2013年10月22日
拾い乞食?
2013/10/14
お子ちゃまも遊べて楽しい観光山♪
平尾山(平尾富士)
(佐久エリア)
全山行 384回
平尾富士の情報はこちら
連休山行 前編 ・ 後編 はこちら
標高 平尾山 1155m
天気 晴れ
山行時間 3時間30分
*フツーに歩けば往復2時間程度
〈コース〉パラダ(9:00)-山頂(12:00)-パラダ(12:30)
秋山は やっぱり
拾い乞食に限る
朝だぁー
連休三日目 お天気晴れ
帰宅時間を考えると アクセスが長いので
本日はあんまり遊んでいられない
(はぁ。。。)
お天気いいし
どこか簡単に登れる山ないかなぁ~?
そこで ちがこさんが下調べしてあった
平尾山 に寄り道することにした
(よっしゃ)
この山は 佐久の町のすぐ近くにある
冬場はスキー場
この山に関する情報はあまりなく
「富士」 と別名がつくということと
山頂までの 往復が2時間程度
くらいしかわかっていない
いったいどんな山なのか?
ナビに誘導され 平尾山の登山口にある
パラダ へ到着
*駐車場は8時半から駐車可
駐車場からの景色は高台にあるので
バツグン
どう見ても 山登りに行くっていうより
遊園地に遊びに来たような・・・
高速から遊びに来た親子連れは
み~んな観光客
その中に がんこな山靴を履いて
もんぺルックの変な中年
場違いのような気がする
やだやだ
みんな変な目で見てるよ
まぁ いいです
気にしないことにしよう
入口にあるショップで観光案内地図を
もらったものの 園内の案内板とビミョーに
表示が違うため なんだかよくわからない
(ぶぅ。)
いいさ 観光山ってのは
道はどこでもつながっているもんだ
道迷いや遭難はしないはず
得意の自分勝手な解釈
さっそく元気に出発
(イエー)
昆虫体験学習館の横から 森方向へ
入口には 子供たちが大喜びしそうな
遊具がごちゃまんと並んでいる
(わ~い いいなぁー)
地図に従い進んだものの
やっぱり方向が違った
(げっ)
それってさ
ひとちがの地図の見方が悪いんじゃない?
そうかも
もとい
昆虫館まで戻って ゲレンデを登る
誰も歩いている人がいない
刈り取られた道脇には
コスモスの花畑
陽当りのいいゲレンデを
登りきるとサマーリフトの上部に出た
そこから先は
思いっきり山
今年は木の実が豊作でクマも
里に下りてこないって言ってるし
出ないよね? くま
ガラ ガラ ガラ
ひとしさんが慌てて クマ鈴を鳴らす
整備された観光山の登山道には
チップが敷かれ歩きやすい
(子供やお年寄りも安心して歩けるよ)
ゆるやかに 水辺の小径 を登っていく
木漏れ日が気持ちいい
と
急に立ち止まった ちがこさん
ガバっ と しゃがむ
見れば登山道には一面どんぐりが
コロコロと落ちているぢゃまいか
きゃぁーっ
すご~い
まさに ドングリロード
こーなったら 拾わない手はない
ちがこさんの 拾い乞食 が始まった
あのぉー
どんぐりがあるってことは
クマが来るってことですよね?
ガラ ガラ ガラ
再び 大急ぎで ひとしさんはクマ鈴を鳴らす
待てど暮らせど 一向にしゃがんだまま
山を登ることなんか すっかりうち忘れて
どんぐりを拾い続ける ちがこさん
(はぁ。。。)
もう そのくらいで
いいんじゃないですか?
う~ん
だってぇー 丸っこいどんぐりが
拾ってくれーって言ってるもん
ひとしさん呆れ顔
いい加減にしないと
時間が遅くなっちゃいますよ!
待って
あとちょっとだけ!
こんな会話がしばらく続いたものの
ようやく拾うのを中断して
再び山を登ることにした
(よっしゃ)
あかまつの小径 に入った
やや急な階段が山斜面につけられ
九十九に道は標高を上げている
水辺の小径よりは急ではあるものの
すっくと伸びた赤松を眺めながら
登るのも悪くない
うが うが うが うが
汗ばみ気味
登りきった場所は 展望リフトの横
ちがこさん リフトに乗ってきたわっけぢゃ
ありませんよぉー
すぐ近くには東屋がある
ここからの浅間山の景色は最高♪
剣ヶ峰や石尊山・黒斑山や前掛山も一望
いいですねぇー
しばし東屋のベンチに腰掛け
雄大な景色を楽しんだ
のんびりしちゃ いられない
稜線に沿って ゆるやかに登る
途中にはありがたい石がある
ダルマさんのような?
カメのような?
そして
ちがこさんは見つけてしまった
何を?
最悪です
再び 登山道の途中で
動かなくなった ちがこさん
(げっ)
今度は しゃがむってわけじゃない
登山道から外れて 蹴っ転がし
登山靴で踏みつぶし いでで! と言いながら
またもや 拾い乞食
これぞ 山栗ロード
どうしましょう
これじゃ山頂にちっとも辿りつけません
飽きるまで やらしといたら?
日が暮れちゃいます
足止めされること30分
ようやく ひとしさんは無事山頂に立った
(ほっ)
広い山頂には立派な建物
避難小屋ぢゃない
富士浅間大社の参拝所
恐る恐る引き戸に手をかけると
スルリと開いた
中に入り サクヤヒメにご挨拶
今度は山頂からの景色を楽しむことにしよう
ブラボー!
山頂にはベンチが置かれ お弁当を食べたり
休憩したりするのに丁度いい
北側の展望は ほとんどないものの
南側はゴキゲンな景色が広がる
佐久の町の近くに こんないい山が
あるなんて知らなかったよね
もっと宣伝すれば きっと人が
たくさん来ますよ
お手軽でいいですからね
小さな里山だけど
大人も子供もお年寄りも登れる
とってもいい山
平尾富士
おすすめ です
帰りは 忍耐の小径 なるやや急坂を下った
サマーリフトの上部まで戻ると
たくさんの観光客が リフトを使って
スーパースライダー(ロングすべり台)を
楽しんでいた
少し登れば 素晴らしい景色
ここまでじゃ もったいないよね
そうですねぇー
知らない 皆さん損してますよー
ちがこさんの 拾い乞食で往復2時間の予定が
3時間半もかかってしまった
(ぶぅ。)
ごめん ひとしさん
遅くなっちゃったね
いいですよ
楽しかったですから
収穫は どんぐりと山栗
お子ちゃまも遊べて楽しい観光山♪
平尾山(平尾富士)
(佐久エリア)
全山行 384回
平尾富士の情報はこちら
連休山行 前編 ・ 後編 はこちら
標高 平尾山 1155m
天気 晴れ
山行時間 3時間30分
*フツーに歩けば往復2時間程度
〈コース〉パラダ(9:00)-山頂(12:00)-パラダ(12:30)
秋山は やっぱり
拾い乞食に限る
朝だぁー
連休三日目 お天気晴れ
帰宅時間を考えると アクセスが長いので
本日はあんまり遊んでいられない
(はぁ。。。)
お天気いいし
どこか簡単に登れる山ないかなぁ~?
そこで ちがこさんが下調べしてあった
平尾山 に寄り道することにした
(よっしゃ)
この山は 佐久の町のすぐ近くにある
冬場はスキー場
この山に関する情報はあまりなく
「富士」 と別名がつくということと
山頂までの 往復が2時間程度
くらいしかわかっていない
いったいどんな山なのか?
ナビに誘導され 平尾山の登山口にある
パラダ へ到着
*駐車場は8時半から駐車可
駐車場からの景色は高台にあるので
バツグン
どう見ても 山登りに行くっていうより
遊園地に遊びに来たような・・・
高速から遊びに来た親子連れは
み~んな観光客
その中に がんこな山靴を履いて
もんぺルックの変な中年
場違いのような気がする
やだやだ
みんな変な目で見てるよ
まぁ いいです
気にしないことにしよう
入口にあるショップで観光案内地図を
もらったものの 園内の案内板とビミョーに
表示が違うため なんだかよくわからない
(ぶぅ。)
いいさ 観光山ってのは
道はどこでもつながっているもんだ
道迷いや遭難はしないはず
得意の自分勝手な解釈
さっそく元気に出発
(イエー)
昆虫体験学習館の横から 森方向へ
入口には 子供たちが大喜びしそうな
遊具がごちゃまんと並んでいる
(わ~い いいなぁー)
地図に従い進んだものの
やっぱり方向が違った
(げっ)
それってさ
ひとちがの地図の見方が悪いんじゃない?
