2009/05/03
茶臼山・縞枯山・八柱山
標高 茶臼山(2382m) 縞枯山(2402m) 八柱山(2114m)
天気 晴れ
山行時間 7時間30分
距離 13.94km
初日の話はこちら
二日目の話はこちら
〈コース〉麦草峠(7:30-7:45)-中小場(8:30-8:35)-茶臼山・展望台(9:00-9:10)-縞枯山・山頂(10:00-10:05)-雨池峠(10:35)-雨池(11:20-12:00)-八柱山(1:00-1:20)-雨池(1:50)-麦草峠(3:15)
北八ヶ岳山行3日目、初日の坪庭付近まで 山越えしよう!
どこまで歩く ひとちが?
予定外の八柱山までの長い 長ぁ~い ロ~ング山行・・・
今日もまた日は昇る そして お気楽な ひとちがの山行が始まった・・・(
うりゃ!)
本日は 麦草峠から初日に山行した坪庭の近くまで お山を二つ越えて雨池を目指そう
麦草峠は標高が2120mとすでに八ヶ岳でも高い位置にある峠であ~る。
八ヶ岳を横断するメルヘン街道の最高点でもあり 北、南、どちらの山行をするにも もってこいのポイントなのだ。(ほぉ。。。)
すでに 麦草ヒュッテ近くの無料駐車場は満車状態、なかには駐車場にテントを張る登山者もいた。
最近トイレも設置され 更に山行しやすくなっている。
すぐ近くには 大型の駐車場もあるが有料のため もちろん
ケチケチ山行の ひとちがとしては
無料駐車場に停めなくてはいけない使命感がある・・・(だはは、、、)
さて、本日は道を挟んで北に向う。
明日はお天気がよければ 同じ峠から南に向うつもりなのだが なんとも お天気は怪しい・・・
晴れているうちに存分に山行を楽しまなければ!(そうだ!そうだ!!)
ってわけで さっそく登山開始
小さな茶水池を右手に 大石峠を越え 茶臼山に向う。
ほとんど登山道は まっすぐに伸びており 人気のあるコースにはしっかりと雪の土手ができていた。
それにしても毎回思うのだが この時期、早朝はよいのだが 日中になると雪が溶け始め 登山道はゆるくなり つぼ足になるパターンで歩きにくい・・・(ぶぅ。)
今日もまた つぼ足を警戒しながらの雪道歩きであ~る。
被害者は いつも ちがこさん、だって いつだって先頭さんなんだもん
重い荷物を背負う ひとしさんは よほどのことがない限り 踏み抜くことはないわけだ。
まぁ、いいでしょう。
ほどよい斜面を登ると 中小場に到着。(
やったぁー!)
一瞬 茶臼山に着いちゃったかと喜んだ ちがこさんだが そんなに甘いわけないじゃんねぇー・・・
中小場は展望スポットなのであった。(ははは。。。)
更に登山道は続く、縞枯山と続いているが 尾根ではないので いったん標高を下げ、再び登りが始まる。
息がきれてきた・・・
縞枯山の山頂は 展望台から右に反れた位置にあり 枯れたシマシマ模様の正体は 緑の木々に混じる 枯れた木の幹の残骸が線のように山に模様を作っているのである。(面白いですなぁ。)
これがまた 遠くから眺めると美しいのであ~る。
二つの山の展望台は 日本アルプスの展望がよい。
山越えが厳しくなった場合は 山を巻くように なだらかなパノラマコースもあり雪山初心者にはもってこいなのかも。
冬場はバックカントリースキーやスノーシューのコースとして親しまれているのもよくわかる。(うん、うん。)
縞枯山の山頂からは 急な下りになる。
縞枯山荘の分岐から 更に下る 下る 下りきった場所に雨池があった。
お山の中にこんなに でっかい池があるなんて なんとも不思議・・・
なんといっても 池を一周するのに30分はかかるのだから大したもんだ。
でもねぇー! 一周回っても 今日は余裕だもんねぇー!!(
うひひひひ。。。)
雨池でランチをしながら 地図を眺めていると 近くにお手軽な山行時間で行けそうな お山発見♪(でへへ!! 始まっちゃいました 寄り道の大好きな ひとちが。)
へ へ へ !
見逃すわけがない!!
さっそく ウガウガ登り始めた。
カラマツの美しい樹林帯を通り 小さな水溜り、神ノ池を樹間に見ながら ゆるやかに登っていった・・・
しかぁ~し、目的地には この時期 あまり人が入らないらしい・・
トレースはあるものの つぼ足がひどい・・・(うげげげ、、、)
険しくはないものの かなり疲れた。
ようやく山頂、その名は八柱山。(やばしらやま)
どでんと 大きな鉄塔が立つ あまり ぱっとしないお山であ~る。
天気がよければ富士山を見ることができるそうで ちょっぴり期待はしていたものの やや曇ってきた方向の先に 富士山を見ることはできなかった。(残念。)
ひとちがより 一足早く到着した 関西方面からきたという登山者も残念そうであ~る。
彼もまた 昨日、天狗岳にトライしたものの 山頂を踏むことができなかった登山者であった。(また挑戦してね!)
ピストンで雨池に向う。
帰路は早い、あっという間に池に到着、帰りのコースは深い樹林ルートを通り、越えてきた茶臼山と縞枯山を巻くように なだらかに続いている・・・
これが 長いのなんのって!
いい加減 飽きてきた・・・(はぁぁぁっっ・・・)
途中のある 地獄谷とよばれているポイントも よくわからず ぽんと 木道の続く茶水池の反対側に出てしまった・・・
ははは。。。なかなかよかったよね、ロング山行・・
さすがに 三日も入浴していないと お風呂が恋しくなり ベースキャンプに戻る途中にある 共同浴場なるものに立ち寄ってみる。
入浴料が
400円とお手ごろだったので・・・(はっはっは!!)
泉質はすごくいい!
ちょっとカビの生えた浴室には閉口したけど シャワ-もなく 湧き出す温泉と水の出る 二つの蛇口を交互に使い体を洗わなくてはいけない 昔ながらの銭湯のような施設に ビックリしながらも 快適に汗を流すことのできた ひとちがであった・・・(人気のお風呂だったようで コミコミでした。)
さて、入り口で一時間の入浴の約束で分かれた ひとちが。
源泉が45度もある あっちっちのお風呂に 一時間も ひとしさんがつかっていられるわけがない!(やっぱりねぇー。)
約束の時間より30分も早く出た ひとしさんは 近くにある 大滝なる滝を ひとりで見にいったらしい・・・(ずるいじゃんねぇー。。。)
ひとしさん曰く、たいした滝じゃなかったと ちがこさんは なだめすかされ納得、売店で冷たい ビールを購入して さっぱり すっきり ベースキャンプで美味しく夕食を♪
なんて楽しい山行
その夜・・・
気持ちよぉ~く眠れた ひとちがの二人でしたぁー!!
明日はどうかな?
お天気次第!
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