2016年05月18日
2016年04月28日
2013年11月09日
捕獲!
2013/11/4
昼から出動!
九鬼山
(道志山塊エリア)
全山行 388回

九鬼山の情報はこちら
前日の山歩きはこちら 
標高 九鬼山 970M
天気 山頂はガス?
山行時間 3時間30分
〈コース〉落合水路橋(11:30)-杉山新道-弥生峠-久美山-
山頂(2:00)-天狗岩-愛宕神社-落合水路橋(3:00)
今まで 気付かなかったけど
木々は小金に輝いていた
いいねぇ~
夜中どしゃぶりだった雨も上がり
大月方向に車は走る
ランチには 少し早いけど 吉田のうどん を
まんぷくぷく食べて河口湖道路に入った
いい天気になったねぇー
はい
午後からでも楽しめそうですね
そんな会話をしていると
登ろうとしている山が目の前に現れた

なんじゃい
山頂だけ雲
登る気マンマンだったのに
やる気を削がれる
(はぁ。。。)
登っているうちに
晴れるかもしれませんよ
そう願いたい
地図に書かれている駐車場マークを目指し
しばしウロウロと町中を彷徨って
辿りついた 落合水路橋

レトロな雰囲気でスゴくいい

透き通るような水が流れていた

レトロな水路橋の下を潜って
駐車場を物色したものの
やっぱり駐車場らしきものはなく
庭で洗濯物を干している 奥さんを
つかまえて聞いてみた
あのー
この辺りに九鬼山の駐車場があると
思うんですがどこでしょうか?
あー
駐車場っていうのはないですよ
でも そこは皆さん無断で停めて
山に行っちゃうみたいですから
偶然ひとちがが車を停めた場所
土地の所有者は誰かわかりませんが
たぶん停めても大丈夫だと思います
責任は負えないけど
こーゆーのは
ラッキー と言えるのか?
まぁ いいです
さっそく車を無断駐車して
歩き始めた
(すみませーん
)

どこにでもあるような住宅街
道なりに進むと 九鬼山の案内標識

振りかえると 仲よく並んだ石仏さん達に
手を併せ 今日の山歩きの無事を祈る
礼儀正しい ひとしさんがいた
(あは。)

今日は周遊コース
どっちから登っても
そう大差ないはず
と 安易な気持ちで 杉山新道 を選択
登山口を進んでいくと
なにやら ヌルヌルした道
黒い土の上に丸っこい茶色の物が落ちている
あっ これ

土の中に半分埋まっているもの
登山道の横斜面の枯葉に潜むもの
容赦なく ちがこさん捕獲

地図を入れてあったビニール袋は
たちまち茶色の物体でいっぱいになった
この時期 どこの山にもドングリは
転がっているけど クヌギのドングリに
お目にかかることはなかった
ここはクヌギ林 

いやぁー
やっぱ登山口で ちゃんと石仏さん達に
ご挨拶したのがよかったのかな?
大きなドングリが珍しいのか
いつもになく ひとしさんも
ちがこさんを手伝って ドングリ拾い

クヌギ林が終わっても 強欲な ちがこさんは
しつこく登山道とにらめっこ

重たくなったビニール袋を
ブラブラ下げて歩くのも苦痛になってきた
もうクヌギ林は終わっちゃいましたよ
ちっとも峠につけません
わかったよぉー
登るってば

ドングリでいっぱいになった袋は
ひとしさんのザックに収まった
(あは。)
雨上がりの山は湿っている
一生懸命登るとたちまち汗が
吹き出る始末
あ゛ぢいー

今まで 気付かなかったけど
木々は小金に輝いていた
いいねぇ~

気持ちいい登山道を一気に登る

弥生峠に到着

峠から登山道は尾根筋を
ゆるやかに続いていた
うが
うが
うが
うが

展望地に出た
願いは空しく ガスはやっぱり
山の上付近をウロウロしているらしい
(はぁ。。。)

本来 天気がよければ
こんな風に景色を楽しめるはず

諦めて稜線をズンズン進む
久美山の分岐に到着

山頂までは もう少し

でたぁーっ

ドングリ拾いで1時間も
オーバーしちゃったけど
無事 九鬼山のピークを踏んだ
で 景色は?
はい この通り

本来 天気がよければ
山頂からは こんな景色を拝めるはず

滞在時間10分

山を下ろう

ここで気が付いた
何気に 杉山新道を登ってきたけど
下山路は 地図に思いっきり
急坂 と記載
ストックは持参してきたので
ロープを頼ることもなく
おっかなびっくり急坂を下る

ひゃぁーっ
やっぱ先に 神社さんに挨拶しなかったから
バチ当たりコース になっちゃったね
それにしても急ですね
それでもステキな秋山は
足元も秋でいっぱいだ

昨日みたいに油断しないで
慎重に下ってね
わかってるって

嬉しい看板を見つけた

さっそく天狗岩に向かう

天気がよければもっと素晴らしいはず

富士山はやっぱり顔を見せなかった
(ぶぅ。。。)

ちなみに これは晴天時の
天狗岩からの景色

急坂の終わりには こんな看板

反対コースの方が楽ちんだったかもね
苦笑い
神社の社の横には
九鬼山を突き抜ける最先端の実験コース

赤い鳥居を潜り
最後になっちゃったけど
神社さんに手を併せた

次回は天気がいい日に来たい
この目で富士山を もう一度ながめに
昼から出動!
九鬼山
(道志山塊エリア)
全山行 388回





標高 九鬼山 970M
天気 山頂はガス?
山行時間 3時間30分
〈コース〉落合水路橋(11:30)-杉山新道-弥生峠-久美山-
山頂(2:00)-天狗岩-愛宕神社-落合水路橋(3:00)
今まで 気付かなかったけど
木々は小金に輝いていた

いいねぇ~

夜中どしゃぶりだった雨も上がり
大月方向に車は走る

ランチには 少し早いけど 吉田のうどん を
まんぷくぷく食べて河口湖道路に入った

いい天気になったねぇー

はい
午後からでも楽しめそうですね

そんな会話をしていると
登ろうとしている山が目の前に現れた


なんじゃい
山頂だけ雲

登る気マンマンだったのに
やる気を削がれる

(はぁ。。。)
登っているうちに
晴れるかもしれませんよ

そう願いたい

地図に書かれている駐車場マークを目指し
しばしウロウロと町中を彷徨って
辿りついた 落合水路橋

レトロな雰囲気でスゴくいい


透き通るような水が流れていた


レトロな水路橋の下を潜って
駐車場を物色したものの
やっぱり駐車場らしきものはなく
庭で洗濯物を干している 奥さんを
つかまえて聞いてみた

あのー
この辺りに九鬼山の駐車場があると
思うんですがどこでしょうか?
あー
駐車場っていうのはないですよ
でも そこは皆さん無断で停めて
山に行っちゃうみたいですから

偶然ひとちがが車を停めた場所

土地の所有者は誰かわかりませんが
たぶん停めても大丈夫だと思います
責任は負えないけど

こーゆーのは
ラッキー と言えるのか?
まぁ いいです

さっそく車を無断駐車して
歩き始めた

(すみませーん


どこにでもあるような住宅街
道なりに進むと 九鬼山の案内標識


振りかえると 仲よく並んだ石仏さん達に
手を併せ 今日の山歩きの無事を祈る
礼儀正しい ひとしさんがいた

(あは。)

今日は周遊コース
どっちから登っても
そう大差ないはず

と 安易な気持ちで 杉山新道 を選択

登山口を進んでいくと
なにやら ヌルヌルした道


黒い土の上に丸っこい茶色の物が落ちている

あっ これ


土の中に半分埋まっているもの
登山道の横斜面の枯葉に潜むもの
容赦なく ちがこさん捕獲


地図を入れてあったビニール袋は
たちまち茶色の物体でいっぱいになった

この時期 どこの山にもドングリは
転がっているけど クヌギのドングリに
お目にかかることはなかった



いやぁー
やっぱ登山口で ちゃんと石仏さん達に
ご挨拶したのがよかったのかな?
大きなドングリが珍しいのか
いつもになく ひとしさんも
ちがこさんを手伝って ドングリ拾い


クヌギ林が終わっても 強欲な ちがこさんは
しつこく登山道とにらめっこ


重たくなったビニール袋を
ブラブラ下げて歩くのも苦痛になってきた

もうクヌギ林は終わっちゃいましたよ

ちっとも峠につけません

わかったよぉー

登るってば


ドングリでいっぱいになった袋は
ひとしさんのザックに収まった

(あは。)
雨上がりの山は湿っている

一生懸命登るとたちまち汗が
吹き出る始末

あ゛ぢいー


今まで 気付かなかったけど
木々は小金に輝いていた

いいねぇ~


気持ちいい登山道を一気に登る


弥生峠に到着


峠から登山道は尾根筋を
ゆるやかに続いていた

うが





展望地に出た

願いは空しく ガスはやっぱり
山の上付近をウロウロしているらしい

(はぁ。。。)

本来 天気がよければ
こんな風に景色を楽しめるはず


諦めて稜線をズンズン進む
久美山の分岐に到着


山頂までは もう少し


でたぁーっ


ドングリ拾いで1時間も
オーバーしちゃったけど
無事 九鬼山のピークを踏んだ

で 景色は?
はい この通り


本来 天気がよければ
山頂からは こんな景色を拝めるはず


滞在時間10分

山を下ろう


ここで気が付いた

何気に 杉山新道を登ってきたけど
下山路は 地図に思いっきり
急坂 と記載

ストックは持参してきたので
ロープを頼ることもなく
おっかなびっくり急坂を下る


ひゃぁーっ

やっぱ先に 神社さんに挨拶しなかったから
バチ当たりコース になっちゃったね

それにしても急ですね

それでもステキな秋山は
足元も秋でいっぱいだ


昨日みたいに油断しないで
慎重に下ってね

わかってるって


嬉しい看板を見つけた


さっそく天狗岩に向かう


天気がよければもっと素晴らしいはず


富士山はやっぱり顔を見せなかった

(ぶぅ。。。)

ちなみに これは晴天時の
天狗岩からの景色


急坂の終わりには こんな看板


反対コースの方が楽ちんだったかもね

苦笑い

神社の社の横には
九鬼山を突き抜ける最先端の実験コース


赤い鳥居を潜り
最後になっちゃったけど
神社さんに手を併せた


次回は天気がいい日に来たい
この目で富士山を もう一度ながめに

2013年04月09日
じぇ!
2013/4/7
春の嵐が過ぎ去った後は?
菜畑山
(道志エリア)
全山行 353回

菜畑山の情報はこちら
標高 菜畑山 1283.3m
天気
曇り・
晴れ
山行時間 3時間30分
〈コース〉養豚場ちょい上の林道スペース(11:00)-テレビ中継塔(11:40)-
菜畑山(12:40-1:10)-ピストンで駐車スペース(2:30)
みなさんはNHKの朝の連続ドラを
ご覧いただくことがあるだろうか?
4月になって新しいお話が始まった
三陸鉄道、リアス海岸を舞台にした東北の話
その名も あまちゃん
お話の中で 驚きの表現として
じぇ という方言が何度も出てくる
今回 ひとちががお届けするのは
じぇ 連発 山歩きの話
朝が来た
昨日は天気が悪く山を諦めた ひとちが
週末山歩きに出かけられないなんて
ストレスの元
(そう! そう!)
ちがこさんは 布団の中で考えた
雨さえ降ってなかったら
もしかしなくて山に行けるかも
ねぇー ひとしさん
山行きたいね
ちがこさんの一言に
待ってましたとばかり
布団から ガバッ と起き上がり
天気予報をチェックする ひとしさん
えーとですねえー
曇りかな?
昼は晴れマークがついてますよ
おお♪
目星をつけた山は昼が晴れ
今から準備すれば グッドタイミング
行かない手はない
ついでといっちゃ なんだけど
起きたてポンの すえちせにも
声をかけてみることにする
そんな急じゃ
いくらなんでも無理でしょ
タロさん 山行くってよ
さっさと支度して出かけるから
温泉も行くってよ
じゃ 行く
計画もへったくりもないまま
自宅を出発
(あはは。)
御殿場方面から山中湖を目指す
曇りどころか 時々雨のガスガス天気
(ぶぅ
)

こりゃ 頂上から富士山なんか
とても見えないよね
そうですね
雨が降らないといいんですが
天気予報を信じるのみ
そんなに上手くいくかな?
いいの
道志エリアに入ると ガスは消え
村は上々の天気
(うは! うは!)
ようやく春になり 山歩きをする気に
なった すえちせ

桜は満開
色とりどりの花が咲き乱れ
流れる川も春うらら

と言いたかったが
尋常なく強い風
春先最初の山歩きとしては
幸先不安
曙橋の横から林道を車で登っていく
すえちせの足では通常の2倍時間がかかる
時間短縮、林道で稼ごうってわけ
ガイドブックによれば林道終点の
テレビ中継塔まで舗装されており
駐車スペースもあるとのこと
問題なし
と ちがこさんは思った
ところが
尋常なくいい臭いのする養豚場を過ぎると
道は風で落ちた木の枝や 落石で道は荒れている
その上 道幅が狭いときた
予想外

ちがこさん的には こんなのフツーと
思うのだか ひとしさんは違う
毎回 道幅が狭い とか 道が悪い とかで
押し問答となり喧嘩が勃発するのだ
ピーンチ
ラッキーなことに 今日は後部座席に
すえちせが乗っている
うじゃうじゃと押し問答
してる場合ぢゃない

多数決の結果
車を乗り捨てて歩くことになった


(あはは。)
大丈夫かなぁー?
少しでも上に駐車しないと
すえちせ 山頂まで行けないかも
ちがこさんの 不安をよそに
カッパを着こんだ四人
まるで信号機のようだ
コワイよ あんたたち

うが
うが
うが
うが
ゆるやかな林道を登っていく

しばらく進むと明るい展望地に出た
見上げると大きな鉄塔がそびえている

わわ!
これがテレビ塔かな?
丁度駐車スペースもあるし
きっとそうですよ
そうだよね そう! そう!
にしては
送電線が気になるのは何故?

