2013年09月04日
2013 初秋の山旅♪ Ⅱ
2013/8/31
三度目の正直!
蔵王山
(蔵王連峰エリア)
全山行 377回

熊野岳の情報はこちら
刈田岳の情報はこちら
パートⅠはこちら
標高 熊野岳 1840.5m 刈田岳 1758.1m
天気
ガス
山行時間 2時間30分
〈コース〉青根温泉(9:00)-山頂終点駐車場(9:50-10:00)-
熊野岳(11:00-11:10)-熊野岳避難小屋-レストハウス-
刈田岳(12:10-12:20)-駐車場(12:30)
あっ!
お釜でた!
パートⅡ
昨日は散々な天気で 山頂終点駐車場までを 二往復
収穫なしの待機日 となってしまった
(ふぇ~ん
)
宿の窓から見た空は 今日もまたサエない感じで
山日和は期待できそうもない
(はぁ。。。)
今日は どうするの?
蔵王登りたいよねぇー
昨日 二度も無駄足を踏んだくせに ちせこさんは
どうしても蔵王を諦めきれないらしい
(あはは。)
そうだねぇー
どうしようか ひとしさん?
同じく ひとしさんもまた迷っていたようだ
今日は移動もありますし
あまり長時間 この近辺に滞在はできませんよ
天気もイマイチだし どうしますぅ?
山頂に行けば
晴れてるかも!
すえたろうさんはノーテンキだ
そんなウマクいくとは思えないけど
気がつけば 再び蔵王山に向かって
車を走らせる ひとちが一行
(やっぱり
)

昨日と同じエコーラインを登っていく
意外と長い駐車場までの道のり
ガスは出ているものの
昨日みたいな黒い雲はない
(よっしゃー
)

こりゃ いいかもしれないぞ
山頂に出れば ガスはないかも!
また言ってるしぃ
登りたいよね
蔵王。。。
ボソボソ・・・
こまくさ平付近まで登るとガスがきれた
うぉぉぉぉっ!
盛り上がる ひとちが一行

もうこーなったら なんとしても
蔵王山に登らにゃ 帰るわけにはいかない
料金所手前
またもや天気急変?

料金所を通過するってことは
520円払わなきゃいけないってことだ
どうしますぅ?
行きますか?
後部座席の すえちせの顔を見れば
やっぱり 行きたい! って顔
行こう!
520円が無駄になってもいい
諦めたら二度と登れないかも
一か?八か?
ガスのハイラインをブッ飛ばす
駐車場に到着

昨日と違うのは ガスでも観光客がたくさんいるのと
風雨で歩けないような天気じゃなかったこと
(うは! うは!)
ラッキー♪
さっそく支度を済ませレストハウスの横から
なだらかに始まる馬ノ背に向かった
(うりゃ
)

さすが観光山
登山道は すこぷる整備された道

山頂のある刈田岳 は後回しにして
蔵王最高峰の熊野岳 を まずは目指すことにする

私たち ホントついてたよねぇー
そうだな
雨も降ってないし山頂まで行けそうだな
嬉しそうに話をしながら馬ノ背を歩くふたり
登山道に立てられたポールに沿って
景色もへったくりもないガスの中を歩く
うが
うが
うが
うが

ガスの中 楽しいのかな?
あんまり楽しくないですね
天気がよければ 先に続くステキな稜線や
花たちを楽しみながら歩いただろう
でも今日は ガス
進む方向は 登山道がうっすらと見えるのみ

左手側に柵が見えた
たぶん ここはお釜が見える場所

ガスのバカ!
何にも見えないじゃん

気温が低いせいか 陽が当たらないせいか
花たちは身をすくめ つぼみを固く閉ざしたまま
花びらを開こうとしない
(はぁ。。。)

なだらかに続く馬ノ背でも
歩いていると暑くなる
カッパを脱いだり来たり大忙し
分岐から熊野岳の登りに入った
ハァ
ハァ
ハァ

それほど長い距離の登りじゃない
しかぁ~し
久しぶりの山歩きの すえちせは
ちょっとの急登が大変なのだ

がんば! がんば!