そうかも
もとい
昆虫館まで戻って ゲレンデを登る
誰も歩いている人がいない
刈り取られた道脇には
コスモスの花畑
陽当りのいいゲレンデを
登りきるとサマーリフトの上部に出た
そこから先は
思いっきり山
今年は木の実が豊作でクマも
里に下りてこないって言ってるし
出ないよね? くま
ガラ ガラ ガラ
ひとしさんが慌てて クマ鈴を鳴らす
整備された観光山の登山道には
チップが敷かれ歩きやすい
(子供やお年寄りも安心して歩けるよ)
ゆるやかに 水辺の小径 を登っていく
木漏れ日が気持ちいい
と
急に立ち止まった ちがこさん
ガバっ と しゃがむ
見れば登山道には一面どんぐりが
コロコロと落ちているぢゃまいか
きゃぁーっ
すご~い
まさに ドングリロード
こーなったら 拾わない手はない
ちがこさんの 拾い乞食 が始まった
あのぉー
どんぐりがあるってことは
クマが来るってことですよね?
ガラ ガラ ガラ
再び 大急ぎで ひとしさんはクマ鈴を鳴らす
待てど暮らせど 一向にしゃがんだまま
山を登ることなんか すっかりうち忘れて
どんぐりを拾い続ける ちがこさん
(はぁ。。。)
もう そのくらいで
いいんじゃないですか?
う~ん
だってぇー 丸っこいどんぐりが
拾ってくれーって言ってるもん
ひとしさん呆れ顔
いい加減にしないと
時間が遅くなっちゃいますよ!
待って
あとちょっとだけ!
こんな会話がしばらく続いたものの
ようやく拾うのを中断して
再び山を登ることにした
(よっしゃ)
あかまつの小径 に入った
やや急な階段が山斜面につけられ
九十九に道は標高を上げている
水辺の小径よりは急ではあるものの
すっくと伸びた赤松を眺めながら
登るのも悪くない
うが うが うが うが
汗ばみ気味
登りきった場所は 展望リフトの横
ちがこさん リフトに乗ってきたわっけぢゃ
ありませんよぉー
すぐ近くには東屋がある
ここからの浅間山の景色は最高♪
剣ヶ峰や石尊山・黒斑山や前掛山も一望
いいですねぇー
しばし東屋のベンチに腰掛け
雄大な景色を楽しんだ
のんびりしちゃ いられない
稜線に沿って ゆるやかに登る
途中にはありがたい石がある
ダルマさんのような?
カメのような?
そして
ちがこさんは見つけてしまった
何を?
最悪です
再び 登山道の途中で
動かなくなった ちがこさん
(げっ)
今度は しゃがむってわけじゃない
登山道から外れて 蹴っ転がし
登山靴で踏みつぶし いでで! と言いながら
またもや 拾い乞食
これぞ 山栗ロード
どうしましょう
これじゃ山頂にちっとも辿りつけません
飽きるまで やらしといたら?
日が暮れちゃいます
足止めされること30分
ようやく ひとしさんは無事山頂に立った
(ほっ)
広い山頂には立派な建物
避難小屋ぢゃない
富士浅間大社の参拝所
恐る恐る引き戸に手をかけると
スルリと開いた
中に入り サクヤヒメにご挨拶
今度は山頂からの景色を楽しむことにしよう
ブラボー!
山頂にはベンチが置かれ お弁当を食べたり
休憩したりするのに丁度いい
北側の展望は ほとんどないものの
南側はゴキゲンな景色が広がる
佐久の町の近くに こんないい山が
あるなんて知らなかったよね
もっと宣伝すれば きっと人が
たくさん来ますよ
お手軽でいいですからね
小さな里山だけど
大人も子供もお年寄りも登れる
とってもいい山
平尾富士
おすすめ です
帰りは 忍耐の小径 なるやや急坂を下った
サマーリフトの上部まで戻ると
たくさんの観光客が リフトを使って
スーパースライダー(ロングすべり台)を
楽しんでいた
少し登れば 素晴らしい景色
ここまでじゃ もったいないよね
そうですねぇー
知らない 皆さん損してますよー
ちがこさんの 拾い乞食で往復2時間の予定が
3時間半もかかってしまった
(ぶぅ。)
ごめん ひとしさん
遅くなっちゃったね
いいですよ
楽しかったですから
収穫は どんぐりと山栗
2013年03月23日
お待たせ~っ♪
2013/3/21
ヘソに登到達した証
日本で一番海から遠い地点への
到達認定証
わぁ~い
きた♪ きた♪
その夜 一通の封書が届いた
佐久観光協会からだ
立派ですねぇーっ
ひとしさん ウハ! ウハ!
3月9日に 佐久にある里山
榊山 に登った
この時の山歩きはこちら
ここわ 日本のヘソ なる場所がある
日本のヘソとは?
1996年に国土地理院によって発見された
一番近い海まで約114.85キロメートル強
ちなみに二番手は北海道
石狩山地内で108.2キロメートルとされている
この地点まで到達できると
なんと認定証が出るのだ
(へぇーっ)
認定証を頂くためには封書で
地点で撮った写真を同封
住所・氏名・電話を記載
下記に郵送すればOK
〒384-0301
長野県佐久市臼田89-3
佐久市観光協会臼田支部事務局
佐久市役所臼田支所経済建設課
あなたも欲しいでしょ?
認定証♪
ヘソに登到達した証
日本で一番海から遠い地点への
到達認定証
わぁ~い
きた♪ きた♪
その夜 一通の封書が届いた
佐久観光協会からだ
立派ですねぇーっ
ひとしさん ウハ! ウハ!
3月9日に 佐久にある里山
榊山 に登った
この時の山歩きはこちら
ここわ 日本のヘソ なる場所がある
日本のヘソとは?
1996年に国土地理院によって発見された
一番近い海まで約114.85キロメートル強
ちなみに二番手は北海道
石狩山地内で108.2キロメートルとされている
この地点まで到達できると
なんと認定証が出るのだ
(へぇーっ)
認定証を頂くためには封書で
地点で撮った写真を同封
住所・氏名・電話を記載
下記に郵送すればOK
〒384-0301
長野県佐久市臼田89-3
佐久市観光協会臼田支部事務局
佐久市役所臼田支所経済建設課
あなたも欲しいでしょ?
認定証♪
2013年03月15日
倒木まるけ!
2013/3/10
林道に始まり林道で終わるⅢ
四方原山
(佐久エリア)
全山行 350回
四方原山の情報はこちら
初日の山歩きはこちら
一座目 二座目
前日の車泊の様子と
朝のハイキングはこちら
標高 四方原山 1631.6m
天気 気まぐれ天気のち春の雨風大荒れ
山行時間 3時間30分
〈コース〉東山林道入り口(8:30)-トワタリ沢入山口(9:00)-
二股-山頂(11:00-11:10)-稜線から東山林道を下る-
トワタリ沢入山口-駐車スペース(12:00)
向かった山は 四方原山
よんごっぱらやま と読む
北相木村の白岩部落から東山林道に
車を走らせる
部落は山間に段々畑が続き まだ枯れた畑に
クワを入れる様子もない飄々とした景色が続く
この北相木村には 約1万年前から住み着いた
北相木人 がいたそうだ
顔をそなえた人骨としては日本で一番古い
約8600年前の骨が栃原岩陰遺跡から発掘
(へぇー)
こんなかな?
たぶん違うと思うけど
東山林道の入口に到着
ガイドブックには「林道・山は整備され問題ない」
と書かれていた
が
目の前の林道は狭い
アイスバンになってる部分が多々ある
(あちゃぁー)
時速10キロの低速で車を走らせる ひとしさん
慎重すぎないかい?
いいんですぅ
登山口にある駐車場まで車で乗り入れる事を
試みたものの 車は林道の途中で停まった
(えっ?)
まだ先に進むんですか?
狭いし凍っていたらUターンもできないし
そんじゃ どうすんの?
戻って どこか駐車できる場所を探した方が
いいんじゃないかな
納得のいかない ちがこさん
まだ進めるじゃん
なんでこんな場所で停まっちゃうかな・・・
喧嘩再開か?
結局、林道下にある人家の工機小屋前に
無断駐車した
(あは。)
人もいないし
まっ いいかっ!
