山の力♪

ひとちが

2012年05月29日 08:56

2012/5/26

ひとしさん 復活?
女峰山
(奥日光エリア)

全山行 295回




標高 女峰山 2483m  専女山   帝釈山 2455m
天気 晴れ
山行時間 7時間30分



〈コース〉自宅(4:00)-志津乗越(8:30-8:45)-馬立(10:00)-荒沢出合-
唐沢避難小屋(11:30-11:40)-女峰山(12:10-12:20)- 専女山-帝釈山(1:00-1:10)
-富士見峠(2:00)-馬立(3:00)-志津乗越(4:15)









金曜日の夜から ひとしさんの様子が変だった


何を話しても上の空・・・
無表情・・・


最近疲れてるのかなぁー?


普段はフガフガ会社員の ひとしさんだって悩みもあるし、
気分の乗らないことだってたまにはある。


でもねぇー・・・
出かける前からテンション低くて楽しめるんだろうか?


幸先不安
 










そんな週末の朝、奥日光の志津乗越に到着した ひとちが


しばらく前に お父さんの男体山を登ったので 
今日は お母さんの女峰山を登ることにした


出発時間も遅めなので ロングコースを短縮して小真子山、
大真子山はパスして周遊することにする


とはいえ、このコース 長い!


何が長いかって 林道歩きだよ 林道歩き 


スタート地点から1時間半ほど林道を歩き、展望のない
急坂を延々と2時間半近く登り 稜線歩きを楽しんだ後は
歩きにくい深く掘れた樹林帯を歩き 峠からこれまた
延々と2時間以上林道を歩く。



ってことは?

林道だけで3時間半 

山歩きの半分が林道歩きってどう?


あ゛―っ↓
母の懐は深かった



でもね、始まっちゃったもんは止められない
(そう! そう!)





すでに満杯の駐車場を背にスタート♪



いつもじゃ ちがこさんのすぐ後を 楽しそうに歩く 
ひとしさん

今日は黙って遅れて ちんたら歩く



林道歩きを少しでも早く済ませたい ちがこさん

速足で歩く 


速足と思っているのは ちがこさんだけだよ



長い林道 退屈なわけ
話でもしなけりゃ やっちゃぁーいわれないわけで
(はぁ、、、)


いつもじゃ しゃべり続けてますからな


はぁぁぁ。。。



男体山が どっしりと木々の間から顔を出している
(わぁ~い)



まだ芽吹いていないダケカンバの幹が綺麗であ~る



ひとしさぁ~ん、この林道いつ終わるのかなぁー?



時折 後方を振り返って ひとしさんに話かけてみるものの
応答なし
(ぶぅ)

笑顔もなく、ブスこいて 押し黙って歩き続ける



どんな顔だったかって?

こんなだよ! こんな!



楽しいのかな?


まぁ、いいです




やっと馬立の分岐に到着

林道が終わったかと思うと いきなり急坂を延々と下る
(まだ下るのかい)


荒沢からは雪が残る急登が待っていた



さぁ、がんばって
登りますよぉーっ
 


うが うが うが うが



途中で ひとしさんに抜かれた

これって珍しいこと



ひとしさんが先頭を歩く時は テンション高い時、もしくは ちがこさんの
歩きがあまりにノロすぎてイライラする時のどっちかだ





で今日は?

たぶん後者だと思った
(あはは。)


まぁ、いいやっ!



ちがこさんは のんびり ひとしさんの後を歩くことにする

マイペース マイペース



チリチリと ひとしさんのザックについている
山鈴の音がする


急登だから顔を上げることもなく だんだん聞こえなくなる
鈴の音だけを聞いていた



つまんないのぉ 


随分早いペースで登ってっちゃったな・・・
ちがこさん、そんなに遅いかな?




しばらくして鈴の音が聞こえなくなった


あーぁ、とうとう置いてきぼりになっちゃった

と一瞬思った


そんでも うが うが 登る ちがこさん



迷うこともない しっかりしたルート、展望のないシラビソの
樹林帯は根性で登るしかない!



珍しく ちがこさん無言じゃん


だってひとりでブツブツ言いながら登ってたら変でしょ




と?