ひとしさんと先に回り 後に回りして
すえちせをサポートしながら登る
縦走路と交わる稜線の分岐に出た
(よっしゃ
)

本来なら 稜線からは
さぞかし素晴らしい景色が見えることかと
でも今日は ガス
見渡す限り真っ白け
ほとんど視界ゼロ
目的地の熊野神社が見えた

よかったねぇー タロさん
蔵王は登れないかと思っていたよ
そうだなぁー
天気がよけりゃ もっとよかったけど
ボソボソとふたりの会話が聞こえた
ノロノロ山行の ひとちが一行を追いかけるように
たくさんの登山者が次々と山頂目指してやってくる
(あわわ
)
もたもたしていられない

さっそく石で囲われた神社の敷地に入り お礼参り

敷地内の小屋には たくさんの登山者が
ランチを広げ 押し合いへし合い大賑わい
おじゃましまぁ~す
マケジと すえちせを引き連れ乱入
しばしの休憩

神社の横にはお目当ての立派な山頂標識

ちせこさん的には
できれば 百名山 蔵王山
みたいな 蔵王強調標識がよかったかと思われるが
贅沢は言っていられない
なんたって たくさんの登山者が
記念撮影しようと横で待機しているのだから
(そう そう)
はい チーズ♪
カシャ

神社と山頂を後に 稜線を東に向かった

10分も平坦な広い稜線を歩くと避難小屋
ここにもたくさんの登山者が
あれ?
避難小屋 つぶれてるじゃん
壁を残し 入口はまるで石の門のようだ
長い年月 風雨にさらされ雑草が茂り見る影もない

その横に

頑固に石で造られた避難小屋は
木造やプレハブとは違う 雪の重みに耐える
厳つい小屋なのだ

扉を開けると意外にも中は暖かく
ストーブも置かれていたりして快適そう

冬になれば アイスモンスターが登場するような
さぶ~い山なのだ
こんな小屋があれば ちょっと安心かな?
なんて思ったよ

避難小屋から馬ノ背に下る
いつもながらに登りは強いが
下りともなると 足がヨレヨレの ちせこさん
ジャリジャリした急坂は怖いらしく
ストックがあっても なかなか足がおぼつかない
(あわわ
)
怖くてヤダねぇー
下りはキライ
片方手をつなぐと楽だよ
ブツブツ言いながら ゆるやかになるまで
ちがこさんの手をしっかり握る ちせこさんであった

馬ノ背まで下ると ちょっとだけ天気が回復?

しばらく進むと ひとしさんが大声で叫んだ
あっ!
お釜でた!

うっすらとガスの切れ間にエメラルドグリーンの
火口湖が浮かび上がった

わぁー すごいじゃん
よかったよぉー
お釜まで見ることができて
ガスでお釜は見えないものと半分以上
諦めていた すえちせも大満足

またひとつ
冥途の土産ができたよ
そう言って嬉しそうにガスの中に消えていく
お釜を覗いていた
柵に沿って ゆるやかに下っていく
一瞬見えた ご褒美のようなお釜も
それっきり顔を出すことはない
登りの時より明るくなった登山道には
たくさんの観光客が一目お釜を見ようと
柵に張り付いている
(お気の毒さまです
)

もう 疲れちゃった
足も痛いし レストハウスで待ってるよ
ちせこさん限界

刈田岳の分岐はレストハウスのすぐ横

ここから ちせこさんとはお別れ
三人で刈田嶺神社へ向かう
ちせこさん 刈田岳の山頂行かなくて
後悔しないのかな?
いいんだよ
熊野岳の山頂だけで十分満足してるから
あー
そうなのねぇー
さすが 観光山
サンダルでも歩けるような道を登ること5分