林道を歩き始めた
登山口までは30分はかかるはず
スタスタ歩いていくと 案の定アイスバンは
所々で雪が緩んでいるから車で進めない
わけでもないことが判明した
(ぶぅ)
林道の脇には駐車スペースもあるし
無断で駐車してきた車のことが気になって
仕方ない ちがこさん
ひとしさぁーん
やっぱ ここまで車持ってこようよ
えっ?
歩かないんですか?
あと10分も歩けば登山口なのに
だってぇ
戻って車を移動しようといている ちがこさんに
納得のいかない ひとしさん
じゃ 車移動してきて下さい
ポンと鍵を渡された
もうヤメときますか?
また そんなこと言う
再びふたりの間に 冷たい風が吹き始めた
ヒュー
あ゛―
やっぱり始まっちゃったよ
喧嘩の続き
スタスタと登山口に向かう ひとしさんとは逆方向に
林道を下る ちがこさん
いいもん いいもん
車の戻り 凍った林道を
ブンブン車でブッ飛ばす
なぁーんじゃん
全然問題ないしぃ
ひとしさんの心配性はいつものことだけど
まったく腹が立つ
ブツブツ・・・
林道に枯葉が多くなるころ・・・
いた! いた!
車が停められるスペースの横で
立ちんぼしている ひとしさん発見
ここに停めたらいいと思います
あー
そう
なんとも会話に ぎこちない ふたり
ヤバいよね
林道を登山口に向かって歩いていくと
変なものが落ちていた
何?
鹿の足
他のパーツはない
きっと動物が引きずってきたんでしょう
冬の人の入らない山には 動物の死体が
よくありますよね
それにしても
あんまり気持ちいいもんぢゃない
登山口に到着
ここからトワタリ沢を登る
トレース、踏み跡
一切なし
(きゃぁーっ)
沢沿いの道には枯葉が積もり 降って溶けた雪が
凍っているけどアイゼンはいらない
うが うが うが うが
沢の中の不明瞭な道に変わった
(あわわ)
何度も左右に沢を渡渉する
雪がついているので足場がよく見えず
何度も雪を踏み抜き沢にハマる
おかげで山靴は びちょびちょになった
(ぶぅ)
ガイドブックには「倒木は多いが道は確保されている」
と書かれているが 確保されているはずの道が
雪で不明瞭なんだからどうにもならん
倒木の所々に 古ぼけた赤テープが
ぶら下がってはいるものの 不安になった
おかしいですねぇー
整備された道じゃなかったんですか?
って書いてあったけどね
この山を選んだ ちがこさんには責任がある
信州百名山だし 低山だからとナメていた
なんとしても山頂まで
たどり着かなくては
二股に到着
「左股の方が倒木が少ない」とのことなので
赤テープに導かれるまま登ることにした
ところが
目の前にあるのは どう見ても登山道とは
思えないような荒れた道
(あわわ)
これですか?
一瞬ためらったものの 進むっきゃない
どうにも こうにも 進むに進めないような倒木地帯
過去、ここまでひどく荒れた倒木地帯は
かつて登ったことがない
(はぁ。。。)
文句言ってないで登ったら?
そうですな
身体を折り曲げ倒木を潜り
ヒー ヒー しながら進む
格闘の末、なんとか脱出
明るい広い山斜面に出た
あ゛―
大変でした
雪のついた急登を グイグイ登り稜線に
林の中のは 鹿のトレースしかない
溶岩台地状の山は だだっ広く
どこを歩けばいいのやら?
静寂が山を包み込んでいる
ともかく鹿のトレースを追って山頂方向に
進むことにした
(うりゃ)
山頂に到着
展望もない山頂には三角点と山頂看板が立っていた
やっと着きましたね
あれ? 人の足跡があるよ
どこから登ってきたのかな?
足跡の持ち主は ご丁寧にも雪で埋まった
三角点を掘り出したらしい
足跡の様子だと つい先日登ったようだ
単独登山者とみた
それにしても不思議なのは いったいこの人は
どこから来たかってことだ
ひとちががが登ってきたコースには
足跡は一切なかった
ってことは 茂来山方向から
来たとしか思えない
四方原山は茂来山とつながっている
二つの山の間は3時間半はかかるのだ
ん?
そうか!
ちがこさんは思い出した
登山口の看板に もうひとつ別ルートが
あったっけ
登ってきたトワタリ沢コースを下るなんて
まっぴらごめんだ
この先に下るコースがあるはずだから
そっちから かぁ~えろっと
雪のない枯葉の積もる稜線は これまた不明瞭
下りの分岐を見落とさないように
目を皿のようにして進んでいく
あのぉー
本当に大丈夫なんですか?
地図もなく どれ程時間がかかるかわからない
よくわからないコースを 平気な顔でズンズン進む
ひとしさんは不満だ
なんとか なるっしょ
また いいかげんな事言って
目が泳いでる ひとしさん
不安でいっぱい
下りの分岐であろうと思われる看板を発見
やや稜線より下の木に看板は設置されている
この看板、下から登ってくるとよく見えるが
逆に稜線から下ろうとすると見落とす可能性大
要注意
急な山斜面のコースには 登りのコースより
ずっと親切に赤テープがあった
こちらの方が新しい赤テープだけど あまり人が
入らないのか道は踏まれていない
でも不明瞭ってわけでもない
確か「東山林道に出るまで10分」
と書かれてあった記憶
10分どころか 下っても 下っても
なかなか林道に交わらなかった
(はぁ。。。)
大丈夫でしょうか?
5分おきに ひとしさんの声がする
赤テープがあるんだから
平気! 平気!
ちがこさんは いつもそうなんだから
確実性がないのに自信あり気に
進もうとするから怖いよね
そうでしょうー
いいじゃん
行ければ!
林道に出た
広い林道は歩きやすく 緩やかに下っていた
よかったよねぇー
あのトワタリ沢コース下らなくて
済んだもん
そうですね
なんとか無事帰れそうですね
雨が降ってきた
大急ぎで林道を下る
空には黒い雲
カッパはどうしましたっけ?
ん?
車に置いてきた
えー
だって午後から雨が降るって
言ってたじゃないですか
だっていらないかと思ったんだもん
ヒュー
またもや ふたりの間に風が吹く
車に着いたころには雨はひどくなり
午後は 春の大嵐
ひどくなる前に下れてよかったね
そりゃ 普段の行いがいいからね
・・・・・え?
おっかなびっくりの ひとしさん
イケイケの ちがこさん
性格の全く違うふたりだから
衝突することも多いのは当たり前
喧嘩しても最後には いつの間にか仲直り
何を喧嘩してたのも すっかり忘れちゃうほど
楽しかった山歩きだったよ
山を歩けば喧嘩も楽し♪
帰りの立ち寄り湯はこちら
海尻温泉 灯明の湯
前日も寄りましたが あまりによかったので
また来ちゃった
林道に始まり林道で終わるⅢ
四方原山
(佐久エリア)
全山行 350回
四方原山の情報はこちら
初日の山歩きはこちら
一座目 二座目
前日の車泊の様子と
朝のハイキングはこちら
標高 四方原山 1631.6m
天気 気まぐれ天気のち春の雨風大荒れ
山行時間 3時間30分
〈コース〉東山林道入り口(8:30)-トワタリ沢入山口(9:00)-
二股-山頂(11:00-11:10)-稜線から東山林道を下る-
トワタリ沢入山口-駐車スペース(12:00)
向かった山は 四方原山
よんごっぱらやま と読む
北相木村の白岩部落から東山林道に
車を走らせる
部落は山間に段々畑が続き まだ枯れた畑に
クワを入れる様子もない飄々とした景色が続く
この北相木村には 約1万年前から住み着いた
北相木人 がいたそうだ
顔をそなえた人骨としては日本で一番古い
約8600年前の骨が栃原岩陰遺跡から発掘
(へぇー)
こんなかな?
たぶん違うと思うけど
東山林道の入口に到着
ガイドブックには「林道・山は整備され問題ない」
と書かれていた
が
目の前の林道は狭い
アイスバンになってる部分が多々ある
(あちゃぁー)
時速10キロの低速で車を走らせる ひとしさん
慎重すぎないかい?
いいんですぅ
登山口にある駐車場まで車で乗り入れる事を
試みたものの 車は林道の途中で停まった
(えっ?)
まだ先に進むんですか?
狭いし凍っていたらUターンもできないし
そんじゃ どうすんの?
戻って どこか駐車できる場所を探した方が
いいんじゃないかな
納得のいかない ちがこさん
まだ進めるじゃん
なんでこんな場所で停まっちゃうかな・・・
喧嘩再開か?
結局、林道下にある人家の工機小屋前に
無断駐車した
(あは。)
人もいないし
まっ いいかっ!
