2013年06月26日
地獄を見た! 命がけの山行Ⅱ 本編
2013/6/22
最大の危機到来か?
戸隠山
(妙高周辺エリア)
全山行 365回
予告編はこちら
戸隠山の情報はこちら
戸隠山の歴史はこちら
ひとちがが歩いたコースはこちら
*始点は戸隠キャンプ場、周遊しました
標高 戸隠山 1904m 九頭龍山 1882.6m
天気 雨・ガス・晴れとあまりよくない
山行時間 7時間30分
〈コース〉自宅(5:00)-戸隠キャンプ場駐車場(8:30-9:00)-
ささやきの小径(9:15)-陏神門(10:00)-戸隠神社奥宮(10:20)-
百間長屋-蟻の塔渡り-八方睨(12:20-12:40)-九頭龍山(1:20)-
一不動避難小屋(2:20-2:35)-帯岩-戸隠牧場(4:15)-
戸隠キャンプ場駐車場(4:30)
本 編
この記事を読めば
あなたは縮みあがるはず
by ひとちが
天気予報じゃ 晴れ・曇りなのに
戸隠は思いっきり雨
が~ん
ようやく雪が消え
危険な山と知りつつも 登るつもりで来たのに
雨じゃ岩場も さぞかし コワいだろうな
そんでも登る
あれま
駐車場でトイレを拝借すると
こんな張り紙が
なぬ なぬ・・・
地図とにらめっこしてコースを
確認する ひとちが
う゛ぇ゛ーっ
これって 今日の下りのコースが
通れないってことだよね?
通行止め?
どうします?
張り紙によれば 崩落した 帯岩ルート ではなく
五地蔵山に直接出る 弥勒新道 を通れば可とのこと
問題がある
もうひとつ余分に山を登らなきゃいけない
いいじゃん
登れば!
そう簡単に言うけどね
出発時間から山行時間を計算すると
暗くなっちゃう可能性大
帯岩ルートは譲るわけにはいかないってわけ
でも 「通行止め」 って書いてありますよ
それも昨日の日付から
えーっ
じゃ 管理事務所の人に直接聞いてみるよ
あらら・・・
ちがこさん デタラメな・・・
通行止めっていったら 誰が何と言っても
通れないってことでしょ
わかってるって
さっそく事務所に入って崩落した登山道の
様子を聞いてみた
すると
崩れているという情報ですが
どうしても通れないってわけでも
ないようで・・・
どっち?
とりあえずお礼を言って
予定通りのコースを歩くことにした
大丈夫でしょうか?
行ってみなきゃ わかんないじゃん
事務所の人が その目で確認したわけぢゃないし
現場まで行ってみてダメだったら山ひとつ余分に
登って下るしかないよ
えー
だって時間かかりますよ
仕方ないじゃん
通れなかったら
まぁ ヘッデンも万が一の時のために
ザックに入ってますから なんとかなるかな?
あんたたち
安易な考えだねぇー
と
白い車が追っかけてきた
さっきの事務所の人だ
先ほど 「帯岩の崩壊した部分が通れるかも」 って
言ったんですが 遭対協の連絡で岩の上の土砂が
かなり崩れているので危ないそうです
注意して下さい
連絡するために わざわざ
追っかけていきてくれたわけだ
アザーッス
キャンプ場からは天気がよければ
戸隠山を バッチリ見ることができたはず
今日は 雨
バンガローが立ち並ぶキャンプ場から
ささやきの小径 なる 遊歩道に入った
標高差もなく戸隠神社奥宮へ通じるルートと
交わる分岐が終点となる
整備された小径は気持ちよく新緑の中を
歩くことができる ゴキゲンコース
雨が降ったりやんだりと
カッパの帽子も忙しい
森の中には 透き通った身体を自慢げに
見せびらかしている ギンリョウソウ
きれい
陏神門に ポン と出た
観光客が うじゃうじゃ いる
じぇ! じぇ! じぇ!
こーゆー場所は一刻も早く通過しないと
ひとちの機嫌が悪くなるよ
そう! そう!
奥宮に到着
混み合っている社殿で大急ぎで
本日の山歩きの無事を祈る
すぐ横には登山口
もちろんポストもあるので
登山届を提出していざ山へ
(よっしゃ)
それにしても
ひとちの様子おかしくない?
なんか元気ないじゃん
あー
昨日の夜も呑み会でさ
体調がイマイチみたいだよ
またかい
いきなり急登が始まった
今日は雨だし 危険な岩場もあるので
なるべく荷物を軽くコンパクトにまとめた
よって ちがこさんの背中に
ザックはない
ひぃー ひぃー しながら
ひとしさんも ちがこさんを追っかける
実は登り始めてすぐ ひとしさんは
ヘタばって ザックは ちがこさんの
背中におんぶすることになった
景色は ガスガス
ひたすら登る
がんば! がんば!
切れ目なく鎖が登場
登っても 登っても 岩の登りが続くのだ
(うげ)
大きな岩まで登りきると
五十間長屋
やっと一息
ザックなしの ひとしさんも
ようやく元気回復か?
景色はこの通り
なんとも不発な残念な結果
百間長屋 を目指して進もう
ところで皆さん 五十間長屋 とか
百間長屋 って何? って思うでしょ
この長屋ってのは 大きな石の下を
登山道が通っていて まるで長屋のように
見えるからついた名前かな?
ほら!