風は益々強くなった

耐風姿勢じゃなきゃ 立っていられない
写真を撮ろうとすると へっぴり構えになる

すえちせ 登場
キョロキョロと怪しい行動をとるのは
すえたろうさん

春になって山菜が気になるわけだ
これは食べられないけど
オスのコゴミだぞぉー

せっかちの ちせこさんは 先を急ごうと
すえたろうさんのお尻をつつく
(あは。)
「舗装路は中継塔まで」と書いてあったのに
やっぱり舗装路は続いている
おかしい
何かが違う
確かにこのボコボコ石の転がった林道を
車で走るよりは歩いた方がいいと思うけど

風は止むことなく吹き続ける
林道沿いの大きな木が音をたてて
しなっていた
(あわわ
)
倒れてくるんじゃないかと
ヒヤヒヤ
すえちせを後目に
ズンズン林道を登っていく
すえたろうさんは登りが辛いので
一歩みも遅い

なかなか進まない
林道歩き
ようやく舗装路が終わった
よかったねぇー
お 終わった?
えっ?
まさか・・・

ひとちがが目にしたのは

さっきの鉄塔はいったい何だったのか?
大急ぎで地図を確認すると
ちがこさん ここをよぉ~く見ると
送電線が書かれてありますぅ
ってことは ここがホントの
中継塔

なんじゃい 結局林道の
大半を歩いてきたわけだ
どうりで長いと思ったよ
まいりましたね
すえちせ ここまでだって必死なのに
ここからまた一時間もかかるって知ったら
ヤバいんじゃない
真実を伝えるべきか
伝えぬべきか

遅れて すえちせ登場

あれ ここから山道だね
随分急だなぁ
何でもない顔をして
登ることにした
うが
うが
うが
うが
ちせこさんは軽快でズンズン山道を登っていく
反して すえたろうさんは言葉もなく苦しそう

林にかけられたカラフルな巣箱は
きっと地元の子供たちがつけたものだ

暗い林は色とりどりのマーカーで描かれた
巣箱で明るく ほのぼのする
急登は続く
山頂まであと20分 と標識が
20分と書かれていても
すえちせは40分はかかるのだ

もうダメかもね
すえたろうさんの身体を心配し
ちせこさんがつぶやいた
あと ちょっとだよ
あんたにはいつも騙されるから
人聞きの悪い
ゆっくり登れば
大丈夫だ
そう言って すえたろうさんは
山頂を目指す
まだ 長いなぁ
うが
うが
うが
うが

二人を置いて一足先に山頂へ
ひとちがなら ひとっとび!
でたぁーっ

開けた東屋のある山頂
予想通り 天気は晴れ
いいじゃん いいじゃん
風もやや収まり 陽だまりの中で
おむすび食べたら最高の山頂
(うん、うん
)
山行時間が短いから
食糧何も持ってなかった
あららん
ようやく すえちせが登ってきた

やったぞぉ
よかったねぇー
タロさん
大喜びの すえちせ

山梨百名山の棒を抱えた
ちせこさんはホクホクだ

東屋の椅子に座り しばし景色を眺める
冷たいお茶が胃にしみる

お目当ての富士山は
残念ながら雲の中

それでも春の最初の山を
がんばって登れた すえちせには
最高の山頂だろう
(うん、うん
)
かえろっか♪
ゆっくり急坂を下っていく

電波塔に到着
ここからは舗装路一本道
登りは弱い すえたろうさんだが
下りは心配ないので ちせこさんを
まかせて 先を歩くことにした
天気が怪しい
黒い雲が山を覆い始めた
足早に車に到着すると
パラパラ雨
大丈夫かな?
ちっともこないね
そうですね
道間違えるってことは
ないとは思いますが
すえちせなら
ありえる
不安になって 舗装路を登っていくことにした
(はぁ。。。)
おーい
おーい
先に向かって 叫んでも
返事なし
どうしちゃったんだろ?
送電線の鉄塔までくると
上から ちせこさんを肩に抱えた
すえたろうさん?
じぇ!

ど どうしたの?
転んだ?
貧血で気持ち悪くなった
じぇ! じぇ!
えーっ?
どこから?
電波塔のすぐ下からだ
負ぶってやるっていっても
言うこときかないから
倒れ込むようにして
ちせこさんは舗装路に
ひっくりかえった
なんで貧血になんか
なっちゃったのかな?
お腹がすいたから
じぇ! じぇ! じぇ!
まさか お腹がすいて ひっくりかえるなんて
想像もしなかった

しかぁーし
よ~く考えてみたら
ちせこさん=ちがこさん=しょうたろう選手
親子三代で腹っぺらし
食糧持たずに山歩きなど
自殺行為に等しい
教訓:どんな短い山歩きでも行動食と水分は
持ち歩きましょうね
車をまわしてきてくれた ひとしさんと
ちがこさんに 抱えられるようにして
ちせこさんは車に転がり込んだ
(ほっ
)
温泉に移動
食堂で 山のように料理を注文し
がっつく ちせこさん
あー
すっかり貧血治っちゃった
よかったよ
大したことなくて
呆れて見ているのは
ひとしさんと すえたろうさん
短い時間の山歩きなのに
ハプニングはつきものだ
今回も 期待を裏切らないで
やらかしてくれたね すえちせ
次はどこに行こうか
今度は食糧こらしょと持って
山に行こう

帰りの山中湖からは
富士山がくっきり顔を出していたよ
あはははは
この日の立ち寄り湯はこちら
道志の湯
露天に陶器風呂、ひのきのお風呂もあるよ
春の嵐が過ぎ去った後は?
菜畑山
(道志エリア)
全山行 353回



標高 菜畑山 1283.3m
天気


山行時間 3時間30分
〈コース〉養豚場ちょい上の林道スペース(11:00)-テレビ中継塔(11:40)-
菜畑山(12:40-1:10)-ピストンで駐車スペース(2:30)
みなさんはNHKの朝の連続ドラを
ご覧いただくことがあるだろうか?
4月になって新しいお話が始まった

三陸鉄道、リアス海岸を舞台にした東北の話
その名も あまちゃん

お話の中で 驚きの表現として
じぇ という方言が何度も出てくる

今回 ひとちががお届けするのは
じぇ 連発 山歩きの話

朝が来た

昨日は天気が悪く山を諦めた ひとちが

週末山歩きに出かけられないなんて
ストレスの元
(そう! そう!)
ちがこさんは 布団の中で考えた

雨さえ降ってなかったら
もしかしなくて山に行けるかも

ねぇー ひとしさん
山行きたいね

ちがこさんの一言に
待ってましたとばかり
布団から ガバッ と起き上がり
天気予報をチェックする ひとしさん

えーとですねえー
曇りかな?
昼は晴れマークがついてますよ

おお♪
目星をつけた山は昼が晴れ

今から準備すれば グッドタイミング

行かない手はない

ついでといっちゃ なんだけど
起きたてポンの すえちせにも
声をかけてみることにする

そんな急じゃ
いくらなんでも無理でしょ

タロさん 山行くってよ
さっさと支度して出かけるから

温泉も行くってよ

じゃ 行く

計画もへったくりもないまま
自宅を出発

(あはは。)
御殿場方面から山中湖を目指す

曇りどころか 時々雨のガスガス天気

(ぶぅ


こりゃ 頂上から富士山なんか
とても見えないよね

そうですね
雨が降らないといいんですが

天気予報を信じるのみ
そんなに上手くいくかな?
いいの

道志エリアに入ると ガスは消え
村は上々の天気

(うは! うは!)
ようやく春になり 山歩きをする気に
なった すえちせ


桜は満開

色とりどりの花が咲き乱れ
流れる川も春うらら


と言いたかったが
尋常なく強い風

春先最初の山歩きとしては
幸先不安

曙橋の横から林道を車で登っていく

すえちせの足では通常の2倍時間がかかる
時間短縮、林道で稼ごうってわけ

ガイドブックによれば林道終点の
テレビ中継塔まで舗装されており
駐車スペースもあるとのこと

問題なし
と ちがこさんは思った

ところが
尋常なくいい臭いのする養豚場を過ぎると
道は風で落ちた木の枝や 落石で道は荒れている

その上 道幅が狭いときた

予想外

ちがこさん的には こんなのフツーと
思うのだか ひとしさんは違う

毎回 道幅が狭い とか 道が悪い とかで
押し問答となり喧嘩が勃発するのだ

ピーンチ

ラッキーなことに 今日は後部座席に
すえちせが乗っている

うじゃうじゃと押し問答
してる場合ぢゃない


多数決の結果
車を乗り捨てて歩くことになった



(あはは。)
大丈夫かなぁー?
少しでも上に駐車しないと
すえちせ 山頂まで行けないかも

ちがこさんの 不安をよそに
カッパを着こんだ四人

まるで信号機のようだ

コワイよ あんたたち


うが




ゆるやかな林道を登っていく


しばらく進むと明るい展望地に出た

見上げると大きな鉄塔がそびえている


わわ!
これがテレビ塔かな?
丁度駐車スペースもあるし
きっとそうですよ

そうだよね そう! そう!
にしては
送電線が気になるのは何故?

風は益々強くなった


耐風姿勢じゃなきゃ 立っていられない

写真を撮ろうとすると へっぴり構えになる


すえちせ 登場

キョロキョロと怪しい行動をとるのは
すえたろうさん


春になって山菜が気になるわけだ

これは食べられないけど
オスのコゴミだぞぉー

せっかちの ちせこさんは 先を急ごうと
すえたろうさんのお尻をつつく

(あは。)
「舗装路は中継塔まで」と書いてあったのに
やっぱり舗装路は続いている

おかしい
何かが違う

確かにこのボコボコ石の転がった林道を
車で走るよりは歩いた方がいいと思うけど


風は止むことなく吹き続ける

林道沿いの大きな木が音をたてて
しなっていた

(あわわ

倒れてくるんじゃないかと
ヒヤヒヤ

すえちせを後目に
ズンズン林道を登っていく

すえたろうさんは登りが辛いので
一歩みも遅い


なかなか進まない
林道歩き

ようやく舗装路が終わった

よかったねぇー
お 終わった?
えっ?
まさか・・・

ひとちがが目にしたのは


さっきの鉄塔はいったい何だったのか?
大急ぎで地図を確認すると

ちがこさん ここをよぉ~く見ると
送電線が書かれてありますぅ

ってことは ここがホントの
中継塔


なんじゃい 結局林道の
大半を歩いてきたわけだ

どうりで長いと思ったよ

まいりましたね

すえちせ ここまでだって必死なのに
ここからまた一時間もかかるって知ったら
ヤバいんじゃない

真実を伝えるべきか
伝えぬべきか

遅れて すえちせ登場


あれ ここから山道だね

随分急だなぁ

何でもない顔をして
登ることにした

うが




ちせこさんは軽快でズンズン山道を登っていく
反して すえたろうさんは言葉もなく苦しそう


林にかけられたカラフルな巣箱は
きっと地元の子供たちがつけたものだ




暗い林は色とりどりのマーカーで描かれた
巣箱で明るく ほのぼのする

急登は続く

山頂まであと20分 と標識が

20分と書かれていても
すえちせは40分はかかるのだ


もうダメかもね

すえたろうさんの身体を心配し
ちせこさんがつぶやいた

あと ちょっとだよ

あんたにはいつも騙されるから

人聞きの悪い

ゆっくり登れば
大丈夫だ

そう言って すえたろうさんは
山頂を目指す

まだ 長いなぁ

うが





二人を置いて一足先に山頂へ

ひとちがなら ひとっとび!
でたぁーっ


開けた東屋のある山頂
予想通り 天気は晴れ

いいじゃん いいじゃん

風もやや収まり 陽だまりの中で
おむすび食べたら最高の山頂

(うん、うん

山行時間が短いから
食糧何も持ってなかった

あららん

ようやく すえちせが登ってきた


やったぞぉ

よかったねぇー
タロさん

大喜びの すえちせ


山梨百名山の棒を抱えた
ちせこさんはホクホクだ


東屋の椅子に座り しばし景色を眺める
冷たいお茶が胃にしみる


お目当ての富士山は
残念ながら雲の中


それでも春の最初の山を
がんばって登れた すえちせには
最高の山頂だろう

(うん、うん

かえろっか♪
ゆっくり急坂を下っていく


電波塔に到着

ここからは舗装路一本道

登りは弱い すえたろうさんだが
下りは心配ないので ちせこさんを
まかせて 先を歩くことにした

天気が怪しい

黒い雲が山を覆い始めた

足早に車に到着すると
パラパラ雨

大丈夫かな?
ちっともこないね

そうですね
道間違えるってことは
ないとは思いますが

すえちせなら
ありえる

不安になって 舗装路を登っていくことにした

(はぁ。。。)
おーい
おーい
先に向かって 叫んでも
返事なし

どうしちゃったんだろ?
送電線の鉄塔までくると
上から ちせこさんを肩に抱えた
すえたろうさん?
じぇ!