林道を歩き始めた
登山口までは30分はかかるはず
スタスタ歩いていくと 案の定アイスバンは
所々で雪が緩んでいるから車で進めない
わけでもないことが判明した
(ぶぅ)
林道の脇には駐車スペースもあるし
無断で駐車してきた車のことが気になって
仕方ない ちがこさん
ひとしさぁーん
やっぱ ここまで車持ってこようよ
えっ?
歩かないんですか?
あと10分も歩けば登山口なのに
だってぇ
戻って車を移動しようといている ちがこさんに
納得のいかない ひとしさん
じゃ 車移動してきて下さい
ポンと鍵を渡された
もうヤメときますか?
また そんなこと言う
再びふたりの間に 冷たい風が吹き始めた
ヒュー
あ゛―
やっぱり始まっちゃったよ
喧嘩の続き
スタスタと登山口に向かう ひとしさんとは逆方向に
林道を下る ちがこさん
いいもん いいもん
車の戻り 凍った林道を
ブンブン車でブッ飛ばす
なぁーんじゃん
全然問題ないしぃ
ひとしさんの心配性はいつものことだけど
まったく腹が立つ
ブツブツ・・・
林道に枯葉が多くなるころ・・・
いた! いた!
車が停められるスペースの横で
立ちんぼしている ひとしさん発見
ここに停めたらいいと思います
あー
そう
なんとも会話に ぎこちない ふたり
ヤバいよね
林道を登山口に向かって歩いていくと
変なものが落ちていた
何?
鹿の足
他のパーツはない
きっと動物が引きずってきたんでしょう
冬の人の入らない山には 動物の死体が
よくありますよね
それにしても
あんまり気持ちいいもんぢゃない
登山口に到着
ここからトワタリ沢を登る
トレース、踏み跡
一切なし
(きゃぁーっ)
沢沿いの道には枯葉が積もり 降って溶けた雪が
凍っているけどアイゼンはいらない
うが うが うが うが
沢の中の不明瞭な道に変わった
(あわわ)
何度も左右に沢を渡渉する
雪がついているので足場がよく見えず
何度も雪を踏み抜き沢にハマる
おかげで山靴は びちょびちょになった
(ぶぅ)
ガイドブックには「倒木は多いが道は確保されている」
と書かれているが 確保されているはずの道が
雪で不明瞭なんだからどうにもならん
倒木の所々に 古ぼけた赤テープが
ぶら下がってはいるものの 不安になった
おかしいですねぇー
整備された道じゃなかったんですか?
って書いてあったけどね
この山を選んだ ちがこさんには責任がある
信州百名山だし 低山だからとナメていた
なんとしても山頂まで
たどり着かなくては
二股に到着
「左股の方が倒木が少ない」とのことなので
赤テープに導かれるまま登ることにした
ところが
目の前にあるのは どう見ても登山道とは
思えないような荒れた道
(あわわ)
これですか?
一瞬ためらったものの 進むっきゃない
どうにも こうにも 進むに進めないような倒木地帯
過去、ここまでひどく荒れた倒木地帯は
かつて登ったことがない
(はぁ。。。)
文句言ってないで登ったら?
そうですな
身体を折り曲げ倒木を潜り
ヒー ヒー しながら進む
格闘の末、なんとか脱出
明るい広い山斜面に出た
あ゛―
大変でした
雪のついた急登を グイグイ登り稜線に
林の中のは 鹿のトレースしかない
溶岩台地状の山は だだっ広く
どこを歩けばいいのやら?
静寂が山を包み込んでいる
ともかく鹿のトレースを追って山頂方向に
進むことにした
(うりゃ)
山頂に到着
展望もない山頂には三角点と山頂看板が立っていた
やっと着きましたね
あれ? 人の足跡があるよ
どこから登ってきたのかな?
足跡の持ち主は ご丁寧にも雪で埋まった
三角点を掘り出したらしい
足跡の様子だと つい先日登ったようだ
単独登山者とみた
それにしても不思議なのは いったいこの人は
どこから来たかってことだ
ひとちががが登ってきたコースには
足跡は一切なかった
ってことは 茂来山方向から
来たとしか思えない
四方原山は茂来山とつながっている
二つの山の間は3時間半はかかるのだ
ん?
そうか!
ちがこさんは思い出した
登山口の看板に もうひとつ別ルートが
あったっけ
登ってきたトワタリ沢コースを下るなんて
まっぴらごめんだ
この先に下るコースがあるはずだから
そっちから かぁ~えろっと
雪のない枯葉の積もる稜線は これまた不明瞭
下りの分岐を見落とさないように
目を皿のようにして進んでいく
あのぉー
本当に大丈夫なんですか?
地図もなく どれ程時間がかかるかわからない
よくわからないコースを 平気な顔でズンズン進む
ひとしさんは不満だ
なんとか なるっしょ
また いいかげんな事言って
目が泳いでる ひとしさん
不安でいっぱい
下りの分岐であろうと思われる看板を発見
やや稜線より下の木に看板は設置されている
この看板、下から登ってくるとよく見えるが
逆に稜線から下ろうとすると見落とす可能性大
要注意
急な山斜面のコースには 登りのコースより
ずっと親切に赤テープがあった
こちらの方が新しい赤テープだけど あまり人が
入らないのか道は踏まれていない
でも不明瞭ってわけでもない
確か「東山林道に出るまで10分」
と書かれてあった記憶
10分どころか 下っても 下っても
なかなか林道に交わらなかった
(はぁ。。。)
大丈夫でしょうか?
5分おきに ひとしさんの声がする
赤テープがあるんだから
平気! 平気!
ちがこさんは いつもそうなんだから
確実性がないのに自信あり気に
進もうとするから怖いよね
そうでしょうー
いいじゃん
行ければ!
林道に出た
広い林道は歩きやすく 緩やかに下っていた
よかったよねぇー
あのトワタリ沢コース下らなくて
済んだもん
そうですね
なんとか無事帰れそうですね
雨が降ってきた
大急ぎで林道を下る
空には黒い雲
カッパはどうしましたっけ?
ん?
車に置いてきた
えー
だって午後から雨が降るって
言ってたじゃないですか
だっていらないかと思ったんだもん
ヒュー
またもや ふたりの間に風が吹く
車に着いたころには雨はひどくなり
午後は 春の大嵐
ひどくなる前に下れてよかったね
そりゃ 普段の行いがいいからね
・・・・・え?
おっかなびっくりの ひとしさん
イケイケの ちがこさん
性格の全く違うふたりだから
衝突することも多いのは当たり前
喧嘩しても最後には いつの間にか仲直り
何を喧嘩してたのも すっかり忘れちゃうほど
楽しかった山歩きだったよ
山を歩けば喧嘩も楽し♪
帰りの立ち寄り湯はこちら
海尻温泉 灯明の湯
前日も寄りましたが あまりによかったので
また来ちゃった
2013年03月13日
北風小僧の寒太郎♪
2013/3/10
松原湖散策♪
ウォーミングアップ
(佐久エリア)
初日の山歩きはこちら
一座目 二座目
松原湖 一周2キロ
周遊時間 1時間(6:30-7:30)
*スタスタ歩けば30分です、寄り道しながら
歩いたので時間がかかりました
平和的和解成立?
だといいけど・・・
初日の山歩きを終え車泊場所の
松原湖へ向かった
道沿いの町営駐車場に車を停める
車泊のいい所は なんでもかんでも車に積んで
移動できることだ
ケチな ひとちがは毎回食事は自炊する
今回は最近ハマっているメニューを紹介しよう
何これ?
ソーセージと野菜の
チーズ焼き
ちがこさんのお料理教室
調理器具
卓上コンロ&フライパン
材料
簡単に調理するために 切ったソーセージ(冷凍)
冷凍野菜(アスパラガス・ポテト・いんげん)は ひとまとめにして
保冷ボックスに入れ持ち運ぶ
(夕食時には半解凍状態)
ラード
塩・唐辛子
ピザ用とろけるチーズ
作り方
フライパンが温まったら ラードを入れ
具材を一気に投入
具材が焼けたら塩と唐辛子で味付けし
ピザ用のチーズをたっぷりのせよう
チーズがトロトロになったら 完成♪
フライパンに焦げたチーズが食欲をそそる
簡単でボリュームのあるメニューだから
ビールのお供には最高♪
フレッシュなプチトマトやキューリが
あれば更にいい
塩をかけてかぶりつく
うまぁ~っ♪
片づけも超簡単
油の残ったフライパンを紙で拭き取るだけ
ゴチでした
ここでポツリと ちがこさんが
平和的和解を持ちかけた
ひとしさん
今日のことは水に流して仲直りしよ
喧嘩してると楽しくないもんね
エライじゃん ちがこさん
そうですね
いつまでもこのままじゃ
つまらないですからね
平和的和解成立
だといいけど・・・
明日は楽しく山歩きだね
よかった よかった
二枚重ねのシュラフに潜り込み
就寝
夜は風が強く駐車場に停めた車は横倒しに
なりそうなほど
(あわわ)
そんでも
爆睡
ZZZZZ・・・・
朝だぁー
空はやや薄曇り
せっかく松原湖が目の前にあるんだから
散策しない手はない
(そうだ! そうだ!)
