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2013年06月26日

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

2013/6/22

最大の危機到来か?
戸隠山
(妙高周辺エリア)


全山行 365回

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

ぴよこ予告編はこちらチョキ

ぴよこ戸隠山の情報はこちらチョキ
ぴよこ戸隠山の歴史はこちらチョキ

ぴよこひとちがが歩いたコースはこちらチョキ
*始点は戸隠キャンプ場、周遊しましたぴよこ3




標高 戸隠山 1904m 九頭龍山 1882.6m
天気 雨・ガス・晴れとあまりよくないタラ~
山行時間 7時間30分


〈コース〉自宅(5:00)-戸隠キャンプ場駐車場(8:30-9:00)-
ささやきの小径(9:15)-陏神門(10:00)-戸隠神社奥宮(10:20)-
百間長屋-蟻の塔渡り-八方睨(12:20-12:40)-九頭龍山(1:20)-
一不動避難小屋(2:20-2:35)-帯岩-戸隠牧場(4:15)-
戸隠キャンプ場駐車場(4:30)






本 編
この記事を読めば
あなたは縮みあがるはず
 ガーン

by ひとちが








天気予報じゃ 晴れ・曇りなのに 
戸隠は思いっきり雨ガーン


が~ん タラ~


ようやく雪が消え 
危険な山と知りつつも 登るつもりで来たのに 
雨じゃ岩場も さぞかし コワいだろうな
シーッ


そんでも登る イカの丸焼き


あれま ビックリ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

駐車場でトイレを拝借すると
こんな張り紙が汗

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

なぬ なぬ・・・


地図とにらめっこしてコースを
確認する ひとちがビックリ


う゛ぇ゛ーっ 汗
これって 今日の下りのコースが
通れないってことだよね?



通行止め?
どうします?



張り紙によれば 崩落した 帯岩ルート ではなく 
五地蔵山に直接出る 弥勒新道 を通れば可とのこと汗


問題がある ムカッ
もうひとつ余分に山を登らなきゃいけないぶた


いいじゃん 
登れば!



そう簡単に言うけどねぶた
出発時間から山行時間を計算すると
暗くなっちゃう可能性大汗
帯岩ルートは譲るわけにはいかないってわけ
シーッ


でも 「通行止め」 って書いてありますよビックリ
それも昨日の日付から
汗



えーっ 汗
じゃ 管理事務所の人に直接聞いてみるよぶた



あらら・・・
ちがこさん デタラメな・・・
通行止めっていったら 誰が何と言っても
通れないってことでしょ
ビックリ


わかってるって 怒





さっそく事務所に入って崩落した登山道の
様子を聞いてみたぴよこ

すると

崩れているという情報ですが
どうしても通れないってわけでも
ないようで・・・



どっち?


とりあえずお礼を言って
予定通りのコースを歩くことにしたイカの丸焼き


大丈夫でしょうか?


行ってみなきゃ わかんないじゃんぶた
事務所の人が その目で確認したわけぢゃないし
現場まで行ってみてダメだったら山ひとつ余分に
登って下るしかないよ
ムカッ


えー汗
だって時間かかりますよぶた



仕方ないじゃん
通れなかったら
ぶた


まぁ ヘッデンも万が一の時のために
ザックに入ってますから なんとかなるかな?



あんたたち
安易な考えだねぇー
 ガーン




白い車が追っかけてきたビックリ
さっきの事務所の人だぴよこ


先ほど 「帯岩の崩壊した部分が通れるかも」 って
言ったんですが 遭対協の連絡で岩の上の土砂が
かなり崩れているので危ないそうですウワーン
注意して下さい
汗


連絡するために わざわざ
追っかけていきてくれたわけだビックリ


アザーッス チョキ


キャンプ場からは天気がよければ
戸隠山を バッチリ見ることができたはずぶた

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

今日は 雨 ぶた





バンガローが立ち並ぶキャンプ場から 
ささやきの小径 なる 遊歩道に入ったチョキ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

標高差もなく戸隠神社奥宮へ通じるルートと
交わる分岐が終点となるシーッ


整備された小径は気持ちよく新緑の中を
歩くことができる ゴキゲンコースハート

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

雨が降ったりやんだりと 
カッパの帽子も忙しいイカの丸焼き


森の中には 透き通った身体を自慢げに
見せびらかしている ギンリョウソウ ビックリ


きれい ドキッ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

陏神門に ポン と出たビックリ
観光客が うじゃうじゃ いるビックリ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

じぇ! じぇ! じぇ!