ど どうしたの?
転んだ?
貧血で気持ち悪くなった

じぇ! じぇ!
えーっ?
どこから?
電波塔のすぐ下からだ
負ぶってやるっていっても
言うこときかないから

倒れ込むようにして
ちせこさんは舗装路に
ひっくりかえった

なんで貧血になんか
なっちゃったのかな?
お腹がすいたから

じぇ! じぇ! じぇ!
まさか お腹がすいて ひっくりかえるなんて
想像もしなかった


しかぁーし
よ~く考えてみたら

ちせこさん=ちがこさん=しょうたろう選手
親子三代で腹っぺらし
食糧持たずに山歩きなど
自殺行為に等しい

教訓:どんな短い山歩きでも行動食と水分は
持ち歩きましょうね

車をまわしてきてくれた ひとしさんと
ちがこさんに 抱えられるようにして
ちせこさんは車に転がり込んだ

(ほっ

温泉に移動

食堂で 山のように料理を注文し
がっつく ちせこさん

あー
すっかり貧血治っちゃった

よかったよ
大したことなくて

呆れて見ているのは
ひとしさんと すえたろうさん

短い時間の山歩きなのに
ハプニングはつきものだ

今回も 期待を裏切らないで
やらかしてくれたね すえちせ

次はどこに行こうか
今度は食糧こらしょと持って
山に行こう


帰りの山中湖からは
富士山がくっきり顔を出していたよ

あはははは



道志の湯
露天に陶器風呂、ひのきのお風呂もあるよ

2013年03月27日
饅頭の力!? Ⅱ
2013/3/23
間違えた順番・・・?
秋山二十六夜山
(道志エリア)
全山行 352回

二十六夜山の情報はこちら
一発目の山歩きはこちら
標高 二十六夜山 971.6m
天気
うす曇り
山行時間 2時間30分
〈コース〉浜沢駐車場(1:30)-アオゲラキャンプ場-東屋-
分岐-二十六夜塔-二十六夜山(2:40)-ピストンで浜沢駐車場(4:00)
ハァ
ハァ
ハァ
ぐるじぃ~っ
本日の二発目♪
一発目の倉岳山を下り
お饅頭を口にへしこんで
反対側の山を登ることにした
(よっしゃ
)
ぐぇー
饅頭が喉につまる
がっつくからだよ
天気がイマイチなので
展望は望めない本日
都合がいいことに 二発目の山は
景色が ほとんど期待できないので
よしとしよう
それに山梨百名山と聞けば
やっぱ登んなきゃダメでしょ
ってなわけで ややお疲れ気味の足に
ムチを入れ舗装路を登っていく
(あはは。。。)
うが
うが
うが
うが

ありゃりゃん キャンプ場に出たけど
飄々としてるねぇー
そりゃ まだオフシーズンですからね
それにしても荒れ果てた感じですね
更に登っていく
舗装路は意外と急でふくらはぎが痛い
ねぇー
もしかしなくて この舗装路が
一番大変だったりして・・・
そうかもしれませんね
別荘地もとても人が住んでいるように
思えないほど酷く壊れてますね
この坂じゃ 車が登のも大変
アイスバンじゃ無理だねぇー
標準コースタイムは3時間程度
時間通りだとしたら下山は4時半
ちょっと遅めだ
大急ぎで登んなくちゃ
時々チラチラと時計が気になる
ひとしさんを横目に 気合が入る ちがこさん
(うりゃ
)
登山道に入った
お隣の山に比べると踏み跡は薄いものの
迷うことのない一本道
じゃなかった
一本坂
ひと登りすると東屋に到着

展望もないのに随分立派な東屋
ミスマッチ
屋根の下には数個の切株が置かれ
休んでいってちょ!
と言わんばかりだ
ちょっと腰掛けたい気もするけど
先を急がねばならん
うが
うが
うが
うが
更にピッチを上げて登っていく

後方で ひとしさんが悲鳴を上げている
ゲボ ゲボ おぇーっ
心臓がバクバクして
死にそうですぅ~

前半は強い ひとしさん
後半は強い ちがこさん
ちがこさんも黙っちゃいるけど
かなり過酷なのだ
歯をくいしばって登るから
頭の血管が切れそうだ
ここで殉死するわけにはいかない

うが
うが
うが
うが
ひとしさぁ~ん
この山 二座目に登る山ぢゃないよね
やたら急登じゃん
マップに 急登 なんて
書いてありましたっけ?
書いてないよ
この登りに 急登 って
赤字で記載されてないのって
絶対おかしいよね?
何でしょうねぇー
登りの角度とか 距離とかが
関係するのかな?
どっちでもいいじゃん
どんどん登ったら?
そ そうだよね
うが
うが
うが
うが

必死で登る
なんとか日暮れまでには下山したい所
(そう! そう!)
ほ゛ぇーっ。。。
死ぬかと思った

た 大変ですぅー

一発目の山は人が多いし
のんびりハイキング気分
この山は違ぁ~う
ひたすら 先の見えないほどの急登を
グイグイ登らにゃいかん
(はぁ。。。)
それに誰もいないしね
なんか登る順番を
間違ったような・・・?

ようやくクボと呼ばれる平坦な場所に出た

ここわぁー
昔 月待ち をした場所だそうだ
二十六夜山の伝説の地
分岐まで行くと 二十六夜塔 がある

昔の人は ここで月を待っていたのかな?
風流だねぇー

先に進むと南側が 少し開けた場所がある
唯一の展望ポイントか?
が 富士山もいないし 霞

緩やかに登って山頂に到着

やったぁーっ
休みもせず一気に登ったから
早かったね
それにしても急登続きでしたね
最初に登れば感じなかったけど
二座目ともなるとキツい山だよねぇ
そうですねぇ
大きく育ったヒノキに囲まれ展望はない
そんでもこじんまりとした落ち着いた山頂

麓で食べた饅頭の力は絶大だ
おかげでキビシー登りもなんとかクリア
饅頭に感謝!

お楽しみの山梨百名山の標識と記念撮影し
大満足で山を下ることにした
一気に下っていく

急登は急坂に変わり 何度もズッコケたけど
無事ゴール
今週も山を満喫した ひとちがであ~る
来週はまた雪のある山へ行こう♪
どこに行くかは次回のお楽しみ
間違えた順番・・・?
秋山二十六夜山
(道志エリア)
全山行 352回





標高 二十六夜山 971.6m
天気

山行時間 2時間30分
〈コース〉浜沢駐車場(1:30)-アオゲラキャンプ場-東屋-
分岐-二十六夜塔-二十六夜山(2:40)-ピストンで浜沢駐車場(4:00)
ハァ



ぐるじぃ~っ

本日の二発目♪
一発目の倉岳山を下り
お饅頭を口にへしこんで
反対側の山を登ることにした

(よっしゃ

ぐぇー
饅頭が喉につまる

がっつくからだよ

天気がイマイチなので
展望は望めない本日

都合がいいことに 二発目の山は
景色が ほとんど期待できないので
よしとしよう

それに山梨百名山と聞けば
やっぱ登んなきゃダメでしょ

ってなわけで ややお疲れ気味の足に
ムチを入れ舗装路を登っていく

(あはは。。。)
うが





ありゃりゃん キャンプ場に出たけど
飄々としてるねぇー

そりゃ まだオフシーズンですからね
それにしても荒れ果てた感じですね

更に登っていく

舗装路は意外と急でふくらはぎが痛い

ねぇー
もしかしなくて この舗装路が
一番大変だったりして・・・
そうかもしれませんね
別荘地もとても人が住んでいるように
思えないほど酷く壊れてますね

この坂じゃ 車が登のも大変
アイスバンじゃ無理だねぇー

標準コースタイムは3時間程度
時間通りだとしたら下山は4時半
ちょっと遅めだ

大急ぎで登んなくちゃ

時々チラチラと時計が気になる
ひとしさんを横目に 気合が入る ちがこさん

(うりゃ

登山道に入った

お隣の山に比べると踏み跡は薄いものの
迷うことのない一本道

じゃなかった
一本坂

ひと登りすると東屋に到着


展望もないのに随分立派な東屋
ミスマッチ

屋根の下には数個の切株が置かれ
休んでいってちょ!
と言わんばかりだ

ちょっと腰掛けたい気もするけど
先を急がねばならん

うが




更にピッチを上げて登っていく


後方で ひとしさんが悲鳴を上げている

ゲボ ゲボ おぇーっ

心臓がバクバクして
死にそうですぅ~


前半は強い ひとしさん

後半は強い ちがこさん

ちがこさんも黙っちゃいるけど
かなり過酷なのだ

歯をくいしばって登るから
頭の血管が切れそうだ

ここで殉死するわけにはいかない


うが




ひとしさぁ~ん
この山 二座目に登る山ぢゃないよね

やたら急登じゃん

マップに 急登 なんて
書いてありましたっけ?
書いてないよ

この登りに 急登 って
赤字で記載されてないのって
絶対おかしいよね?

何でしょうねぇー

登りの角度とか 距離とかが
関係するのかな?
どっちでもいいじゃん
どんどん登ったら?
そ そうだよね

うが





必死で登る

なんとか日暮れまでには下山したい所

(そう! そう!)
ほ゛ぇーっ。。。
死ぬかと思った


た 大変ですぅー


一発目の山は人が多いし
のんびりハイキング気分

この山は違ぁ~う

ひたすら 先の見えないほどの急登を
グイグイ登らにゃいかん

(はぁ。。。)
それに誰もいないしね

なんか登る順番を
間違ったような・・・?

ようやくクボと呼ばれる平坦な場所に出た


ここわぁー
昔 月待ち をした場所だそうだ
二十六夜山の伝説の地

分岐まで行くと 二十六夜塔 がある


昔の人は ここで月を待っていたのかな?
風流だねぇー


先に進むと南側が 少し開けた場所がある
唯一の展望ポイントか?
が 富士山もいないし 霞


緩やかに登って山頂に到着


やったぁーっ

休みもせず一気に登ったから
早かったね

それにしても急登続きでしたね

最初に登れば感じなかったけど
二座目ともなるとキツい山だよねぇ

そうですねぇ

大きく育ったヒノキに囲まれ展望はない

そんでもこじんまりとした落ち着いた山頂


麓で食べた饅頭の力は絶大だ

おかげでキビシー登りもなんとかクリア

饅頭に感謝!

お楽しみの山梨百名山の標識と記念撮影し
大満足で山を下ることにした

一気に下っていく


急登は急坂に変わり 何度もズッコケたけど
無事ゴール

今週も山を満喫した ひとちがであ~る

来週はまた雪のある山へ行こう♪
どこに行くかは次回のお楽しみ

2013年03月26日
饅頭の力!? Ⅰ
2013/3/23
スプリング アニマル♪
倉岳山
(道志エリア)
全山行 352回

倉岳山の情報はこちら
標高 倉岳山 990m 天神山 876m 高畑山 982m
天気
うす曇り
山行時間 4時間45分
〈コース〉浜沢駐車場(8:30)-薬師堂-立野峠(9:30)-倉岳山(10:00-10:10)-
穴路峠-天神山(10:30)-高畑山(11:00-11:10)-ピストンで駐車場(1:15)
うわぁーっ
耳元で大きな音がした
ひとしさんが後ずさりしている
えっ? えっ? えっ?
何がなんだかわからない ちがこさん
本日一発目♪
前夜 ひとしさんは会社の呑み会で帰宅が12時
ようやく布団で眠りについたのは1時過ぎ
当然 ちがこさんも寝ていないわけで
それでも 次の日は
フツーに山に出かける
それが ひとちがの恐ろしい所だ
駐車場に到着
すでに小さなスペースに車が2台
道路を横断して登山口へ向かおうとしたら・・・
ちがこさんは見てしまった
何を?
お饅頭屋さん

店の中では大きなかまどに火がボンボンと燃やされ
黒くすすけた釜がチラリと見える
きゃぁー
お饅頭食べたい♪
これ! 食いしん坊
先に山歩きでしょ
そ そうだったっけ
田舎の民家の横をすり抜け
薬師堂の赤い門を潜る

参道には梅やスミレが咲き乱れ春を感じる朝

階段を登りご挨拶

って 覗き見はダメでしょ
境内には 浜沢の大けやき なるご神木

立派ですねぇー
お饅頭残ってるかな?
これ! いいかげん
お饅頭のことは忘れたら
だってぇー
寺を後に登山口にむかって進むと
人家と登山道を分ける分岐?がある
微妙

すっかり里山は春色だった
芽吹いた木には黄色の花

育ち過ぎたフキノトウなんかもお目見え
なんとも かんとも 春ですなぁー
沢沿いの薄暗いヒノキ林を登っていく
うが
うが
うが
うが

登山道はしっかりしているので迷う心配もない
ズンズン進んで行くと
何やら沢沿いの山斜面で奇妙な音がする
ガボ ガボ
ガ ガ ガ ガボ ガ
えっ?
何? 何?
・・・・・
一瞬二人で顔を見合わせた
もしかして この山斜面の中に動物の家があるのか?
ひとちがを警戒して 威嚇の声を上げているのか?
思わず固まった
ひとしさんがクマ鈴を握りしめて
必要以上に降りたくる
ガラ ガラ ガラ

もしかして
危険生物 かも
動物は怯えることなく
唸り声を上げている
怖いので そーっと 通過した
しばらく進むとこんなものが

ありゃりゃ
これって沢の水を運ぶ装置とホースじゃん
もしかしなくて さっきのは動物の唸り声
じゃなくて水が ゴボゴボ流れる音?
そうみたいですね
あ゛―
怖がって損した
しばらく進むと 目の前に黄色い花が
ぶら下がっていたので写真を撮ることにした
カメラを構え ピントを合わせる

その時だ
うわぁーっ
耳元で大きな音がした
ひとしさんが後ずさりしている

えっ? えっ? えっ?
何がなんだかわからない ちがこさん
い いったい何?
ひゃぁーっ
山の斜面から黒い大きな石が
転がってきたと思ったら鳥でした
山斜面を加速して飛び上がって その先に
バサリと落ちましたぁ

で 何の鳥?
たぶんキジです
捕まえれば夜のご馳走になったのに・・・
キジの丸焼き
野蛮人・・・

明るい雑木林を登っていく
ポカポカと春の日差しが暖かい
うが
うが
うが
うが

って あぢぃーよ
おかげで 汗ダラダラ
またも暗いヒノキ林に入った
ここは木の伐採中なのか 至る場所に
グルグル巻きにされた木が並んでいる

まるでバースデーケーキの
ロウソクみたいだね

それにしても こんなにグルグル巻きにしなくても
いいんじゃないかと
倒れた後に木からビニール紐を取り除くのも大変なこと
これを巻いた人はいったい何日かかったんだろ?
別にいいじゃん
立野峠の分岐から
倉岳山の山頂を目指す

うが
うが
うが
うが

明るい尾根道は気持ちいいね
ひとしさん
と言いたい所だが 黄砂なんだか花粉なんだか
わからない得体の知れない埃状のものが空中を
ウヨウヨ舞っていて喉がイガイガする

しばらく進むと ちがこさんが声を上げた
な なんか動いた
えっ?
今度は何ですか?
ノタノタと歩いていたのは ネズミ?
や? それよりデカイ?
何?