また朝から寄り道かい
いいの
さっそく道路を横断し 松原湖の遊歩道
スタート♪
松原湖は釣りのメッカだ
湖畔には釣り人のための宿泊施設が並ぶ
観光用に整備された遊歩道は危険ヶ所もなく
ハイキングには最適なのだ
(うん、うん)
小さな神社が湖畔に点在
トイレも数ヶ所あるので安心だね
白く凍った湖からは八ヶ岳を眺めることができる
景色のいい場所にはベンチも置かれ写真を
撮らずにはいられない
パチ パチ
湖の北には 北風小僧の寒太郎 の碑がある
NHKの「みんなの歌」で有名になった曲なので
皆さんもご存じだよね
動揺にふさわしく歌碑に刻まれた文字は
可愛らしい
なかなか凛々しいよ
ちみわ!
この歌の作詞家は この地に生まれ 風の強い
松原湖をイメージして曲をつくったそうだ
突風吹き荒れる松原湖に納得
湖の北側の枯葉が積もる遊歩道を歩いていく
秋に落ちた どんぐりが散らばっていた
いいもん みぃ~っけ♪
拾ってこっと!
ちがこさん これ・・・
ひとしさんの指差す場所に目をやれば
山斜面の日当たりのいい枯葉の中に黄色の花
わぁーっ
フクジュソウだぁ
咲き始めたばかりの花は まだ若く
枯葉の中から鮮やかな黄色が点々と山斜面に
顔をだしていた
春の息吹を感じる
確か去年は この時期わざわざ
鈴鹿の山までフクジュソウ
見に行ったんだよね
そう! そう!
あの時は雪でサブかったっけ
春一番
ひょんな場所で偶然
いいもん見ることができたね
うん
さぁ 今日も元気に山歩きが始まる
どんな山が ふたりを待っているのか
ハイキングの後の山歩きはこちら
松原湖散策♪
ウォーミングアップ
(佐久エリア)
初日の山歩きはこちら
一座目 二座目
松原湖 一周2キロ
周遊時間 1時間(6:30-7:30)
*スタスタ歩けば30分です、寄り道しながら
歩いたので時間がかかりました
平和的和解成立?
だといいけど・・・
初日の山歩きを終え車泊場所の
松原湖へ向かった
道沿いの町営駐車場に車を停める
車泊のいい所は なんでもかんでも車に積んで
移動できることだ
ケチな ひとちがは毎回食事は自炊する
今回は最近ハマっているメニューを紹介しよう
何これ?
ソーセージと野菜の
チーズ焼き
ちがこさんのお料理教室
調理器具
卓上コンロ&フライパン
材料
簡単に調理するために 切ったソーセージ(冷凍)
冷凍野菜(アスパラガス・ポテト・いんげん)は ひとまとめにして
保冷ボックスに入れ持ち運ぶ
(夕食時には半解凍状態)
ラード
塩・唐辛子
ピザ用とろけるチーズ
作り方
フライパンが温まったら ラードを入れ
具材を一気に投入
具材が焼けたら塩と唐辛子で味付けし
ピザ用のチーズをたっぷりのせよう
チーズがトロトロになったら 完成♪
フライパンに焦げたチーズが食欲をそそる
簡単でボリュームのあるメニューだから
ビールのお供には最高♪
フレッシュなプチトマトやキューリが
あれば更にいい
塩をかけてかぶりつく
うまぁ~っ♪
片づけも超簡単
油の残ったフライパンを紙で拭き取るだけ
ゴチでした
ここでポツリと ちがこさんが
平和的和解を持ちかけた
ひとしさん
今日のことは水に流して仲直りしよ
喧嘩してると楽しくないもんね
エライじゃん ちがこさん
そうですね
いつまでもこのままじゃ
つまらないですからね
平和的和解成立
だといいけど・・・
明日は楽しく山歩きだね
よかった よかった
二枚重ねのシュラフに潜り込み
就寝
夜は風が強く駐車場に停めた車は横倒しに
なりそうなほど
(あわわ)
そんでも
爆睡
ZZZZZ・・・・
朝だぁー
空はやや薄曇り
せっかく松原湖が目の前にあるんだから
散策しない手はない
(そうだ! そうだ!)
また朝から寄り道かい
いいの
さっそく道路を横断し 松原湖の遊歩道
スタート♪
松原湖は釣りのメッカだ
湖畔には釣り人のための宿泊施設が並ぶ
観光用に整備された遊歩道は危険ヶ所もなく
ハイキングには最適なのだ
(うん、うん)
小さな神社が湖畔に点在
トイレも数ヶ所あるので安心だね
白く凍った湖からは八ヶ岳を眺めることができる
景色のいい場所にはベンチも置かれ写真を
撮らずにはいられない
パチ パチ
湖の北には 北風小僧の寒太郎 の碑がある
NHKの「みんなの歌」で有名になった曲なので
皆さんもご存じだよね
動揺にふさわしく歌碑に刻まれた文字は
可愛らしい
なかなか凛々しいよ
ちみわ!
この歌の作詞家は この地に生まれ 風の強い
松原湖をイメージして曲をつくったそうだ
突風吹き荒れる松原湖に納得
湖の北側の枯葉が積もる遊歩道を歩いていく
秋に落ちた どんぐりが散らばっていた
いいもん みぃ~っけ♪
拾ってこっと!
ちがこさん これ・・・
ひとしさんの指差す場所に目をやれば
山斜面の日当たりのいい枯葉の中に黄色の花
わぁーっ
フクジュソウだぁ
咲き始めたばかりの花は まだ若く
枯葉の中から鮮やかな黄色が点々と山斜面に
顔をだしていた
春の息吹を感じる
確か去年は この時期わざわざ
鈴鹿の山までフクジュソウ
見に行ったんだよね
そう! そう!
あの時は雪でサブかったっけ
春一番
ひょんな場所で偶然
いいもん見ることができたね
うん
さぁ 今日も元気に山歩きが始まる
どんな山が ふたりを待っているのか
ハイキングの後の山歩きはこちら
2013年03月12日
日本のヘソ?
2013/3/9
林道に始まり林道で終わるⅡ
榊 山
(佐久エリア)
全山行 349回
榊山の情報はこちら
一座目の山歩きはこちら
標高 日本のヘソ 1200m(海遠点) 榊山 1257,8m
天気 晴れ
山行時間 3時間30分
〈コース〉滝ヶ沢林道入口(1:00-1:30)-登山口(2:00)-
海から一番遠い地点(2:50-3:00)-左の耳-榊山(3:30)-林道入り口(4:30)
人が入る大きな山より 小さな里山の方が
大変だったりすることもある
春も近いが
雪の多い三月
今週は低山の山修行
喧嘩しながら
どこまでがんばれるか ひとちが
本日の二座目
一座目の茂来山を後にし 向かった先は
臼田村にある 榊山
この山を選んだ訳は 山の途中に
日本のヘソ なる場所があるからだ
日本のヘソ とは何なのか?
山行時間も短く 往復2.5時間
昼から二座目を登るのには好都合
(うしししし)
そんなに上手くいくかな?
やってみなきゃ
わかんないじゃん
ふぅ~ん そう
県道93号を車で走る
臼田駅前の案内板には大きく ヘソの宣伝が
林道ゲートの前に到着
すぐ横に駐車スペースがあるものの
ここもまた入り口がアイスバン
(あわわ)
ここで始まりました 押し問答
またかい
どうします?
駐車スペースに入ると出られなくなっちゃう
かもしれませんよ
だって道の真ん中に車停めるわけにも
いかないじゃん
じゃぁ どうするんですか?
ゲートの前に停めればいいじゃん
どうせ雪がいっぱいなんだから
車の出入りもないんだしぃ
うじゃうじゃもめた末
車は林道のゲート前に収まった
(あは。)
なんとか出発できそうだね
なんとかね
標識に従いヘソのある地点に向かうことにする
(うりゃ)
ゲートの棒に何かが埋もれて
かかっているのを発見
ん?