刈田嶺神社 に到着

記帳を済ませ 辺りを見回すと神社の横の高台に
ケルンがたくさんつまれているのが見えた

ん?
山頂っていうんだから
三角点だってあるはずだよね?
地図を見ると
バッチリ三角点マークがある
ど~こかな?
しばしウロウロしたものの
なかなか見つからない三角点
すみませ~ん
ここに三角点ってありますよね?
神主さんに聞いてみると
ほら あそこのケルンの上を
探してごらん ちゃんとあるから
さっそく捜索再開
あったぞーっ
嬉しそうに叫ぶ すえたろうさん

石に紛れてわかんなかったんだね
最後は刈田岳の標識の前でパチリ

ガスの蔵王山の山歩きに幕を閉じた
三度目の正直
でよかったね
二度あることは三度ある
ぢゃなくてさ!
ホント! ホント!
さ~てと これで終わったわけぢゃない
これから高速ブッ飛ばし
次の山に移動する
(よっしゃー
)

せわしい初秋の山旅は まだ続く
パートⅢはこちら 
パートⅣはこちら 
三度目の正直!
蔵王山
(蔵王連峰エリア)
全山行 377回







標高 熊野岳 1840.5m 刈田岳 1758.1m
天気

山行時間 2時間30分
〈コース〉青根温泉(9:00)-山頂終点駐車場(9:50-10:00)-
熊野岳(11:00-11:10)-熊野岳避難小屋-レストハウス-
刈田岳(12:10-12:20)-駐車場(12:30)
あっ!
お釜でた!
パートⅡ
昨日は散々な天気で 山頂終点駐車場までを 二往復

収穫なしの待機日 となってしまった

(ふぇ~ん

宿の窓から見た空は 今日もまたサエない感じで
山日和は期待できそうもない

(はぁ。。。)
今日は どうするの?
蔵王登りたいよねぇー

昨日 二度も無駄足を踏んだくせに ちせこさんは
どうしても蔵王を諦めきれないらしい

(あはは。)
そうだねぇー
どうしようか ひとしさん?
同じく ひとしさんもまた迷っていたようだ

今日は移動もありますし
あまり長時間 この近辺に滞在はできませんよ
天気もイマイチだし どうしますぅ?
山頂に行けば
晴れてるかも!
すえたろうさんはノーテンキだ

そんなウマクいくとは思えないけど

気がつけば 再び蔵王山に向かって
車を走らせる ひとちが一行

(やっぱり


昨日と同じエコーラインを登っていく
意外と長い駐車場までの道のり

ガスは出ているものの
昨日みたいな黒い雲はない

(よっしゃー


こりゃ いいかもしれないぞ
山頂に出れば ガスはないかも!
また言ってるしぃ

登りたいよね
蔵王。。。
ボソボソ・・・
こまくさ平付近まで登るとガスがきれた

うぉぉぉぉっ!
盛り上がる ひとちが一行


もうこーなったら なんとしても
蔵王山に登らにゃ 帰るわけにはいかない

料金所手前
またもや天気急変?