小動物の後を追っかけて登っていく
どうやらリスのようだ
まだ きっと冬眠から目覚めて
寝ぼけているんでしょうね

俊敏なリス とは違う
ノロマなリス に会った
倉岳山の山頂に到着
見えるはずの富士山はいない

霞がかかって全然ダメですね
どうします?
予定では 前夜の呑み会でヘタばっている
ひとしさんを想像して ここからピストンで
下山するつもりでいた
が やたら元気 だ
じゃ 先のピークまで行こうか?
ということになり プラス2時間は往復でかかる
高畑山まで遠征することに決定
なだらかに続く尾根を進む
うが
うが
うが
うが

穴路峠を越える

ちょいと登ると天神山
うす曇りの天気が恨めしい

もうちょっと
すきっと景色見たいよね
そうですねぇー

更に進んでいく
この山は 反対側からのコース
中央本線を使ってのハイカーが多いらしく
たくさんの人とすれ違った

高畑山に到着
ここからも見えるはずの富士山はいない

三角点タッチをして帰ることに

うが
うが
うが
うが
ひたすら歩くのみ
そして
ひたすら山を下る

ほとんどノンストップで歩き続けた
お饅頭まだ売ってるかな?
そんなに食べたいんですか?
うん

おばちゃぁーん まだ お饅頭ある?
あるよ
あとこれだけ
味噌まんと あんこを買った
産まれたての赤ちゃんの頭ほどある
ドデカイ饅頭

よかったね 念願のお饅頭
買ってもらえて
うん
さぁ~てと
これからどうする?
どうします?
ということで 今度は道を挟んで反対側の山を
もういっちょ 登ることにする
よくやるねぇー
景色も へったくりもないのに
いいの
ノツノツしながら
お饅頭をパクつく
パワーアップ 
よっしゃ!
次の山へゴー♪
二発目の山歩きはこちら
スプリング アニマル♪
倉岳山
(道志エリア)
全山行 352回



標高 倉岳山 990m 天神山 876m 高畑山 982m
天気

山行時間 4時間45分
〈コース〉浜沢駐車場(8:30)-薬師堂-立野峠(9:30)-倉岳山(10:00-10:10)-
穴路峠-天神山(10:30)-高畑山(11:00-11:10)-ピストンで駐車場(1:15)
うわぁーっ

耳元で大きな音がした

ひとしさんが後ずさりしている

えっ? えっ? えっ?
何がなんだかわからない ちがこさん

本日一発目♪
前夜 ひとしさんは会社の呑み会で帰宅が12時

ようやく布団で眠りについたのは1時過ぎ

当然 ちがこさんも寝ていないわけで

それでも 次の日は
フツーに山に出かける
それが ひとちがの恐ろしい所だ

駐車場に到着

すでに小さなスペースに車が2台

道路を横断して登山口へ向かおうとしたら・・・
ちがこさんは見てしまった


お饅頭屋さん


店の中では大きなかまどに火がボンボンと燃やされ
黒くすすけた釜がチラリと見える

きゃぁー
お饅頭食べたい♪
これ! 食いしん坊

先に山歩きでしょ

そ そうだったっけ

田舎の民家の横をすり抜け
薬師堂の赤い門を潜る


参道には梅やスミレが咲き乱れ春を感じる朝



階段を登りご挨拶


って 覗き見はダメでしょ

境内には 浜沢の大けやき なるご神木


立派ですねぇー

お饅頭残ってるかな?
これ! いいかげん
お饅頭のことは忘れたら

だってぇー

寺を後に登山口にむかって進むと
人家と登山道を分ける分岐?がある

微妙


すっかり里山は春色だった

芽吹いた木には黄色の花


育ち過ぎたフキノトウなんかもお目見え

なんとも かんとも 春ですなぁー

沢沿いの薄暗いヒノキ林を登っていく

うが





登山道はしっかりしているので迷う心配もない

ズンズン進んで行くと
何やら沢沿いの山斜面で奇妙な音がする

ガボ ガボ
ガ ガ ガ ガボ ガ
えっ?
何? 何?
・・・・・

一瞬二人で顔を見合わせた

もしかして この山斜面の中に動物の家があるのか?
ひとちがを警戒して 威嚇の声を上げているのか?
思わず固まった

ひとしさんがクマ鈴を握りしめて
必要以上に降りたくる

ガラ ガラ ガラ

もしかして
危険生物 かも

動物は怯えることなく
唸り声を上げている

怖いので そーっと 通過した

しばらく進むとこんなものが



ありゃりゃ

これって沢の水を運ぶ装置とホースじゃん

もしかしなくて さっきのは動物の唸り声
じゃなくて水が ゴボゴボ流れる音?
そうみたいですね

あ゛―
怖がって損した

しばらく進むと 目の前に黄色い花が

ぶら下がっていたので写真を撮ることにした

カメラを構え ピントを合わせる


その時だ

うわぁーっ

耳元で大きな音がした

ひとしさんが後ずさりしている


えっ? えっ? えっ?
何がなんだかわからない ちがこさん

い いったい何?
ひゃぁーっ

山の斜面から黒い大きな石が
転がってきたと思ったら鳥でした

山斜面を加速して飛び上がって その先に
バサリと落ちましたぁ


で 何の鳥?
たぶんキジです

捕まえれば夜のご馳走になったのに・・・
キジの丸焼き
野蛮人・・・


明るい雑木林を登っていく

ポカポカと春の日差しが暖かい

うが





って あぢぃーよ

おかげで 汗ダラダラ

またも暗いヒノキ林に入った

ここは木の伐採中なのか 至る場所に
グルグル巻きにされた木が並んでいる


まるでバースデーケーキの
ロウソクみたいだね


それにしても こんなにグルグル巻きにしなくても
いいんじゃないかと

倒れた後に木からビニール紐を取り除くのも大変なこと
これを巻いた人はいったい何日かかったんだろ?
別にいいじゃん

立野峠の分岐から
倉岳山の山頂を目指す


うが





明るい尾根道は気持ちいいね
ひとしさん

と言いたい所だが 黄砂なんだか花粉なんだか
わからない得体の知れない埃状のものが空中を
ウヨウヨ舞っていて喉がイガイガする


しばらく進むと ちがこさんが声を上げた

な なんか動いた

えっ?
今度は何ですか?
ノタノタと歩いていたのは ネズミ?
や? それよりデカイ?
何?

小動物の後を追っかけて登っていく
どうやらリスのようだ

まだ きっと冬眠から目覚めて
寝ぼけているんでしょうね


俊敏なリス とは違う
ノロマなリス に会った

倉岳山の山頂に到着

見えるはずの富士山はいない


霞がかかって全然ダメですね

どうします?
予定では 前夜の呑み会でヘタばっている
ひとしさんを想像して ここからピストンで
下山するつもりでいた

が やたら元気 だ

じゃ 先のピークまで行こうか?
ということになり プラス2時間は往復でかかる
高畑山まで遠征することに決定

なだらかに続く尾根を進む

うが





穴路峠を越える


ちょいと登ると天神山

うす曇りの天気が恨めしい


もうちょっと
すきっと景色見たいよね

そうですねぇー


更に進んでいく

この山は 反対側からのコース
中央本線を使ってのハイカーが多いらしく
たくさんの人とすれ違った


高畑山に到着

ここからも見えるはずの富士山はいない


三角点タッチをして帰ることに


うが




ひたすら歩くのみ

そして
ひたすら山を下る


ほとんどノンストップで歩き続けた

お饅頭まだ売ってるかな?
そんなに食べたいんですか?
うん


おばちゃぁーん まだ お饅頭ある?
あるよ
あとこれだけ

味噌まんと あんこを買った

産まれたての赤ちゃんの頭ほどある
ドデカイ饅頭


よかったね 念願のお饅頭
買ってもらえて

うん

さぁ~てと
これからどうする?
どうします?
ということで 今度は道を挟んで反対側の山を
もういっちょ 登ることにする

よくやるねぇー
景色も へったくりもないのに

いいの

ノツノツしながら
お饅頭をパクつく



よっしゃ!
次の山へゴー♪


2013年02月04日
岩の上の大パノラマ♪
2013/2/3
雪山ゴキゲン稜線歩き♪
今倉山
(道志エリア)
全山行 342回

今倉山の情報はこちら
標高 今倉山 1470.3m 松山(赤岩) 1450m
道志二十六夜山 1297.3m
天気
晴れ
山行時間 6時間
〈コース〉道坂隧道入口駐車場(7:30-7:40)-分岐-東峰(8:55-9:00)-
西峰-西ヶ原分岐(9:20)-赤岩(9:30-10:10)-中ノ沢の頭-林道-
二十六夜山(11:10-11:20)-西ヶ原分岐まで戻りパラジマ沢経由、
道坂隧道入口駐車場(1:40)
空は抜けるように
青かった

道志の山々が 素晴らしい景色を
ひとちがに プレゼント
白き富士、南アルプス、八ヶ岳・・・
360度の大パノラマ
最高じゃん♪
ひとちがの 山友 yamabukiさん情報 によると
先日降った雪で 都留、大月方面の山たちも
雪がいい らしい
いい というのは 雪がたくさんあるから
いい ってわけぢゃないのだ
ちがこさん的に 雪がいい というのは
程よく雪があって 楽しく雪山歩きができる
ってのが いいわけ
つまり
先日敗退した 雨乞岳 のような山は
お世辞にも いい とはいえない
別にね 山が悪いわけじゃないわけよ
天候やコンディションがプラスされて
いい悪い が決まるってわけで
前置き長いしぃー
もう雪のことはいいからさ!
あっ そう
のんびり出発
道志二十六夜山に登ることにした
(よっしゃ
)
近くには山梨百名山
秋山二十六夜山ってのもあるが
今回はあえてこちらを選んだ
何故ならば
景色がいいからだよ
お隣の 今倉山とセットにすれば ゴキゲンな
尾根歩きを 楽しむことができるのだ
(うひひひひ)
さぁ~て
どんなお山だったのかな?
県道24号(都留道志線)を道坂隧道バス停まで車で登る
この地点で 標高1000mとかなり高い
ありがたいことにトンネルの前に駐車場がある
準備OK
出発♪

って
まさか またトンネルじゃないよね
違うって!
トンネルの横に ちゃぁ~んと道あるから!
トンネルに沿うように
登山道の階段を登っていく
山影になっている道は 固くなった雪が
ゴジゴジと歩きにくい
(はぁ
)
アイゼンは微妙なので
そのまま登っていくことにした
おぉ♪
朝日が昇ってきたぁー

ひと登りすると御正体山への分岐
市村界尾根にポンとでる
日の当たる暖かい カラマツと笹の尾根を
ブンブン登り始めた
(うりゃ
)
うが
うが
うが
うが

あぢぃー

汗ボタボタですぅ

空は青空
山肌から熱気と 暖かい春のにおいがする
わわわ!
ススキの枯れた斜面に展望地
ぴょこんと頭を出して 嬉しそうに
アピールしているのは富士山じゃん

登りきると 今倉山・東峰に到着
ここは山梨百名山、三角点だってある
小広い割に樹林帯 展望はなし
(ぶぅ
)

まっ いいかっ

下って登って西峰に到着
やっぱり ここも 展望なし
赤い看板に 御座入山 と書かれている
(今倉山の別名だそうです
)

まっ いいかっ
少し進むと・・・
おおお!!
こ~んなステキな景色が

いいですねぇー
尾根は 雪が浅くもなく 深くもなく
歩きやすいし 景色もなかなかで
うん♪ うん♪
これから先は 稜線をアップダウンしながら
二十六夜山まで道は続いている

左手側にはいつも富士山や御正体山が
樹林帯ごしに見え隠れ
立ち枯れている ブナやミズナラの林は
緑の時期はさぞかし綺麗なことだろう
いいね♪ いいね♪

急な下りを終えると西ヶ原
ここわぁー 帰りの周遊ルートの分岐だ
そのまま稜線に沿って登っていく
しっかりトレースがついているので迷うことなし
安心 安心
うが
うが
うが
うが
でたぁーっ♪

赤岩(松山)に到着
岩の上だから 遮るものがない!