近くじゃよくわからないかもしれないけど
離れた場所から見るとこんなだよ
岩の近くには花たちがお出迎え
花も多いが虫も多い
おかげで ひとしさん
耳をブチブチ刺されて悲惨な状態
かゆいですぅー
なんで私ばっか?
ひとちがクサイからじゃない?
失礼な
長屋が終わると
急登・岩の鎖場 連続
登っても
登っても
登っても
この看板がピッタリの登山道
そしたら目の前に
もっとスゴイ鎖があった
ぶぅぶぅ 言っても始まらないので
がんばって登ることにした
ひとしさんも続く
あれ?
ザック ひとちに おんぶしてるじゃん
そう! そう!
この先は危険だから
チェンジしてもらったんだよ
それが正解だね
ちがこさん 鈍いから岩から
滑落するかもしれないもんね
うるさぁーい
振り返るとこんな景色♪
と
岩の上から携帯電話で
通話しているらしい声が聞こえる
下ってきた先頭の女性の表情は青ざめ
一刻も早く この場を立ち去りたい
といわんばかり
後方に続く青年たちに下山を促す
その先に足の架け場があるから
狭い鎖の岩場は 道を譲らねば
通過することはできない
パーティーが岩を降りるまで
順番を待つ ひとちが
すれ違いざまに うつむき加減の女性は
小さな震えるような声でつぶやいた
この先で人が滑落しました
えっ?
まさか!
おバカな会話をしてる場合ぢゃない
最後の岩を登りきると そこには10名ほどの
登山者が溜まっていた
目の前には 恐ろしげな尾根が
待ち構えている
これが 蟻の塔渡り だ
(20mほど)
溜まっていたみなさん
あまりに怖すぎて 先に進めない
そんなところだろうか
先ほど会話した女性たちは 山頂を踏み下山
蟻の塔渡り を再び通過してきたようだ
今思えば 対面して歩いてきた登山者が
突然 滑落するのを目撃したのだから
怖さも倍増だったに違いない
蒼白の顔の理由が わかるような気がした
尾根が細くなる途中に 数名の白髪混じりの
登山者たちが道を塞いでいる
もしや 滑落した登山者の
同行者たちか?
救助要請したものの
救助ヘリが なかなか到着しないらしく
立ち往生しているようだ
ひとちがに気が付くと いそいそと
道を開けてくれた
えっ?
まさか 進む気じゃないよね?
誰も進もうとしない 蟻の塔渡り に
ズンズン向かう ちがこさん
やめなよ やめなよ
今 人が滑落したばっかだよ
溜まっていたギャラリーたちが
じっと ちがこさんを見つめる
最初の岩登りにかかる
斜度70度はある 胸突き岩
頭の中を 滑落 という文字が
グルグル回っている
もしかして落ちるかも
心臓がバクバクする
ガスの通った後の湿った細尾根は
意味なく滑るような気がした
鎖のついている岩を 恐る恐る登ると
そこには更に恐ろしい邪悪な尾根が待っていた
(幅50cmほど)
登山者は誰も歩いていない
どうすりゃいいの?
もうこーなったら
這いずってでも先に進むしかないよね
四つんばいになって
ちょっと進んでみた
こわぁー
膝をつかないから 頭が下に下がって
バランスが悪く なんだか安定しない
で ちっとも前に進んだ気がしないのも事実
結局 立ち上がってヨタヨタと
細尾根を滑落しないように歩くことにした
やめて! やめて!
危ないから!
頭の中には 滑落 の文字しか浮かばない
落ちる 落ちる 落ちるかも・・・
尾根は凸凹した石が固まってできている
なんとも頼りなく ボロっと とれて
しまうんじゃないかという不安
鎖もなく バカ細い尾根は
安全につかめる石に辿りつくまで
すごくすごく長く感じた
落ちる 落ちる 落ちるかも・・・
そんなことばっか考えていたら
小さな石の凸凹に けっつまずいて
もうちょっとで転びそうになった
おっとっと
危ない 危ない
進んでいるうちに気が付いた
よーく見たら下にトラバース用の鎖がある
しかぁーし ここまでは鎖なしで
なんとか進まなきゃいけないのも事実
身体を方向転換することもままならず
ひとしさんが どういう気持ちで
ちがこさんを見つめているのかさえ確認できない
きゃぁー
コワすぎぃーっ
やっと飛び出た岩をつかみ
別の岩の割れ目に刺された 古く錆びた楔も
しっかりつかむことができた
一安心
いいよぉーっ
気をつけて来てねぇー
わかりました
身体をねじり 振り返ってみる
覚悟を決めた ひとしさんが
細尾根を サーカスの綱渡り のように
慎重に歩いてくる
見ている方が 怖いよ
ひとしさんの勇姿を ギャラリーたちが
心配そうに眺めている
ここで 安心しちゃいけない
よく見たら つかんだ石の先は
尾根がちぎれていた
通過するためには
岩の上を飛び移るしかないのだ
まさに 自殺行為
この先は どうやって進めばいいんだろ?
さっき確認した鎖を目で辿れば
つかんだ岩の横に鎖がブラリと下がっていた
そうか
一度 急降下して 細尾根を巻いて
尾根の上部に出ればいいんだ
ゆっくりと鎖を片手に細尾根を降下する
ひとしさんも続く
って ちがこさん
あんたどこから写真撮ってるわけ?
