2016年11月04日
子供の遠足♪ Ⅲ
2016/10/23
上りたかったな展望台・・・
昔高森
(南信エリア)
全山行 517回

*画像をクイックすると山行メモを見ることができます
昔高森の情報はこちら
標高 昔高森 971,4m
天気
晴れ
山行時間 1時間(ゆっくり・休憩を含む)
メンバー ひとちが&こはな
〈コース〉こまどりの湯-山頂-こまどりの湯
今日も孫たちと山歩き♪
温泉を楽しみながら村人たちの裏山へ
この日の立ち寄り湯はこちら
うるぎ温泉 こまどりの湯
前日の山歩きはこちら
キャンプの様子はこちら
上りたかったな展望台・・・
昔高森
(南信エリア)
全山行 517回

*画像をクイックすると山行メモを見ることができます



標高 昔高森 971,4m
天気

山行時間 1時間(ゆっくり・休憩を含む)
メンバー ひとちが&こはな
〈コース〉こまどりの湯-山頂-こまどりの湯
今日も孫たちと山歩き♪
温泉を楽しみながら村人たちの裏山へ



うるぎ温泉 こまどりの湯
前日の山歩きはこちら
キャンプの様子はこちら
2016年11月02日
子供の遠足♪ Ⅱ
2016/10/22
大きな大きな展望台♪
弁当山
(南信エリア)
全山行 516回

*画像をクイックすると山行メモを見ることができます
弁当山の情報はこちら
標高 弁当山 980m
天気
うす曇り
山行時間 2時間30分(ゆっくり・休憩を含む)
メンバー ひとちが&こはな
〈コース〉大下条浄水場上駐車スペース-東尾根コース-
弁当山-西尾根コース-駐車スペース
今週は孫たちと山歩き♪
朝夕少し寒くなり始めたこの季節
バンガローキャンプをしながら週末の里山を楽しむことにする
この日の宿泊地はこちら
二瀬キャンプ場
バンガロー(一棟5000円)
網戸完備、床張り・5~6人宿泊可、木のいい香りがします
バンガロー入口には屋根付きのフロアデッキがあるので
テーブル・チェアーを持ち込めば快適なキャンプができますよ!
キャンプ場内のトイレもとてもきれい
キャンプの様子はこちら
翌日の山歩きはこちら
大きな大きな展望台♪
弁当山
(南信エリア)
全山行 516回

*画像をクイックすると山行メモを見ることができます



標高 弁当山 980m
天気

山行時間 2時間30分(ゆっくり・休憩を含む)
メンバー ひとちが&こはな
〈コース〉大下条浄水場上駐車スペース-東尾根コース-
弁当山-西尾根コース-駐車スペース
今週は孫たちと山歩き♪
朝夕少し寒くなり始めたこの季節
バンガローキャンプをしながら週末の里山を楽しむことにする



二瀬キャンプ場
バンガロー(一棟5000円)
網戸完備、床張り・5~6人宿泊可、木のいい香りがします

バンガロー入口には屋根付きのフロアデッキがあるので
テーブル・チェアーを持ち込めば快適なキャンプができますよ!
キャンプ場内のトイレもとてもきれい

キャンプの様子はこちら
翌日の山歩きはこちら
2013年02月15日
ワイルドだろぉーっ!? Ⅲ
2013/2/11
さらりと三日目♪
陣馬形山
(南信州エリア)
全山行 345回

陣馬形山の情報はこちら
初日の山歩きはこちら
二日目の山歩きはこちら
標高 陣馬形山 1445.3m
天気
麓は晴れ・
山の上はガス
山行時間 4時間30分
*美里コースは無積雪期なら
3時間半程度で登ることができます
〈コース〉美里登山口(8:30)-丸尾のブナ-キャンプスペース-
山頂(11:00-11:30)-ピストンで登山口(1:00)
伊那谷の展望のためにある山
気になるよねぇーっ!?
最終日
いよいよ 南信州の山旅が幕を閉じる
第三話 
朝だぁーっ
外に出ると雪が降っていた
(あららん
)
どよん どよんの 曇天

げっ
せっかくの最終日なのにダメじゃん
天気予報じゃ 悪くなかったのにぃー
どうします?
せっかく展望のいい山に登る予定なのに
これじゃ景色も期待できませんね
とかなんとか言っても
やっぱり気が付けば登山口
(あはは。。。)
麓は晴れてきたぞぉーっ
ゴミの収集所の横の駐車場に車を停め
さっそくフツーの道路を歩き始めた
(うりゃ
)

実はこのお山 駐車場から観光道路が延びている
山頂までは車で行くことができるのだ
この時期は道路は雪と凍結のため車は
丸尾のブナまでしか入ることができない

どうせなら歩こうか?
そうだよね
ということで 長い車道を標識に
従って麓から歩いていくことにした
うが
うが
うが
うが
さすが三日目ともなると
疲労が溜まっているようだ
足が重い
舗装路は楽しくない
ダラダラ坂の車道を人家を横目に歩き続けた
(はぁ。)

登山口は まだなんでしょうか?
畑のへりから人の庭を通過して山にとりつく
ワン ワン ワン
広い敷地を番するワンコが
狂ったように吠えている
やや引き気味の ひとしさん
あれ?
おばちゃんが出てきたぞ?
吠えつくワンコを押さえ 申し訳なさそうに
こちらをチラチラ見ている
おはようございます
お庭が登山道の一部なんて大変ですね
そうなのよぉー
雪のない時期はすごく大変なの
賑やかでね ワンコが吠えるから
そうだよね
庭が登山道じゃ 人がウロウロして
ワンコも落ち着かないわ!
ひとちがを睨むワンコ
まぁ まぁ 落ち着いて
おばちゃんちの庭からは こんな景色
麓は晴れたのに山の上はガス
(ほぇー
)

だだっ広い道の登山道は 何度か舗装された林道と
交差しあまり楽しい道とはいえない

カチャ カチャ
動物の進入を防ぐ金網の扉を通過

展望地に出た
ベンチがポツンと置かれ 林の間越しに山が見える

天気がよければ初日登った
烏帽子ヶ岳がよく見えたはず
今日は山の上はガスに覆われ
山は見えない
(はぁ。。)

松ボックリが散乱している
広い登山道を無言で登っていく
うが
うが
うが
うが
九十九に続く展望のない登山道
楽しくないですぅー
いつもは ちがこさんの後方を歩く ひとしさん
今日は ちがこさんを置き去りにして
ズンズン先に行ってしまった
(ぶぅ
)