料金所を通過するってことは
520円払わなきゃいけないってことだ

どうしますぅ?
行きますか?
後部座席の すえちせの顔を見れば
やっぱり 行きたい! って顔

行こう!
520円が無駄になってもいい
諦めたら二度と登れないかも

一か?八か?
ガスのハイラインをブッ飛ばす

駐車場に到着


昨日と違うのは ガスでも観光客がたくさんいるのと
風雨で歩けないような天気じゃなかったこと

(うは! うは!)
ラッキー♪
さっそく支度を済ませレストハウスの横から
なだらかに始まる馬ノ背に向かった

(うりゃ


さすが観光山

登山道は すこぷる整備された道


山頂のある刈田岳 は後回しにして
蔵王最高峰の熊野岳 を まずは目指すことにする


私たち ホントついてたよねぇー

そうだな
雨も降ってないし山頂まで行けそうだな

嬉しそうに話をしながら馬ノ背を歩くふたり

登山道に立てられたポールに沿って
景色もへったくりもないガスの中を歩く

うが





ガスの中 楽しいのかな?
あんまり楽しくないですね

天気がよければ 先に続くステキな稜線や
花たちを楽しみながら歩いただろう

でも今日は ガス

進む方向は 登山道がうっすらと見えるのみ


左手側に柵が見えた

たぶん ここはお釜が見える場所


ガスのバカ!
何にも見えないじゃん


気温が低いせいか 陽が当たらないせいか
花たちは身をすくめ つぼみを固く閉ざしたまま
花びらを開こうとしない

(はぁ。。。)

なだらかに続く馬ノ背でも
歩いていると暑くなる

カッパを脱いだり来たり大忙し

分岐から熊野岳の登りに入った

ハァ




それほど長い距離の登りじゃない

しかぁ~し
久しぶりの山歩きの すえちせは
ちょっとの急登が大変なのだ


がんば! がんば!

ひとしさんと先に回り 後に回りして
すえちせをサポートしながら登る

縦走路と交わる稜線の分岐に出た

(よっしゃ


本来なら 稜線からは
さぞかし素晴らしい景色が見えることかと

でも今日は ガス

見渡す限り真っ白け
ほとんど視界ゼロ

目的地の熊野神社が見えた


よかったねぇー タロさん
蔵王は登れないかと思っていたよ

そうだなぁー
天気がよけりゃ もっとよかったけど

ボソボソとふたりの会話が聞こえた

ノロノロ山行の ひとちが一行を追いかけるように
たくさんの登山者が次々と山頂目指してやってくる

(あわわ

もたもたしていられない


さっそく石で囲われた神社の敷地に入り お礼参り


敷地内の小屋には たくさんの登山者が
ランチを広げ 押し合いへし合い大賑わい

おじゃましまぁ~す

マケジと すえちせを引き連れ乱入
しばしの休憩


神社の横にはお目当ての立派な山頂標識


ちせこさん的には
できれば 百名山 蔵王山
みたいな 蔵王強調標識がよかったかと思われるが
贅沢は言っていられない

なんたって たくさんの登山者が
記念撮影しようと横で待機しているのだから

(そう そう)
はい チーズ♪
カシャ

神社と山頂を後に 稜線を東に向かった


10分も平坦な広い稜線を歩くと避難小屋
ここにもたくさんの登山者が

あれ?
避難小屋 つぶれてるじゃん

壁を残し 入口はまるで石の門のようだ

長い年月 風雨にさらされ雑草が茂り見る影もない


その横に


頑固に石で造られた避難小屋は
木造やプレハブとは違う 雪の重みに耐える
厳つい小屋なのだ


扉を開けると意外にも中は暖かく
ストーブも置かれていたりして快適そう


冬になれば アイスモンスターが登場するような
さぶ~い山なのだ

こんな小屋があれば ちょっと安心かな?
なんて思ったよ


避難小屋から馬ノ背に下る

いつもながらに登りは強いが
下りともなると 足がヨレヨレの ちせこさん

ジャリジャリした急坂は怖いらしく
ストックがあっても なかなか足がおぼつかない

(あわわ

怖くてヤダねぇー
下りはキライ

片方手をつなぐと楽だよ

ブツブツ言いながら ゆるやかになるまで
ちがこさんの手をしっかり握る ちせこさんであった


馬ノ背まで下ると ちょっとだけ天気が回復?

しばらく進むと ひとしさんが大声で叫んだ

あっ!
お釜でた!