こーゆー場所は一刻も早く通過しないと
ひとちの機嫌が悪くなるよ
タラ~



そう! そう!

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奥宮に到着チョキ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

混み合っている社殿で大急ぎで
本日の山歩きの無事を祈るぴよこ

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すぐ横には登山口ビックリ


もちろんポストもあるので
登山届を提出していざ山へクラッカー
(よっしゃチョキ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

それにしても 
ひとちの様子おかしくない?
なんか元気ないじゃん
ビックリ


あー
昨日の夜も呑み会でさ
体調がイマイチみたいだよ
テヘッ


またかいガーン





いきなり急登が始まったムカッ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

今日は雨だし 危険な岩場もあるので
なるべく荷物を軽くコンパクトにまとめたチョキ


よって ちがこさんの背中に
ザックはないイカの丸焼き 


ひぃー ひぃー しながら
ひとしさんも ちがこさんを追っかけるダッシュ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

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実は登り始めてすぐ ひとしさんは
ヘタばって ザックは ちがこさんの
背中におんぶすることになったイカの丸焼き

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景色は ガスガス ぶた
ひたすら登るダッシュ

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がんば! がんば!

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切れ目なく鎖が登場汗

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登っても 登っても 岩の登りが続くのだムカッ
(うげ汗

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大きな岩まで登りきると
五十間長屋チョキ

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やっと一息
ザックなしの ひとしさんも
ようやく元気回復か?


景色はこの通り
なんとも不発な残念な結果ぶた

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

百間長屋 を目指して進もうチョキ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

ところで皆さん 五十間長屋 とか
百間長屋 って何? って思うでしょシーッ

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この長屋ってのは 大きな石の下を
登山道が通っていて まるで長屋のように
見えるからついた名前かな?

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ほら!
近くじゃよくわからないかもしれないけど
離れた場所から見るとこんなだよビックリ


地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

岩の近くには花たちがお出迎えハート

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編 地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

花も多いが虫も多いイカの丸焼き

おかげで ひとしさん
耳をブチブチ刺されて悲惨な状態男の子エーン


かゆいですぅー汗
なんで私ばっか?



ひとちがクサイからじゃない?


失礼な 怒





長屋が終わると 
急登・岩の鎖場 連続ウワーン

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登っても

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登っても

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登っても

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この看板がピッタリの登山道ガーン

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編 

そしたら目の前に 
もっとスゴイ鎖があった汗

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ぶぅぶぅ 言っても始まらないので
がんばって登ることにしたぴよこ2

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

ひとしさんも続くダッシュ

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あれ?
ザック ひとちに おんぶしてるじゃん
ビックリ


そう! そう!
この先は危険だから
チェンジしてもらったんだよ
チョキ


それが正解だねぴよこ3
ちがこさん 鈍いから岩から
滑落するかもしれないもんね
ビックリ


うるさぁーい パンチ


振り返るとこんな景色♪

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編



岩の上から携帯電話で
通話しているらしい声が聞こえる汗


下ってきた先頭の女性の表情は青ざめ
一刻も早く この場を立ち去りたい 
といわんばかりビックリ


後方に続く青年たちに下山を促す汗


その先に足の架け場があるから ムカッ


狭い鎖の岩場は 道を譲らねば
通過することはできないウワーン


パーティーが岩を降りるまで
順番を待つ ひとちがぴよこ


すれ違いざまに うつむき加減の女性は
小さな震えるような声でつぶやいたガーン


この先で人が滑落しました タラ~


えっ? 
まさか!



おバカな会話をしてる場合ぢゃないイカの丸焼き





最後の岩を登りきると そこには10名ほどの
登山者が溜まっていたビックリ


目の前には 恐ろしげな尾根が
待ち構えているウワーン


これが 蟻の塔渡り だムカッ
(20mほどタラ~

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

溜まっていたみなさん
あまりに怖すぎて 先に進めない
そんなところだろうかタラ~


先ほど会話した女性たちは 山頂を踏み下山
蟻の塔渡り を再び通過してきたようだ汗


今思えば 対面して歩いてきた登山者が
突然 滑落するのを目撃したのだから 
怖さも倍増だったに違いないウワーン


蒼白の顔の理由が わかるような気がしたシーッ






尾根が細くなる途中に 数名の白髪混じりの
登山者たちが道を塞いでいるビックリ


もしや 滑落した登山者の
同行者たちか?



