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2012年06月26日

ザ・テント縦走♪ Ⅱ

2012/6/23・24

たった1キログラムの違い?
唐松岳・五竜岳
(後立山エリア)


全山行 301回

ザ・テント縦走♪ Ⅱ

標高 八方山 1974.2m  唐松岳 2696.4m
大黒岳 2511m  白岳 2451m  
  
天気 晴れ晴れ

山行時間 6時間30分



〈コース〉八方池山荘(8:20着-8:50)-八方山ケルン-八方池-丸山-
唐松岳頂上山荘(12:20)-唐松岳(12:40-12:45)- 唐松岳頂上山荘(1:00)-
大黒岳-白岳・五竜山荘(3:20)








早く行かないと 今日の目的地まで行けませんよ怒
ヘタすれば 唐松岳の山頂は時間的にパスしますムカッ


えっ?
なんでパス?
冗談ぢゃない!






ピンクの星第一話はこちらぴよこ3







ピンクの星 第二話 ピンクの星



八方のゴンドラ・クワッドを使って グングン標高をかせぐぴよこ3
(いいねぇーニコニコ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


上るにつれ、ガスがかかっていた山々は 青空と雪渓の残る
美しい姿を現し出したビックリ



綺麗 ハート


ザ・テント縦走♪ Ⅱ
五竜岳
 

勢いよく伸び始めたゲレンデに生えた草むらから 
高山植物の可愛らしい姿が目にとまるぴよこ3
(わぁ~ぉドキッ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ ザ・テント縦走♪ Ⅱ ザ・テント縦走♪ Ⅱ


右側には白馬三山、左は大きく五竜岳・鹿島槍ヶ岳ビックリ

ひとしさんは ウハウハ 写真撮影に余念がない男の子ニコニコ




終点の八方池山荘に到着ぴよこ3
いよいよ 山歩きのスタートであ~るムカッ
(よっしゃチョキ




シーッこれまでの経験によると、ちがこさんが快適に重たいザックを
背負って山歩きをするには ザックの重さは10キロ程度が丁度いい。
ひとしさんは15キロ程度だ。



ちがこさんのザックの中から 500mlのペットボトルが2本 
ひとしさんのザックに移動したイカの丸焼き



ということは?



ひとしさんのザックは 15.4キロ(+0,4キロ)

まぁ、よしニコニコ



ちがこさんのザックは 11.5キロ(+1,5キロ) 

まだ、超過気味ウワーン



お互い1キロ程度の誤差なら なんとかなるっしょ!
(これが後に仇となるガーン





ひとちがを追い抜くように 次々と登山者や観光客が 
ゴンドラを使って押し寄せてきた汗
(うげタラ~


たちまち展望テラスの前には ごちゃまんと景色を眺める
老若男女でいっぱいになったビックリ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


うっへー
もたもたしてられないね
ウワーン



横を見れば 早くこの人ごみから脱出したくて 
ウズウズしている ひとしさんがいるガーン



げっ
顔がヤバい
 タラ~



ちがこさん的には 展望テラスで ゆっくり遠くに浮かんでいる
槍ヶ岳なんかを堪能したい所ぶた


しかぁ~し ひとしさんの様子を伺う限りでは 
のんびりしていることもできそうもない汗
(はぁぴよこ2




行きますか ムカッ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


ゴロゴロした岩の登山道を登っていく汗


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


ザックが重くて身体が地面にめりこみそうウワーン



うが汗 うが汗 うが汗 うが汗



景色は右を見ても 左を見ても飽きることない
素晴らしい絶景が続くドキッ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ
白馬三山


が、ちがこさんに そんな余裕はなかったおばけ



なんで?