ここ
あ゛―
危ないから・・・
再び邪悪な細尾根の上部に出た
ここが核心部
剣の刃渡り
(5m・幅20cmほど)
どういうふうに説明したら
わかってもらえるかなぁー
つまり 靴一足分程度しか幅のない尾根を
サーカスで渡るってことだよね
そういうこと
どうすんのさ
悲しいことに尾根の先は更に細くなり
その上微妙に下っているのだ
サーカスで渡れそう?
無理 無理
お尻をついて 前のめりになりながら
ズルズルとバランスをとりながら前進
微妙に下る足の架け場のない細尾根を
宙ぶらりんになりながら 落っこちないように
馬乗りになって慎重に進む
恐怖と戦いながらの
とっても苦しい体制
安全な個所に足がかかるまで
決して周りの景色は見ない方がいい
あまりのコワさに失神するかも
ひとしさんも恐怖と戦っていた
ようやく安全な場所に
足をつけることができた ひとちが
あ゛―
大変でした
うん
落ちるかと思った
よかったよ
二人とも無事で
歩いてきたルートを振り返ると
次の登山者が 這いつくばって進む姿
激コワ
しばらく このルートは通りたくない
心から そう思った
えっ?
でも 確か予定してたルートが崩落してるから
また ここを渡る可能性もあるよね?
やだやだ どんなに時間がかかっても
別ルートで帰るから
稜線の 八方睨 に向かおう
蟻の塔渡りが だんだん小さくなっていく
方位版のある 八方睨 に到着
登山者の姿はなく
開けた場所で おむすびころりんを食べた
ひとちがの後を追うように
命知らずの若者達が登ってきた
あんたたちも そうでしょ
もう 誰もこない
稜線を山頂に向かって歩く
たくさんの花たちがお出迎え
ガスが少し消え 黒姫山も
顔を出している
山頂に到着
まだ先は長いのでズンズン先を急ぐことにする
天気は目まぐるしく変わり
青空に白い雲が浮かぶ夏山
アップダウンしながら 九頭龍山 を目指す
稜線は崖スレスレのルート
気が抜けない
パタ パタ パタ パタ
ヘリが近づいてくる音がした
随分時間かかったね
あれから1時間以上は
経ったでしょうか?
大丈夫かな?
落ちた人
蟻の塔渡り 方向を見ると 何度も旋回しながら
遭難者を探すヘリが見える
ヘリは崖に近づこうとするが ガスが出たり
消えたりと なかなか上手くいかないようだ
*滑落者は200m程下で発見されたそうです
滑落した方の仲間のブログ
事故の繊細な記録が書かれています・・・
滑落
滑落された方のご冥福をお祈りします
by ひとちが
九頭龍山 に到着
九頭というだけあって小ピーク状の突起を
いくつも越えるルートであった
あ゛―
ぢかれた
緊張と怖さで 酒が抜けたのか
ひとしさんは すっかり元気になった
先は長い
大急ぎで一不動避難小屋の
分岐まで歩いた
今日は 八方睨 から誰とも会っていない
崩壊し通行止めになっているルートから
人が登ってくる可能性はゼロに近い
そうだよね
高妻山なら弥勒新道を通れば
そっちの方が近いもんね
戸隠山からは遠回り
どうします?
とりあえず崩落現場まで下ってみない?
もしかして通れるかもよ
でも 通れなかったら
また登らなきゃいけないし
更に山もひとつ登るんですよ
時間が足りるかな?
ひとしさんの不安をよそに
どんどん大洞沢を下っていく ちがこさん
沢の水は雨で増水し
2012年9月に高妻山を登った時 とは
エライ違いだ
確か
帯岩って あそこを鎖で下って
横移動する大きな岩だったような
過去の記憶を呼び起こしてみる
ヤメ なよ 危ないよ
また崩れたらどうすんの?
行ってみなきゃ
わかんないじゃん!
目の前にスゴイ光景が飛び込んできた
確かにこれはヤバいかも
危険ですから諦めて戻りませんか?
や 行けるかも
ちょっと先を見てくるよ
あ゛―
始まったよ
ちがこさんの無謀な行動が
待機する ひとしさんを後目に
切れた鎖をたどりながら進んでみる
土砂が溜まっているギリギリまで
接近してみた
やっぱり危険ですよ
後ろで ひとしさんの声がした
山を刺激しないように
そーっと渡ってみるから
ちょっと待っててね
心臓がバクバクする
本日二度目の難関
見上げれば 土砂が溜まっている
雨で緩んでいればスベリ台のように
土砂は ちがこさんを襲うだろう
下を見れば 土砂が溜まっている
20m程滑って落ちても どろんこぼっこに
なる程度 これなら行ける!
但し 上から土砂が落ちてきたらヤバいけど
そーっと そーっと
渡りきった
目が点になっていた ひとしさんも
ちがこさんに 右に倣い
そーっと そーっと
山を刺激しないように渡る
なんでこんな危険な場所を
私は通過しなきゃいけないんだ
そうだよね ひとち
いっつも ちがこさんの計画は
一か八かだもんね
まったくですぅー
最大の危機を乗り越えたものの
危険が終わったわけぢゃない
増水した沢
清滝の水で滑る長い鎖と戦う
ようやく安全パイ
戸隠牧場のゲートに出た
ゴール
弥勒新道の分岐
崩壊したルートを無理やり下山したので
暗くなる前に山を下れた
帰りにキャンプ場の管理事務所に立ち寄り
下山報告をする
忍者の修行の場 戸隠山
体力や技術だけでなく 精神的にも
鍛えられる無敵の山であった
(うん、うん)
くれぐれも ひとちがのような
無謀なことはしないように
この恐怖感は 登った人しかわからない
興味のある人は自分の目で確かめてみて
但し 命の保証はできないよ
また明日も山に登るよ
どこに登ったかは次回のブログのお楽しみ♪
この日の立ち寄り湯はこちら
明科温泉 明科町営温泉 長峰荘
のんびりした雰囲気の ひなびた温泉です
この日の車泊地はこちら
安曇野 池田クラフトパーク
すばらしいロケーションの公園です♪
車泊には超オススメ!!
