2013年03月26日
饅頭の力!? Ⅰ
2013/3/23
スプリング アニマル♪
倉岳山
(道志エリア)
全山行 352回
倉岳山の情報はこちら
標高 倉岳山 990m 天神山 876m 高畑山 982m
天気 うす曇り
山行時間 4時間45分
〈コース〉浜沢駐車場(8:30)-薬師堂-立野峠(9:30)-倉岳山(10:00-10:10)-
穴路峠-天神山(10:30)-高畑山(11:00-11:10)-ピストンで駐車場(1:15)
うわぁーっ
耳元で大きな音がした
ひとしさんが後ずさりしている
えっ? えっ? えっ?
何がなんだかわからない ちがこさん
本日一発目♪
前夜 ひとしさんは会社の呑み会で帰宅が12時
ようやく布団で眠りについたのは1時過ぎ
当然 ちがこさんも寝ていないわけで
それでも 次の日は
フツーに山に出かける
それが ひとちがの恐ろしい所だ
駐車場に到着
すでに小さなスペースに車が2台
道路を横断して登山口へ向かおうとしたら・・・
ちがこさんは見てしまった
何を?
お饅頭屋さん
店の中では大きなかまどに火がボンボンと燃やされ
黒くすすけた釜がチラリと見える
きゃぁー
お饅頭食べたい♪
これ! 食いしん坊
先に山歩きでしょ
そ そうだったっけ
田舎の民家の横をすり抜け
薬師堂の赤い門を潜る
参道には梅やスミレが咲き乱れ春を感じる朝
階段を登りご挨拶
って 覗き見はダメでしょ
境内には 浜沢の大けやき なるご神木
立派ですねぇー
お饅頭残ってるかな?
これ! いいかげん
お饅頭のことは忘れたら
だってぇー
寺を後に登山口にむかって進むと
人家と登山道を分ける分岐?がある
微妙
すっかり里山は春色だった
芽吹いた木には黄色の花
育ち過ぎたフキノトウなんかもお目見え
なんとも かんとも 春ですなぁー
沢沿いの薄暗いヒノキ林を登っていく
うが うが うが うが
登山道はしっかりしているので迷う心配もない
ズンズン進んで行くと
何やら沢沿いの山斜面で奇妙な音がする
ガボ ガボ
ガ ガ ガ ガボ ガ
えっ?
何? 何?
・・・・・
一瞬二人で顔を見合わせた
もしかして この山斜面の中に動物の家があるのか?
ひとちがを警戒して 威嚇の声を上げているのか?
思わず固まった
ひとしさんがクマ鈴を握りしめて
必要以上に降りたくる
ガラ ガラ ガラ
もしかして
危険生物 かも
動物は怯えることなく
唸り声を上げている
怖いので そーっと 通過した
しばらく進むとこんなものが
ありゃりゃ
これって沢の水を運ぶ装置とホースじゃん
もしかしなくて さっきのは動物の唸り声
じゃなくて水が ゴボゴボ流れる音?
そうみたいですね
あ゛―
怖がって損した
しばらく進むと 目の前に黄色い花が
ぶら下がっていたので写真を撮ることにした
カメラを構え ピントを合わせる
その時だ
うわぁーっ
耳元で大きな音がした
ひとしさんが後ずさりしている
えっ? えっ? えっ?
何がなんだかわからない ちがこさん
い いったい何?
ひゃぁーっ
山の斜面から黒い大きな石が
転がってきたと思ったら鳥でした
山斜面を加速して飛び上がって その先に
バサリと落ちましたぁ
で 何の鳥?
たぶんキジです
捕まえれば夜のご馳走になったのに・・・
キジの丸焼き
野蛮人・・・
明るい雑木林を登っていく
ポカポカと春の日差しが暖かい
うが うが うが うが
って あぢぃーよ
おかげで 汗ダラダラ
またも暗いヒノキ林に入った
ここは木の伐採中なのか 至る場所に
グルグル巻きにされた木が並んでいる
まるでバースデーケーキの
ロウソクみたいだね
それにしても こんなにグルグル巻きにしなくても
いいんじゃないかと
倒れた後に木からビニール紐を取り除くのも大変なこと
これを巻いた人はいったい何日かかったんだろ?
別にいいじゃん
立野峠の分岐から
倉岳山の山頂を目指す
うが うが うが うが
明るい尾根道は気持ちいいね
ひとしさん
と言いたい所だが 黄砂なんだか花粉なんだか
わからない得体の知れない埃状のものが空中を
ウヨウヨ舞っていて喉がイガイガする
しばらく進むと ちがこさんが声を上げた
な なんか動いた
えっ?
今度は何ですか?
ノタノタと歩いていたのは ネズミ?
や? それよりデカイ?
何?