麓の町を眼下に
息を呑むような 絶景♪

空は抜けるように 青かった

道志の山々が 素晴らしい景色を
ひとちがに プレゼント

白き富士、南アルプス、八ヶ岳・・・
360度の大パノラマ


最高じゃん♪

どこの山に登って景色を眺めても
甲乙つけがたい景色
しかぁ~し ここは
頭ひとつ出る!
富士山を囲む山々から眺める景色の中でも
ぐるりと一周景色が見える山ってのは数少ない
この赤岩は お世辞抜きで花丸だ
(うん、うん
)
風もなく 暖かい岩の上
足元は 目もくらむ 絶壁だ
足をブラブラしながら
岩に腰掛ける ちがこさん

なんて気持ちいいんだろ♪
そして ちがこさんがザックから
ゴソゴソ取り出したのは

ちょっと早いけど 山ランチ♪
富士山と御正体山を眺めながら
パクパク食べた
うまま!
さぁ~て 先を急ごう
アップ
ダウン
アップ
ダウン
いったん下って1410m峰に登る
うが
うが
うが
うが
また下って 中ノ沢の頭に登る
うが
うが
うが
うが
そしてまた下ったら林道に出た

あれ?
こんな所に林道なんかありましたっけ?
うん
確か 林道を横切るって書いてあったよ
疑い深い目で ひとしさんが じっと見る
だって 書いてあったもん
いつも ちがこさんのいいかげんな山調べで
よく道間違えしてるからね・・・
うるさぁ~い
林道のすぐ先にまた登山道がつながっていた
(ほっ
)
ふたたび登る
うが
うが
うが
うが

二十六夜山に到着
(やったぁー
)
立派な山頂標識と ここにも富士山の
ナイスな景色が待っていた
(うは! うは!)

北側には 九鬼山

今日も山頂 ふたり占めの
ひとちがであ~る
帰りは元来た稜線を
アップダウンしながら赤岩まで戻る
ダウン
アップ
ダウン
アップ

よーく考えなくても 今倉山方向から来るってことは
標高が下がって 帰りの方が登りがキツイ
(ふぇ~ん
)
体力消耗
赤岩まで戻ってきた
お天気いいのと 暖かいのと 風がないのと
雪も程ほどよく 景色を楽しみながら歩いたことが
幸を相した
あ゛ー
じかれた
西ヶ原からパラジマ沢を下っていく

途中 おじさんが登ってきた
この先は雪がありますか?
いいえ、そんなにないですよ
歩きやすいです
この下の沢は雪が深くてズボズボです
お気をつけて
おじさんは そう言い残して登っていった
深くて ズボズボ?
意味がわからないまま沢を下っていくと
枯葉が積もり 溶けかかった雪が
沢にたまってまるで 罠
きゃぁーっ とか
う゛ぉー とか
叫ばずにはいられない
足場の悪い沢のゴロゴロした石の上に
雪が積もり シャーベット状の雪を踏めば
間違いなく ズボっと埋まる
(げっ
)

足場が悪いから 転ぶか
深くて抜けないか どっちかだ
登りに使った市村界尾根とはエライ違い
(はぁぁ。。。)
ひゃぁーっ
沢コースは歩きにくいねぇー
ようやく登山口の黄色いゲートに到着
怪我なく無事ゴール♪
(よかった よかった
)

下山すると山々は雲に覆われ天気も下り坂
(あれま
)
天気に恵まれて 今週は 楽しい 楽しい
山歩きだったね ひとしさん
来週わぁー
いよいよ三連休
どこに行こうかな
(うはははは)
雪山ゴキゲン稜線歩き♪
今倉山
(道志エリア)
全山行 342回



標高 今倉山 1470.3m 松山(赤岩) 1450m
道志二十六夜山 1297.3m
天気

山行時間 6時間
〈コース〉道坂隧道入口駐車場(7:30-7:40)-分岐-東峰(8:55-9:00)-
西峰-西ヶ原分岐(9:20)-赤岩(9:30-10:10)-中ノ沢の頭-林道-
二十六夜山(11:10-11:20)-西ヶ原分岐まで戻りパラジマ沢経由、
道坂隧道入口駐車場(1:40)
空は抜けるように
青かった

道志の山々が 素晴らしい景色を
ひとちがに プレゼント

白き富士、南アルプス、八ヶ岳・・・
360度の大パノラマ

最高じゃん♪
ひとちがの 山友 yamabukiさん情報 によると
先日降った雪で 都留、大月方面の山たちも
雪がいい らしい

いい というのは 雪がたくさんあるから
いい ってわけぢゃないのだ

ちがこさん的に 雪がいい というのは
程よく雪があって 楽しく雪山歩きができる
ってのが いいわけ


先日敗退した 雨乞岳 のような山は
お世辞にも いい とはいえない

別にね 山が悪いわけじゃないわけよ

天候やコンディションがプラスされて
いい悪い が決まるってわけで

前置き長いしぃー
もう雪のことはいいからさ!
あっ そう

のんびり出発

道志二十六夜山に登ることにした

(よっしゃ

近くには山梨百名山
秋山二十六夜山ってのもあるが
今回はあえてこちらを選んだ

何故ならば

景色がいいからだよ

お隣の 今倉山とセットにすれば ゴキゲンな
尾根歩きを 楽しむことができるのだ

(うひひひひ)
さぁ~て
どんなお山だったのかな?
県道24号(都留道志線)を道坂隧道バス停まで車で登る

この地点で 標高1000mとかなり高い

ありがたいことにトンネルの前に駐車場がある

準備OK
出発♪

って
まさか またトンネルじゃないよね

違うって!
トンネルの横に ちゃぁ~んと道あるから!
トンネルに沿うように
登山道の階段を登っていく

山影になっている道は 固くなった雪が
ゴジゴジと歩きにくい

(はぁ

アイゼンは微妙なので
そのまま登っていくことにした

おぉ♪
朝日が昇ってきたぁー


ひと登りすると御正体山への分岐
市村界尾根にポンとでる

日の当たる暖かい カラマツと笹の尾根を
ブンブン登り始めた

(うりゃ

うが





あぢぃー


汗ボタボタですぅ


空は青空
山肌から熱気と 暖かい春のにおいがする

わわわ!
ススキの枯れた斜面に展望地

ぴょこんと頭を出して 嬉しそうに
アピールしているのは富士山じゃん


登りきると 今倉山・東峰に到着

ここは山梨百名山、三角点だってある

小広い割に樹林帯 展望はなし

(ぶぅ


まっ いいかっ

下って登って西峰に到着

やっぱり ここも 展望なし

赤い看板に 御座入山 と書かれている

(今倉山の別名だそうです


まっ いいかっ

少し進むと・・・
おおお!!
こ~んなステキな景色が

いいですねぇー
尾根は 雪が浅くもなく 深くもなく
歩きやすいし 景色もなかなかで

うん♪ うん♪
これから先は 稜線をアップダウンしながら
二十六夜山まで道は続いている


左手側にはいつも富士山や御正体山が
樹林帯ごしに見え隠れ

立ち枯れている ブナやミズナラの林は
緑の時期はさぞかし綺麗なことだろう

いいね♪ いいね♪

急な下りを終えると西ヶ原

ここわぁー 帰りの周遊ルートの分岐だ

そのまま稜線に沿って登っていく

しっかりトレースがついているので迷うことなし

安心 安心

うが




でたぁーっ♪

赤岩(松山)に到着

岩の上だから 遮るものがない!

麓の町を眼下に
息を呑むような 絶景♪

空は抜けるように 青かった


道志の山々が 素晴らしい景色を
ひとちがに プレゼント

白き富士、南アルプス、八ヶ岳・・・
360度の大パノラマ




最高じゃん♪

どこの山に登って景色を眺めても
甲乙つけがたい景色

しかぁ~し ここは
頭ひとつ出る!
富士山を囲む山々から眺める景色の中でも
ぐるりと一周景色が見える山ってのは数少ない

この赤岩は お世辞抜きで花丸だ

(うん、うん

風もなく 暖かい岩の上
足元は 目もくらむ 絶壁だ

足をブラブラしながら
岩に腰掛ける ちがこさん


なんて気持ちいいんだろ♪
そして ちがこさんがザックから
ゴソゴソ取り出したのは

ちょっと早いけど 山ランチ♪
富士山と御正体山を眺めながら
パクパク食べた

うまま!
さぁ~て 先を急ごう

アップ


アップ


いったん下って1410m峰に登る

うが




また下って 中ノ沢の頭に登る

うが




そしてまた下ったら林道に出た


あれ?
こんな所に林道なんかありましたっけ?
うん
確か 林道を横切るって書いてあったよ

疑い深い目で ひとしさんが じっと見る

だって 書いてあったもん

いつも ちがこさんのいいかげんな山調べで
よく道間違えしてるからね・・・
うるさぁ~い

林道のすぐ先にまた登山道がつながっていた

(ほっ

ふたたび登る

うが





二十六夜山に到着

(やったぁー

立派な山頂標識と ここにも富士山の
ナイスな景色が待っていた

(うは! うは!)

北側には 九鬼山

今日も山頂 ふたり占めの
ひとちがであ~る

帰りは元来た稜線を
アップダウンしながら赤岩まで戻る

ダウン


ダウン



よーく考えなくても 今倉山方向から来るってことは
標高が下がって 帰りの方が登りがキツイ

(ふぇ~ん

体力消耗

赤岩まで戻ってきた

お天気いいのと 暖かいのと 風がないのと
雪も程ほどよく 景色を楽しみながら歩いたことが
幸を相した

あ゛ー
じかれた

西ヶ原からパラジマ沢を下っていく


途中 おじさんが登ってきた

この先は雪がありますか?
いいえ、そんなにないですよ
歩きやすいです

この下の沢は雪が深くてズボズボです

お気をつけて

おじさんは そう言い残して登っていった

深くて ズボズボ?
意味がわからないまま沢を下っていくと
枯葉が積もり 溶けかかった雪が
沢にたまってまるで 罠

きゃぁーっ とか
う゛ぉー とか
叫ばずにはいられない

足場の悪い沢のゴロゴロした石の上に
雪が積もり シャーベット状の雪を踏めば
間違いなく ズボっと埋まる

(げっ


足場が悪いから 転ぶか
深くて抜けないか どっちかだ


登りに使った市村界尾根とはエライ違い

(はぁぁ。。。)
ひゃぁーっ
沢コースは歩きにくいねぇー

ようやく登山口の黄色いゲートに到着

怪我なく無事ゴール♪
(よかった よかった

下山すると山々は雲に覆われ天気も下り坂

(あれま

天気に恵まれて 今週は 楽しい 楽しい
山歩きだったね ひとしさん

来週わぁー
いよいよ三連休

どこに行こうかな

(うはははは)
2012年05月14日
新緑の山梯子♪ その1
2012/5/12
心の友♪
高川山
(道志山塊エリア)
全山行 293回

標高 高川山 976m
天気
晴れ
山行時間 2時間30分
〈コース〉シイタケ栽培所(7:45-8:00)-玉石コース-分岐-
山頂(9:00-9:40)-男坂コース-シイタケ栽培所(10:30)
君は知ってるかい?
この山に ビッキー っていう
案内犬がいたことを。
その1
新緑の美しい季節になった
桜を愛でながらのお花見登山も今年はスルーして
雪山ばっか登っていた ひとちが
(そう、そう、凍傷になったりしてね
)
今回は いいかげん季節に沿った春山を登ろうじゃないかと
河口湖近く、大月の山にターゲットを絞る
(うりゃ
)
古いナビの案内は へんてこりんで 国道の曲がるはずだった信号ひとつ
間違えたために とんでもない道を通らされるハメとなった
(ひょぇぇぇ。。。)
助手席のナビ!
しっかり道案内せーや!
えっ?
わたしのこと??
グルグル うねうね狭い道を 必死でハンドルを握る
ひとしさん
(はぁ、、、)
うじゃうじゃ 車の中で話し合う ひとちが
ちがこさん、本当にこの道でいいんでしょうか?
んー。
いいような、間違っているような・・・
なんか また町の方に降りてきちゃいましたよ。
変だねぇー・・・
あっ!
あった! あった!
ようやく高川山の看板を見つけた
今回も登山口までの道迷いから始まり ようやく
山歩きはスタートした
駅から登山口に向かって のんびり歩いているパーティーの
横を素通りしてシイタケ栽培所のスペースに車を停める
古いガイドブックによれば、このお山 山頂から富士山の
景色がよく ハイカーが多いらしい
人気の山ゆえ さぞかし駐車場も混んでいるだろうと
到着したものの、車はなし
(いいような、悪いような・・・)

登山口を歩き出すと クマ出没注意
の看板あり
一瞬たじろぐ ひとしさん
大急ぎでザックの鈴を ガラガラ
鳴らしながら進む
シイタケ栽培所といっても その施設らしきものは見当たらず、
玉石コースと書かれた看板方向に進んだ。
ガイドブックには 玉石コースなんて書かれて
なかったけどな?
ブツブツ言いながら ちがこさんが先頭を歩く
久しぶりの新緑の山
緑がいっぱい!
ヤブいっぱい?
タマゴ石まで250m と書かれていたので 辺りをキョロキョロ
探してみるものの、タマゴ石らしきものは見当たらない

コースはなだらかで歩きにくい箇所もなく ズンズン進む

沢に沿い、展望のないコースをひたすら登る
クマに会いませんように・・・
じゃら じゃら じゃら じゃら
緑のトンネルのようなステキな山
(うん、うん
)
日の光が木々の間からこぼれ 青々とした新芽が
光って見えた

帰りのコースとの分岐に到着、あと一息で
山頂であ~る

うが
うが
うが
うが
山つつじや 春の花が歓迎してくれる
(いいねぇ~
)

ポンと出た小広い山頂、一気に展望が開ける

わぁ~ぉ♪
ブンブンと飛び回る虫、春山の山頂じゃん
どぉ~れ 富士山は?
うげ。
いない・・・

残念なことに 見えるはずの富士山は雲隠れ
早朝は顔を出していたのに いつの間にか姿を
くらました
それでも景色はすこぷるいい
三つ峠、御正体山がよく見える

三つ峠山

御正体山
なんたって誰もいないのがいい、人気のお山ということで
コミコミの山頂をイメージしてきたけど ひとちがの貸切じゃん
のんびり おむすびころりんを食べた
いつもじゃ 時間に追われて 口にへしこむ時の方が多いが
今日は違ぁ~う
ポカポカと暖かい日差しの中で のんびりなのだ
って、暑い
山頂標識で記念撮影
その横にある大きな石にグルグル巻きに針金で
設置されている小さな箱?

