富士山発♪　ひとちが凸凹ライフ２

2013/5/5

山屋がいっぱい？
鷹狩山
（信濃・八坂エリア）

全山行　359回



鷹狩山の情報はこちら
前日の山歩きはこちら


標高　南峰　1164mm
天気 　晴れ
山行時間　2時間30分
＊山頂で1時間遊んでました

〈コース〉大町山岳博物館(5:00)-山頂(6:00-7:00)-
大町山岳博物館(7:30)





たくさんの山屋に会った

信州は　
箸が転んでも　山屋に当たる
そんな言葉がピッタリだと思った


偶然の出会いだけど
これも運命の出会い

素晴らしい山屋との
出会いに乾杯　






連休後半　低山編
（一座目）


鹿島槍ヶ岳の山歩きを終え
麓の大町温泉郷で汗を流した後
近くの大町観光協会でお弁当屋さんの情報を得た


商店街の小さなお弁当屋さん
夕食調達　


と
おじさんが　お弁当できるのを待っている
どうやら自転車で来たらしい


あーでもない　こーでもない　
お弁当を物色していると
おじさんが声をかけてきた


あのぉー
山屋さんですか？


おおっ！　
とうとう　ひとちがも
山屋に見えるようになったのか？


ひとちの黒い日焼けした顔を
見れば　山焼けってバレちゃうよね


ははは
そうかも





何気なく　おじさんの服を見れば
モンベル


なんじゃん
おじさんも山屋なんだ


大町山岳会のメンバーです
まだ駆け出しなんです


そうなんだぁー


山を登るっていっても地元の
見える範囲の山しか登らないんですけどね


実に面白い　おじさんだ





話がはずんで　6月の第一週の日曜日
針ノ木岳で盛大に開山式があるのに誘われた


たる酒がふるまわれ
ウハウハの開山式らしい
　

こりゃ
行かない手はない


ついでに聞いてみた


この辺りの低山で
おすすめの山ってありますか？


ある！　ある！
鷹狩山


ほぉー
ひとちがが目をつけていた山だ


ついでに聞いてみた


車泊するいい場所ありますか？
できればトイレ付の？


ある！　ある！
大町山岳博物館


へぇーっ
そりゃ　いいこと聞いた





おじさんに丁寧にお礼を述べ
さっそく山岳博物館に向かう


博物館は町からすぐ近くの高台にある


敷地内には桜が満開

提灯がぶら下がり　夕暮れになると点灯
大町の夜景がきれい
（よいですなぁー）



すっかり夜になったので車の中で
買ってきたお弁当を広げプチ宴会


山でがんばったご褒美に　ちょっと
ビールもいただいちゃったりして
（うは！　うは！）


と
ひとしさんが不思議そうに
窓の外を眺めている


ちがこさん
おかしな人たちがいますよ
テントみたいのを広げて
バサバサ振り回しています


えーっ？　


駐車場には車が数台

ひとつスペースを開けて
隣の車の持ち主たちだ


さっきまで　下のベンチで
宴会してましたけど
夜は冷え込んでくるのに
変わってますね
夜桜見物でしょうか？


テントを振り回しているなんて
きっと山屋だよ
ちょいと声かけてみるね


山屋は別にテントは
振り回さないと思うけどな


酔っていい気分になった　ちがこさん
バタンと車のドアを開けると　
きゃぁー　きゃぁー　楽しそうに
でっかい布を振り回しているカップルに声をけみた


こんばんわー
山屋さんですか？
どこの山に行ってきたのかな？


じっと　ちがこさんを見つめる山ガール


あれ？　ちがこさんの顔に何かついてるかな？
お風呂でゴシゴシ洗ったはずなんだけど

いや　まてよ
ご飯がくっつてたりして


・・・・・
もしかして　ひとちがさん？


彼女がびっくりしたように叫んだ


えっ？　えっ？　
えーっ？？？


こんな所に　ひとちがを知っている人がいる
それも超かわいい山ガール



こむです


あわわ！　
こりゃ　驚いた

まさか　こんな場所で　
こむちゃんとお会いするとは

なんで　ひとちがってわかったのかな？
化粧落として地味顔なのに


そりゃ　いつもブログで顔出してるし
いきなり知らない人に平気で声かけるのは
ちがこさんくらいしかいないよ


失礼な





こむちゃんとは


ひとちがと同じ静岡出身　人気の山ガール

大きなザックを背負って山歩きをする
すごーい女の子だよ





それにしても　
何でここにいんの？　


まぁ　いきさつはいいとして
信州の山ぢゃない場所で偶然会えるってのは
本当にラッキー♪


で？
何してたの？


シュラフを掃ってたんです


テントぢゃないのね


で？