荷物が やたら重いのだぴよこ2


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


これまで麓までの移動は平坦な舗装路、登りもほとんど
ないから問題なかったウワーン


足場のよろしくない登山道、荷物は重く肩にのしかかり、
ザックの中身が妙に当たるぶた
(ひょぇぇぇ汗


それでなくても 出だしが苦手な ちがこさん、景色どころではなく 
地面とにらめっこしながら ハァ ハァ  タラ~




反して ひとしさんは超元気だった男の子ニコニコ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


はい! こっち向いて
もう少し右に立って
男の子ニコニコ



ノロノロ歩く ちがこさんの前後を あっちに ちょろちょろ 
こっちに ちょろちょろ カメラを片手にウロウロしているビックリ
(あは。)





景色は飽きることなく素晴らしいものになっていったビックリ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


はぁ。。。
がんばって登んなきゃ・・・



そう思いつつも進まない足取りぴよこ2


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


やっと第二ケルンを通過、こんなで
大丈夫なんだろうか?



ザ・テント縦走♪ Ⅱ


うが汗 うが汗 うが汗 うが汗


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


ハァ汗 ハァ汗 ハァ汗 タラ~


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


どの位時間が経ったのか?



地面しか見ていなかった ちがこさん、顔を上げると 
雪の中に小さな池が見えたビックリ

ほとんど雪でウマった池の周りに登山者たちが休憩している
姿が上から見える。


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


ねぇ、あれが八方池なんじゃない?



えーっ?
あんなに小さいの?




そうなんです、ひとちがは八方池に映る白馬三山を楽しみに
してたんだけど 予想外に池は小さく 雪でウマっているので
想像していた景色を拝むことができなかったわけぴよこ2



がぁーん ガーン



仕方ないよね、夏ぢゃないからぶた



まだ半信半疑の ひとしさんは地図とにらめっこしながら 
本当にこれが八方池なのかといった顔でしばらく眺めていたビックリ




お腹がすいた ぴよこ2

パクパクとパンをかじるぴよこ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


これから本格的な登山道が始まるわけだから 
こんなところでバテてる場合ぢゃないぴよこ2
(そう、そうムカッ



ひとしさん、食べないの?



私はいりません、まだお腹すいてませんから。
早く行かないと 今日の目的地まで行けませんよ怒
ヘタすれば 唐松岳の山頂は時間的にパスしますムカッ




えっ?
なんでパス?
冗談ぢゃない!




せっかく唐松・五竜の山頂を踏むのを楽しみにしてるのに 
ちがこさんの歩くのが遅いからパスなんてぶた



ひどい
ひどすぎる・・・




ひとしさんは ちがこさんのあまりのノロさに
イライラしていたに違いないぶた
(わかりますけどね汗



ねぇ ひとしさん、もうちょっと荷物持ってドキッ



ちがこさんのザックから1キロ程度の荷物が 
ひとしさんのザックに移動したイカの丸焼き



ひとしさんのザックは 16.4キロ(+1,4キロ)

やや超過気味イカの丸焼き



ちがこさんのザックは 10.5キロ(+0,5キロ)

まあ よしチョキ



さぁ、先を急ぎましょうぴよこ3


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


五竜岳が大きくなってきたビックリ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


快適な重さになった ちがこさんのザック、反して微妙に
快適な数値を越えた ひとしさんのザック、1キロの違い・・・




ここから一気に ちがこさんは元気になったクラッカー
(ウハ ウハニコニコ



エネルギーも充電完了、大きな白い幹のダケカンバが美しく
芽吹き始めた登山道を ブンブン登って行ったチョキ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


うが汗 うが汗 うが汗 うが汗



さっきまでとはエライ違いだビックリ

ズンズン登山者を ごぼう抜きしていくチョキ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


時間がなくて唐松岳をパスされるくらいなら 
今までの時間を取り戻さなくっちゃ!




振り返ると八方池が だんだん小さくなっていったビックリ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


ん?
ひとしさんがいない?




いつもなら すぐ後ろを歩いているはずの 
ひとしさんがいないシーッ



遥か下を見ると ザックを下ろし 抜け殻のように 
おむすびころりんを食べている ひとしさん発見ビックリ


ありゃりゃ?