翌日の山歩きはこちら
最大の危機到来か?
戸隠山
(妙高周辺エリア)
全山行 365回
予告編はこちら
戸隠山の情報はこちら
戸隠山の歴史はこちら
ひとちがが歩いたコースはこちら
*始点は戸隠キャンプ場、周遊しました
標高 戸隠山 1904m 九頭龍山 1882.6m
天気 雨・ガス・晴れとあまりよくない
山行時間 7時間30分
〈コース〉自宅(5:00)-戸隠キャンプ場駐車場(8:30-9:00)-
ささやきの小径(9:15)-陏神門(10:00)-戸隠神社奥宮(10:20)-
百間長屋-蟻の塔渡り-八方睨(12:20-12:40)-九頭龍山(1:20)-
一不動避難小屋(2:20-2:35)-帯岩-戸隠牧場(4:15)-
戸隠キャンプ場駐車場(4:30)
本 編
この記事を読めば
あなたは縮みあがるはず
by ひとちが
天気予報じゃ 晴れ・曇りなのに
戸隠は思いっきり雨
が~ん
ようやく雪が消え
危険な山と知りつつも 登るつもりで来たのに
雨じゃ岩場も さぞかし コワいだろうな
そんでも登る
あれま
駐車場でトイレを拝借すると
こんな張り紙が
なぬ なぬ・・・
地図とにらめっこしてコースを
確認する ひとちが
う゛ぇ゛ーっ
これって 今日の下りのコースが
通れないってことだよね?
通行止め?
どうします?
張り紙によれば 崩落した 帯岩ルート ではなく
五地蔵山に直接出る 弥勒新道 を通れば可とのこと
問題がある
もうひとつ余分に山を登らなきゃいけない
いいじゃん
登れば!
そう簡単に言うけどね
出発時間から山行時間を計算すると
暗くなっちゃう可能性大
帯岩ルートは譲るわけにはいかないってわけ
でも 「通行止め」 って書いてありますよ
それも昨日の日付から
えーっ
じゃ 管理事務所の人に直接聞いてみるよ
あらら・・・
ちがこさん デタラメな・・・
通行止めっていったら 誰が何と言っても
通れないってことでしょ
わかってるって
さっそく事務所に入って崩落した登山道の
様子を聞いてみた
すると
崩れているという情報ですが
どうしても通れないってわけでも
ないようで・・・
どっち?
とりあえずお礼を言って
予定通りのコースを歩くことにした
大丈夫でしょうか?
行ってみなきゃ わかんないじゃん
事務所の人が その目で確認したわけぢゃないし
現場まで行ってみてダメだったら山ひとつ余分に
登って下るしかないよ
えー
だって時間かかりますよ
仕方ないじゃん
通れなかったら
まぁ ヘッデンも万が一の時のために
ザックに入ってますから なんとかなるかな?
あんたたち
安易な考えだねぇー
と
白い車が追っかけてきた
さっきの事務所の人だ
先ほど 「帯岩の崩壊した部分が通れるかも」 って
言ったんですが 遭対協の連絡で岩の上の土砂が
かなり崩れているので危ないそうです
注意して下さい
連絡するために わざわざ
追っかけていきてくれたわけだ
アザーッス
キャンプ場からは天気がよければ
戸隠山を バッチリ見ることができたはず
今日は 雨
バンガローが立ち並ぶキャンプ場から
ささやきの小径 なる 遊歩道に入った
標高差もなく戸隠神社奥宮へ通じるルートと
交わる分岐が終点となる
整備された小径は気持ちよく新緑の中を
歩くことができる ゴキゲンコース
雨が降ったりやんだりと
カッパの帽子も忙しい
森の中には 透き通った身体を自慢げに
見せびらかしている ギンリョウソウ
きれい
陏神門に ポン と出た
観光客が うじゃうじゃ いる
じぇ! じぇ! じぇ!
こーゆー場所は一刻も早く通過しないと
ひとちの機嫌が悪くなるよ
そう! そう!
奥宮に到着
混み合っている社殿で大急ぎで
本日の山歩きの無事を祈る
すぐ横には登山口
もちろんポストもあるので
登山届を提出していざ山へ
(よっしゃ)
それにしても
ひとちの様子おかしくない?
なんか元気ないじゃん
あー
昨日の夜も呑み会でさ
体調がイマイチみたいだよ
またかい
いきなり急登が始まった
今日は雨だし 危険な岩場もあるので
なるべく荷物を軽くコンパクトにまとめた
よって ちがこさんの背中に
ザックはない
ひぃー ひぃー しながら
ひとしさんも ちがこさんを追っかける
実は登り始めてすぐ ひとしさんは
ヘタばって ザックは ちがこさんの
背中におんぶすることになった
景色は ガスガス
ひたすら登る
がんば! がんば!
切れ目なく鎖が登場
登っても 登っても 岩の登りが続くのだ
(うげ)
大きな岩まで登りきると
五十間長屋
やっと一息
ザックなしの ひとしさんも
ようやく元気回復か?