ひどいじゃん
ひとしさんの山鈴の音さえ聞こえなくなった
急げ
雪が多くなった
安全のためにアイゼン装着
(よっしゃ
)
雪風が冷たい
樹齢600年の歴史がある大きなブナ
天然記念物になっている

大きいですねぇー
うん♪

山頂まではあとちょっと
気合を入れて進もう
うが
うが
うが
うが

ポンと道に出た
大きな電波塔のある道路には雪が積もり
東側の展望が開ける

見えるはずの南アルプスの山並みは
やっぱりガスの中
(はぁ。)

ズンズン進む
赤い屋根見えた
キャンプスペースに到着
(やったぁー
)

ここわぁー
山の山頂にある立派なキャンプ場
広いスペースには もちろんテントを張ることもできる
トイレも使用可、避難小屋は広くとてもきれいだ

中を覗いてみると 畳のスペース、床のスペースと
使い勝手もよさげな避難小屋
(うん、うん
)

天気のいい日に泊まってみたいよねぇー
ここじゃサブくないしぃー
冬場のパターンは車泊が多い
こんなすてきな小屋なら きっと快適な
お山ライフが楽しめるはず
(そう! そう!)
山頂に向かう
おぉぉぉ♪

お天気さえよければ
最高! だよね
でもね 今日はイマイチ
(ふぇーん
)

山頂にある望遠鏡で伊那谷を物色

きゃぁー
走ってる車まで見えるじゃん
面白いですねぇー
素晴らしい展望の山
もう一度 天気がいい日に登りたい

ピストンで下山
お疲れぇーっ
南信州の山を満喫した ひとちがであ~る

この日の立ち寄り湯はこちら
南信州中川村 望岳荘
天然鉱石光明石人工温泉です
施設は大きくとってもきれいだよ
帰りのお楽しみ 

駒ヶ根で ソースかつ丼を食べた

三日間がんばった ご褒美だね

うま♪ うま♪
さらりと三日目♪
陣馬形山
(南信州エリア)
全山行 345回







標高 陣馬形山 1445.3m
天気


山行時間 4時間30分
*美里コースは無積雪期なら
3時間半程度で登ることができます

〈コース〉美里登山口(8:30)-丸尾のブナ-キャンプスペース-
山頂(11:00-11:30)-ピストンで登山口(1:00)
伊那谷の展望のためにある山
気になるよねぇーっ!?
最終日
いよいよ 南信州の山旅が幕を閉じる



朝だぁーっ

外に出ると雪が降っていた

(あららん

どよん どよんの 曇天


げっ
せっかくの最終日なのにダメじゃん
天気予報じゃ 悪くなかったのにぃー

どうします?
せっかく展望のいい山に登る予定なのに
これじゃ景色も期待できませんね

とかなんとか言っても
やっぱり気が付けば登山口

(あはは。。。)
麓は晴れてきたぞぉーっ

ゴミの収集所の横の駐車場に車を停め
さっそくフツーの道路を歩き始めた

(うりゃ


実はこのお山 駐車場から観光道路が延びている
山頂までは車で行くことができるのだ

この時期は道路は雪と凍結のため車は
丸尾のブナまでしか入ることができない


どうせなら歩こうか?
そうだよね

ということで 長い車道を標識に
従って麓から歩いていくことにした

うが




さすが三日目ともなると
疲労が溜まっているようだ

足が重い

舗装路は楽しくない

ダラダラ坂の車道を人家を横目に歩き続けた

(はぁ。)

登山口は まだなんでしょうか?
畑のへりから人の庭を通過して山にとりつく

ワン ワン ワン
広い敷地を番するワンコが
狂ったように吠えている

やや引き気味の ひとしさん

あれ?
おばちゃんが出てきたぞ?
吠えつくワンコを押さえ 申し訳なさそうに
こちらをチラチラ見ている

おはようございます
お庭が登山道の一部なんて大変ですね

そうなのよぉー
雪のない時期はすごく大変なの
賑やかでね ワンコが吠えるから

そうだよね
庭が登山道じゃ 人がウロウロして
ワンコも落ち着かないわ!
ひとちがを睨むワンコ

まぁ まぁ 落ち着いて

おばちゃんちの庭からは こんな景色

麓は晴れたのに山の上はガス

(ほぇー


だだっ広い道の登山道は 何度か舗装された林道と
交差しあまり楽しい道とはいえない


カチャ カチャ
動物の進入を防ぐ金網の扉を通過


展望地に出た

ベンチがポツンと置かれ 林の間越しに山が見える


天気がよければ初日登った
烏帽子ヶ岳がよく見えたはず

今日は山の上はガスに覆われ
山は見えない

(はぁ。。)

松ボックリが散乱している
広い登山道を無言で登っていく

うが




九十九に続く展望のない登山道

楽しくないですぅー

いつもは ちがこさんの後方を歩く ひとしさん
今日は ちがこさんを置き去りにして
ズンズン先に行ってしまった

(ぶぅ


ひどいじゃん

ひとしさんの山鈴の音さえ聞こえなくなった

急げ

雪が多くなった

安全のためにアイゼン装着

(よっしゃ

雪風が冷たい

樹齢600年の歴史がある大きなブナ

天然記念物になっている


大きいですねぇー

うん♪

山頂まではあとちょっと
気合を入れて進もう

うが





ポンと道に出た

大きな電波塔のある道路には雪が積もり
東側の展望が開ける


見えるはずの南アルプスの山並みは
やっぱりガスの中

(はぁ。)