なんだろ?
じぃーと見る
正面にマジックで ビッキー と書いてある。
ビッキーって何?
金具がついている
開けてもいいようだ
開けてみたい
ふんじゃ開けてみよう
ボコ
戸が開いた
んじゃなくて戸がとれた

中には古いノートやら写真集が入っていた
ボロけた写真集の表紙には 高川山の孤高犬ビッキー
と記されている。

孤高の人は聞いたことがあるけど 孤高の犬
なんて聞いたことがない
ページをめくると・・・
新聞記事と写真が

ビッキー
2010年没
10年にわたり 高川山の山頂付近に住み 登山者を出迎えたワンコ
元は飼い犬らしく首輪もついていたらしい。
登山者が最後の急登りまでくると 山頂まで誘導してくれる
お利口ワンコ
高齢のため老衰で亡くなったそうであ~る

どの写真もビッキーが山頂で写っているものばかりだ
ノートには ビッキーとの楽しい一時を過ごした記録がつらつらと
ひとちがも今までの山歩きの際、何度か案内犬らしき
ワンコと同行した記憶がある。
2年前に この山を訪れていれば 本物のビッキーに
会えたのに・・・
ちょっぴり残念だった
こうして山を愛する人たちに 忘れられることなく頂に
記念碑を残してもらえる犬も少ないはず。
なんて幸せなワンコ 
肉体は滅びようと魂は きっとこの山頂の石の上で
山と登山者を見守っている
(うん、うん
)
高川山=富士山の展望
だけじゃない
高川山=ビッキー
あなたも ビッキーに会いにきませんか?
富士山の姿はなかったけど 感激しながら山を下った

たくさんの登山者とすれ違う
皆さんランチに合わせて登っているらしい。
きっとお昼には そぞかし賑やかな山頂になるだろう
(早めに退散してきて正解ですな。)
ブンブン下って シイタケ栽培所に到着
今日の山歩き終了
(かと思った
)
なんか物足りない。
もっと歩きたい。。
どうしよう・・・
どうしますぅ?
まだ時間たっぷりありますよ・・・
うじゃうじゃ 車で移動しながら話し合う ひとちが
と、地図で見つけてしまった
何を?
もう一つ登れそうな お手軽なお山
うひひひひ・・・
こりゃ 登るっきゃない!

また始まっちゃいましたよぉ
ひとちがの無謀なる山計画
続きは その2 でのお楽しみ♪
心の友♪
高川山
(道志山塊エリア)
全山行 293回

標高 高川山 976m
天気

山行時間 2時間30分
〈コース〉シイタケ栽培所(7:45-8:00)-玉石コース-分岐-
山頂(9:00-9:40)-男坂コース-シイタケ栽培所(10:30)
君は知ってるかい?
この山に ビッキー っていう
案内犬がいたことを。
その1
新緑の美しい季節になった

桜を愛でながらのお花見登山も今年はスルーして
雪山ばっか登っていた ひとちが

(そう、そう、凍傷になったりしてね

今回は いいかげん季節に沿った春山を登ろうじゃないかと
河口湖近く、大月の山にターゲットを絞る

(うりゃ

古いナビの案内は へんてこりんで 国道の曲がるはずだった信号ひとつ
間違えたために とんでもない道を通らされるハメとなった

(ひょぇぇぇ。。。)
助手席のナビ!
しっかり道案内せーや!
えっ?
わたしのこと??
グルグル うねうね狭い道を 必死でハンドルを握る
ひとしさん

(はぁ、、、)
うじゃうじゃ 車の中で話し合う ひとちが

ちがこさん、本当にこの道でいいんでしょうか?
んー。
いいような、間違っているような・・・
なんか また町の方に降りてきちゃいましたよ。
変だねぇー・・・
あっ!
あった! あった!
ようやく高川山の看板を見つけた

今回も登山口までの道迷いから始まり ようやく
山歩きはスタートした

駅から登山口に向かって のんびり歩いているパーティーの
横を素通りしてシイタケ栽培所のスペースに車を停める

古いガイドブックによれば、このお山 山頂から富士山の
景色がよく ハイカーが多いらしい

人気の山ゆえ さぞかし駐車場も混んでいるだろうと
到着したものの、車はなし

(いいような、悪いような・・・)

登山口を歩き出すと クマ出没注意
の看板あり

一瞬たじろぐ ひとしさん

大急ぎでザックの鈴を ガラガラ
鳴らしながら進む

シイタケ栽培所といっても その施設らしきものは見当たらず、
玉石コースと書かれた看板方向に進んだ。
ガイドブックには 玉石コースなんて書かれて
なかったけどな?
ブツブツ言いながら ちがこさんが先頭を歩く

久しぶりの新緑の山

緑がいっぱい!
ヤブいっぱい?
タマゴ石まで250m と書かれていたので 辺りをキョロキョロ
探してみるものの、タマゴ石らしきものは見当たらない


コースはなだらかで歩きにくい箇所もなく ズンズン進む


沢に沿い、展望のないコースをひたすら登る

クマに会いませんように・・・
じゃら じゃら じゃら じゃら
緑のトンネルのようなステキな山

(うん、うん

日の光が木々の間からこぼれ 青々とした新芽が
光って見えた


帰りのコースとの分岐に到着、あと一息で
山頂であ~る


うが




山つつじや 春の花が歓迎してくれる

(いいねぇ~

ポンと出た小広い山頂、一気に展望が開ける


わぁ~ぉ♪
ブンブンと飛び回る虫、春山の山頂じゃん

どぉ~れ 富士山は?
うげ。
いない・・・

残念なことに 見えるはずの富士山は雲隠れ

早朝は顔を出していたのに いつの間にか姿を
くらました

それでも景色はすこぷるいい

三つ峠、御正体山がよく見える

三つ峠山
御正体山
なんたって誰もいないのがいい、人気のお山ということで
コミコミの山頂をイメージしてきたけど ひとちがの貸切じゃん

のんびり おむすびころりんを食べた

いつもじゃ 時間に追われて 口にへしこむ時の方が多いが
今日は違ぁ~う

ポカポカと暖かい日差しの中で のんびりなのだ

って、暑い

山頂標識で記念撮影

その横にある大きな石にグルグル巻きに針金で
設置されている小さな箱?

なんだろ?
じぃーと見る

正面にマジックで ビッキー と書いてある。
ビッキーって何?
金具がついている

開けてもいいようだ

開けてみたい

ふんじゃ開けてみよう

ボコ

戸が開いた

んじゃなくて戸がとれた

中には古いノートやら写真集が入っていた

ボロけた写真集の表紙には 高川山の孤高犬ビッキー
と記されている。
孤高の人は聞いたことがあるけど 孤高の犬
なんて聞いたことがない

ページをめくると・・・
新聞記事と写真が

ビッキー
2010年没

10年にわたり 高川山の山頂付近に住み 登山者を出迎えたワンコ

元は飼い犬らしく首輪もついていたらしい。
登山者が最後の急登りまでくると 山頂まで誘導してくれる
お利口ワンコ

高齢のため老衰で亡くなったそうであ~る


どの写真もビッキーが山頂で写っているものばかりだ

ノートには ビッキーとの楽しい一時を過ごした記録がつらつらと

ひとちがも今までの山歩きの際、何度か案内犬らしき
ワンコと同行した記憶がある。
2年前に この山を訪れていれば 本物のビッキーに
会えたのに・・・
ちょっぴり残念だった

こうして山を愛する人たちに 忘れられることなく頂に
記念碑を残してもらえる犬も少ないはず。


肉体は滅びようと魂は きっとこの山頂の石の上で
山と登山者を見守っている

(うん、うん

高川山=富士山の展望
だけじゃない

高川山=ビッキー
あなたも ビッキーに会いにきませんか?
富士山の姿はなかったけど 感激しながら山を下った

たくさんの登山者とすれ違う

皆さんランチに合わせて登っているらしい。
きっとお昼には そぞかし賑やかな山頂になるだろう

(早めに退散してきて正解ですな。)
ブンブン下って シイタケ栽培所に到着

今日の山歩き終了

(かと思った

なんか物足りない。
もっと歩きたい。。
どうしよう・・・
どうしますぅ?
まだ時間たっぷりありますよ・・・
うじゃうじゃ 車で移動しながら話し合う ひとちが

と、地図で見つけてしまった

何を?
もう一つ登れそうな お手軽なお山

うひひひひ・・・
こりゃ 登るっきゃない!
また始まっちゃいましたよぉ

ひとちがの無謀なる山計画


2011年12月22日
いい山みぃ~っけ!
2011/12/18
富士山見ながら気軽に歩ける山♪
石割山
(道志山塊エリア)
全山行 268回

標高 石割山 1413m 平尾山
天気
晴れ
山行時間 3時間10分
〈コース〉自宅(9:00)-石割神社駐車場(11:00)-石割神社-石割山(12:30-12:45)-
平尾山(1:25-1:40)-石割神社駐車場(2:10)
師走の忙しい毎日だからこそ!
短い時間だからこそ!
そんな時だからこそ 楽しみませんか?
身近な低山歩き♪
ふぁ~~~~っ
よく寝たぞぉーっ
前日は 会社の忘年会で遅くまで宴会だった ひとしさん
のんびり朝を迎えた日曜日。
それでも一日だけのお休みを有効利用しようと今日も横で
ウズウズしている
とはいっても お山だけじゃ ご用は済まない
時間限定で登れそうなお山へ向かうことにした。
近くて 登ったことがなくて 景色が満喫できる山。
山中湖のすぐ近く、山梨百名山のひとつ 石割山へゴー♪
石割神社の駐車場へ向かう
迷いながらも どうにか駐車場に到着。
情報では、数台と書かれていた駐車場、意外にも広く上下に
30台は駐車できるので安心。
水洗のトイレには鏡も設置され女性には嬉しいじゃんねぇー
自動販売機もあるからお弁当さえあれば水場に困ることもない

うっへぇー・・・
それにしてもコミコミ・・・
時間が遅いせいもあるが かなりの車の数
ここは短時間で富士山の展望を気軽に楽しめるお山なのだ。
当然登山者は多い・・・
きっと今頃 山頂は人でいっぱいかも
(イヤな予感、、、)
ゲッ↓
横を見れば やや不機嫌な ひとしさんがいる
(やっぱし。。。)
仕方ないよ、人気のお山なんだから
よっしゃ!
いっくよぉーっ!!
ブスこいてる ひとしさんを引きずって 道路を渡り
大きな赤い鳥居を潜る

403段ある石段は 登り始めの身体にはキツイ

がんばれぇーっ!!
ズンズン先を行く ひとしさん
ちがこさんは置き去りであ~る

ちがこさんはノロノロと足取りが重い
出だしはいつもこう、ペースが上がるまでは
なかなか進まない現実・・・
(ふぇぇぇ。。。)

すでに山を楽しんできた登山者たちが下ってくる
時すでに遅し?
うが
うが
うが
うが
急な石段には立派な手すり、ひっつかみながら最上段の
富士見平までようやく登った
(あ゛―っ 大変だった。。。)

ゆるやかな林道をたどる

富士山が見え隠れしているけど イマイチ枯れ木が邪魔してすっきり
見えないのが残念であ~る

石割神社に到着、ここには大岩のご神体が祀られている。

社の前にはテーブルベンチが設置され休憩するのに丁度いい。
(うん、うん
)
でっかいねぇーっ!!
ご神体の大岩はみごとに 真っ二つに割れていた
ご神木の横には 通れ といわんばかりの石の裂け目。
そんじゃ さっそく石の割れ目を探検してみよう♪
(うひひひ)

ん?
狭い

先に進めば進むほど どんどん狭くなっていく
ザックを背負ったままじゃ通れない。

うげぇーーーーっ↓
身体を横にしなければ通過するのはどうやっても無理であ~る
三歩後退、サックを下ろしてカニ歩き。
ふんがぁー、狭いよぉー!!

な、なんとか通れた。
(ほっ
)
出口を見てもらえば狭いのがよくわかるかな?