景色はこの通り
なんとも不発な残念な結果
百間長屋 を目指して進もう
ところで皆さん 五十間長屋 とか
百間長屋 って何? って思うでしょ
この長屋ってのは 大きな石の下を
登山道が通っていて まるで長屋のように
見えるからついた名前かな?
ほら!
近くじゃよくわからないかもしれないけど
離れた場所から見るとこんなだよ
岩の近くには花たちがお出迎え
花も多いが虫も多い
おかげで ひとしさん
耳をブチブチ刺されて悲惨な状態
かゆいですぅー
なんで私ばっか?
ひとちがクサイからじゃない?
失礼な
長屋が終わると
急登・岩の鎖場 連続
登っても
登っても
登っても
この看板がピッタリの登山道
そしたら目の前に
もっとスゴイ鎖があった
ぶぅぶぅ 言っても始まらないので
がんばって登ることにした
ひとしさんも続く
あれ?
ザック ひとちに おんぶしてるじゃん
そう! そう!
この先は危険だから
チェンジしてもらったんだよ
それが正解だね
ちがこさん 鈍いから岩から
滑落するかもしれないもんね
うるさぁーい
振り返るとこんな景色♪
と
岩の上から携帯電話で
通話しているらしい声が聞こえる
下ってきた先頭の女性の表情は青ざめ
一刻も早く この場を立ち去りたい
といわんばかり
後方に続く青年たちに下山を促す
その先に足の架け場があるから
狭い鎖の岩場は 道を譲らねば
通過することはできない
パーティーが岩を降りるまで
順番を待つ ひとちが
すれ違いざまに うつむき加減の女性は
小さな震えるような声でつぶやいた
この先で人が滑落しました
えっ?
まさか!
おバカな会話をしてる場合ぢゃない
最後の岩を登りきると そこには10名ほどの
登山者が溜まっていた
目の前には 恐ろしげな尾根が
待ち構えている
これが 蟻の塔渡り だ
(20mほど)
溜まっていたみなさん
あまりに怖すぎて 先に進めない
そんなところだろうか
先ほど会話した女性たちは 山頂を踏み下山
蟻の塔渡り を再び通過してきたようだ
今思えば 対面して歩いてきた登山者が
突然 滑落するのを目撃したのだから
怖さも倍増だったに違いない
蒼白の顔の理由が わかるような気がした
尾根が細くなる途中に 数名の白髪混じりの
登山者たちが道を塞いでいる
もしや 滑落した登山者の
同行者たちか?
救助要請したものの
救助ヘリが なかなか到着しないらしく
立ち往生しているようだ
ひとちがに気が付くと いそいそと
道を開けてくれた
えっ?
まさか 進む気じゃないよね?
誰も進もうとしない 蟻の塔渡り に
ズンズン向かう ちがこさん
やめなよ やめなよ
今 人が滑落したばっかだよ
溜まっていたギャラリーたちが
じっと ちがこさんを見つめる
最初の岩登りにかかる
斜度70度はある 胸突き岩
頭の中を 滑落 という文字が
グルグル回っている
もしかして落ちるかも
心臓がバクバクする
ガスの通った後の湿った細尾根は
意味なく滑るような気がした
鎖のついている岩を 恐る恐る登ると
そこには更に恐ろしい邪悪な尾根が待っていた
(幅50cmほど)
登山者は誰も歩いていない
どうすりゃいいの?
もうこーなったら
這いずってでも先に進むしかないよね
四つんばいになって
ちょっと進んでみた
こわぁー
膝をつかないから 頭が下に下がって
バランスが悪く なんだか安定しない
で ちっとも前に進んだ気がしないのも事実
結局 立ち上がってヨタヨタと
細尾根を滑落しないように歩くことにした
やめて! やめて!
危ないから!
頭の中には 滑落 の文字しか浮かばない
落ちる 落ちる 落ちるかも・・・
尾根は凸凹した石が固まってできている
なんとも頼りなく ボロっと とれて
しまうんじゃないかという不安
鎖もなく バカ細い尾根は
安全につかめる石に辿りつくまで
すごくすごく長く感じた
落ちる 落ちる 落ちるかも・・・
そんなことばっか考えていたら
小さな石の凸凹に けっつまずいて
もうちょっとで転びそうになった
おっとっと
危ない 危ない
進んでいるうちに気が付いた
よーく見たら下にトラバース用の鎖がある
しかぁーし ここまでは鎖なしで
なんとか進まなきゃいけないのも事実
身体を方向転換することもままならず
ひとしさんが どういう気持ちで
ちがこさんを見つめているのかさえ確認できない
きゃぁー
コワすぎぃーっ
やっと飛び出た岩をつかみ
別の岩の割れ目に刺された 古く錆びた楔も
しっかりつかむことができた
一安心
いいよぉーっ
気をつけて来てねぇー
わかりました
身体をねじり 振り返ってみる
覚悟を決めた ひとしさんが
細尾根を サーカスの綱渡り のように
慎重に歩いてくる
見ている方が 怖いよ
ひとしさんの勇姿を ギャラリーたちが
心配そうに眺めている
ここで 安心しちゃいけない
よく見たら つかんだ石の先は
尾根がちぎれていた
通過するためには
岩の上を飛び移るしかないのだ
まさに 自殺行為
この先は どうやって進めばいいんだろ?