救助要請したものの 
救助ヘリが なかなか到着しないらしく
立ち往生しているようだウワーン


ひとちがに気が付くと いそいそと
道を開けてくれたイカの丸焼き


えっ?
まさか 進む気じゃないよね?



誰も進もうとしない 蟻の塔渡り に
ズンズン向かう ちがこさんムカッ


やめなよ やめなよ
今 人が滑落したばっかだよ
汗


溜まっていたギャラリーたちが
じっと ちがこさんを見つめるビックリ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

最初の岩登りにかかるチョキ

斜度70度はある 胸突き岩 ウワーン

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

頭の中を 滑落 という文字が
グルグル回っているガーン


もしかして落ちるかも ぴよこ2


心臓がバクバクするウワーン

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

ガスの通った後の湿った細尾根は
意味なく滑るような気がしたテヘッ


鎖のついている岩を 恐る恐る登ると
そこには更に恐ろしい邪悪な尾根が待っていた汗
(幅50cmほどタラ~


登山者は誰も歩いていないビックリ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

どうすりゃいいの?

もうこーなったら
這いずってでも先に進むしかないよね
ムカッ


四つんばいになって 
ちょっと進んでみたイカの丸焼き

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

こわぁー 汗


膝をつかないから 頭が下に下がって
バランスが悪く なんだか安定しないタラ~

で ちっとも前に進んだ気がしないのも事実ぶた

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

結局 立ち上がってヨタヨタと
細尾根を滑落しないように歩くことにしたウワーン


やめて! やめて!
危ないから!



頭の中には 滑落 の文字しか浮かばないウワーン


落ちる 落ちる 落ちるかも・・・


尾根は凸凹した石が固まってできているぴよこ2
なんとも頼りなく ボロっと とれて
しまうんじゃないかという不安汗


鎖もなく バカ細い尾根は
安全につかめる石に辿りつくまで
すごくすごく長く感じたぴよこ2


落ちる 落ちる 落ちるかも・・・


そんなことばっか考えていたら
小さな石の凸凹に けっつまずいて
もうちょっとで転びそうになったビックリ


おっとっと
危ない 危ない
 汗


進んでいるうちに気が付いたビックリ
よーく見たら下にトラバース用の鎖があるガーン

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

しかぁーし ここまでは鎖なしで
なんとか進まなきゃいけないのも事実シーッ


身体を方向転換することもままならず
ひとしさんが どういう気持ちで
ちがこさんを見つめているのかさえ確認できないウワーン


きゃぁー 汗
コワすぎぃーっ
 ぴよこ2



やっと飛び出た岩をつかみ
別の岩の割れ目に刺された 古く錆びた楔も
しっかりつかむことができたチョキ


一安心 イカの丸焼き

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

いいよぉーっ
気をつけて来てねぇー
 ぴよこ


わかりました ムカッ


身体をねじり 振り返ってみるビックリ


覚悟を決めた ひとしさんが
細尾根を サーカスの綱渡り のように
慎重に歩いてくる汗


見ている方が 怖いよ汗

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

ひとしさんの勇姿を ギャラリーたちが
心配そうに眺めているビックリ





ここで 安心しちゃいけないムカッ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

よく見たら つかんだ石の先は
尾根がちぎれていた汗


通過するためには
岩の上を飛び移るしかないのだビックリ


まさに 自殺行為 おばけ


この先は どうやって進めばいいんだろ?

 

さっき確認した鎖を目で辿れば
つかんだ岩の横に鎖がブラリと下がっていたビックリ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

そうか
一度 急降下して 細尾根を巻いて 
尾根の上部に出ればいいんだ
ムカッ


ゆっくりと鎖を片手に細尾根を降下するぴよこ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

ひとしさんも続く男の子ニコニコ

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って ちがこさん 
あんたどこから写真撮ってるわけ?