うっすらとガスの切れ間にエメラルドグリーンの
火口湖が浮かび上がった


わぁー すごいじゃん

よかったよぉー
お釜まで見ることができて

ガスでお釜は見えないものと半分以上
諦めていた すえちせも大満足


またひとつ
冥途の土産ができたよ

そう言って嬉しそうにガスの中に消えていく
お釜を覗いていた

柵に沿って ゆるやかに下っていく

一瞬見えた ご褒美のようなお釜も
それっきり顔を出すことはない

登りの時より明るくなった登山道には
たくさんの観光客が一目お釜を見ようと
柵に張り付いている

(お気の毒さまです


もう 疲れちゃった
足も痛いし レストハウスで待ってるよ

ちせこさん限界


刈田岳の分岐はレストハウスのすぐ横


ここから ちせこさんとはお別れ
三人で刈田嶺神社へ向かう

ちせこさん 刈田岳の山頂行かなくて
後悔しないのかな?
いいんだよ
熊野岳の山頂だけで十分満足してるから

あー
そうなのねぇー

さすが 観光山
サンダルでも歩けるような道を登ること5分


刈田嶺神社 に到着


記帳を済ませ 辺りを見回すと神社の横の高台に
ケルンがたくさんつまれているのが見えた


ん?
山頂っていうんだから
三角点だってあるはずだよね?
地図を見ると
バッチリ三角点マークがある

ど~こかな?
しばしウロウロしたものの
なかなか見つからない三角点

すみませ~ん
ここに三角点ってありますよね?
神主さんに聞いてみると
ほら あそこのケルンの上を
探してごらん ちゃんとあるから

さっそく捜索再開

あったぞーっ

嬉しそうに叫ぶ すえたろうさん


石に紛れてわかんなかったんだね

最後は刈田岳の標識の前でパチリ


ガスの蔵王山の山歩きに幕を閉じた

三度目の正直
でよかったね

二度あることは三度ある
ぢゃなくてさ!
ホント! ホント!
さ~てと これで終わったわけぢゃない

これから高速ブッ飛ばし
次の山に移動する

(よっしゃー


せわしい初秋の山旅は まだ続く





2013年09月03日
2013 初秋の山旅♪ Ⅰ
2013/8/30~9/1
とりあえず 行ってはみたものの・・・
蔵王山
(蔵王連邦エリア)
全山行 377回

蔵王山(熊野岳)の情報はこちら
蔵王山(刈田岳)の情報はこちら
天気
暴風雨
〈コース〉自宅(29日夜12:00)-蔵王寺-山頂終点(6:30-7:30)-宿-
古賀政男の碑-山頂終点-不動の滝-滝見台-宿(1:00)
初日敗退の記録・・・
これがホントの ザー王
パートⅠ
夏休みも終盤 最後の週末 
暑い夏を エアコンなしのケチケチ生活で
ややへたばり気味の すえちせを連れて
東北の山旅に出かけることにした
(うは うは)
今回の目的は?
もちろ~ん 来年の年賀状を飾る
かっちょいい すえちせ を
カメラに収めるため
どうせ 登るんなら
百名山
ちせこさん いつもながらに見栄っ張り
しかぁ~し 問題がある
年と共に体力低下
大変な山は登れない
近くの簡単に登れる百名山は
すでに登りつくしてしまった
そこで ひとちがが目をつけたが
東北に位置する 蔵王連峰
山頂の駐車場まで 車でピュっと行け
往復2時間程度 がんばれば
最高峰 熊野岳 に登ることができる
(すごいじゃん
)
登らない手はない
夏場なら ゆるやかに続く稜線を
花を見ながら楽しむことができる観光山
(よいですなぁー
)
蔵王に向けて スタート
赤い鳥居の下をくぐり
車は 蔵王エコーラインに入った
(よっしゃ
)

最初に立ち寄ったのは
エコーライン沿いにある 蔵王寺
麓はまずまずの天気だったのに
黒い雲が怪しく 風が道路周辺の木々を
大きく揺らしている
寺の前に降り立ったものの
あまりの風の強さで車のドアが開かない始末
ひゃぁーっ

お参りどころの騒ぎぢゃない

冬場は閉まるゲートを三つほど越えて
ウネウネと標高を上げて車は進む
本来なら素晴らしい景色を眺めながら
進んで行くはずが ガスで真っ白
何にも見えない
(きゃぁーっ
)
料金所手前までくると 視界は10mもなく
風に加えて叩きつけるような雨まで降ってきた
(げっ
)
どうすりゃいいの?