目の前の木には 怖そうなクマの警告板
(げっ)
クマ鈴 ならぬ
クマンバリン か?
叩いて進めってわけね
通常オバカなことを平気でこなす ちがこさんだか
さすがに タンバリンを叩きながら山を歩くなんて
妙ちきりんじゃないかと遠慮した
そうだよ
ヤメといた方がいいと思う
林道歩きが始まった
白い雪道がずーっと緩やかに沢に沿っている
一人分の足跡が点々と続く
無言で ひとしさんが先を行く
きっと林道歩きばっかで つまんないと
思ってるんだろうなぁー
登山口の丸太橋に出た
(よし)
橋を渡ると 日陰の林道と違い沢に沿った
明るい登山道に道が変わる
はぁ~るの小川はサラサラいくよ♪
きぃ~しのスミレやレンゲの花に・・・
声を張り上げ ちがこさんが歌う
のん気ですねぇー
いいじゃん 別に
次第に雪が多くなり 沢の水は徐々に少なくなり
枯れた沢の中を歩いたり 沢沿いを歩いたりと
標高を上げていく
うが うが うが うが
整備された登山道は 迷う箇所もなく
赤テープもほとんどない
所々に立派な ヘソまでの看板が立っている
雪が深くなり 先頭を歩く ひとしさんは
またもラッセル隊
スボ ズボ ズボ
あー
大変
日本のヘソに到着
何のことのない フツーの山の途中
間違っても
ヘソは生えてなんかいない
立派なヘソの標柱と説明の看板が妙に嬉しい
(うん、うん)
写真撮って送りましょう
賞状もらえるの 楽しみですね
ひとしさん ウハ! ウハ!
って ここが終わりぢゃないのだ
先にある榊山まで行かねばならん
稜線に向かって急坂を登る
トレースは?
ないよ
きっとヘソまでは来た人がいるけど
山頂へは誰も行ってないんだね
そうですね
時間も押しているし早めに下山できるように
急いで山頂に向かいましょう
とはいえ ズボズボのラッセルは大変なこと
くそぉー
くそぉー
ヤケっぱちになりながら ひとしさんが進む
がんばれ ひとち!
ちがこさんは 後ろからついていくのみ
稜線に出た
左の耳なるものに向かって進め
とたんに雪はすくなくなり日が当たる小さな山コブは
厚い腐葉土が積もりヌルヌルしている
(ひょぇぇぇ)
うが うが うが うが
ひとつ目の小山が耳かと思われたが
違うみたいだ
鹿に食べられた木が痛々しい
クマより鹿が問題のような気がする
たまぁ~にある木にくくりつけられた小さな看板は
木と同化して見落としやすいので注意
ほとんど踏み跡もなく 赤いプラスチックの
ペナントが頼り
やたらついているピンクのテープには
騙されちゃいけない
見渡せば そこらじゅうについてる クセ者で
赤テープとは違うのだ
ありましたぁー
先を歩いていた ひとしさんが
左の耳の小さな地味な看板を見つけた
よーく見ないとわかんないよね
まだ先に進みますか?
時間が気になるんですけど
あとちょっとで山頂じゃないかな
ここまで来たんだから進もうよ!
不明瞭な道と時間が気になり ひとしさんは
ソワソワしている
(いつものことですが)
なんとなぁ~く
またもや 冷たい風が二人の間に吹いた
ヒュー
まぁ まぁ
ふたりとも落ち着いて
本当にこの先に山頂があるのか?
と思われるような あるような ないような道を進む
あっ!
あったぁーっ♪
これまた地味だけど
ちゃんとあったよ 山頂
無事山頂到達できたので
大急ぎで下山することにした
ヘソを過ぎ しばらく下っていくと
山ボーイがふたり軽装で登ってきた
ん?
あれは もしや?
先頭を歩いてきたお兄ちゃんの手には
ゲートにかけられていた クマンバリン?
それ?
あっ これですか?
クマよけだと思って 叩いて登ってきました
あ
そうなんだ
いるんだよね
こーゆー人が
賑やかにタンバリンを振りながら
登ってきた山ボーイたち
楽しそうに ヘソに向かっていった
オバカな ちがこさんに
負けてない人がたまにいるんだね
ゲートに到着
なんとか二座クリアできた
(やったね)
今夜はまたしても車泊
明日も引き続き山に登ることにする
まだ登るの?
それにしても いつになったら
仲直りするの?
わかぁ~んない
この日の立ち寄り湯はこちら
海尻温泉 灯明の湯
薄い緑色のお風呂だよ 雰囲気最高♪
源泉かけ流し、冬季3/31まで800円が500円とお得
(但し、冬場は露天風呂は温度が低くて冷たいです)
この日の車泊場所
松原湖 町営駐車場
24時間暖かいトイレを使うことができます(無料)
車泊の様子と翌日のハイキングはこちら
翌日の山歩きはこちら
林道に始まり林道で終わるⅡ
榊 山
(佐久エリア)
全山行 349回
榊山の情報はこちら
一座目の山歩きはこちら
標高 日本のヘソ 1200m(海遠点) 榊山 1257,8m
天気 晴れ
山行時間 3時間30分
〈コース〉滝ヶ沢林道入口(1:00-1:30)-登山口(2:00)-
海から一番遠い地点(2:50-3:00)-左の耳-榊山(3:30)-林道入り口(4:30)
人が入る大きな山より 小さな里山の方が
大変だったりすることもある
春も近いが
雪の多い三月
今週は低山の山修行
喧嘩しながら
どこまでがんばれるか ひとちが
本日の二座目
一座目の茂来山を後にし 向かった先は
臼田村にある 榊山
この山を選んだ訳は 山の途中に
日本のヘソ なる場所があるからだ
日本のヘソ とは何なのか?
山行時間も短く 往復2.5時間
昼から二座目を登るのには好都合
(うしししし)
そんなに上手くいくかな?
やってみなきゃ
わかんないじゃん
ふぅ~ん そう
県道93号を車で走る
臼田駅前の案内板には大きく ヘソの宣伝が
林道ゲートの前に到着
すぐ横に駐車スペースがあるものの
ここもまた入り口がアイスバン
(あわわ)
ここで始まりました 押し問答
またかい
どうします?
駐車スペースに入ると出られなくなっちゃう
かもしれませんよ
だって道の真ん中に車停めるわけにも
いかないじゃん
じゃぁ どうするんですか?
ゲートの前に停めればいいじゃん
どうせ雪がいっぱいなんだから
車の出入りもないんだしぃ
うじゃうじゃもめた末
車は林道のゲート前に収まった
(あは。)
なんとか出発できそうだね
なんとかね
標識に従いヘソのある地点に向かうことにする
(うりゃ)
ゲートの棒に何かが埋もれて
かかっているのを発見
ん?
目の前の木には 怖そうなクマの警告板
(げっ)
クマ鈴 ならぬ
クマンバリン か?
叩いて進めってわけね
通常オバカなことを平気でこなす ちがこさんだか
さすがに タンバリンを叩きながら山を歩くなんて
妙ちきりんじゃないかと遠慮した
そうだよ
ヤメといた方がいいと思う
林道歩きが始まった
白い雪道がずーっと緩やかに沢に沿っている
一人分の足跡が点々と続く
無言で ひとしさんが先を行く
きっと林道歩きばっかで つまんないと
思ってるんだろうなぁー
登山口の丸太橋に出た
(よし)
橋を渡ると 日陰の林道と違い沢に沿った
明るい登山道に道が変わる
はぁ~るの小川はサラサラいくよ♪
きぃ~しのスミレやレンゲの花に・・・
声を張り上げ ちがこさんが歌う
のん気ですねぇー
いいじゃん 別に
次第に雪が多くなり 沢の水は徐々に少なくなり
枯れた沢の中を歩いたり 沢沿いを歩いたりと
標高を上げていく
うが うが うが うが
整備された登山道は 迷う箇所もなく
赤テープもほとんどない
所々に立派な ヘソまでの看板が立っている
雪が深くなり 先頭を歩く ひとしさんは
またもラッセル隊
スボ ズボ ズボ
あー
大変
日本のヘソに到着
何のことのない フツーの山の途中
間違っても
ヘソは生えてなんかいない
立派なヘソの標柱と説明の看板が妙に嬉しい
(うん、うん)
写真撮って送りましょう
賞状もらえるの 楽しみですね
ひとしさん ウハ! ウハ!
