帰りもまた長ぁ~い林道歩き
林道往復だけで18キロはあった
(ふぇーっ)





人と車の混雑、長い林道歩き、ひとしさんのゴキゲンで
ともかく大変だった・・・



翌日のハイキングはこちら


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