ズンズン進む

赤い屋根見えた

キャンプスペースに到着

(やったぁー


ここわぁー
山の山頂にある立派なキャンプ場

広いスペースには もちろんテントを張ることもできる
トイレも使用可、避難小屋は広くとてもきれいだ


中を覗いてみると 畳のスペース、床のスペースと
使い勝手もよさげな避難小屋

(うん、うん


天気のいい日に泊まってみたいよねぇー
ここじゃサブくないしぃー

冬場のパターンは車泊が多い

こんなすてきな小屋なら きっと快適な
お山ライフが楽しめるはず

(そう! そう!)
山頂に向かう

おぉぉぉ♪

お天気さえよければ
最高! だよね

でもね 今日はイマイチ

(ふぇーん


山頂にある望遠鏡で伊那谷を物色


きゃぁー
走ってる車まで見えるじゃん

面白いですねぇー

素晴らしい展望の山

もう一度 天気がいい日に登りたい


ピストンで下山

お疲れぇーっ

南信州の山を満喫した ひとちがであ~る




南信州中川村 望岳荘
天然鉱石光明石人工温泉です
施設は大きくとってもきれいだよ




駒ヶ根で ソースかつ丼を食べた


三日間がんばった ご褒美だね


うま♪ うま♪
2013年02月14日
ワイルドだろぉーっ!? Ⅱ
2013/2/10
ダブルネイム?
風越山
(南信州エリア)
全山行 344回

初日の山歩きはこちら
標高 虚空蔵山 1130m 風越山 1535.1m
天気
晴れ
山行時間 5時間30分
〈コース〉子供の森公園(10:00)-秋葉山大権現-
虚空蔵山(11:20-11:30)-展望台-白山社奥宮-山頂(1:00-1:10)-
虚空蔵山巻き道-子供の森公園(3:30)
風越山
山頂に 白山妙理大権現 を祀ることから
権現山 とも呼ばれる信仰の山
故郷を象徴する山として古くから
里の人々に親しまれている
第二話 
こびとじいちゃん 今頃山頂で
満天の星眺めてるのかなぁー?
その夜 温泉で冷えた身体を温め公園で車泊
厳冬期でも二枚重ねのシュラフと毛布さえあれば
無敵だ
麓は氷点下8度と かなり冷え込んだものの
初日のハードな山歩きのおかげで爆睡
快適な朝を迎えた
(うは! うは!)
ぶぉぉぉぉぉ
よく寝たぞぉーっ!
車中の天井や窓には 白くびっしりと
氷の結晶がついている
(あわわ
)
あまりの寒さに温かいシュラフから
なかなか出ることができず 8時を回ってしまった
(げっ
)
のんびり寝てる
場合ぢゃない
いいの! いいの!
初日がんばったから 今日は大変な山ぢゃなくて
フツーの里山を歩くから
いいんだよ それで!

さっそく車で移動
押洞ルートのある子供の森公園へ向かった
向かったつもりが どう間違えたのか
山の反対 高鳥屋山ルートの入口に
(また道間違えかい
)
あららん?
ここ 違うよね?
風越山には複数のルートがある
公園からの 押洞ルートは一般的な
歩きやすい道と記載されていた
なのに ここわ 高鳥屋山ルート
詳しい情報もないので不安だ
どうしますぅー?
どうしよう・・・
しばらく車を道の脇に停車し
うじゃうじゃ押し問答
えぇーい 間違えついでだ
面白そうな 日本の名水百選にも選ばれている
猿庫(さるくら)の泉もあることだし
ちょいと寄り道してこう♪
そうですね
さっそく泉に向かって車を走らせる

猿庫の泉に到着
静寂が辺りを包み込んでいた
実に静かだ
おじさんが一人
泉の水をペットボトルにつめてる
季節がよければ 甜茶のサービスもあるという小屋も
冬場は閉鎖 飄々としている
(あらら
)
泉はどんな?
はい こんなだよ

源泉の水量は乏しく ほとんど水が出ていない
横に水飲み場が 別に設けられているので
ここで一口飲んでみた
う~ん
微妙・・・

カコーン
獅子脅しの音が静寂にこだまする
気をとりなおして 子供の森公園に向かった
すでに駐車場には何台か先客が
さすが 人気の信仰の里山ですね
もう10時まわってるしぃ
さっそく道路を横断して山に向かう
(うりゃ
)

人家の中に登山口発見

舗装路を登っていく
森に入れば 林道のような広い登山道
この山は信仰の山
登山道のあちらこちらに
石像や文化財が点在する

まるで 身延山のお隣の七面山のような雰囲気
(似てる! 似てる!)
九十九に続く登山道は 昨日登った
烏帽子ヶ岳とはエラい違い
安心して登ることができる
(あはは。。。)

整備され 雪のない枯葉の上を
サクサク歩く快適な道
(よいですなぁー
)
うが
うが
うが
うが
標高が上がると展望が開けた
伊那谷の景色が広がっている
わ~ぉ♪

虚空蔵山に到着

祠に安置されていはずの菩薩像は
里宮に移され中は空っぽ
(あららん
)

広い山頂からは伊那谷が一望
休憩できる大きな東屋、立派な山の案内板もある
お弁当食べるのに ピッタリじゃん
(うん、うん
)

ずんずん進む♪
展望台に到着
ここも素晴らしい景色
風もなく穏やかな里山
いいですねぇー

南アルプスが連なって空に浮かんでいた

道幅が狭くなってきた
雪も出てきた
登りにくいのでアイゼン装着

大きな矢羽の横を通過する
さすが信仰の山だけある
(うん、うん
)

赤い鳥居を潜れば神域であ~る

上から父子が下ってきた
前を歩くおじちゃんは 顔が黒く日焼けした
バリバリの山おじさん
色の黒さは ひとしさんも
負けちゃいないね
その後ろには なんとも可愛らしい年頃の
お嬢さんが隠れるように立っている
娘さんだろうか?

すみませーん
ここから烏帽子ヶ岳見えますか?
昨日 烏帽子ヶ岳から風越山が見えた
こびとじいちゃんが教えてくれたから
もしかして こっちからも見えるんじゃないかと
気になっていたものの よくわからない
(はぁ。)
この山おじちゃんなら知ってそうだ
と思ったわけ
う~ん
ここからは ちょっと見えないね
烏帽子ヶ岳に登ったの?
はい
昨日登りました
へぇー
山頂まで行ったの?
物好きだねぇー
夏場は登る人多いけど 冬は誰も
登らない山だからねぇ
また 物好き と言われた
昨日も こびとじいちゃんに言われた
烏帽子ヶ岳は そんなにマニアな山だったわけ?
まぁ いいです
お礼を述べて先を急ぐことにする
うが
うが
うが
うが
いよいよ神社の奥宮だ
登山道の脇には石像たちがお出迎え

雪のついた危なっかしい階段を登りきると
大きな門 その先に社殿が建っていた

立派

あれ?
山頂はどっちかな?
よーく見ると 社殿の隅っこに
じみぃ~な ちっちゃな標識発見♪
あった! あった!

社殿の裏手 尾根を進む
じゃじゃぁ~ん
本日の最難関?
木の根っこに雪がつき凍っているロープ場
こりゃ 危険だ
引くことなく ガッっ と登る
昨日の烏帽子岩に比べりゃ
なんのその!