小動物の後を追っかけて登っていく
どうやらリスのようだ
まだ きっと冬眠から目覚めて
寝ぼけているんでしょうね
俊敏なリス とは違う
ノロマなリス に会った
倉岳山の山頂に到着
見えるはずの富士山はいない
霞がかかって全然ダメですね
どうします?
予定では 前夜の呑み会でヘタばっている
ひとしさんを想像して ここからピストンで
下山するつもりでいた
が やたら元気 だ
じゃ 先のピークまで行こうか?
ということになり プラス2時間は往復でかかる
高畑山まで遠征することに決定
なだらかに続く尾根を進む
うが うが うが うが
穴路峠を越える
ちょいと登ると天神山
うす曇りの天気が恨めしい
もうちょっと
すきっと景色見たいよね
そうですねぇー
更に進んでいく
この山は 反対側からのコース
中央本線を使ってのハイカーが多いらしく
たくさんの人とすれ違った
高畑山に到着
ここからも見えるはずの富士山はいない
三角点タッチをして帰ることに
うが うが うが うが
ひたすら歩くのみ
そして
ひたすら山を下る
ほとんどノンストップで歩き続けた
お饅頭まだ売ってるかな?
そんなに食べたいんですか?
うん
おばちゃぁーん まだ お饅頭ある?
あるよ
あとこれだけ
味噌まんと あんこを買った
産まれたての赤ちゃんの頭ほどある
ドデカイ饅頭
よかったね 念願のお饅頭
買ってもらえて
うん
さぁ~てと
これからどうする?
どうします?
ということで 今度は道を挟んで反対側の山を
もういっちょ 登ることにする
よくやるねぇー
景色も へったくりもないのに
いいの
ノツノツしながら
お饅頭をパクつく
パワーアップ
よっしゃ!
次の山へゴー♪
二発目の山歩きはこちら
スプリング アニマル♪
倉岳山
(道志エリア)
全山行 352回
倉岳山の情報はこちら
標高 倉岳山 990m 天神山 876m 高畑山 982m
天気 うす曇り
山行時間 4時間45分
〈コース〉浜沢駐車場(8:30)-薬師堂-立野峠(9:30)-倉岳山(10:00-10:10)-
穴路峠-天神山(10:30)-高畑山(11:00-11:10)-ピストンで駐車場(1:15)
うわぁーっ
耳元で大きな音がした
ひとしさんが後ずさりしている
えっ? えっ? えっ?
何がなんだかわからない ちがこさん
本日一発目♪
前夜 ひとしさんは会社の呑み会で帰宅が12時
ようやく布団で眠りについたのは1時過ぎ
当然 ちがこさんも寝ていないわけで
それでも 次の日は
フツーに山に出かける
それが ひとちがの恐ろしい所だ
駐車場に到着
すでに小さなスペースに車が2台
道路を横断して登山口へ向かおうとしたら・・・
ちがこさんは見てしまった
何を?
お饅頭屋さん
店の中では大きなかまどに火がボンボンと燃やされ
黒くすすけた釜がチラリと見える
きゃぁー
お饅頭食べたい♪
これ! 食いしん坊
先に山歩きでしょ
そ そうだったっけ
田舎の民家の横をすり抜け
薬師堂の赤い門を潜る
参道には梅やスミレが咲き乱れ春を感じる朝
階段を登りご挨拶
って 覗き見はダメでしょ
境内には 浜沢の大けやき なるご神木
立派ですねぇー
お饅頭残ってるかな?
これ! いいかげん
お饅頭のことは忘れたら
だってぇー
寺を後に登山口にむかって進むと
人家と登山道を分ける分岐?がある
微妙
すっかり里山は春色だった
芽吹いた木には黄色の花
育ち過ぎたフキノトウなんかもお目見え
なんとも かんとも 春ですなぁー
沢沿いの薄暗いヒノキ林を登っていく
うが うが うが うが
登山道はしっかりしているので迷う心配もない
ズンズン進んで行くと
何やら沢沿いの山斜面で奇妙な音がする
ガボ ガボ
ガ ガ ガ ガボ ガ
えっ?
何? 何?
・・・・・
一瞬二人で顔を見合わせた
もしかして この山斜面の中に動物の家があるのか?
ひとちがを警戒して 威嚇の声を上げているのか?
思わず固まった
ひとしさんがクマ鈴を握りしめて
必要以上に降りたくる
ガラ ガラ ガラ
もしかして
危険生物 かも
動物は怯えることなく
唸り声を上げている
怖いので そーっと 通過した
しばらく進むとこんなものが
ありゃりゃ
これって沢の水を運ぶ装置とホースじゃん
もしかしなくて さっきのは動物の唸り声
じゃなくて水が ゴボゴボ流れる音?