ひとしさんを待っている間 抜いた分だけ 
他の登山者に抜かれたイカの丸焼き
(あはははは。)



に、荷物が重いですぅ 男の子エーン


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


たった1キログラム荷物が移動しただけで 
二人の立場は逆転したクラッカー


もうカメラ撮影どころでない ひとしさん 登るのに必死男の子エーン

ちがこさんにカメラを譲るイカの丸焼き




ひとしさんの地面との戦いが始まった男の子エーン


うが汗 うが汗 うが汗 うが汗


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


ハァ汗 ハァ汗 ハァ汗 ハァ汗


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


所々にある残雪を登る汗
アイゼンは雪がシャーベットなので必要ないぴよこ3


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


無言で ひたすら登る ひとしさん男の子エーン


忍耐あるのみ!


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


ちがこさんは快適だったドキッ

ひとしさんの前を歩き 後ろを歩きとパチパチ
写真撮影を続けるぴよこ3
(あはは。)


ザ・テント縦走♪ Ⅱ
不帰嶮


きゃぁーっ
綺麗じゃん
 ハート

ザ・テント縦走♪ Ⅱ
白馬三山

だんだん近くなる 白馬三山や五竜岳が美しいハート




丸山ケルンに到着、ここもまた素晴らしい眺めを
満喫できるポイントであ~るぴよこ3


ところが・・・



ねぇ、ひとしさん あのケルンの前で
写真一緒に捕ろうよ
ぴよこ3




後方から 声をかけるものの 足を止める様子もなく 
ひとしさんは必死の形相で登って行ってしまった汗
(あれまビックリ



意見が割れますね。
大変そうだから まぁ、よしとしてあげて。




ひとちがの会話を聞いていたらしい 登山者のおじさんが
ニヤニヤ笑いながら言ったイカの丸焼き



ぶぅ。。。
せっかくいい景色だったのに
ぶた



ザ・テント縦走♪ Ⅱ
丸山山頂



唐松岳頂上山荘が直下に見える2554mのピークに到着チョキ

目の前に どかんと唐松岳があったビックリ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


ここで血迷ったか?


いきなり ひとちが ザックをデポして 
小走りで唐松岳山頂を目指すイカの丸焼き



後からよ~く考えてみたら 小屋でザックをデポすれば
このピークを登り返すこともかなっただろうガーン



ともかく山頂をパスされることだけは 
ゴメンこうむりたいイカの丸焼き




時刻は12:20分ウワーン

時計とにらめっこしながら ひとしさんが叫んだ汗




できるだけ早く進まないと 五竜山荘まで
たどりつけません
ムカッ




なんでそんなに急ぐのか?
最近じゃぁ、日が落ちるのも随分遅くなったシーッ




小屋に4時過ぎに到着してテント張っても 
7時ころまでは明るいから余裕あるのに
ぶた




やや納得のいかない ちがこさんではあるが 
ひとしさんが時間を気にしだしたら問答無用ぴよこ2
(はぁ。)




と、ともかく早く山頂に行かなくっちゃ汗



うが汗 うが汗 うが汗 うが汗



ザックがないと こんなにまで身体が軽いとはドキッ
(快適 快適ハート


あっという間に 唐松岳の山頂に到着チョキ
(やったぁークラッカー


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


すご~い ビックリ

目の前に 素晴らしい景色が広がっているドキッ


剣岳、立山、白馬三山、そしてこれから向かう五竜岳・・・


ザ・テント縦走♪ Ⅱ
白馬三山方向の縦走路

ザ・テント縦走♪ Ⅱ
剣岳・立山方向

ザ・テント縦走♪ Ⅱ
これから向かう五竜岳の縦走路とゴールの五竜小屋

ザ・テント縦走♪ Ⅱ
ザックをデポしてきた2554mピーク方向


混雑している山頂も 梅雨の晴れ間の素晴らしいお天気が 
心と身体を癒してくれるぴよこ3


いいねぇー


風もなく穏やかな半夏仕様の山ハート


ちょっとだけ のんびりしたいと思ったぴよこ3


ザ・テント縦走♪ Ⅱ



さぁ、帰りますよ
ズンズン行かないと!