続く ひとしさん

あれ?
踏み跡少ないね
そうですね
きっとあの木の根っこのおかげで
みなさんここまで登らないんでしょう
そういえば・・・
ここまで何人もの人とすれ違ったけど
足跡の数とは合わないな
みなさん どうやら危険回避
奥宮まで登山 らしい
(あはは。。。)
笹の平坦な道をしばらく進むと樹林帯の
山頂に到着

山頂標識の表は 風越山
裏には 権現山 と記載されていた
やったぁー
のんびり下る
帰りは虚空蔵山を経由せず 延命水 なる
水場がある 巻き道を通過することに
延命水なんて 長生きできるかも♪
そうですね
一口頂いていきますか
期待大にして進んでいくと・・・
いやぁー
こりゃまた すごい水場
っていうか 水出てないじゃん
ポト
ポト

ありゃりゃ
猿庫の泉よりひどい
美味しくないですぅー
立て看板をよーく見ると
長生きするんじゃなくて 登山者の命をつなぐ
フツーの水場だった
チーン

水に始まって 水に終わる山歩きとなった
ご愁傷様
二日目も終了
昨日と同じ車泊地に戻った
明日はいよいよ最終日
どんな山が待っているのか?
南信州の山旅は続く・・・
立ち寄り湯・車泊地は昨日と同じだよぉー
最終日の山歩きはこちら
ダブルネイム?
風越山
(南信州エリア)
全山行 344回



標高 虚空蔵山 1130m 風越山 1535.1m
天気

山行時間 5時間30分
〈コース〉子供の森公園(10:00)-秋葉山大権現-
虚空蔵山(11:20-11:30)-展望台-白山社奥宮-山頂(1:00-1:10)-
虚空蔵山巻き道-子供の森公園(3:30)
風越山
山頂に 白山妙理大権現 を祀ることから
権現山 とも呼ばれる信仰の山

故郷を象徴する山として古くから
里の人々に親しまれている




こびとじいちゃん 今頃山頂で
満天の星眺めてるのかなぁー?
その夜 温泉で冷えた身体を温め公園で車泊

厳冬期でも二枚重ねのシュラフと毛布さえあれば
無敵だ

麓は氷点下8度と かなり冷え込んだものの
初日のハードな山歩きのおかげで爆睡

快適な朝を迎えた

(うは! うは!)
ぶぉぉぉぉぉ
よく寝たぞぉーっ!
車中の天井や窓には 白くびっしりと
氷の結晶がついている

(あわわ

あまりの寒さに温かいシュラフから
なかなか出ることができず 8時を回ってしまった

(げっ

のんびり寝てる
場合ぢゃない

いいの! いいの!
初日がんばったから 今日は大変な山ぢゃなくて
フツーの里山を歩くから

いいんだよ それで!

さっそく車で移動

押洞ルートのある子供の森公園へ向かった

向かったつもりが どう間違えたのか
山の反対 高鳥屋山ルートの入口に

(また道間違えかい

あららん?
ここ 違うよね?
風越山には複数のルートがある

公園からの 押洞ルートは一般的な
歩きやすい道と記載されていた

なのに ここわ 高鳥屋山ルート

詳しい情報もないので不安だ

どうしますぅー?
どうしよう・・・
しばらく車を道の脇に停車し
うじゃうじゃ押し問答

えぇーい 間違えついでだ

面白そうな 日本の名水百選にも選ばれている
猿庫(さるくら)の泉もあることだし
ちょいと寄り道してこう♪
そうですね

さっそく泉に向かって車を走らせる


猿庫の泉に到着

静寂が辺りを包み込んでいた

実に静かだ

おじさんが一人
泉の水をペットボトルにつめてる

季節がよければ 甜茶のサービスもあるという小屋も
冬場は閉鎖 飄々としている

(あらら

泉はどんな?
はい こんなだよ


源泉の水量は乏しく ほとんど水が出ていない

横に水飲み場が 別に設けられているので
ここで一口飲んでみた

う~ん
微妙・・・

カコーン
獅子脅しの音が静寂にこだまする

気をとりなおして 子供の森公園に向かった

すでに駐車場には何台か先客が

さすが 人気の信仰の里山ですね

もう10時まわってるしぃ

さっそく道路を横断して山に向かう

(うりゃ


人家の中に登山口発見


舗装路を登っていく

森に入れば 林道のような広い登山道

この山は信仰の山
登山道のあちらこちらに
石像や文化財が点在する


まるで 身延山のお隣の七面山のような雰囲気

(似てる! 似てる!)
九十九に続く登山道は 昨日登った

烏帽子ヶ岳とはエラい違い
安心して登ることができる

(あはは。。。)

整備され 雪のない枯葉の上を
サクサク歩く快適な道

(よいですなぁー

うが




標高が上がると展望が開けた

伊那谷の景色が広がっている

わ~ぉ♪

虚空蔵山に到着


祠に安置されていはずの菩薩像は
里宮に移され中は空っぽ

(あららん



広い山頂からは伊那谷が一望

休憩できる大きな東屋、立派な山の案内板もある

お弁当食べるのに ピッタリじゃん

(うん、うん


ずんずん進む♪
展望台に到着

ここも素晴らしい景色

風もなく穏やかな里山

いいですねぇー


南アルプスが連なって空に浮かんでいた

道幅が狭くなってきた

雪も出てきた

登りにくいのでアイゼン装着


大きな矢羽の横を通過する

さすが信仰の山だけある

(うん、うん


赤い鳥居を潜れば神域であ~る


上から父子が下ってきた

前を歩くおじちゃんは 顔が黒く日焼けした
バリバリの山おじさん

色の黒さは ひとしさんも
負けちゃいないね

その後ろには なんとも可愛らしい年頃の
お嬢さんが隠れるように立っている

娘さんだろうか?