って ここが終わりぢゃないのだ
先にある榊山まで行かねばならん
稜線に向かって急坂を登る
トレースは?
ないよ
きっとヘソまでは来た人がいるけど
山頂へは誰も行ってないんだね
そうですね
時間も押しているし早めに下山できるように
急いで山頂に向かいましょう
とはいえ ズボズボのラッセルは大変なこと
くそぉー
くそぉー
ヤケっぱちになりながら ひとしさんが進む
がんばれ ひとち!
ちがこさんは 後ろからついていくのみ
稜線に出た
左の耳なるものに向かって進め
とたんに雪はすくなくなり日が当たる小さな山コブは
厚い腐葉土が積もりヌルヌルしている
(ひょぇぇぇ)
うが うが うが うが
ひとつ目の小山が耳かと思われたが
違うみたいだ
鹿に食べられた木が痛々しい
クマより鹿が問題のような気がする
たまぁ~にある木にくくりつけられた小さな看板は
木と同化して見落としやすいので注意
ほとんど踏み跡もなく 赤いプラスチックの
ペナントが頼り
やたらついているピンクのテープには
騙されちゃいけない
見渡せば そこらじゅうについてる クセ者で
赤テープとは違うのだ
ありましたぁー
先を歩いていた ひとしさんが
左の耳の小さな地味な看板を見つけた
よーく見ないとわかんないよね
まだ先に進みますか?
時間が気になるんですけど
あとちょっとで山頂じゃないかな
ここまで来たんだから進もうよ!
不明瞭な道と時間が気になり ひとしさんは
ソワソワしている
(いつものことですが)
なんとなぁ~く
またもや 冷たい風が二人の間に吹いた
ヒュー
まぁ まぁ
ふたりとも落ち着いて
本当にこの先に山頂があるのか?
と思われるような あるような ないような道を進む
あっ!
あったぁーっ♪
これまた地味だけど
ちゃんとあったよ 山頂
無事山頂到達できたので
大急ぎで下山することにした
ヘソを過ぎ しばらく下っていくと
山ボーイがふたり軽装で登ってきた
ん?
あれは もしや?
先頭を歩いてきたお兄ちゃんの手には
ゲートにかけられていた クマンバリン?
それ?
あっ これですか?
クマよけだと思って 叩いて登ってきました
あ
そうなんだ
いるんだよね
こーゆー人が
賑やかにタンバリンを振りながら
登ってきた山ボーイたち
楽しそうに ヘソに向かっていった
オバカな ちがこさんに
負けてない人がたまにいるんだね
ゲートに到着
なんとか二座クリアできた
(やったね)
今夜はまたしても車泊
明日も引き続き山に登ることにする
まだ登るの?
それにしても いつになったら
仲直りするの?
わかぁ~んない
この日の立ち寄り湯はこちら
海尻温泉 灯明の湯
薄い緑色のお風呂だよ 雰囲気最高♪
源泉かけ流し、冬季3/31まで800円が500円とお得
(但し、冬場は露天風呂は温度が低くて冷たいです)
この日の車泊場所
松原湖 町営駐車場
24時間暖かいトイレを使うことができます(無料)
車泊の様子と翌日のハイキングはこちら
翌日の山歩きはこちら
2013年03月11日
山のブラザーズ♪
2013/3/9
林道に始まり林道で終わるⅠ
茂来山
(佐久エリア)
全山行 349回
茂来山の情報はこちら
標高 茂来山 1717.8m
天気 晴れ
山行時間 4時間30分
〈コース〉霧久保沢駐車場(7:30-8:00)-登山口-
コブ太郎-山頂(10:00-10:30)-ピストンで駐車場(12:00)
犬も食わぬが
夫婦喧嘩
いつも仲良しのひとちがだって
たまにはこんな日もある
本日一座目の話
佐久に到着した ひとちが
林道の途中で車を乗り捨てた
えーっ?
何でまた?
喧嘩したからだよ
原因は?
みなさんも経験あるでしょ?
ほんの些細な事
どっちが忘れ物をしたか とか
どっちも道がよくわからない とか・・・
そんなことかい
そうだよ 悪いかい
長い道中でさえ無言だったのに
登る山の駐車場までの道のりが
また最悪 だった
(はぁ。。。)
気温が高いため 雪解けが進み林道が
ドロドロ ぐちゃぐちゃ
車はひどいドロはねで
フロントガラスは茶色の水玉模様
タイヤは黒ぢゃなくてベージュだ
(うぇーっ)
超不機嫌な ひとしさん
更に進むと 沢沿いの林道についている雪がアイスバン
駐車場まで車で進むべきか 歩くべきか
と押し問答となり
喧嘩は益々 ヒートアップ
結果
林道途中で車を乗り捨て駐車場まで
歩くハメになったわけだ
(はぁ。。)
険悪状態で
山歩きスタート
もうやめときますか?
それと これとは別なんじゃないの?
半ギレの ちがこさん
ひとしさん 無言
森林管理署小屋のある 広い駐車場に到着
いつもじゃ パチパチと写真を撮ったりする
ひとしさんだが 今日は違ぁ~う
立ち止まることなく さっさと沢沿いの林道を
歩いて行ってしまった
(ぶぅ)
いいもぉーんだ
口を尖がらせながら ちがこさんは
駐車場を物色しはじめた
コースガイドの看板を眺めたり、ちがこさん用の
半分壊れたカメラでパチパチと撮影
いいもん いいもん
いつもとは違う単独出発であ~る
(はぁ。。。)
さ~てと こっちだよね
ゲートの横をすり抜け 姿の見えぬ ひとしさんを
追っかけるように緩やかに続く林道を歩く
すでに ひとしさんの山鈴の音さえ聞こえない
(はぁ。。。。)
春の暖かい陽気で沢は サラサラと流れ
春の小川のようだ
(うん、うん)
広い林道は危険個所もなく 次第に雪が多くなっていく
雪の上には 何日か前に歩いた数人の足跡と
今ついたばかりの ひとしさんの足跡が点々と続く
それにしても大股歩き
こりゃ エラく怒ってるな きっと・・・
いいもん いいもん
林道が終わり山のとりつき点に到着
杉の暗い道が上に向かっていた
(はぁ。。。。)
こんな日もあるさ!
自分に言い聞かせるものの ズンズン先に行ってしまった
ひとしさんは どこかで待っていてくれるだろうか?
もしかしたら 今日は最初から
最後まで単独かもね
しばらく進むとこんな看板が
今日は山頂もだけど
この コブ太郎 に会いに来たのだ
いいもん いいもん
ブツブツ独り言を言いながら登っていくと
いた! いた!
沢が二又に分かれる分岐点の標識の前に
座り込んでいる ひとしさん発見
(何やってるのか?)
遅かったですね
寒くなっちゃいました
あー よかった
やっぱり待っててくれたんだ
と一瞬心の中で思った
仲直りすれば?
やぁーだよ
ひとしさんが謝ったら
許してあげてもいいけど
強情だねぇー
ふたりとも意地の張り合い
仲直りする気配なし
沢を渡りカラマツの明るい道を登っていく
うが うが うが うが
ズボズボの雪は急ではない登りでも歩きにくく
思うように前に進まない
(はぁ。。。)
後方でしびれを切らしたのか ひとしさんが
また先を行ってしまった
(ぶぅ)
あーぁ
また置いて行かれちゃった
いいもん いいもん
単調な道をひたすら登っていく
登山道は迷う場所もなく
迷わない分 赤テープも少ない
上から声がした
ありましたよぉー
トチの大木 コブ太郎
国の「森の巨人たち百選」で長野県内で選ばれた
4本のうちの一本、樹齢250年
本コースより少し外れた下った場所に彼は立っていた
保護のため コブ太郎の前には見学用のデッキが
設置されているので 触ることもできない
ふぉーっ
大きいなぁー
とりあえず写真撮影の時は笑顔を作るものの
ふたりの間のわだかまりは消えたわけじゃない
いいかげん 仲直りすれば?
いいの
更に山頂に向かって登っていく
うが うが うが うが
次に現れたのは 大王トチノキ と呼ばれる
これまた巨大なトチの木
コブ太郎より樹齢が古いからお兄さんだ
それにしても 大王トチノキ なんかより
兄ちゃんなら コブイチ の方がいいのにね
そうだよねぇー
囲われ守られた コブ太郎とは違い
囲いもなくフツーに立っている コブイチ
健康体と病弱の違いか?