そうみたいですね
あ゛―
怖がって損した
しばらく進むと 目の前に黄色い花が
ぶら下がっていたので写真を撮ることにした
カメラを構え ピントを合わせる
その時だ
うわぁーっ
耳元で大きな音がした
ひとしさんが後ずさりしている
えっ? えっ? えっ?
何がなんだかわからない ちがこさん
い いったい何?
ひゃぁーっ
山の斜面から黒い大きな石が
転がってきたと思ったら鳥でした
山斜面を加速して飛び上がって その先に
バサリと落ちましたぁ
で 何の鳥?
たぶんキジです
捕まえれば夜のご馳走になったのに・・・
キジの丸焼き
野蛮人・・・
明るい雑木林を登っていく
ポカポカと春の日差しが暖かい
うが うが うが うが
って あぢぃーよ
おかげで 汗ダラダラ
またも暗いヒノキ林に入った
ここは木の伐採中なのか 至る場所に
グルグル巻きにされた木が並んでいる
まるでバースデーケーキの
ロウソクみたいだね
それにしても こんなにグルグル巻きにしなくても
いいんじゃないかと
倒れた後に木からビニール紐を取り除くのも大変なこと
これを巻いた人はいったい何日かかったんだろ?
別にいいじゃん
立野峠の分岐から
倉岳山の山頂を目指す
うが うが うが うが
明るい尾根道は気持ちいいね
ひとしさん
と言いたい所だが 黄砂なんだか花粉なんだか
わからない得体の知れない埃状のものが空中を
ウヨウヨ舞っていて喉がイガイガする
しばらく進むと ちがこさんが声を上げた
な なんか動いた
えっ?
今度は何ですか?
ノタノタと歩いていたのは ネズミ?
や? それよりデカイ?
何?
小動物の後を追っかけて登っていく
どうやらリスのようだ
まだ きっと冬眠から目覚めて
寝ぼけているんでしょうね
俊敏なリス とは違う
ノロマなリス に会った
倉岳山の山頂に到着
見えるはずの富士山はいない
霞がかかって全然ダメですね
どうします?
予定では 前夜の呑み会でヘタばっている
ひとしさんを想像して ここからピストンで
下山するつもりでいた
が やたら元気 だ
じゃ 先のピークまで行こうか?
ということになり プラス2時間は往復でかかる
高畑山まで遠征することに決定
なだらかに続く尾根を進む
うが うが うが うが
穴路峠を越える
ちょいと登ると天神山
うす曇りの天気が恨めしい
もうちょっと
すきっと景色見たいよね
そうですねぇー
更に進んでいく
この山は 反対側からのコース
中央本線を使ってのハイカーが多いらしく
たくさんの人とすれ違った
高畑山に到着
ここからも見えるはずの富士山はいない
三角点タッチをして帰ることに
うが うが うが うが
ひたすら歩くのみ
そして
ひたすら山を下る
ほとんどノンストップで歩き続けた
お饅頭まだ売ってるかな?
そんなに食べたいんですか?
うん
おばちゃぁーん まだ お饅頭ある?
あるよ
あとこれだけ
味噌まんと あんこを買った
産まれたての赤ちゃんの頭ほどある
ドデカイ饅頭
よかったね 念願のお饅頭
買ってもらえて
うん
さぁ~てと
これからどうする?
どうします?
ということで 今度は道を挟んで反対側の山を
もういっちょ 登ることにする
よくやるねぇー
景色も へったくりもないのに
いいの
ノツノツしながら
お饅頭をパクつく
パワーアップ
よっしゃ!
次の山へゴー♪
二発目の山歩きはこちら
Posted by ひとちが at 13:50│Comments(2)
│道志山塊エリア
この記事へのコメント
いがいに男の方がビビりだったり!笑! 前富士山行った時、なんか黒いモノが居て、近くに行ったらいきなりそれが飛び上がって(カモシカ?!)直樹も一緒に飛び上がってびっくりしてたよ〜
Posted by きょーこ at 2013年03月26日 18:42
きょうこちゃんへ♪
そう! そう!!
女の方が度胸いいかも・・・
いつも先頭は私。
たまには犠牲になってもらいたい。
たぶん・・・
コワイ動物に会ったら 置き去りにされそう。
(クマだと思うけど・・・)
無敵だと思ってたけど 直樹にもコワイものが
あるんだね。
うひひひひ。。。
そう! そう!!
女の方が度胸いいかも・・・
いつも先頭は私。
たまには犠牲になってもらいたい。
たぶん・・・
コワイ動物に会ったら 置き去りにされそう。
(クマだと思うけど・・・)
無敵だと思ってたけど 直樹にもコワイものが
あるんだね。
うひひひひ。。。
Posted by ひとちが at 2013年03月26日 19:20
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