さっき確認した鎖を目で辿れば
つかんだ岩の横に鎖がブラリと下がっていた
そうか
一度 急降下して 細尾根を巻いて
尾根の上部に出ればいいんだ
ゆっくりと鎖を片手に細尾根を降下する
ひとしさんも続く
って ちがこさん
あんたどこから写真撮ってるわけ?
ここ
あ゛―
危ないから・・・
再び邪悪な細尾根の上部に出た
ここが核心部
剣の刃渡り
(5m・幅20cmほど)
どういうふうに説明したら
わかってもらえるかなぁー
つまり 靴一足分程度しか幅のない尾根を
サーカスで渡るってことだよね
そういうこと
どうすんのさ
悲しいことに尾根の先は更に細くなり
その上微妙に下っているのだ
サーカスで渡れそう?
無理 無理
お尻をついて 前のめりになりながら
ズルズルとバランスをとりながら前進
微妙に下る足の架け場のない細尾根を
宙ぶらりんになりながら 落っこちないように
馬乗りになって慎重に進む
恐怖と戦いながらの
とっても苦しい体制
安全な個所に足がかかるまで
決して周りの景色は見ない方がいい
あまりのコワさに失神するかも
ひとしさんも恐怖と戦っていた
ようやく安全な場所に
足をつけることができた ひとちが
あ゛―
大変でした
うん
落ちるかと思った
よかったよ
二人とも無事で
歩いてきたルートを振り返ると
次の登山者が 這いつくばって進む姿
激コワ
しばらく このルートは通りたくない
心から そう思った
えっ?
でも 確か予定してたルートが崩落してるから
また ここを渡る可能性もあるよね?
やだやだ どんなに時間がかかっても
別ルートで帰るから
稜線の 八方睨 に向かおう
蟻の塔渡りが だんだん小さくなっていく
方位版のある 八方睨 に到着
登山者の姿はなく
開けた場所で おむすびころりんを食べた
ひとちがの後を追うように
命知らずの若者達が登ってきた
あんたたちも そうでしょ
もう 誰もこない
稜線を山頂に向かって歩く
たくさんの花たちがお出迎え
ガスが少し消え 黒姫山も
顔を出している
山頂に到着
まだ先は長いのでズンズン先を急ぐことにする
天気は目まぐるしく変わり
青空に白い雲が浮かぶ夏山
アップダウンしながら 九頭龍山 を目指す
稜線は崖スレスレのルート
気が抜けない
パタ パタ パタ パタ
ヘリが近づいてくる音がした
随分時間かかったね
あれから1時間以上は
経ったでしょうか?
大丈夫かな?
落ちた人
蟻の塔渡り 方向を見ると 何度も旋回しながら
遭難者を探すヘリが見える
ヘリは崖に近づこうとするが ガスが出たり
消えたりと なかなか上手くいかないようだ
*滑落者は200m程下で発見されたそうです
滑落した方の仲間のブログ
事故の繊細な記録が書かれています・・・
滑落
滑落された方のご冥福をお祈りします
by ひとちが
九頭龍山 に到着
九頭というだけあって小ピーク状の突起を
いくつも越えるルートであった
あ゛―
ぢかれた
緊張と怖さで 酒が抜けたのか
ひとしさんは すっかり元気になった
先は長い
大急ぎで一不動避難小屋の
分岐まで歩いた
今日は 八方睨 から誰とも会っていない
崩壊し通行止めになっているルートから
人が登ってくる可能性はゼロに近い
そうだよね
高妻山なら弥勒新道を通れば
そっちの方が近いもんね
戸隠山からは遠回り
どうします?
とりあえず崩落現場まで下ってみない?
もしかして通れるかもよ
でも 通れなかったら
また登らなきゃいけないし
更に山もひとつ登るんですよ
時間が足りるかな?
ひとしさんの不安をよそに
どんどん大洞沢を下っていく ちがこさん
沢の水は雨で増水し
2012年9月に高妻山を登った時 とは
エライ違いだ
確か
帯岩って あそこを鎖で下って
横移動する大きな岩だったような
過去の記憶を呼び起こしてみる
ヤメ なよ 危ないよ
また崩れたらどうすんの?
行ってみなきゃ
わかんないじゃん!
目の前にスゴイ光景が飛び込んできた
確かにこれはヤバいかも
危険ですから諦めて戻りませんか?
や 行けるかも
ちょっと先を見てくるよ
あ゛―
始まったよ
ちがこさんの無謀な行動が
待機する ひとしさんを後目に
切れた鎖をたどりながら進んでみる
土砂が溜まっているギリギリまで
接近してみた
やっぱり危険ですよ
後ろで ひとしさんの声がした
山を刺激しないように
そーっと渡ってみるから
ちょっと待っててね
心臓がバクバクする
本日二度目の難関
見上げれば 土砂が溜まっている
雨で緩んでいればスベリ台のように
土砂は ちがこさんを襲うだろう
下を見れば 土砂が溜まっている
20m程滑って落ちても どろんこぼっこに
なる程度 これなら行ける!