まぁ いいです
そっと触れてみると 長い間生きてきた温もりが
手に伝わってくるようだ
巨木たちを過ぎると急な登りになる
雪が付いた山斜面は登りにくい
ハァ ハァ ハァ ハァ
やっと稜線に出た
枯れた樹林帯の先に岩の小山が見える
がんば! がんば!
青空の岩峰に到着
山頂には立派なほこらと登頂石板
日当たりのいい山頂は絶景ポイント
おぉぉぉ!!
北方向には浅間山、手前には外輪山と篭ノ塔山や
湯ノ丸山が並んでいる
やや西方向は佐久の町
その先に見えるのは北アルプスだ
南西方向には八ヶ岳
後ろに見える山並みは南アルプス
素晴らしい景色ですね
うん
喧嘩してるのが ちょっとバカらしくなった
いつまでも引きずって せっかくの感動を
分かち合えないのが惜しくなった
しばし 休戦 としよう
この山には大きな山頂標識ってのがない
整備されている里山 ないのが不思議
山頂直下の雪の中に何かある
下ってみると 記帳箱だった
中には数冊の雑記帳
さっそく ひとしさんが記帳する
ついでに「喧嘩した日」って
書けばよかったじゃん
うるさ~い
ピストンで山を下る
天気がよくって 景色もバツグンなのに
誰にも会うことはなかった
ズボズボの急坂を ずっこけながら下る
後方でニヤニヤ ひとしさんが笑っていた
頭に来るよね
まったく・・・
昼を挟んで次の山に向かうことにする
ふたりは仲直りできたのか?
二座目は 次回のブログでのお楽しみ♪
二座目の山歩きはこちら
車泊の様子と翌日のハイキングはこちら
翌日の山歩きはこちら
林道に始まり林道で終わるⅠ
茂来山
(佐久エリア)
全山行 349回
茂来山の情報はこちら
標高 茂来山 1717.8m
天気 晴れ
山行時間 4時間30分
〈コース〉霧久保沢駐車場(7:30-8:00)-登山口-
コブ太郎-山頂(10:00-10:30)-ピストンで駐車場(12:00)
犬も食わぬが
夫婦喧嘩
いつも仲良しのひとちがだって
たまにはこんな日もある
本日一座目の話
佐久に到着した ひとちが
林道の途中で車を乗り捨てた
えーっ?
何でまた?
喧嘩したからだよ
原因は?
みなさんも経験あるでしょ?
ほんの些細な事
どっちが忘れ物をしたか とか
どっちも道がよくわからない とか・・・
そんなことかい
そうだよ 悪いかい
長い道中でさえ無言だったのに
登る山の駐車場までの道のりが
また最悪 だった
(はぁ。。。)
気温が高いため 雪解けが進み林道が
ドロドロ ぐちゃぐちゃ
車はひどいドロはねで
フロントガラスは茶色の水玉模様
タイヤは黒ぢゃなくてベージュだ
(うぇーっ)
超不機嫌な ひとしさん
更に進むと 沢沿いの林道についている雪がアイスバン
駐車場まで車で進むべきか 歩くべきか
と押し問答となり
喧嘩は益々 ヒートアップ
結果
林道途中で車を乗り捨て駐車場まで
歩くハメになったわけだ
(はぁ。。)
険悪状態で
山歩きスタート
もうやめときますか?
それと これとは別なんじゃないの?
半ギレの ちがこさん
ひとしさん 無言
森林管理署小屋のある 広い駐車場に到着
いつもじゃ パチパチと写真を撮ったりする
ひとしさんだが 今日は違ぁ~う
立ち止まることなく さっさと沢沿いの林道を
歩いて行ってしまった
(ぶぅ)
いいもぉーんだ
口を尖がらせながら ちがこさんは
駐車場を物色しはじめた
コースガイドの看板を眺めたり、ちがこさん用の
半分壊れたカメラでパチパチと撮影
いいもん いいもん
いつもとは違う単独出発であ~る
(はぁ。。。)
さ~てと こっちだよね
ゲートの横をすり抜け 姿の見えぬ ひとしさんを
追っかけるように緩やかに続く林道を歩く
すでに ひとしさんの山鈴の音さえ聞こえない
(はぁ。。。。)
春の暖かい陽気で沢は サラサラと流れ
春の小川のようだ
(うん、うん)
広い林道は危険個所もなく 次第に雪が多くなっていく
雪の上には 何日か前に歩いた数人の足跡と
今ついたばかりの ひとしさんの足跡が点々と続く
それにしても大股歩き
こりゃ エラく怒ってるな きっと・・・
いいもん いいもん
林道が終わり山のとりつき点に到着
杉の暗い道が上に向かっていた
(はぁ。。。。)
こんな日もあるさ!
自分に言い聞かせるものの ズンズン先に行ってしまった
ひとしさんは どこかで待っていてくれるだろうか?
もしかしたら 今日は最初から
最後まで単独かもね
しばらく進むとこんな看板が
今日は山頂もだけど
この コブ太郎 に会いに来たのだ
いいもん いいもん
ブツブツ独り言を言いながら登っていくと
いた! いた!
沢が二又に分かれる分岐点の標識の前に
座り込んでいる ひとしさん発見
(何やってるのか?)
遅かったですね
寒くなっちゃいました
あー よかった
やっぱり待っててくれたんだ
と一瞬心の中で思った
仲直りすれば?
やぁーだよ
ひとしさんが謝ったら
許してあげてもいいけど
強情だねぇー
ふたりとも意地の張り合い
仲直りする気配なし
沢を渡りカラマツの明るい道を登っていく
うが うが うが うが
ズボズボの雪は急ではない登りでも歩きにくく
思うように前に進まない
(はぁ。。。)
後方でしびれを切らしたのか ひとしさんが
また先を行ってしまった
(ぶぅ)
あーぁ
また置いて行かれちゃった
いいもん いいもん
単調な道をひたすら登っていく
登山道は迷う場所もなく
迷わない分 赤テープも少ない
上から声がした
ありましたよぉー
トチの大木 コブ太郎
国の「森の巨人たち百選」で長野県内で選ばれた
4本のうちの一本、樹齢250年
本コースより少し外れた下った場所に彼は立っていた
保護のため コブ太郎の前には見学用のデッキが
設置されているので 触ることもできない
ふぉーっ
大きいなぁー
とりあえず写真撮影の時は笑顔を作るものの
ふたりの間のわだかまりは消えたわけじゃない
いいかげん 仲直りすれば?
いいの
更に山頂に向かって登っていく
うが うが うが うが
次に現れたのは 大王トチノキ と呼ばれる
これまた巨大なトチの木
コブ太郎より樹齢が古いからお兄さんだ
それにしても 大王トチノキ なんかより
兄ちゃんなら コブイチ の方がいいのにね
そうだよねぇー
囲われ守られた コブ太郎とは違い
囲いもなくフツーに立っている コブイチ
健康体と病弱の違いか?
まぁ いいです
そっと触れてみると 長い間生きてきた温もりが
手に伝わってくるようだ
巨木たちを過ぎると急な登りになる
雪が付いた山斜面は登りにくい
ハァ ハァ ハァ ハァ
やっと稜線に出た
枯れた樹林帯の先に岩の小山が見える
がんば! がんば!
青空の岩峰に到着
山頂には立派なほこらと登頂石板
日当たりのいい山頂は絶景ポイント
おぉぉぉ!!
北方向には浅間山、手前には外輪山と篭ノ塔山や
湯ノ丸山が並んでいる
やや西方向は佐久の町
その先に見えるのは北アルプスだ
南西方向には八ヶ岳
後ろに見える山並みは南アルプス
素晴らしい景色ですね
うん
喧嘩してるのが ちょっとバカらしくなった
いつまでも引きずって せっかくの感動を
分かち合えないのが惜しくなった
しばし 休戦 としよう
この山には大きな山頂標識ってのがない
整備されている里山 ないのが不思議
山頂直下の雪の中に何かある
下ってみると 記帳箱だった
中には数冊の雑記帳
さっそく ひとしさんが記帳する
ついでに「喧嘩した日」って
書けばよかったじゃん
うるさ~い
ピストンで山を下る
天気がよくって 景色もバツグンなのに
誰にも会うことはなかった
ズボズボの急坂を ずっこけながら下る
後方でニヤニヤ ひとしさんが笑っていた
頭に来るよね
まったく・・・
昼を挟んで次の山に向かうことにする
ふたりは仲直りできたのか?
二座目は 次回のブログでのお楽しみ♪
二座目の山歩きはこちら
車泊の様子と翌日のハイキングはこちら
翌日の山歩きはこちら