すみませーん
ここから烏帽子ヶ岳見えますか?
昨日 烏帽子ヶ岳から風越山が見えた
こびとじいちゃんが教えてくれたから

もしかして こっちからも見えるんじゃないかと
気になっていたものの よくわからない

(はぁ。)
この山おじちゃんなら知ってそうだ
と思ったわけ

う~ん
ここからは ちょっと見えないね
烏帽子ヶ岳に登ったの?
はい
昨日登りました

へぇー

山頂まで行ったの?
物好きだねぇー
夏場は登る人多いけど 冬は誰も
登らない山だからねぇ

また 物好き と言われた

昨日も こびとじいちゃんに言われた

烏帽子ヶ岳は そんなにマニアな山だったわけ?
まぁ いいです

お礼を述べて先を急ぐことにする

うが




いよいよ神社の奥宮だ

登山道の脇には石像たちがお出迎え


雪のついた危なっかしい階段を登りきると
大きな門 その先に社殿が建っていた


立派


あれ?
山頂はどっちかな?
よーく見ると 社殿の隅っこに
じみぃ~な ちっちゃな標識発見♪
あった! あった!

社殿の裏手 尾根を進む

じゃじゃぁ~ん
本日の最難関?
木の根っこに雪がつき凍っているロープ場

こりゃ 危険だ

引くことなく ガッっ と登る

昨日の烏帽子岩に比べりゃ
なんのその!

続く ひとしさん


あれ?
踏み跡少ないね

そうですね
きっとあの木の根っこのおかげで
みなさんここまで登らないんでしょう


ここまで何人もの人とすれ違ったけど
足跡の数とは合わないな

みなさん どうやら危険回避
奥宮まで登山 らしい

(あはは。。。)
笹の平坦な道をしばらく進むと樹林帯の
山頂に到着


山頂標識の表は 風越山
裏には 権現山 と記載されていた

やったぁー
のんびり下る

帰りは虚空蔵山を経由せず 延命水 なる
水場がある 巻き道を通過することに

延命水なんて 長生きできるかも♪
そうですね
一口頂いていきますか

期待大にして進んでいくと・・・
いやぁー
こりゃまた すごい水場

っていうか 水出てないじゃん

ポト



ありゃりゃ
猿庫の泉よりひどい

美味しくないですぅー

立て看板をよーく見ると
長生きするんじゃなくて 登山者の命をつなぐ
フツーの水場だった

チーン


水に始まって 水に終わる山歩きとなった

ご愁傷様

二日目も終了

昨日と同じ車泊地に戻った

明日はいよいよ最終日

どんな山が待っているのか?
南信州の山旅は続く・・・




2013年02月13日
ワイルドだろぉーっ!? Ⅰ
2013/2/16
伊那谷のこびとじいちゃん♪
烏帽子ヶ岳
(南信州エリア)
全山行 343回

烏帽子ヶ岳の情報はこちら
標高 小八郎岳 1470m 烏帽子ヶ岳 2194.5m
天気
ピーカン晴れ
山行時間 10時間
〈コース〉自宅(4:00)-駐車場(6:40-7:00)-鳩打峠-登山口-分岐-
小八郎岳(8:00-8:20)-分岐-烏帽子岩-山頂(1:30-2:00)-
分岐から巻き道-登山口-鳩打峠-駐車場(5:00)
*無積雪期なら烏帽子ヶ岳までピストンで6時間半
小八郎岳までのピストンなら2時間程度で山歩きできます
冬季、雪や凍結で鳩打峠まで入れない場合があるので注意!
知らぬが仏
まさに この言葉がピッタリだったかも
サラ雪の急登
ラッセル地獄・・・
第一話 
三連休は南信州の山を歩くことにした
里からも近い展望のいい山を歩こうってわけ
その中で一際目を引く山があった
ガイドブックに雪化粧したピラミダルな山
烏帽子ヶ岳
このお山、中央高速 松川インターからほど近い
全国的には あまり知られていないと思われるが
地元の松川では一目置かれている山なのだ
駐車場のある鳩打峠まで車で行くことができれば
なんとか登れるんじゃないかと いつものごとく安易な計画で
ちがこさんは 初日の山 と決めた
駐車場のある鳩打峠まで車で登っていく
林道にはゲートもなく特に問題なかった
でも 雪はある
登れば登るほど雪は多くなっていく
標高900mの峠まで車で入れるのか?
(はぁ。。。)
タイヤの跡がありますね
ハンドルを握る ひとしさんが まだ通過したばかりの
タイヤのわだちを発見
タイヤの跡が細いから軽自動車だね
きっと山に入るくらいだからジープかも
この時点で先人の車の痕跡がない場合、ひとしさんは
林道を登るのを拒否したに違いない
(八紘嶺の時の林道がトラウマになっている
)
ありがたいことにタイヤの跡は
迷うことなく鳩打峠に向かっていた
よかった よかった
チェーンをつけることもなく進んでいくと
林道スペースに車を発見
中には小柄な白髪のおじいちゃん?
もしや?
おはようございます
峠までは車は無理なのでここに停めました
登山口までは遠くないですよ
そうなんですか
どちらまで今日は行かれるんですか?
予定では念丈岳でテン泊です
えーっ
テン泊ですか?
はい
今日は新月なので星空を眺めながら
山に泊まります
念丈岳とは烏帽子ヶ岳より更に深い位置にある山
中央アルプスの前衛の山なのだ
スゴい じいちゃんがいるもんだ
じいちゃんは 大きなザックを背負って
ゆっくりと登山口へ向かっていった
ひとちがも出発だ
じいちゃんの足跡を追って林道を登っていく
(うりゃ
)

空には雲もなく
風もなく絶好の山日和
(うん、うん
)

峠には広い立派な駐車場があったけど
雪が積もって車で入るのは無理
手前のスペースまで車で登れたのはラッキーだった
ん?
ねぇー ひとしさん
おじいちゃんの足跡 間隔狭くない?
あの人 こびとじいちゃんかも!
先日、山梨の春日山にも出没した
こびとじいちゃん
信州にもいた
重いザックを背負って雪道だから歩幅も
自然と狭くなるのだろうか?
たぶん違うと思うけど
登山口に到着
案内板を挟んで登山道が分かれているけど
どちらを選んでもすぐ先で合流する

雪の締まった登りやすい雪道を登っていく
カラマツと笹の登山道はよく整備されている
うが
うが
うが
うが
林の間から この山並みの中でも一番標高が高い
池ノ平山が顔を出していた
(わぁ~ぉ
)
実に立派な山容

このお山には合標がつけられている

分岐から 小八郎岳のコース
烏帽子ヶ岳のコースに分かれている
小八郎岳を 登らない手はない
(そうだ! そうだ!)