岩の割れ目から出ると石には どでかい〆縄がかけられていた。
立派だ・・・

社の裏側を回り正面に戻る。

ありゃりゃ?
社の横に立札が
なぬなぬ・・・
昔話の「天の岩戸」伝説、ご神体の大岩に関する話 などなど。
最後には 時計回りに三度岩の間を通過すると幸せになると!
(ふぅ~ん
)

ぎゃ!
逆さまに回っちゃったよ
(とほほ。。。)
もとい!
最初からやり直そう
数人の登山者が ひとちがと同じように神社を参拝。
益々 ひとしさんの顔つきが怪しい
無言で
スゴイ勢いで
ブスこいて ぐるぐる岩を回る

これじゃ ありがたみも へったくりもないような・・・
(ぶぅ
)
いいんです、どんな状況でも 三度回りさえすれば
幸せになれるかもしれないから

社殿で手を併せよう♪
今年一年の山歩きの無事、家族円満を感謝して

さあ、山頂に向けて出発だ
急ぎますよぉーっ!
神社からは本格的なササの登山道、木の根っこをよじのぼり
気持ちいい尾根を歩く
低山とはいえ、落葉樹の葉っぱの落ちた木々の間からは青空。
明るく左横は 富士山が見え隠れするゴキゲンコース
(わぁ~い♪)
20分程登ると 開けた山頂に到着
(よっしゃ
)

日当たりのいい山頂には 予想通りたくさんの登山者が
ランチを楽しんでいる。
コミコミ・・・

溶けた霜で山頂はヌカっていた
(あらら
)
足元には山中湖、そして富士山の素晴らしい眺め・・・
人気のコースなのが納得できる山であ~る
そんじゃ、景色見る?
じゃじゃぁ~~~ん!

山中湖方面からの富士山

南アルプスだって この通り♪
いいねぇーっ!!
ひとちが大満足♪
ん?
ひとしさんに落ち着きがない
そう、山頂がコミコミなのと 次のご用までの時間が気になって
楽しんでいる余裕がないのであ~る
あ゛――――っ↓
先に進めってことね・・・
のんびりランチなんて楽しむ時間もなく 早々に稜線を
平尾山に向けて出発
周遊できるこのコース、稜線からは常に富士山の姿を眺めながら
歩けるのでピストンじゃもったいない
(そう! そう!)
石割山を下る。
日当たりがいいのはいいけど、溶けた霜にはまいるねぇ
踏み荒らされ荒れ気味の箇所もあり慎重に下る。

短時間の山歩き、今日はストックを持ってもなかったのであった
それにしても ヌルヌル滑る急な下り・・・
ぶぎゃぁーっ!
ひとちがぴ~~~んち!!

神の助けはあった
登山道脇は金網が設置されており 滑って転びそうな時は金網を
つかんで下ればなんとかなる
じ~~~っ と
金網を観察すると、同じように金網に頼った登山者がたくさんいるのか
金網は下り方向に ひん曲がっている。
(あはははは。。。)

皆さん考えることは同じなんですな。
いいんです、転んで泥だらけになるよりはマシ
しばらく進むとカヤトのなだらかな道。
分岐から5分ほど先に進むと 開けた平尾山の山頂に到着♪
(やったね
)

ベンチに座り おむすびをパクつく
ここからも富士山は一望であ~る

時間も予定通り、このまま下山すれば問題なし。
余裕ができたのか ひとしさんも笑顔になっていたよ
さ~てと帰りますか!
分岐まで戻り 木の階段を下っていく。

薄暗い樹林帯を下りきると車道終点の林道につながり30分で駐車場に到着
忙しい師走の山歩き。
短時間で充実したコースを歩けたね ひとしさん

来週は ガツンとイッパツ登ってやろう
富士山見ながら気軽に歩ける山♪
石割山
(道志山塊エリア)
全山行 268回

標高 石割山 1413m 平尾山
天気

山行時間 3時間10分
〈コース〉自宅(9:00)-石割神社駐車場(11:00)-石割神社-石割山(12:30-12:45)-
平尾山(1:25-1:40)-石割神社駐車場(2:10)
師走の忙しい毎日だからこそ!
短い時間だからこそ!
そんな時だからこそ 楽しみませんか?
身近な低山歩き♪
ふぁ~~~~っ

よく寝たぞぉーっ

前日は 会社の忘年会で遅くまで宴会だった ひとしさん

のんびり朝を迎えた日曜日。
それでも一日だけのお休みを有効利用しようと今日も横で
ウズウズしている

とはいっても お山だけじゃ ご用は済まない

時間限定で登れそうなお山へ向かうことにした。
近くて 登ったことがなくて 景色が満喫できる山。
山中湖のすぐ近く、山梨百名山のひとつ 石割山へゴー♪
石割神社の駐車場へ向かう

迷いながらも どうにか駐車場に到着。
情報では、数台と書かれていた駐車場、意外にも広く上下に
30台は駐車できるので安心。
水洗のトイレには鏡も設置され女性には嬉しいじゃんねぇー

自動販売機もあるからお弁当さえあれば水場に困ることもない

うっへぇー・・・
それにしてもコミコミ・・・
時間が遅いせいもあるが かなりの車の数

ここは短時間で富士山の展望を気軽に楽しめるお山なのだ。
当然登山者は多い・・・
きっと今頃 山頂は人でいっぱいかも

(イヤな予感、、、)

横を見れば やや不機嫌な ひとしさんがいる

(やっぱし。。。)
仕方ないよ、人気のお山なんだから

よっしゃ!
いっくよぉーっ!!
ブスこいてる ひとしさんを引きずって 道路を渡り
大きな赤い鳥居を潜る


403段ある石段は 登り始めの身体にはキツイ


がんばれぇーっ!!
ズンズン先を行く ひとしさん

ちがこさんは置き去りであ~る


ちがこさんはノロノロと足取りが重い

出だしはいつもこう、ペースが上がるまでは
なかなか進まない現実・・・
(ふぇぇぇ。。。)

すでに山を楽しんできた登山者たちが下ってくる

時すでに遅し?





急な石段には立派な手すり、ひっつかみながら最上段の
富士見平までようやく登った

(あ゛―っ 大変だった。。。)

ゆるやかな林道をたどる


富士山が見え隠れしているけど イマイチ枯れ木が邪魔してすっきり
見えないのが残念であ~る


石割神社に到着、ここには大岩のご神体が祀られている。

社の前にはテーブルベンチが設置され休憩するのに丁度いい。
(うん、うん

でっかいねぇーっ!!
ご神体の大岩はみごとに 真っ二つに割れていた

ご神木の横には 通れ といわんばかりの石の裂け目。
そんじゃ さっそく石の割れ目を探検してみよう♪
(うひひひ)


狭い


先に進めば進むほど どんどん狭くなっていく

ザックを背負ったままじゃ通れない。

うげぇーーーーっ↓
身体を横にしなければ通過するのはどうやっても無理であ~る

三歩後退、サックを下ろしてカニ歩き。
ふんがぁー、狭いよぉー!!

な、なんとか通れた。
(ほっ

出口を見てもらえば狭いのがよくわかるかな?

岩の割れ目から出ると石には どでかい〆縄がかけられていた。
立派だ・・・

社の裏側を回り正面に戻る。
ありゃりゃ?
社の横に立札が


昔話の「天の岩戸」伝説、ご神体の大岩に関する話 などなど。
最後には 時計回りに三度岩の間を通過すると幸せになると!
(ふぅ~ん


逆さまに回っちゃったよ

(とほほ。。。)
もとい!
最初からやり直そう

数人の登山者が ひとちがと同じように神社を参拝。
益々 ひとしさんの顔つきが怪しい

無言で

スゴイ勢いで

ブスこいて ぐるぐる岩を回る


これじゃ ありがたみも へったくりもないような・・・
(ぶぅ

いいんです、どんな状況でも 三度回りさえすれば
幸せになれるかもしれないから


社殿で手を併せよう♪
今年一年の山歩きの無事、家族円満を感謝して


さあ、山頂に向けて出発だ

急ぎますよぉーっ!
神社からは本格的なササの登山道、木の根っこをよじのぼり
気持ちいい尾根を歩く

低山とはいえ、落葉樹の葉っぱの落ちた木々の間からは青空。
明るく左横は 富士山が見え隠れするゴキゲンコース

(わぁ~い♪)
20分程登ると 開けた山頂に到着

(よっしゃ


日当たりのいい山頂には 予想通りたくさんの登山者が
ランチを楽しんでいる。
コミコミ・・・

溶けた霜で山頂はヌカっていた

(あらら

足元には山中湖、そして富士山の素晴らしい眺め・・・
人気のコースなのが納得できる山であ~る

そんじゃ、景色見る?
じゃじゃぁ~~~ん!
山中湖方面からの富士山
南アルプスだって この通り♪
いいねぇーっ!!
ひとちが大満足♪

ひとしさんに落ち着きがない

そう、山頂がコミコミなのと 次のご用までの時間が気になって
楽しんでいる余裕がないのであ~る

あ゛――――っ↓
先に進めってことね・・・
のんびりランチなんて楽しむ時間もなく 早々に稜線を
平尾山に向けて出発

周遊できるこのコース、稜線からは常に富士山の姿を眺めながら
歩けるのでピストンじゃもったいない

(そう! そう!)
石割山を下る。
日当たりがいいのはいいけど、溶けた霜にはまいるねぇ

踏み荒らされ荒れ気味の箇所もあり慎重に下る。

短時間の山歩き、今日はストックを持ってもなかったのであった

それにしても ヌルヌル滑る急な下り・・・
ぶぎゃぁーっ!
ひとちがぴ~~~んち!!



登山道脇は金網が設置されており 滑って転びそうな時は金網を
つかんで下ればなんとかなる


金網を観察すると、同じように金網に頼った登山者がたくさんいるのか
金網は下り方向に ひん曲がっている。
(あはははは。。。)

皆さん考えることは同じなんですな。
いいんです、転んで泥だらけになるよりはマシ

しばらく進むとカヤトのなだらかな道。
分岐から5分ほど先に進むと 開けた平尾山の山頂に到着♪
(やったね

ベンチに座り おむすびをパクつく

ここからも富士山は一望であ~る

時間も予定通り、このまま下山すれば問題なし。
余裕ができたのか ひとしさんも笑顔になっていたよ

さ~てと帰りますか!
分岐まで戻り 木の階段を下っていく。

薄暗い樹林帯を下りきると車道終点の林道につながり30分で駐車場に到着

忙しい師走の山歩き。
短時間で充実したコースを歩けたね ひとしさん


来週は ガツンとイッパツ登ってやろう

2011年06月26日
虫だらけ!
2011/6/25
虫の襲来・・・
御正体山
(富士山・道志エリア)
全山行 240回
百名山 40座

標高 奥ノ岳 1371m 中ノ岳 1441m 前ノ岳 1471m 御正体山 1681.6m
天気
晴れ・
ガス
山行時間 5時間30分
〈コース〉山伏峠(7:00-7:30)-奥ノ岳(8:30)-送電塔256-中ノ岳(9:30)-前ノ岳(10:00)-御正体山(10:50-11:10)-前ノ岳-中ノ岳-送電塔256-奥ノ岳-山伏峠(1:00)
ひょぇぇぇぇーーーーーっ!!
虫よけスプレーも 虫よけリングも
ぜぇ~んぜん 効果ないじゃん↓
山の虫の襲来に なすすべもなく ちがこさん敗退・・・
おかげで顔と耳は 虫刺されでボコボコ。
恐るべき6月の低山歩き↓
今週も天気予報はイマイチだ
(ふぇ~~ん
)
今日は200名山のひとつ、山中湖の上に位置する御正体山に登ってみよう♪
本当わぁー、天気がよくないこんな日は 花が綺麗な山に向かいたい所
(そう! そう!)
でもね、こんな天気だからこそ登らなきゃならない 気乗りしない山もあるわけで
それが 御正体山だったわけだ。
(山頂は展望もなく お花畑マークもなく あんまり楽しそうじゃないんだもん
)
山伏峠に車を駐車、廃屋のホテルの横から鳥居を潜り山にとりつく。
ここわぁー、一昨年の冬に反対側の山続き、高指山を目指した時に散々迷った峠
(車の停め場所がよくわからなかったから・・・)

峠の上から左へ、トンネル上部を通過 国道413号を横断する。
(右に向かえば高指山方面)
登山者は ひとちが以外にいないようであ~る
うは! うは!

それにしても こんもりと
緑はうるさい程 覆い茂り低山ならではの蒸し暑さを強調している
ヒグラシの カナカナと鳴く声も、一匹 二匹ならともかく 恐ろしい程の大集団で鳴くわけだから騒々しいなんてもんじゃぁない
うるさぁ~~~~い!
ちがこさんが怒鳴ったところで ヒグラシが鳴くのをヤメるわけないし、ひたすら耳が痛くなりそうな大合唱の山の中を ウガウガ進むっきゃない
気温は30度を超えている。
あぢぃーーーっ↓
すでに汗が滝のように流れ始めた
花もなく、あんまり可愛くない蝶や 最後の力を振り絞るように咲いているツツジを眺めながら登りは続く。

んがぁーっ↓
梅雨の蒸し暑い最悪のコンディション・・・
分岐に到着、ここから先は奥ノ岳、中ノ岳、前ノ岳と山連を アップダウンを繰り返しながら御正体山に向かう。

虫が急激に増えてきた
梅雨時期は特に悪質な虫が多いことは皆さんもご存じのはず。
低山なら やはり虫の対策は万全にしなければ!
ということで 今回 ちがこさんが用意したのはこれ!
虫よけリングっていうものだ

通常はゴム状のリングを両腕にブレスレット、ユーカリの優しい香りなので クサくないのがいい
(うん、うん
)
しかぁ~し、山の虫は そんなに甘くはない。
両腕の香りなどおかまいなしに 顔のまわりをブンブン飛び回るのであ~る
ふんじゃどうするの ちがこさん?
うははははは!
こうするに決まってるじゃん!