ここ ぴよこ

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あ゛―
危ないから・・・






再び邪悪な細尾根の上部に出たチョキ

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ここが核心部
剣の刃渡り
(5m・幅20cmほどタラ~


どういうふうに説明したら
わかってもらえるかなぁー
シーッ


つまり 靴一足分程度しか幅のない尾根を
サーカスで渡るってことだよね
ムカッ


そういうこと ガーン


どうすんのさ汗


悲しいことに尾根の先は更に細くなり 
その上微妙に下っているのだウワーン


サーカスで渡れそう?


無理 無理 ガーン


お尻をついて 前のめりになりながら
ズルズルとバランスをとりながら前進タラ~


 
微妙に下る足の架け場のない細尾根を 
宙ぶらりんになりながら 落っこちないように
馬乗りになって慎重に進むぴよこ2

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

恐怖と戦いながらの
とっても苦しい体制
 ガーン


安全な個所に足がかかるまで
決して周りの景色は見ない方がいいウワーン

あまりのコワさに失神するかもタラ~


ひとしさんも恐怖と戦っていた男の子エーン

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ようやく安全な場所に
足をつけることができた ひとちがチョキ


あ゛―
大変でした
 男の子エーン


うん
落ちるかと思った
 ぴよこ2


よかったよ
二人とも無事で
ガーン


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歩いてきたルートを振り返ると
次の登山者が 這いつくばって進む姿ビックリ

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激コワ タラ~

しばらく このルートは通りたくない
心から そう思ったぴよこ2


えっ?
でも 確か予定してたルートが崩落してるから
また ここを渡る可能性もあるよね?



やだやだ どんなに時間がかかっても
別ルートで帰るから
ぴよこ2





稜線の 八方睨 に向かおうダッシュ

蟻の塔渡りが だんだん小さくなっていくぴよこ

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方位版のある 八方睨 に到着チョキ

登山者の姿はなく
開けた場所で おむすびころりんを食べたおにぎり

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ひとちがの後を追うように 
命知らずの若者達が登ってきたビックリ


あんたたちも そうでしょ ガーン


もう 誰もこない タラ~





稜線を山頂に向かって歩くダッシュ

たくさんの花たちがお出迎えハート

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ガスが少し消え 黒姫山も
顔を出しているビックリ

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山頂に到着クラッカー

まだ先は長いのでズンズン先を急ぐことにするダッシュ

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天気は目まぐるしく変わり
青空に白い雲が浮かぶ夏山ビックリ

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アップダウンしながら 九頭龍山 を目指すムカッ

稜線は崖スレスレのルート
気が抜けないウワーン

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

パタ パタ パタ パタ

ヘリが近づいてくる音がしたビックリ


随分時間かかったねビックリ


あれから1時間以上は
経ったでしょうか?



大丈夫かな?
落ちた人
ウワーン

 
蟻の塔渡り 方向を見ると 何度も旋回しながら
遭難者を探すヘリが見えるビックリ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

ヘリは崖に近づこうとするが ガスが出たり
消えたりと なかなか上手くいかないようだ汗

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編
*滑落者は200m程下で発見されたそうです汗

ぴよこ2滑落した方の仲間のブログ汗
事故の繊細な記録が書かれています・・・

滑落

滑落された方のご冥福をお祈りしますぴよこ2
by ひとちが






九頭龍山 に到着チョキ


九頭というだけあって小ピーク状の突起を
いくつも越えるルートであったウワーン


あ゛―
ぢかれた
 ガーン

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

緊張と怖さで 酒が抜けたのか
ひとしさんは すっかり元気になった男の子ニコニコ





先は長い 汗

大急ぎで一不動避難小屋の
分岐まで歩いたダッシュ

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今日は 八方睨 から誰とも会っていないぴよこ2
崩壊し通行止めになっているルートから
人が登ってくる可能性はゼロに近いテヘッ

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そうだよね汗
高妻山なら弥勒新道を通れば
そっちの方が近いもんね
ガーン


戸隠山からは遠回り イカの丸焼き


どうします?


とりあえず崩落現場まで下ってみない?
もしかして通れるかもよ
ドキッ


でも 通れなかったら
また登らなきゃいけないし
更に山もひとつ登るんですよぶた
時間が足りるかな?