少し進むと ちょっとした展望地♪
あれ? こびとじいちゃんだ
先が長いから 一休み
何度もこの山に登ってるけど なかなか天気に
恵まれなくて冬にテントできなかったからね
目の前の伊那谷と南アルプスを
眺めながら眩しそうに眼を細めていた

帽子から長く出た髪と白髭が
キラっと光った

やっぱり こびとじいちゃんだ
ちがこさんは嬉しくなった
小八郎岳に登ろう
青い空が近づいている

階段を登りきると そこは広い山頂だ

大きな東屋もあり 目の前は伊那谷を一望できる

踏み跡のないサクサクした山頂を歩きまわった
大きな石塔がある

後ろには これから登る烏帽子ヶ岳の姿が

あまりの素敵な景色にしばし足を止められ
今日の山頂はここでもいいかなぁー?
なんて思ってしまった
(あはは!)

小八郎岳を下るといよいよ 烏帽子ヶ岳への
登りに突入する
この時点で3合目だから先は長い
(はぁ
)

いきなり始まる急登
雪がズンズン深くなっていく

トレースはほとんどなく こびとじいちゃんは
ひとちがの後方、赤テープを頼りに進む
うが
うが
うが
うが
4合からはラッセルが始まった
ふくらはぎ程度の雪だけど
サラサラな上 急登
ハァ
ハァ
ハァ
ハァ

5合に入ると細尾根に雪が溜まり 膝丈くらいまでウマル

右は雪庇、左は林の急斜面 どちらに落ちてもイヤな感じ

歩きにくいのを がまんして真ん中の
深い雪を踏んでいく
ズボ
ズボ
ズボ
ズボ
ともかく歩きにくい上
ハマる
ズボる

大きく烏帽子ヶ岳の山頂が見え始めた
山頂まで到達できるのだろうか?
(はぁぁぁ。。。)

6合に入ると バカ急登
トラバースするようサラサラの深い雪斜面を
必死に登っていかなきゃいけない
(ふぇ~ん
)
ハァ
ハァ
ハァ
ハァ

赤テープに向かって進みたくても
雪の壁に阻まれ なかなか思う方向には進めない
そしてまた細尾根のジェラードが待っている
この繰り返しだ

辛いラッセルを励ましてくれるのは
林ごしの景色

ようやく セキナギの頭と呼ばれる
7合の分岐に到着
(ほっ
)
あ゛ー
じかれた

ホッとしたのもつかの間 更に急登をひと登り

景色はいいけど 落ちたらコワい崖っぷち

恐ろしい程 急斜面のトラバース
ロープはあれど あまり役には立たないような

雪が多いかと スノーシューを背負ってきたけど
あまりの急登、急斜面も多いので 雪が深くとも
スノーシューは使えない
(重いだけでしたな
)
12本爪のアイゼンも サラサラの雪には役立たず
気休めにしかならなかった

山を這い登っていく
サラサラと雪が崩れ つかみどころのない山は
どうにも こうにも 前に進めない

蟻地獄のごとく 滑り落ちれば林の中を
どこまで落ちるのかわからないようなトラバース
進む方向さえ なかなか決められない

危ない!
山斜を ひとしさんが落ちかけた
背中を冷たいものが走る
危機一髪

あ、あぶなかったですぅー
木にひっかかって停止
8合目を通過
気をとりなおして 再びラッセル開始
ここまで ひとしさんがラッセル隊
(がんば
)
ハァ
ハァ
ハァ
ハァ

も もう 足が動きません

まかしてぇーっ
ちがこさん出動
目の前の雪の壁をキックステップで
一歩一歩登っていく

ハァ
ハァ
ハァ
ハァ

あれ?
赤テープがあんなとこについてる
立ち止まり 進むべき方向を
うじゃうじゃ話合う ひとちが
遥か下から 声がした
違うよぉ~っ
そっちじゃないよぉ~っ
下がらないで 尾根に向かって
上がってぇーっ
あららん?
ありゃ こびとじいちゃんだ

じいちゃん ひとちがの後を ゆっくり登ってきた
ラッセルは若いもんに任せているらしい
(あは。)
ふぁ~い
こうなったら意地でも尾根に出なければ
とおもいつつも
ちがこさん 役立たず
あえなく挫折
チーン
再び ひとしさんがラッセル隊

休むことなく 急登ラッセルを続ける

山斜面のトラバースやら 雪のついた大岩越えやら
難関をクリアし ようやく9合目に到着
あ゛ー
大変・・・

ようやく明るい開けた場所に出た
烏帽子岩の直下であ~る

この先は岩場だ
巻き道もあるが 岩を登るコースを選んだ
(うは!うは!)
やめときゃよかった
見た瞬間 そう思った
目の前には雪で凍りついた鎖
足の架け場のない大岩がある
どうすりゃいいの?
意を決して 枯れ木にアイゼンをひっかけて
身体を持ち上げる
折れたら
一巻の終わり

うわわ!
岩の上は平だけど つかむものがないよ
お尻押しましょうか?
ま、まって
右側は発達した雪庇、左は急斜面の岩場
どっちに落ちても死んじゃうから

ストックを短く持って斜めに岩の上の雪に刺す
滑れば後ろにひっくり返るかも
横を見れば いい景色♪
って 見てる場合ぢゃない


這いつくばって岩をなんとか登った

ひょぇぇぇ。。。
コワかった

ひとしさんも続く

あ゛ー
コワかったですぅー
生きた心地がしないとは このことか

ようやく足が地に着いたような気がした
岩の上に腰掛け 景色を楽しもう♪
すぐ先には山頂が

その横には池ノ平山

そして目の前には 伊那谷と南アルプスが

た 大変だったよね
ひとしさん
いやぁー
まいりました
といいつつも笑顔でいっぱいの
ひとちがであった

おーい
岩の横から声がした

こびとじいちゃん ワカンを履いて
巻き道から登ってきた
こっちは やたら大変だよ
帰りも岩を下った方がいいかも
えぇえぇぇぇ?
たぶん・・・
巻き道の方が安全かも
あのコワい岩場をまた下るなんて
到底考えられない
先に山頂に向かった じいちゃんを
追っかけて ひと登り
小さな山頂に 三角点
そして 中央アルプスが待っていたよ