但し 上から土砂が落ちてきたらヤバいけど
そーっと そーっと
渡りきった
目が点になっていた ひとしさんも
ちがこさんに 右に倣い
そーっと そーっと
山を刺激しないように渡る
なんでこんな危険な場所を
私は通過しなきゃいけないんだ
そうだよね ひとち
いっつも ちがこさんの計画は
一か八かだもんね
まったくですぅー
最大の危機を乗り越えたものの
危険が終わったわけぢゃない
増水した沢
清滝の水で滑る長い鎖と戦う
ようやく安全パイ
戸隠牧場のゲートに出た
ゴール
弥勒新道の分岐
崩壊したルートを無理やり下山したので
暗くなる前に山を下れた
帰りにキャンプ場の管理事務所に立ち寄り
下山報告をする
忍者の修行の場 戸隠山
体力や技術だけでなく 精神的にも
鍛えられる無敵の山であった
(うん、うん)
くれぐれも ひとちがのような
無謀なことはしないように
この恐怖感は 登った人しかわからない
興味のある人は自分の目で確かめてみて
但し 命の保証はできないよ
また明日も山に登るよ
どこに登ったかは次回のブログのお楽しみ♪
この日の立ち寄り湯はこちら
明科温泉 明科町営温泉 長峰荘
のんびりした雰囲気の ひなびた温泉です
この日の車泊地はこちら
安曇野 池田クラフトパーク
すばらしいロケーションの公園です♪
車泊には超オススメ!!
翌日の山歩きはこちら
Posted by ひとちが at 11:39│Comments(6)
│妙高山周辺エリア
この記事へのコメント
こんにちは! 信州に住むまきこばと申します。
4月から ひとちがさんのブログ拝見してます。
今回は戸隠山に登ってきたとのこと
こらえきれずにコメント送らせていただきました。
まずは無事生還、本当に良かった!
私も4年前になるかな、ダンナと二人で同じコースを登りました。
蟻の戸渡りを下りたくないばかりに九頭竜山越えをして、帰りは真っ暗に・・・
後で聞いたことですが、ダンナはザックにザイルとハーネスを持ってたそうです。使わずに何とか登りましたが、本当に戸隠山は怖かった~
・・・もっとも戸隠山を登ったのが妙な自信になって、山歩きにドップリはまってしまいました(笑)
ひとちがさんも くれぐれも無茶はしないように!
今後の更新も楽しみにしてますから!! よろしくお願いします!
4月から ひとちがさんのブログ拝見してます。
今回は戸隠山に登ってきたとのこと
こらえきれずにコメント送らせていただきました。
まずは無事生還、本当に良かった!
私も4年前になるかな、ダンナと二人で同じコースを登りました。
蟻の戸渡りを下りたくないばかりに九頭竜山越えをして、帰りは真っ暗に・・・
後で聞いたことですが、ダンナはザックにザイルとハーネスを持ってたそうです。使わずに何とか登りましたが、本当に戸隠山は怖かった~
・・・もっとも戸隠山を登ったのが妙な自信になって、山歩きにドップリはまってしまいました(笑)
ひとちがさんも くれぐれも無茶はしないように!
今後の更新も楽しみにしてますから!! よろしくお願いします!
Posted by 信州まきこば at 2013年06月26日 17:40
まきこばさんへ♪
コメントありがとうございます。
信州には いっぱいいい山があって
ついつい足が向いてしまう ひとちがです。
戸隠山が こんなにコワイ山だなんて知りませんでした。
黒姫山や妙高、火打山、斑尾に飯縄山。
どれもステキな山でしたが 戸隠がこんなにも
荒々しい山とは・・・
行ってみて 何故こんな難しい山に
皆さん登るのかと改めて思いました。
戸隠はロープやハーネス、それにヘルメット
必需品ですね。
(滑落したらただじゃ済まないとは思いますが
ないよりマシです。)
今回も反省点の多い山歩きとなってしまいましたが
チャレンジ精神をもって 危険ではなく冒険で済む
ような楽しい山歩きを心掛けたいと思います。
ご心配かけました。
これからもヨロシクお願いしまぁ~す♪
うひひ。。。
コメントありがとうございます。
信州には いっぱいいい山があって
ついつい足が向いてしまう ひとちがです。
戸隠山が こんなにコワイ山だなんて知りませんでした。
黒姫山や妙高、火打山、斑尾に飯縄山。
どれもステキな山でしたが 戸隠がこんなにも
荒々しい山とは・・・
行ってみて 何故こんな難しい山に
皆さん登るのかと改めて思いました。
戸隠はロープやハーネス、それにヘルメット
必需品ですね。
(滑落したらただじゃ済まないとは思いますが
ないよりマシです。)
今回も反省点の多い山歩きとなってしまいましたが
チャレンジ精神をもって 危険ではなく冒険で済む
ような楽しい山歩きを心掛けたいと思います。
ご心配かけました。
これからもヨロシクお願いしまぁ~す♪
うひひ。。。
Posted by ひとちが at 2013年06月26日 21:18
ひとちがさん、こんばんは
またまた信州でしたか!
信州の里山、怖いのは戸隠、独鈷山でしょうか?
帰ってこない人が多いのは、雨飾山や木曽の御嶽山。
雨で濡れたら更に危険!無事で何よりでした。
西岳は別の意味で… うひひ
またまた信州でしたか!
信州の里山、怖いのは戸隠、独鈷山でしょうか?
帰ってこない人が多いのは、雨飾山や木曽の御嶽山。
雨で濡れたら更に危険!無事で何よりでした。
西岳は別の意味で… うひひ
Posted by 岳 at 2013年06月26日 21:40
「うう~ん もう ホント、心配しちゃったんだから、凄いところ行って来たのねぇ」と となりでかみさんが手に汗握っています。。。
まずは無事のお帰りよかったっス!
まずは無事のお帰りよかったっス!
Posted by yamabuki at 2013年06月27日 08:38
え~~~~!!