なぁ~んと ちがこさんは紐と一緒にリングを帽子に留めた。
こうすれば 首を振るたびユーカリのいい匂いがするもんね、虫も寄り付かないってわけだ
(ちょっとブラブラして邪魔っけですが。。。)
準備万端、花がなくても 展望がなくても 夏山修行を兼ねて ひたすら登ることにしよう。
(うりゃ
)
忍耐! 忍耐!!
うが
うが
うが
うが 
ひたすら歩く。
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
うが
うが
うが
うが
がんばれ ひとちが!
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ ・・・・・・・・
カナ カナ カナ
だから何!
う、うるさい!
うるさすぎる!!
静かな山歩き?
無理です、今日は絶対に
半分キレそうになりながら 地味な標識の奥ノ岳を通過。

唯一の展望地、送電塔256に到着
でっかい鉄塔の周辺は開けていた。
ようやく樹林帯から出ても鉄塔を過ぎれば また樹林帯、この先は展望なし

きゃほぉーっ♪
嬉しいことに富士山が顔を出している
それにしても暑い・・・

あぢぃーっ!!
まるで 天日干しの魚になったような気分であ~る
先を急ごう

樹林帯にまたもや突入、ブナの青々としたゴキゲンなコースじゃん♪
時折、尾根を涼しい風が吹き抜けていく

鳥が呼んでいる♪
そうだぁーっ!!
ひとしさんが嬉しそうにポケットから取り出したもの。
父の日に きょうこちゃんがプレゼントしてくれたバードコール

さっそく鳴らしてみた。
キ キキ・・・、、、
ぴょろ ぴょろ ぴょろ
ぴ ぴぃー ぴぃー
キュ キュ キィー♪

へっ?
お世辞にも 鳥のさえずりとは違う
木々の間で黙る鳥
ひとしさん、負けずにバードコールを鳴らしまくる

キ キキー、、、
ぴょろ ぴょろ ぴょろ
ぴ ぴぃー ぴぃー
キュ キュ キィー♪
これは仲間ぢゃない!
へたっぴな ひとしさんのバードコールを警戒したのか 鳥は行ってしまった
(無言
)
ぴょろ ぴ?
バードコールも練習が必要なようであ~る
(あはははは、、、)
がんばろう ひとしさん、また勉強することがひとつ増えたね。
中ノ岳に到着
ここもやっぱり地味な標識とベンチがふたつ

こんなもんでしょ・・・・
ひたすら ヒグラシの大合唱を聞きながらアップダウンした稜線の樹林帯を歩き続ける
周りの木々には ヒグラシの抜け殻がいっぱいだ

前ノ岳に到着
やっぱりここも地味 地味・・・
(あちゃぁー
)

クマザサ帯と記載されたコースには クマザサは少なく、生態系が変わったのか違う種類の草がボーボー生えていた。
いよいよ最後、御正体山の急登であ~る
がんばれぇーっ!
気合入れをしたせいか あっという間に小さな祠を通過、山頂に到着♪
(やったね
)

平成16年に皇太子さまが訪れた時に設置されたのか まだ新しいテーブルベンチがおかれている。
でも やっぱりじみぃーな山頂。
わかっていたとはいえ、ちょっぴり がっかり
お世辞にも ステキな山頂とは言い難いような気がする。

祠に手を併せる。
展望もないので休憩もそこそこに・・・
と!
虫の襲来だ
ぐぇぇぇぇぇ~~~~っ
空が真っ黒になりそうな程の スゴイ数
こりゃたまらん!虫よけスプレー出動
(うりゃ!)
シュバァーッ! シュバァーッ!
ひょぇぇぇぇーーーーーっ!!
虫よけスプレーも 虫よけリングも
ぜぇ~んぜん 効果ないじゃん↓
払っても 払っても 汗でベトンベトンの ひとちがの体臭が好きなのか 山の虫たちは ひとちがの傍を離れようとしない。
(誰か助けてぇーっ
)
なすすべもなく ちがこさん敗退・・・
おかげで顔と耳は 虫刺されでボコボコ
恐るべき6月の低山歩き・・・
展望や花どころの騒ぎぢゃない!
速攻撤退!!

サラサドウダンが笑っていた。

山頂に向かう途中、山頂から下ってきた登山者二人とすれ違ったけど どちらも楽しそうな顔をしていなかったっけ
これって 虫の襲来が原因じゃない?
結果、低山のこの時期の山歩きには 昔ならではの蚊取り線香が一番効果的という結論に至った。
もちろぉ~ん、虫よけリングも虫よけスプレーも虫には効果はあるけれど 山の強烈な虫たちには効き目はほとんどないってことが実証されたわけであ~る。
帰り道はガスガスの天気になった

ぶぅ
ぶぅ言いながら痒い耳を掻きながら ちがこさんが下る。
止まることのない汗をダラダラ流しながら ひとしさんも下る

アップダウンを繰り返し ピストン山歩きも終了
ひどい目にあったもんだ
その夜・・・・
ボリ ボリ ボリ ボリ・・・
かじくる音がする
耳が痒くてぐっすり眠れない ちがこさんがいた
誰かたちけてぇー

フツーの耳
虫に刺されて腫れた耳
みなさぁ~ん!
山の虫対策は万全に!
虫の襲来・・・
御正体山
(富士山・道志エリア)
全山行 240回
百名山 40座
標高 奥ノ岳 1371m 中ノ岳 1441m 前ノ岳 1471m 御正体山 1681.6m
天気


山行時間 5時間30分
〈コース〉山伏峠(7:00-7:30)-奥ノ岳(8:30)-送電塔256-中ノ岳(9:30)-前ノ岳(10:00)-御正体山(10:50-11:10)-前ノ岳-中ノ岳-送電塔256-奥ノ岳-山伏峠(1:00)
ひょぇぇぇぇーーーーーっ!!
虫よけスプレーも 虫よけリングも
ぜぇ~んぜん 効果ないじゃん↓
山の虫の襲来に なすすべもなく ちがこさん敗退・・・
おかげで顔と耳は 虫刺されでボコボコ。
恐るべき6月の低山歩き↓
今週も天気予報はイマイチだ

(ふぇ~~ん

今日は200名山のひとつ、山中湖の上に位置する御正体山に登ってみよう♪
本当わぁー、天気がよくないこんな日は 花が綺麗な山に向かいたい所

(そう! そう!)
でもね、こんな天気だからこそ登らなきゃならない 気乗りしない山もあるわけで

それが 御正体山だったわけだ。
(山頂は展望もなく お花畑マークもなく あんまり楽しそうじゃないんだもん

山伏峠に車を駐車、廃屋のホテルの横から鳥居を潜り山にとりつく。
ここわぁー、一昨年の冬に反対側の山続き、高指山を目指した時に散々迷った峠

(車の停め場所がよくわからなかったから・・・)
峠の上から左へ、トンネル上部を通過 国道413号を横断する。
(右に向かえば高指山方面)
登山者は ひとちが以外にいないようであ~る

うは! うは!
それにしても こんもりと

緑はうるさい程 覆い茂り低山ならではの蒸し暑さを強調している

ヒグラシの カナカナと鳴く声も、一匹 二匹ならともかく 恐ろしい程の大集団で鳴くわけだから騒々しいなんてもんじゃぁない

うるさぁ~~~~い!
ちがこさんが怒鳴ったところで ヒグラシが鳴くのをヤメるわけないし、ひたすら耳が痛くなりそうな大合唱の山の中を ウガウガ進むっきゃない

気温は30度を超えている。
あぢぃーーーっ↓
すでに汗が滝のように流れ始めた

花もなく、あんまり可愛くない蝶や 最後の力を振り絞るように咲いているツツジを眺めながら登りは続く。
んがぁーっ↓
梅雨の蒸し暑い最悪のコンディション・・・
分岐に到着、ここから先は奥ノ岳、中ノ岳、前ノ岳と山連を アップダウンを繰り返しながら御正体山に向かう。
虫が急激に増えてきた

梅雨時期は特に悪質な虫が多いことは皆さんもご存じのはず。
低山なら やはり虫の対策は万全にしなければ!
ということで 今回 ちがこさんが用意したのはこれ!
虫よけリングっていうものだ

通常はゴム状のリングを両腕にブレスレット、ユーカリの優しい香りなので クサくないのがいい

(うん、うん


両腕の香りなどおかまいなしに 顔のまわりをブンブン飛び回るのであ~る

ふんじゃどうするの ちがこさん?
うははははは!
こうするに決まってるじゃん!
なぁ~んと ちがこさんは紐と一緒にリングを帽子に留めた。
こうすれば 首を振るたびユーカリのいい匂いがするもんね、虫も寄り付かないってわけだ

(ちょっとブラブラして邪魔っけですが。。。)
準備万端、花がなくても 展望がなくても 夏山修行を兼ねて ひたすら登ることにしよう。
(うりゃ

忍耐! 忍耐!!





ひたすら歩く。
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ





がんばれ ひとちが!
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ
カナ カナ カナ カナ カナ カナ カナ ・・・・・・・・
カナ カナ カナ

う、うるさい!
うるさすぎる!!
静かな山歩き?
無理です、今日は絶対に

半分キレそうになりながら 地味な標識の奥ノ岳を通過。
唯一の展望地、送電塔256に到着

でっかい鉄塔の周辺は開けていた。
ようやく樹林帯から出ても鉄塔を過ぎれば また樹林帯、この先は展望なし

きゃほぉーっ♪
嬉しいことに富士山が顔を出している

それにしても暑い・・・
あぢぃーっ!!
まるで 天日干しの魚になったような気分であ~る

先を急ごう

樹林帯にまたもや突入、ブナの青々としたゴキゲンなコースじゃん♪
時折、尾根を涼しい風が吹き抜けていく

鳥が呼んでいる♪
そうだぁーっ!!
ひとしさんが嬉しそうにポケットから取り出したもの。
父の日に きょうこちゃんがプレゼントしてくれたバードコール

さっそく鳴らしてみた。
キ キキ・・・、、、
ぴょろ ぴょろ ぴょろ
ぴ ぴぃー ぴぃー
キュ キュ キィー♪

お世辞にも 鳥のさえずりとは違う

木々の間で黙る鳥

ひとしさん、負けずにバードコールを鳴らしまくる

キ キキー、、、
ぴょろ ぴょろ ぴょろ
ぴ ぴぃー ぴぃー
キュ キュ キィー♪
これは仲間ぢゃない!
へたっぴな ひとしさんのバードコールを警戒したのか 鳥は行ってしまった

(無言

ぴょろ ぴ?
バードコールも練習が必要なようであ~る

(あはははは、、、)
がんばろう ひとしさん、また勉強することがひとつ増えたね。
中ノ岳に到着

ここもやっぱり地味な標識とベンチがふたつ

こんなもんでしょ・・・・
ひたすら ヒグラシの大合唱を聞きながらアップダウンした稜線の樹林帯を歩き続ける

周りの木々には ヒグラシの抜け殻がいっぱいだ

前ノ岳に到着

やっぱりここも地味 地味・・・
(あちゃぁー

クマザサ帯と記載されたコースには クマザサは少なく、生態系が変わったのか違う種類の草がボーボー生えていた。
いよいよ最後、御正体山の急登であ~る

がんばれぇーっ!
気合入れをしたせいか あっという間に小さな祠を通過、山頂に到着♪
(やったね

平成16年に皇太子さまが訪れた時に設置されたのか まだ新しいテーブルベンチがおかれている。
でも やっぱりじみぃーな山頂。
わかっていたとはいえ、ちょっぴり がっかり

お世辞にも ステキな山頂とは言い難いような気がする。
祠に手を併せる。
展望もないので休憩もそこそこに・・・
と!
虫の襲来だ

ぐぇぇぇぇぇ~~~~っ

空が真っ黒になりそうな程の スゴイ数

こりゃたまらん!虫よけスプレー出動

(うりゃ!)
シュバァーッ! シュバァーッ!
ひょぇぇぇぇーーーーーっ!!
虫よけスプレーも 虫よけリングも
ぜぇ~んぜん 効果ないじゃん↓
払っても 払っても 汗でベトンベトンの ひとちがの体臭が好きなのか 山の虫たちは ひとちがの傍を離れようとしない。
(誰か助けてぇーっ

なすすべもなく ちがこさん敗退・・・
おかげで顔と耳は 虫刺されでボコボコ

恐るべき6月の低山歩き・・・
展望や花どころの騒ぎぢゃない!
速攻撤退!!
サラサドウダンが笑っていた。
山頂に向かう途中、山頂から下ってきた登山者二人とすれ違ったけど どちらも楽しそうな顔をしていなかったっけ

これって 虫の襲来が原因じゃない?

もちろぉ~ん、虫よけリングも虫よけスプレーも虫には効果はあるけれど 山の強烈な虫たちには効き目はほとんどないってことが実証されたわけであ~る。
帰り道はガスガスの天気になった



止まることのない汗をダラダラ流しながら ひとしさんも下る

アップダウンを繰り返し ピストン山歩きも終了

ひどい目にあったもんだ

その夜・・・・
ボリ ボリ ボリ ボリ・・・
かじくる音がする

耳が痒くてぐっすり眠れない ちがこさんがいた

誰かたちけてぇー

フツーの耳


みなさぁ~ん!
山の虫対策は万全に!