越百山・南駒ヶ岳・仙涯嶺
ブラボー♪

こびとじいちゃんは この山の常連さん
山頂から見える山々を丁寧に教えてくれた
中央アルプスはテン場がないので 夏はシュラフだけで
寝ることも多いんだとか

この時期 この山にくるのは
物好きだけだよ
そうなのぉ~っ
知らぬが仏
またしても ハードな山を
選択してしまったような気がする

今日は星を見ながら ここでテントを楽しむよ
念丈岳までは無理だから
笑いながら じいちゃんが言った
よかったよ こんなに雪が多いと思わなかったから
ラッセルしてもらって助かった
じいちゃん 満足そう
お気をつけて
さようなら♪
伊那谷の こびとじいちゃんに
お別れして山を下ることにした
岩を下らず巻き道を下ったけど
大変なことに大差なし

岩から落ちるよりマシか?
登山道には 安全道 と書かれていたけど
危険道 の間違えじゃ???
雪があっても8時間くらいで山歩きできるかと
予想していたのが10時間もかかっちゃった
(あちゃー
)
駐車場に着いたのは5時
暗くなる前に なんとか下山できた
初日から すごく大変な山歩き
もうヘロヘロ・・・
でも 楽しかったね
はい 楽しかったですぅー
明日も もちろん山に登る
どこに行ったかは 次のブログでのお楽しみ♪
本日の立ち寄り湯
信州松川温泉 清流苑
地元のお客さんが多い温泉だよ 400円なり
本日の車泊地
むらやま公園
子供の遊具がたくさんあります
綺麗なトイレが24時間使用可
高速が上を通ってるけど意外と静かだよ
二日目の山歩きはこちら
最終日の山歩きはこちら
伊那谷のこびとじいちゃん♪
烏帽子ヶ岳
(南信州エリア)
全山行 343回



標高 小八郎岳 1470m 烏帽子ヶ岳 2194.5m
天気

山行時間 10時間
〈コース〉自宅(4:00)-駐車場(6:40-7:00)-鳩打峠-登山口-分岐-
小八郎岳(8:00-8:20)-分岐-烏帽子岩-山頂(1:30-2:00)-
分岐から巻き道-登山口-鳩打峠-駐車場(5:00)
*無積雪期なら烏帽子ヶ岳までピストンで6時間半
小八郎岳までのピストンなら2時間程度で山歩きできます

冬季、雪や凍結で鳩打峠まで入れない場合があるので注意!
知らぬが仏

まさに この言葉がピッタリだったかも

サラ雪の急登
ラッセル地獄・・・


三連休は南信州の山を歩くことにした

里からも近い展望のいい山を歩こうってわけ

その中で一際目を引く山があった
ガイドブックに雪化粧したピラミダルな山

烏帽子ヶ岳
このお山、中央高速 松川インターからほど近い

全国的には あまり知られていないと思われるが
地元の松川では一目置かれている山なのだ

駐車場のある鳩打峠まで車で行くことができれば
なんとか登れるんじゃないかと いつものごとく安易な計画で
ちがこさんは 初日の山 と決めた

駐車場のある鳩打峠まで車で登っていく

林道にはゲートもなく特に問題なかった

でも 雪はある

登れば登るほど雪は多くなっていく

標高900mの峠まで車で入れるのか?
(はぁ。。。)
タイヤの跡がありますね

ハンドルを握る ひとしさんが まだ通過したばかりの
タイヤのわだちを発見

タイヤの跡が細いから軽自動車だね
きっと山に入るくらいだからジープかも

この時点で先人の車の痕跡がない場合、ひとしさんは
林道を登るのを拒否したに違いない

(八紘嶺の時の林道がトラウマになっている

ありがたいことにタイヤの跡は
迷うことなく鳩打峠に向かっていた

よかった よかった

チェーンをつけることもなく進んでいくと
林道スペースに車を発見

中には小柄な白髪のおじいちゃん?

おはようございます
峠までは車は無理なのでここに停めました
登山口までは遠くないですよ

そうなんですか
どちらまで今日は行かれるんですか?
予定では念丈岳でテン泊です

えーっ
テン泊ですか?
はい
今日は新月なので星空を眺めながら
山に泊まります

念丈岳とは烏帽子ヶ岳より更に深い位置にある山

中央アルプスの前衛の山なのだ

スゴい じいちゃんがいるもんだ

じいちゃんは 大きなザックを背負って
ゆっくりと登山口へ向かっていった

ひとちがも出発だ

じいちゃんの足跡を追って林道を登っていく

(うりゃ


空には雲もなく
風もなく絶好の山日和

(うん、うん

峠には広い立派な駐車場があったけど
雪が積もって車で入るのは無理

手前のスペースまで車で登れたのはラッキーだった

ん?
ねぇー ひとしさん
おじいちゃんの足跡 間隔狭くない?
あの人 こびとじいちゃんかも!
先日、山梨の春日山にも出没した
こびとじいちゃん
信州にもいた

重いザックを背負って雪道だから歩幅も
自然と狭くなるのだろうか?
たぶん違うと思うけど

登山口に到着

案内板を挟んで登山道が分かれているけど
どちらを選んでもすぐ先で合流する


雪の締まった登りやすい雪道を登っていく

カラマツと笹の登山道はよく整備されている

うが




林の間から この山並みの中でも一番標高が高い

池ノ平山が顔を出していた

(わぁ~ぉ

実に立派な山容

このお山には合標がつけられている


分岐から 小八郎岳のコース
烏帽子ヶ岳のコースに分かれている

小八郎岳を 登らない手はない

(そうだ! そうだ!)

少し進むと ちょっとした展望地♪
あれ? こびとじいちゃんだ

先が長いから 一休み
何度もこの山に登ってるけど なかなか天気に
恵まれなくて冬にテントできなかったからね

目の前の伊那谷と南アルプスを
眺めながら眩しそうに眼を細めていた

帽子から長く出た髪と白髭が
キラっと光った


やっぱり こびとじいちゃんだ

ちがこさんは嬉しくなった

小八郎岳に登ろう

青い空が近づいている


階段を登りきると そこは広い山頂だ

大きな東屋もあり 目の前は伊那谷を一望できる

踏み跡のないサクサクした山頂を歩きまわった

大きな石塔がある


後ろには これから登る烏帽子ヶ岳の姿が


あまりの素敵な景色にしばし足を止められ
今日の山頂はここでもいいかなぁー?
なんて思ってしまった

(あはは!)