おかしいなー
天気予報じゃ 今日は雲の予報
こんなはずじゃなかったのに
山の天気ですからねぇー
仕方ないですよ
想定外の事態発生
駐車場に到着
広い駐車場に車は一台もいない
(あわわ
)
シーン
賑やかな観光山の駐車場とは思えないような
静まり返ったスペース

叩きつける雨と 荒れ狂う風が車を揺らす
ぶぉん ぶぉん
ザ ザァー

どうしよう?
どうします?
こんな場合でも ひとちがだけなら登る
しかぁーし 今日は後部座席に
ふがふがと居眠りしている年寄が2名
無謀な山歩きをするわけにはいかない
(そう そう)
ちょっと車で待機しますか
ここまで 運転しっぱなしの ひとしさん
ふがふがと居眠りをする すえちせに右に倣い
休憩を兼ねて風雨が治まるのを待つことにした
(あはは。。。)
Zzzz

風雨は治まるどころか
益々ひどくなる一方
どどどどど
ザー ザー
ダメだ こりゃ
せっかくここまで来たものの
これ以上待っても登れる見込みもない
(はぁ。。。)
かといって こんな天気じゃ観光もできないし
観光する場所も特にない
どうしよう?
どうします?
今夜宿泊する宿に電話し 無理を承知で
早朝から宿に入ることができるか交渉
どうぞ
お客さん少ないのでいらしてください
気持ちよく宿のご主人が対応してくれた
あ゛―
よかった
エコーラインを40分ほど下った場所にある
蔵王・青根温泉 にある宿に到着

青根温泉に宿は何軒かあるものの
周辺はひなびていて とても静か
憎らしいことに宿まで下ると
天気は回復 空は青い
(ぶぅ。。。)
部屋に通され荷物は置いたものの
このまま温泉に入ってしまえば
二度と外に出るのはイヤになるはず
そわそわと 落ち着きのない
ひとちが一行
どうする?
どうします?
悩んだ末 再び蔵王の山頂に向かうことに
(あはは。)
青根温泉 唯一の観光スポット
古賀政男先生の歌碑

遠征するたび見つけた歌碑を
楽しみにしてきた ちせこさん
寄らない手はない
さっそく紅葉台とよばれる展望地の近くにある
歌碑まで車で移動
整備された敷地には 何やら工事している人が
数人いるものの観光客はいない
満開のコバギボウシが薄紫の花を
敷群れを成して咲いていた

古賀政男先生の有名な曲といえば
もちろん この曲 影を慕いて

立派な歌碑の横には 詩碑もある

と
詩碑の前に このような物
なんだろ これ?

じっと見ていると
工事の人が教えてくれた
この上に乗ると 本来は曲のメロディーが
流れるんですよ
壊れちゃって 今修復してる所なんです
ふーん
そりゃ残念
地中に機械が埋め込まれているので5年もすると
壊れて修復しないとダメなんだとか・・・
敷地には 古賀先生の自宅の庭に置かれていたものを
譲りうけ 数点展示してある
こんなものや

全長2mはある 大タヌキ
こんなもの

紅葉台からは 蔵王が見渡せるそうだが
震災で崩れてしまい 立ち入り禁止
(はぁ。)

エコーラインを 車でのぼっていく

早朝よりは まだマシかと思った

なんか また白くなってきたような

東北まで来たんだから
できれば登りたい

ゲートを通過するごとに周辺は白くなり
視界が悪く 風雨が激しくなってきた
(げっ
)
料金所を通過し 山頂終点まできたものの
状況は変わることなく 車から降りることさえできない
(きゃぁー やっぱり
)

