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Posted by naturum at

2010年01月24日

ひとちがの山歩き♪

富士山発♪ひとちが凸凹ライフの始まり



2005年7月1日、ひとしさんと ちがこさんは教会で挙式した。
そぼふる雨の中、二人だけの結婚式・・・・・
とても とても幸せだった ひとちがハート



8月、ひとちがは富士登山をした。
二人で初めて登ったのが富士山、ひとちが凸凹ライフの始まり♪
山頂で どんな困難にも負けず、ふたりで共に人生を送ろうと誓う・・・チョキ



式を挙げてわずか3ヶ月足らず、ちがこさんは体調が悪く 進行性の直腸癌であることがわかった。
ひとしさんと 幸せになる予定が 目の前が真っ暗になるような 医者からの辛い宣告ぴよこ2
同年12月25日、ちがこさんは 静岡県立がんセンターで手術を受けることとなった。
大手術であ~る。

手術着に着替え、とぼとぼと手術室に入っていく ちがこさんを ひとしさんは黙って見送るしかない。
手術を受けなければ 命が助かる見込みがかなったから男の子エーン

問題の直腸の他にもリンパに数ヶ所の転移があり、手術はなんと7時間にも及んだ。
家族にとっては 長い、長い待ち時間・・・
ようやく手術室から開放された ちがこさんのお腹には 人口肛門(ストマー)が設置されている。
他には方法がなかったのであ~る。



人口肛門の生活は一年にも及んだ。
その間も抗がん剤治療、副作用による苦しい闘病生活が続く。
生きた屍のような状態、骨と皮になってしまったちがこさん・・・・・・おばけ
でもね、どんな時も笑顔でいたよぴよこ3

苦しい副作用に耐えながら半年後、闘病しながらの登山を始める。
免疫力を高めてくれる山歩きが ちがこさんには一番よいとひとしさんは考えたからであ~る。
自然の力が ちがこさんの体を癒してくれるに違いないと・・・
もう一度 ふたりで山歩きをしたい。

フラフラだったけど歩く ちがこさんがいた。
最初は低山だったけど、目的地まで行けないことは 自分の病気に負けるような気がして弱音を吐くことは絶対しないと心に誓っていた。

手術から一年後、人口肛門はようやくとりはずされる。
腸は健常者と同じ状態にはなったが 直腸をすべて切除したために 後遺症が残り排便が不自由になってしまったため 自分で排便をコントロールすることができない。
それでも山歩きをやめることはしなかった。

2008年1月、プー太郎だったちがこさんは社会復帰、仕事を再開チョキ
仕事と家庭と山歩きと フルパワー全開の ちがこさん。
術後、転移率50%といわれていた体だったけど 山歩きのおかげか転移する様子もなく毎回検査結果は花丸だクラッカー

山歩きを始めたころに比べて 随分長い時間 山歩きができるようになったね、ちがこさんぴよこ3
虚弱体質だった ひとしさんも ちがこさんと共に丈夫になったよ。
今じゃ イッパシの健康体だ。

最近は 病気に負けないための山歩きではなく、ひとしさんと楽しい思い出をたくさん作るための山歩き。
夫婦で同じ楽しみを持てるのってステキだよ。
山歩きは励まし、支えあって楽しむものだから。
きっと世界で一番お互いの事を大事に思っているのが ひとちが。



愛っていったい何だろう?

生きるっていったいどういうことなんだろう?

足が動かなくなるまで歩き続けよう。
二人で一緒に歩ければ幸せ・・・・
これがひとちが流の山歩き♪

どんなに辛く苦しいことがあっても大丈夫♪
人生には山も谷もあります。
乗り越えたとき、きっと愛や 生きることの大切さがわかるのではないでしょうか?
富士山発♪ ひとちが凸凹ライフはこうして始まりました。
そしてこれからも ひとちがの山歩きは続きますびっくり

いつも笑顔を忘れずに!
みなさま、これからも 富士山発♪ ひとちが凸凹ライフ2 宜しくね♪


by ひとちが