小八郎岳を下るといよいよ 烏帽子ヶ岳への
登りに突入する

この時点で3合目だから先は長い

(はぁ


いきなり始まる急登

雪がズンズン深くなっていく


トレースはほとんどなく こびとじいちゃんは
ひとちがの後方、赤テープを頼りに進む

うが




4合からはラッセルが始まった

ふくらはぎ程度の雪だけど
サラサラな上 急登

ハァ





5合に入ると細尾根に雪が溜まり 膝丈くらいまでウマル


右は雪庇、左は林の急斜面 どちらに落ちてもイヤな感じ



歩きにくいのを がまんして真ん中の
深い雪を踏んでいく

ズボ




ともかく歩きにくい上
ハマる



大きく烏帽子ヶ岳の山頂が見え始めた

山頂まで到達できるのだろうか?
(はぁぁぁ。。。)

6合に入ると バカ急登

トラバースするようサラサラの深い雪斜面を
必死に登っていかなきゃいけない

(ふぇ~ん

ハァ





赤テープに向かって進みたくても
雪の壁に阻まれ なかなか思う方向には進めない

そしてまた細尾根のジェラードが待っている

この繰り返しだ


辛いラッセルを励ましてくれるのは
林ごしの景色


ようやく セキナギの頭と呼ばれる
7合の分岐に到着

(ほっ

あ゛ー
じかれた


ホッとしたのもつかの間 更に急登をひと登り


景色はいいけど 落ちたらコワい崖っぷち


恐ろしい程 急斜面のトラバース

ロープはあれど あまり役には立たないような


雪が多いかと スノーシューを背負ってきたけど
あまりの急登、急斜面も多いので 雪が深くとも
スノーシューは使えない

(重いだけでしたな

12本爪のアイゼンも サラサラの雪には役立たず
気休めにしかならなかった


山を這い登っていく

サラサラと雪が崩れ つかみどころのない山は
どうにも こうにも 前に進めない


蟻地獄のごとく 滑り落ちれば林の中を
どこまで落ちるのかわからないようなトラバース

進む方向さえ なかなか決められない


危ない!
山斜を ひとしさんが落ちかけた

背中を冷たいものが走る

危機一髪


あ、あぶなかったですぅー

木にひっかかって停止

8合目を通過

気をとりなおして 再びラッセル開始

ここまで ひとしさんがラッセル隊

(がんば

ハァ





も もう 足が動きません


まかしてぇーっ

ちがこさん出動

目の前の雪の壁をキックステップで
一歩一歩登っていく


ハァ





あれ?
赤テープがあんなとこについてる

立ち止まり 進むべき方向を
うじゃうじゃ話合う ひとちが

遥か下から 声がした

違うよぉ~っ
そっちじゃないよぉ~っ
下がらないで 尾根に向かって
上がってぇーっ

あららん?
ありゃ こびとじいちゃんだ


じいちゃん ひとちがの後を ゆっくり登ってきた

ラッセルは若いもんに任せているらしい

(あは。)
ふぁ~い
こうなったら意地でも尾根に出なければ

とおもいつつも
ちがこさん 役立たず

あえなく挫折

チーン

再び ひとしさんがラッセル隊


休むことなく 急登ラッセルを続ける


山斜面のトラバースやら 雪のついた大岩越えやら
難関をクリアし ようやく9合目に到着

あ゛ー
大変・・・


ようやく明るい開けた場所に出た

烏帽子岩の直下であ~る


この先は岩場だ

巻き道もあるが 岩を登るコースを選んだ

(うは!うは!)
やめときゃよかった

見た瞬間 そう思った

目の前には雪で凍りついた鎖
足の架け場のない大岩がある

どうすりゃいいの?
意を決して 枯れ木にアイゼンをひっかけて
身体を持ち上げる

折れたら
一巻の終わり


うわわ!
岩の上は平だけど つかむものがないよ

お尻押しましょうか?
ま、まって

右側は発達した雪庇、左は急斜面の岩場
どっちに落ちても死んじゃうから


ストックを短く持って斜めに岩の上の雪に刺す

滑れば後ろにひっくり返るかも

横を見れば いい景色♪
って 見てる場合ぢゃない



這いつくばって岩をなんとか登った


ひょぇぇぇ。。。
コワかった


ひとしさんも続く


あ゛ー
コワかったですぅー

生きた心地がしないとは このことか


ようやく足が地に着いたような気がした

岩の上に腰掛け 景色を楽しもう♪
すぐ先には山頂が


その横には池ノ平山


そして目の前には 伊那谷と南アルプスが


た 大変だったよね
ひとしさん

いやぁー
まいりました

といいつつも笑顔でいっぱいの
ひとちがであった


おーい

岩の横から声がした


こびとじいちゃん ワカンを履いて
巻き道から登ってきた

こっちは やたら大変だよ
帰りも岩を下った方がいいかも

えぇえぇぇぇ?
たぶん・・・
巻き道の方が安全かも

あのコワい岩場をまた下るなんて
到底考えられない

先に山頂に向かった じいちゃんを
追っかけて ひと登り

小さな山頂に 三角点
そして 中央アルプスが待っていたよ


越百山・南駒ヶ岳・仙涯嶺
ブラボー♪

こびとじいちゃんは この山の常連さん

山頂から見える山々を丁寧に教えてくれた

中央アルプスはテン場がないので 夏はシュラフだけで
寝ることも多いんだとか


この時期 この山にくるのは
物好きだけだよ

そうなのぉ~っ

知らぬが仏

またしても ハードな山を
選択してしまったような気がする


今日は星を見ながら ここでテントを楽しむよ
念丈岳までは無理だから

笑いながら じいちゃんが言った

よかったよ こんなに雪が多いと思わなかったから
ラッセルしてもらって助かった

じいちゃん 満足そう

お気をつけて

さようなら♪
伊那谷の こびとじいちゃんに
お別れして山を下ることにした

岩を下らず巻き道を下ったけど
大変なことに大差なし


岩から落ちるよりマシか?
登山道には 安全道 と書かれていたけど
危険道 の間違えじゃ???
雪があっても8時間くらいで山歩きできるかと
予想していたのが10時間もかかっちゃった

(あちゃー

駐車場に着いたのは5時

暗くなる前に なんとか下山できた

初日から すごく大変な山歩き

もうヘロヘロ・・・
でも 楽しかったね

はい 楽しかったですぅー

明日も もちろん山に登る

どこに行ったかは 次のブログでのお楽しみ♪


信州松川温泉 清流苑
地元のお客さんが多い温泉だよ 400円なり


むらやま公園
子供の遊具がたくさんあります

綺麗なトイレが24時間使用可

高速が上を通ってるけど意外と静かだよ