仕方がないので 再び宿に戻ることにした
それでもせめて滝だけでも見ましょうと
エコーライン沿いにある不動尊に ちょっと寄り道


カッパを着て滝の展望台まで降りてみる

おっ!
見えた 見えた

ズーム

少し下って滝見台
ここからも不動滝が見える
三階の滝は むかし カニとウナギが
住処をめぐり激しい戦いをした場所なんだって

ズーム

宿に到着

ひとちが一行がお世話になった宿はこちら
蔵王・青根温泉 山のめぐみ とだ家

泉質:アルカリ性単純泉(透明)
露天風呂からは 花房山・川音山が見えます

今日は待機日になっちゃったけど
また明日 がんばろ!

美味しい山の料理を食べて
初日は待機日
温泉三昧の ひとちが一行でありました

おまけ 
宮城県のキャラクター

おむすび丸
そして川崎町のキャラクター

チョコえもん
パートⅡはこちら 
パートⅢはこちら 
パートⅣはこちら 
とりあえず 行ってはみたものの・・・
蔵王山
(蔵王連邦エリア)
全山行 377回





天気


〈コース〉自宅(29日夜12:00)-蔵王寺-山頂終点(6:30-7:30)-宿-
古賀政男の碑-山頂終点-不動の滝-滝見台-宿(1:00)
初日敗退の記録・・・
これがホントの ザー王
パートⅠ


暑い夏を エアコンなしのケチケチ生活で
ややへたばり気味の すえちせを連れて
東北の山旅に出かけることにした

(うは うは)
今回の目的は?
もちろ~ん 来年の年賀状を飾る
かっちょいい すえちせ を
カメラに収めるため

どうせ 登るんなら
百名山

ちせこさん いつもながらに見栄っ張り

しかぁ~し 問題がある

年と共に体力低下
大変な山は登れない

近くの簡単に登れる百名山は
すでに登りつくしてしまった

そこで ひとちがが目をつけたが
東北に位置する 蔵王連峰

山頂の駐車場まで 車でピュっと行け
往復2時間程度 がんばれば
最高峰 熊野岳 に登ることができる

(すごいじゃん

登らない手はない

夏場なら ゆるやかに続く稜線を
花を見ながら楽しむことができる観光山

(よいですなぁー

蔵王に向けて スタート

赤い鳥居の下をくぐり
車は 蔵王エコーラインに入った

(よっしゃ


最初に立ち寄ったのは
エコーライン沿いにある 蔵王寺

麓はまずまずの天気だったのに
黒い雲が怪しく 風が道路周辺の木々を
大きく揺らしている

寺の前に降り立ったものの
あまりの風の強さで車のドアが開かない始末

ひゃぁーっ


お参りどころの騒ぎぢゃない


冬場は閉まるゲートを三つほど越えて
ウネウネと標高を上げて車は進む

本来なら素晴らしい景色を眺めながら
進んで行くはずが ガスで真っ白
何にも見えない

(きゃぁーっ

料金所手前までくると 視界は10mもなく
風に加えて叩きつけるような雨まで降ってきた

(げっ

どうすりゃいいの?