山頂の混雑がお気に召さないのか 時間が気になるのか ひとしさんは
一刻も早く移動しようとするぶた



はい、はい、わかってますったらウワーン



たった 5分 で唐松岳の山頂から 
おさらばすることになったぴよこ2


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


もっと遊んでいたかったのに・・・



たくさんの登山者たちが 山頂をのんびり満喫しているビックリ




大急ぎでサックをデポしたピークに戻った汗


ハァ汗 ハァ汗 ハァ汗 ハァ汗


なんでまた 登り返さにゃならんのじゃ?


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


そりゃピークにザックを捨てたからでしょ!


そ、そうでしたなタラ~




ピークに戻ると 無数のザックビックリ
ひとちがだけじゃなかった汗
(うはは。)


ここから 再び重たいザックを背中に おんぶする
こととなったイカの丸焼き
(あはは。)


またいつの日にか、唐松岳さんハート


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


頂上山荘の横を通過して いよいよ本日の正念場、
牛首の鎖場に向かうムカッ
(うりゃチョキ


ザ・テント縦走♪ Ⅱ


岩の鎧で覆われた厳つい五竜岳、美しく続く稜線とは裏腹に 
恐ろしい牛首の岩場が待ち構えているガーン


大きなザックを背負い 無事通過できるか ひとちが?




ピンクの星第三話はこちらぴよこ3

黄色い星第四話はこちらぴよこ3



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この記事へのコメント
こんにちは!
おおっ! 早くも北アルプスでテント泊縦走ですか~!
それはとても羨ましい~♪
このルートは2010年8月27日~28日に行った、私初の単独テント泊遠征でした。
とても思い出深いルートなのです。(懐かしい...)
その時は天気の影響で白馬三山を眺めれませんでした...
また行きたいルート、第三話も楽しみにしています~!
Posted by PALOMONPALOMON at 2012年06月26日 21:06
絶景ですなぁ。

こんな景色が見られるのなら多少の苦労はどうってことないっすね。

第三話もあるんですね。

楽しみです。
Posted by 賢パパ at 2012年06月28日 03:48
賢パパさんへ♪

はい、今回は書くことがいっぱいありすぎて四話に分けて
書くことにしました。
(それでなくても毎回話が長いので・・・)

いい日に登りました。
尾根歩きは最高でしたよ♪

さすがに今年初のテントはキツかったですが。
皆さん もっと重いザックを背負っているのに 情けない ひとちがですわ!
Posted by ひとちがひとちが at 2012年06月28日 10:04
たった1kgが生死を分ける・・・・?

荷物は軽いに越したことがないですね。

それにしても北アの景色もだいぶ夏山らしくなってきました。
お花畑もこれからが見ごろなんだろうねぇ~

梅雨の晴れ間の北ア、いいなぁ~
Posted by tekapotekapo at 2012年06月28日 19:40
tekapoさんへ♪

お恥ずかしい限りです。
情けないことに 夫婦でかつげる荷物の重さはこれが限界?

皆さん30キロくらい ヘのカッパで背負ってますよね・・・
何年経っても ひとちがには無理そうですな。

ということは?
山にこもっていられる日数が足りない?
(それでなくても大食漢ですから食べ物が足りなくなりそうです。)

行くまでは雪が多かったらどうしようかと悩んでいましたが すっかり夏山でした。。。

これからは花をおっかけて人だらけになりそうですね。
あはは。
Posted by ひとちがひとちが at 2012年06月29日 16:10
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