戸隠山ってこんな怖いとことなの~?!
どうしましょ・・・。
それにしても、本当に・・・・
チャレンジャーだな~~^^;
雨上がりだし~、通行止めでも行っちゃうし~(笑)
無事、生還できてほんと良かったです!
ところで、そこの避難小屋ってどんな感じ?
1泊したらなんか出そうな感じ?^^;
戸隠山ってこんな怖いとことなの~?!
どうしましょ・・・。
それにしても、本当に・・・・
チャレンジャーだな~~^^;
雨上がりだし~、通行止めでも行っちゃうし~(笑)
無事、生還できてほんと良かったです!
ところで、そこの避難小屋ってどんな感じ?
1泊したらなんか出そうな感じ?^^;
Posted by ひなた at 2013年06月27日 09:42
岳さんへ♪
ヤバイぢゃないですか・・・
独鈷山、行かなくてよかった。。。
危険+危険 な山じゃ 体力的にも精神的にも
土日休みだけじゃ大変です。
(って ひとしさんだけですが、、、あはは。)
いやぁー
ホント 落ちなくてよかった。。。
西岳は どんな意味?
えっ? えっ??
yamabukiさんへ♪
今度こそ死ぬかと思いました。
っていうか なんで ちがこさんが先頭なわけ?
たくさんギャラリーはいましたが
さぞかし ちがこさんの情けない姿を見ながら
コワサ倍増だったでしょうなぁー
(危なかしくって 見てられないと思います。)
今回は岩場、鎖場、崩落現場と 気が抜けない場所が
多く なかなかカメラでの撮影は困難でした。
ちがこさんのお尻が多くてゴメンちゃい!
yamabukiママさんへ♪
冷や汗でましたか?
そして あまりのおバカさに笑えましたか?
蟻の塔渡りは 通過せずとも眺めるだけでも
ある意味価値のある山です。
戸隠神社見物を兼ねて登ってみたらいかがでしょう?
うひひひ。。。
ひなたさんへ♪
マジヤバの山です。
フツーに皆さん渡っていたら たぶん きゃーきゃー
言いながらフツーに通過できたかもしれません。
滑落者が出た後って 恐怖も数倍!
っていうか みんな行かないしぃー。
崩落個所の通行止めもヤバかった。
あの日の後も雨降ったから 益々登山道の崩落が
進んでいるかと・・・
通過できた ひとちがはラッキーでしたね。
避難小屋ですか?
ボロボロです。
今回見たら扉が壊れていました。
この避難小屋は水質汚染を進行させないため
基本的には泊まることはできません。
(緊急時のみ)
実際、高妻山と戸隠をセットで山行するには
丁度いい位置に建っているんですが。
それに戸隠に行くのに ピストンすれば
蟻の塔渡りを通過しなくても済みますもんね。
避難小屋が使えないと 高妻と戸隠をセットと
よほど足の早い人でないと無理かも・・・
(日帰り)
たぶん戸隠だけでも周遊ルートを使うと時間だけでなく
体力的にも いっぱいいっぱいになるかと。
避難小屋もフツーに使えるようになると
いいですな。。。
あはは。。。
ヤバイぢゃないですか・・・
独鈷山、行かなくてよかった。。。
危険+危険 な山じゃ 体力的にも精神的にも
土日休みだけじゃ大変です。
(って ひとしさんだけですが、、、あはは。)
いやぁー
ホント 落ちなくてよかった。。。
西岳は どんな意味?
えっ? えっ??
yamabukiさんへ♪
今度こそ死ぬかと思いました。
っていうか なんで ちがこさんが先頭なわけ?
たくさんギャラリーはいましたが
さぞかし ちがこさんの情けない姿を見ながら
コワサ倍増だったでしょうなぁー
(危なかしくって 見てられないと思います。)
今回は岩場、鎖場、崩落現場と 気が抜けない場所が
多く なかなかカメラでの撮影は困難でした。
ちがこさんのお尻が多くてゴメンちゃい!
yamabukiママさんへ♪
冷や汗でましたか?
そして あまりのおバカさに笑えましたか?
蟻の塔渡りは 通過せずとも眺めるだけでも
ある意味価値のある山です。
戸隠神社見物を兼ねて登ってみたらいかがでしょう?
うひひひ。。。
ひなたさんへ♪
マジヤバの山です。
フツーに皆さん渡っていたら たぶん きゃーきゃー
言いながらフツーに通過できたかもしれません。
滑落者が出た後って 恐怖も数倍!
っていうか みんな行かないしぃー。
崩落個所の通行止めもヤバかった。
あの日の後も雨降ったから 益々登山道の崩落が
進んでいるかと・・・
通過できた ひとちがはラッキーでしたね。
避難小屋ですか?
ボロボロです。
今回見たら扉が壊れていました。
この避難小屋は水質汚染を進行させないため
基本的には泊まることはできません。
(緊急時のみ)
実際、高妻山と戸隠をセットで山行するには
丁度いい位置に建っているんですが。
それに戸隠に行くのに ピストンすれば
蟻の塔渡りを通過しなくても済みますもんね。
避難小屋が使えないと 高妻と戸隠をセットと
よほど足の早い人でないと無理かも・・・
(日帰り)
たぶん戸隠だけでも周遊ルートを使うと時間だけでなく
体力的にも いっぱいいっぱいになるかと。
避難小屋もフツーに使えるようになると
いいですな。。。
あはは。。。
Posted by ひとちが at 2013年06月27日 11:54
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