夜桜見物？


天ぷら　してました


えっ？
天ぷら？


野外でバーベＱはフツーだけど
天ぷらするのは　こむちゃんだけかも


大笑いして話がはずんだ





朝だぁーっ　


静かな駐車場は快適
ぐっすり眠れたので朝も早い


ささっと準備すると博物館の横から
鷹狩山に向かって出発
（うりゃ）



実はこの鷹狩山には山頂に展望台・駐車場があり
車でピュっと行けるので　歩くコースが
あることさえ知らなかった


偶然お弁当屋さんでお話した
山屋のおじちゃんから教えてくれたのだ
（うほ！　うほ！）



もう　こむちゃん達とは
会えないかもね


そうですね



うじゃうじゃ話ながら博物館横の道を
登っていくと　こんなひとが



ありゃりゃ
里にも下りてくるんだね

ねぇー　ひとしさん
なんでカモシカっていうのかな？

ウシ科なんだから　カモウシで
いいんじゃない？


カモウシなんて
変じゃん


食べたらシカより　美味しいかもよ


天然記念物ですよ
カモシカわ





気持ちのいい樹林帯を通過



寂れた感じのキャンプ場の裏を通過



道路を横断してまた山道へ



展望が開けてきた

裾には大町がチラリと見える



展望台のすぐ下には植物園

まだ花も少ないけど　ピンク色の
アカヤシオが優しく咲いていた



展望台に到着



展望台の下には展望広場があり
素晴らしい北アルプスの景色を堪能できる


きゃぁー
きれい　



駆け足でベンチにかけよる　ちがこさん


すると

ドタ　ドタ　ドタ


ものすごい勢いで展望台方向から
柴斜面を駆け下りてきた　おじさんが一名


いや　いや
止まんない　止まんない


手には　食べかけの食パン？
いったいどういう人なのか？


話をすれば　この　おじさんも
やっぱり山屋


京都からバイクで連休を楽しんでいるとのこと


おやつに持ってきたお団子を食べながら
爆発的にしゃべり続ける　おじさんの話を聞く


その面白いこと
面白いこと　



と

あれ？
こむちゃんじゃん


二人は車で上ってきたようだ


サンダル履きの足元が
なんとも可愛らしい


もう会えないかと思ったよ
嬉しいな　記念写真とろ



人がだんだん増えてきた

すばらしい景色を眺めようと
この鷹狩山は人気のスポット





鷹狩山展望台に登ってみよう


ん？
これ　おじさんのじゃ？



見ればグツグツに沸騰した鍋
かじったパンは　間違いなくおじさんのだ


大声でおじさんを呼んだ


おじさぁーん
沸騰してるよぉーっ　


ヤバい　ヤバい
すっかり忘れてた



話好きのおじさんは　来る人　来る人つかまえて
爆裂トークをかましていたのだ
（あはは。。。）



まったく　面白いおじさんですね


ははは
そうだね


それにしても古いギア
若いころからワンダーフォーゲルに入り
40うん年　山屋をやってるおじさん


脱帽です　


おじさんはライダー山屋

たくさんの荷物をバイクにくくりつけ
そっこらじゅうの山で遊んでいる



じゃ　展望台に登るよ



展望台の一番上からは
もちろん素晴らしい景色を見ることができる



昨日登った　爺ヶ岳・鹿島槍ヶ岳が一望



ズームアップ





ねっ
すごいでしょ！


登った山を里から見るのっていいね
がんばったんだなぁーっ　
て思えるから


そうですね


今度は中段展望台から眺めてみた



いいもんはいい　



大満足で山を下る

途中の道路を横断すると　上から丁度
おじさんがバイクで下ってきた


お気をつけて　


グッドラック　



山岳博物館に戻る

驚いたことに
町の観光キャラクター　おおまぴょん　
が町のアピールに来ていた


さっそく記念撮影



子供みたいだね


いいんですぅー　


お腹がすいたね
朝ごはん食べよ



展望広場の陽当りのいいベンチは大人気

いつのまにか人が増え
おまけに　こんなかわいいお客さん



桜は満開で信州の山々を彩っている



こんなステキな場所を紹介してくれた
大町山岳会の　おじちゃんに感謝



たくさんの山屋に会った


信州は箸が転んでも　山屋に当たる
そんな言葉がピッタリだと思った


偶然の出会い　だけど
これも　運命の出会い


素晴らしい山屋との出会いに乾杯



さぁ～てと
次の山にいこか？


えーっ？
まだ登るの？


そう！　そう！


本日は低山三座が目標

どこに向かったかは　
次回のブログのお楽しみ♪


二座目の山歩きはこちら