木の根っこに座って呆けている ひとしさん発見



バテていた 


キツイですぅー 


苦しそうな表情で ひとしさんがつぶやいた


だってブンブン早いスピードで登るからだよ・・・


いつものパターンで再び山を登ることとなった
(あはは。。。)




女峰山の冷水 と名付けられた水場の水は 水量も豊富で
名前通り凍りそうな程冷たい水であ~る




ひゃぁーっ!
ち、ちめたいけど 美味しい♪



汗ダクの顔を ジャブジャブ洗い 避難小屋まで一気に登る




必死に登った急坂のおかげで お腹ペコペコ

おむすびころりんを バクバク口にへしこむ

うま♪ 


元気モリモリ ちがこさん復活



ひとしさんは?


まだ サエないお顔ですなぁー
(とほほ)




この辺りの樹林帯、雪を踏み抜くことが多くなりズボりまくる

細心の注意!

と言いながらズボる




足場の悪いガレ場を慎重に横断する





登山者がたくさんいる時は特に危険、ラークさせない
ようにしなくちゃね。
(そう! そう!)





こんな場所は見上げてもコワいけど 下を見てもコワい
のは変わらない




危険なガレ場を通過、稜線に出た。
(よっしゃ)

空は青空、がんばって登ってきた ひとちがを祠が
褒めてくれる



360度の大パノラマ、遮るもののない山頂は
素晴らしいものだった



わぁ~ぉ♪
いい眺め!



南西方向には お父さんの男体山、西には これから向かう
帝釈山と稜線、小真子山・大真子山も立派なもんであ~る

その後ろに白く一際目だっているのは白根山



小真子山           白根山        大真子山
 

北側の景色も素晴らしく、尾瀬の山々や会津の七ツ岳
までよく見える



いいねぇ~ 
と。


あれ?
いつの間にか ひとしさん、笑顔になってるじゃん!





うひひ。。。
すっかりゴキゲン治ったみたいだね♪





やったね 


あはははは・・・



女峰山はアルペン的風貌と言われるだけあり、ハイマツの
生えたヤセ尾根は男体山とはエラい違いであ~る




西方向からガスが上がってくる

お父さんの頭は雲の中、稜線を半分にしてガスと 
くっきり晴れ


ひとちが 景色満喫♪

 

いつの間にか ひとしさんのキゲンも治る女峰山の
山頂であった
(うはははは!)






尖がった女峰山をおっかなびっくり下り 帝釈山に向かう

このヤセ尾根は日光三険のひとつでもある



今日は稜線に雪があまりないからいいけど、
雪が ガッツリついた季節は怖いだろ~な






ヤセ尾根の途中にある祠にご挨拶





長く下がった鎖を登りきると専女山





ここわぁー地図に載ってない小さなピーク。

女峰山の山頂を眺めるには すっごくいい




ひとしさんは?


更に盛り上がってきましたよぉ



                        あれま!


帝釈山に到着




これまた いい景色♪


これから先は深い樹林帯、おもいっきり景色を楽しむ


最高♪


ひとしさんは?


すでに朝のことは すっかり忘れているようです
(あはは。。。)




どうじゃぁー 



残雪のズボズボの掘れた急坂の樹林帯を下っていく

どか どか どか





気をつけて歩いているつもりが 

スベり 



ズボり 



転ぶ 



後方の ひとしさんも呆れ顔
(怪我しないだけいいとしましょう)




下り切って林道最終地点の富士見峠に到着
(ほっ)



ちがこさんは やたらよく食べる



今日 女峰山ですれ違った登山者は ほんの数名だった

志津乗越の駐車スペースの車の持ち主たちの大半は
男体山に向かったようであ~る。



ここからが また忍耐の始まり



長い、長い ながぁ~い林道を 
ひたすら歩く ひとちががいる


ひょぇぇぇーっ 




途中 林道から見上げた女峰山、やっぱり
尖がってたよ
(あはは。。。)


帝釈山              女峰山

すっかりゴキゲン治って よかったね ひとしさん
(うん、うん)


やっぱり山の
パワーってスゴい!



今は 山のことで頭の中がいっぱいの 
ひとしさんがいる




明日は子供、太郎山に登ろう♪
日光の山親子を大いに楽しもうぢゃまいか




翌日の山歩きはこちら

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