ひとしさんの不安をよそに
どんどん大洞沢を下っていく ちがこさんイカの丸焼き


沢の水は雨で増水し
2012年9月に高妻山を登った時 とは
エライ違いだビックリ


確か
帯岩って あそこを鎖で下って
横移動する大きな岩だったような
シーッ

過去の記憶を呼び起こしてみるビックリ


ヤメ なよ 危ないよ
また崩れたらどうすんの?



行ってみなきゃ 
わかんないじゃん!






目の前にスゴイ光景が飛び込んできたビックリ

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確かにこれはヤバいかもガーン


危険ですから諦めて戻りませんか?


や 行けるかもムカッ
ちょっと先を見てくるよ
チョキ


あ゛―
始まったよ
ちがこさんの無謀な行動が
ガーン

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待機する ひとしさんを後目に
切れた鎖をたどりながら進んでみるダッシュ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

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土砂が溜まっているギリギリまで
接近してみたムカッ


やっぱり危険ですよ 男の子エーン

後ろで ひとしさんの声がした汗


山を刺激しないように
そーっと渡ってみるから
ちょっと待っててね
ぴよこ


心臓がバクバクする汗

本日二度目の難関 タラ~

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見上げれば 土砂が溜まっているウワーン


雨で緩んでいればスベリ台のように
土砂は ちがこさんを襲うだろう
汗

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下を見れば 土砂が溜まっているタラ~


20m程滑って落ちても どろんこぼっこに
なる程度 これなら行ける!
但し 上から土砂が落ちてきたらヤバいけど
汗

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そーっと そーっと
渡りきったチョキ

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目が点になっていた ひとしさんも
ちがこさんに 右に倣い ムカッ


そーっと そーっと
山を刺激しないように渡るチョキ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

なんでこんな危険な場所を
私は通過しなきゃいけないんだ
男の子エーン


そうだよね ひとち
いっつも ちがこさんの計画は
一か八かだもんね
ガーン


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まったくですぅー 男の子エーン

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最大の危機を乗り越えたものの
危険が終わったわけぢゃないシーッ

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増水した沢
清滝の水で滑る長い鎖と戦うムカッ

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ようやく安全パイ
戸隠牧場のゲートに出たチョキ


ゴール クラッカー

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弥勒新道の分岐ぴよこ

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

崩壊したルートを無理やり下山したので
暗くなる前に山を下れたニコニコ


帰りにキャンプ場の管理事務所に立ち寄り
下山報告をするぴよこ3

地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編

忍者の修行の場 戸隠山 ムカッ


体力や技術だけでなく 精神的にも
鍛えられる無敵の山であったムカッ
(うん、うん)


くれぐれも ひとちがのような
無謀なことはしないように
汗


この恐怖感は 登った人しかわからないウワーン
興味のある人は自分の目で確かめてみてチョキ


但し 命の保証はできないよ タラ~





また明日も山に登るよチョキ
どこに登ったかは次回のブログのお楽しみ♪



ぴよここの日の立ち寄り湯はこちらドキッ
明科温泉 明科町営温泉 長峰荘
のんびりした雰囲気の ひなびた温泉ですぴよこ3

ぴよここの日の車泊地はこちらチョキ
安曇野 池田クラフトパーク
すばらしいロケーションの公園です♪
車泊には超オススメ!!



ぴよこ翌日の山歩きはこちらチョキ



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この記事へのコメント
こんにちは! 信州に住むまきこばと申します。
4月から ひとちがさんのブログ拝見してます。
今回は戸隠山に登ってきたとのこと
 こらえきれずにコメント送らせていただきました。

まずは無事生還、本当に良かった!
私も4年前になるかな、ダンナと二人で同じコースを登りました。
蟻の戸渡りを下りたくないばかりに九頭竜山越えをして、帰りは真っ暗に・・・

後で聞いたことですが、ダンナはザックにザイルとハーネスを持ってたそうです。使わずに何とか登りましたが、本当に戸隠山は怖かった~

・・・もっとも戸隠山を登ったのが妙な自信になって、山歩きにドップリはまってしまいました(笑) 

ひとちがさんも くれぐれも無茶はしないように!
今後の更新も楽しみにしてますから!!  よろしくお願いします!
Posted by 信州まきこば at 2013年06月26日 17:40
まきこばさんへ♪