おかしいなー
天気予報じゃ 今日は雲の予報
こんなはずじゃなかったのに

山の天気ですからねぇー
仕方ないですよ

想定外の事態発生

駐車場に到着

広い駐車場に車は一台もいない

(あわわ

シーン
賑やかな観光山の駐車場とは思えないような
静まり返ったスペース


叩きつける雨と 荒れ狂う風が車を揺らす

ぶぉん ぶぉん
ザ ザァー

どうしよう?
どうします?
こんな場合でも ひとちがだけなら登る

しかぁーし 今日は後部座席に
ふがふがと居眠りしている年寄が2名

無謀な山歩きをするわけにはいかない

(そう そう)
ちょっと車で待機しますか

ここまで 運転しっぱなしの ひとしさん
ふがふがと居眠りをする すえちせに右に倣い
休憩を兼ねて風雨が治まるのを待つことにした

(あはは。。。)
Zzzz


風雨は治まるどころか
益々ひどくなる一方

どどどどど
ザー ザー
ダメだ こりゃ

せっかくここまで来たものの
これ以上待っても登れる見込みもない

(はぁ。。。)
かといって こんな天気じゃ観光もできないし
観光する場所も特にない

どうしよう?
どうします?
今夜宿泊する宿に電話し 無理を承知で
早朝から宿に入ることができるか交渉

どうぞ
お客さん少ないのでいらしてください

気持ちよく宿のご主人が対応してくれた

あ゛―
よかった

エコーラインを40分ほど下った場所にある
蔵王・青根温泉 にある宿に到着


青根温泉に宿は何軒かあるものの
周辺はひなびていて とても静か

憎らしいことに宿まで下ると
天気は回復 空は青い

(ぶぅ。。。)
部屋に通され荷物は置いたものの
このまま温泉に入ってしまえば
二度と外に出るのはイヤになるはず

そわそわと 落ち着きのない
ひとちが一行

どうする?
どうします?
悩んだ末 再び蔵王の山頂に向かうことに

(あはは。)
青根温泉 唯一の観光スポット
古賀政男先生の歌碑

遠征するたび見つけた歌碑を
楽しみにしてきた ちせこさん

寄らない手はない

さっそく紅葉台とよばれる展望地の近くにある
歌碑まで車で移動

整備された敷地には 何やら工事している人が
数人いるものの観光客はいない

満開のコバギボウシが薄紫の花を
敷群れを成して咲いていた


古賀政男先生の有名な曲といえば
もちろん この曲 影を慕いて

立派な歌碑の横には 詩碑もある


と
詩碑の前に このような物

なんだろ これ?

じっと見ていると
工事の人が教えてくれた

この上に乗ると 本来は曲のメロディーが
流れるんですよ
壊れちゃって 今修復してる所なんです

ふーん
そりゃ残念

地中に機械が埋め込まれているので5年もすると
壊れて修復しないとダメなんだとか・・・
敷地には 古賀先生の自宅の庭に置かれていたものを
譲りうけ 数点展示してある

こんなものや

全長2mはある 大タヌキ
こんなもの

紅葉台からは 蔵王が見渡せるそうだが
震災で崩れてしまい 立ち入り禁止

(はぁ。)

エコーラインを 車でのぼっていく


早朝よりは まだマシかと思った


なんか また白くなってきたような


東北まで来たんだから
できれば登りたい


ゲートを通過するごとに周辺は白くなり
視界が悪く 風雨が激しくなってきた

(げっ

料金所を通過し 山頂終点まできたものの
状況は変わることなく 車から降りることさえできない

(きゃぁー やっぱり


仕方がないので 再び宿に戻ることにした

それでもせめて滝だけでも見ましょうと
エコーライン沿いにある不動尊に ちょっと寄り道



カッパを着て滝の展望台まで降りてみる


おっ!
見えた 見えた


ズーム

少し下って滝見台
ここからも不動滝が見える

三階の滝は むかし カニとウナギが
住処をめぐり激しい戦いをした場所なんだって


ズーム

宿に到着


ひとちが一行がお世話になった宿はこちら
蔵王・青根温泉 山のめぐみ とだ家

泉質:アルカリ性単純泉(透明)
露天風呂からは 花房山・川音山が見えます


今日は待機日になっちゃったけど
また明日 がんばろ!

美味しい山の料理を食べて
初日は待機日
温泉三昧の ひとちが一行でありました





宮城県のキャラクター

おむすび丸
そして川崎町のキャラクター

チョコえもん