コメントありがとうございます。

信州には いっぱいいい山があって
ついつい足が向いてしまう ひとちがです。

戸隠山が こんなにコワイ山だなんて知りませんでした。

黒姫山や妙高、火打山、斑尾に飯縄山。
どれもステキな山でしたが 戸隠がこんなにも
荒々しい山とは・・・

行ってみて 何故こんな難しい山に
皆さん登るのかと改めて思いました。

戸隠はロープやハーネス、それにヘルメット
必需品ですね。
(滑落したらただじゃ済まないとは思いますが
ないよりマシです。)

今回も反省点の多い山歩きとなってしまいましたが
チャレンジ精神をもって 危険ではなく冒険で済む
ような楽しい山歩きを心掛けたいと思います。

ご心配かけました。
これからもヨロシクお願いしまぁ~す♪
うひひ。。。
Posted by ひとちがひとちが at 2013年06月26日 21:18
ひとちがさん、こんばんは

またまた信州でしたか!
信州の里山、怖いのは戸隠、独鈷山でしょうか?
帰ってこない人が多いのは、雨飾山や木曽の御嶽山。
雨で濡れたら更に危険!無事で何よりでした。
西岳は別の意味で…   うひひ
Posted by at 2013年06月26日 21:40
「うう~ん もう ホント、心配しちゃったんだから、凄いところ行って来たのねぇ」と となりでかみさんが手に汗握っています。。。

まずは無事のお帰りよかったっス!
Posted by yamabuki at 2013年06月27日 08:38
え~~~~!!
戸隠山ってこんな怖いとことなの~?!
どうしましょ・・・。
それにしても、本当に・・・・
チャレンジャーだな~~^^;
雨上がりだし~、通行止めでも行っちゃうし~(笑)
無事、生還できてほんと良かったです!
ところで、そこの避難小屋ってどんな感じ?
1泊したらなんか出そうな感じ?^^;
Posted by ひなた at 2013年06月27日 09:42
岳さんへ♪

ヤバイぢゃないですか・・・
独鈷山、行かなくてよかった。。。

危険+危険 な山じゃ 体力的にも精神的にも
土日休みだけじゃ大変です。
(って ひとしさんだけですが、、、あはは。)

いやぁー
ホント 落ちなくてよかった。。。

西岳は どんな意味?
えっ? えっ??





yamabukiさんへ♪

今度こそ死ぬかと思いました。
っていうか なんで ちがこさんが先頭なわけ?

たくさんギャラリーはいましたが
さぞかし ちがこさんの情けない姿を見ながら
コワサ倍増だったでしょうなぁー
(危なかしくって 見てられないと思います。)

今回は岩場、鎖場、崩落現場と 気が抜けない場所が
多く なかなかカメラでの撮影は困難でした。

ちがこさんのお尻が多くてゴメンちゃい!

yamabukiママさんへ♪

冷や汗でましたか?
そして あまりのおバカさに笑えましたか?
蟻の塔渡りは 通過せずとも眺めるだけでも
ある意味価値のある山です。

戸隠神社見物を兼ねて登ってみたらいかがでしょう?
うひひひ。。。




ひなたさんへ♪

マジヤバの山です。
フツーに皆さん渡っていたら たぶん きゃーきゃー
言いながらフツーに通過できたかもしれません。

滑落者が出た後って 恐怖も数倍!
っていうか みんな行かないしぃー。

崩落個所の通行止めもヤバかった。
あの日の後も雨降ったから 益々登山道の崩落が
進んでいるかと・・・

通過できた ひとちがはラッキーでしたね。

避難小屋ですか?
ボロボロです。

今回見たら扉が壊れていました。

この避難小屋は水質汚染を進行させないため
基本的には泊まることはできません。
(緊急時のみ)

実際、高妻山と戸隠をセットで山行するには
丁度いい位置に建っているんですが。

それに戸隠に行くのに ピストンすれば
蟻の塔渡りを通過しなくても済みますもんね。

避難小屋が使えないと 高妻と戸隠をセットと 
よほど足の早い人でないと無理かも・・・
(日帰り)

たぶん戸隠だけでも周遊ルートを使うと時間だけでなく
体力的にも いっぱいいっぱいになるかと。

避難小屋もフツーに使えるようになると
いいですな。。。
あはは。。。
Posted by ひとちがひとちが at 2013年06月27日 11:54
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地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編
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