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Posted by naturum at

2018年09月25日

丘を越え行こうよ♪

2018/03/31
 
物見山
(群馬県・下仁田町)

全山行 571回



標高 1375m
天気 晴れ晴れ
山行時間 1時間30分(休憩を含む)

〈コース〉内山牧場・荒船湖P-物見岩-展望台-物見山-ピストンでP

ニコニコ物見山の場所はこちらちょき


春風そよ吹く牧場沿いの稜線ドキッ
背中のザックでゆらゆらと ごきげんワンコ♪
山頂からの景色は最高だったよ!



あらふね湖と物見山


物見山の紹介

明治20年に生まれた日本最古の洋式牧場である神津牧場(群馬)を東に
西の内山牧場(長野)との間に挟まれているのが物見山
かつてはハイカーのメッカでもあったそうだシーッ

南に荒船山や西上州の山々、北に浅間山の噴煙を望むことができるちょき




山フォトアルバム

 
案内板ニコッ           登山口からスタートナイス

  
ザックでゆらゆらワンコ柴犬        物見岩に到着ナイス           


物見岩:荒船山方向がよく見えるちょき


展望台からの景色目 あらふね湖とキャンプ場

 
ゆるゆるハイク足跡          山頂だワン!


山頂から妙義山ズーム目

 
神津牧場でやぎとふれあうワンコイカの丸焼き    ジャージーを怖がるワンコイカの丸焼き


お山の感想

牧場の草もまだ緑には少し早かったようだぶた
今日もワンコを背にのんびりハイキングを楽しむことにしたちょき

ゆるゆる登った先のボコボコした物見岩からは
荒船山をはじめ、南西の景色が広がっていた目

稜線を進んでいくと立派な石造りの近代的な展望台がある
内山無線中継展望台と書かれていた
内山牧場にあるキャンプ場、足元にはあらふね湖ハート
北側には電波塔がある物見山の山頂が見えたビックリ

再びゆるやかに牧場沿いの登山道を登っていくと
北東の景色が広がる物見山のピークにちょき
浅間山の頂にはまだ雪が残っていたビックリ

帰りは神津牧場に立ち寄りソフトクリームを食べ
ジャージー見学となかなか楽しい一日だったドキッ



「私はこのあたりで、初めて日本の低い、小さな山歩きのおもしろさ、
楽しさを知った。-ああ、美しい、きよらかなこの信濃境の山上牧場の
春浅い朝に飲む一ぱいの牛乳!」(大島亮吉『山一随想』から)

まさにこの通り!



ニコニコこの日の立ち寄り湯はこちらちょき
荒船の湯
大人 600円なり


ニコニコこの日の車泊地はこちらちょき
春もよし、秋もよし、ロケーション最高ハート


農業公園からの景色ハート

荒船湖 農業公園
(道平川ダム)
  

Posted by ひとちが at 13:04Comments(0)妙義荒船エリア

2017年05月19日

猿ものは追わず?

2017/04/23

アカヤシオ見っけ♪
御堂山
(妙義荒船エリア)

全山行 545回



ニコニコ写真をクイックすると山行メモを見ることができますちょき


ニコッ御堂山の情報はこちらナイス

標高 御堂山 878m
天気 晴れ晴れ
山行時間 4時間(休憩を含む)


〈コース〉登山口-林道終点-鞍部-松の木テラス-鞍部-
御堂山-分岐-帝釈岩-分岐-林道終点-登山口



御堂山について

山頂からの展望は微妙ガーン

ジジ岩とババ岩は絶妙なバランスで仲よく並んでいる
松の木テラス(たんす岩)からは二つの岩を間近で見ることができるドキッ

帝釈岩の分岐はわかりにくいが尾根上部から眺めるとジジ岩とババ岩を
違う角度で見ることができる岩名のごとく人間の姿のようで面白いちょき



物語山からの御堂山


御堂山写真館


足場の悪い涸れ沢です汗

 
終盤でちょっと残念                   松の木テラスから


船体みたいな荒船山最高ハート

 
満開ドキッ             大きな猿と遭遇した山頂タラ~

 
帝釈岩の分岐                緑がきれいハート


人間みたいでしょビックリ


ニコニコこの日の立ち寄り湯はこちらちょき
八千代温泉 芹の湯

前日に味を〆、二日連チャンでお邪魔した
このエリアに来る時はまた利用したい
ドキッ


前日の山歩きはこちら
  

Posted by ひとちが at 16:24Comments(0)妙義荒船エリア

2017年05月15日

バリエーションルートのその先に?

2017/04/22

セットがおすすめ♪
大桁山・鍬柄岳
(妙義荒船エリア)

全山行 544回


写真をクイックすると山行メモを見ることができますニコニコ

ぴよこ大桁山の情報はこちらちょき

標高 大桁山 836m  鍬柄岳 598m
天気 晴れ晴れ
山行時間 4時間(休憩を含む)


〈コース〉鍬柄岳登山口P-バリエーションルートから川後石峠-
大桁山-分岐-鍬柄岳-神社-P



大桁山・鍬柄岳について

大桁山は西上州の山々の玄関だシーッ

関東ふれあいの道はアップダウウンが少なく
広く整備されているので歩きやすいニコニコ
山頂からの眺望は北側の樹間ごし あまりよくないぶた



鍬柄岳は杉や檜におおわれた大桁山とは対照的な岩峰
別名 石尊山ともよばれ信仰の山であるムカッ

鎖場もありスリリング 眺望は360度の大パノラマ
ちょき



大桁山・鍬柄岳写真館


大桁山からの微妙な眺望                          ピークにはベンチあり

 
鍬柄岳100mの鎖場                 中腹は岩峰を巻く


鎖があるので怖さはありません             鍬柄岳のピーク


鍬柄岳からの南方向眺望       


鍬柄岳からの東方向眺望



ニコッこの日の立ち寄り湯はこちらちょき
八千代温泉 芹の湯



もみじ街道から入った山奥の温泉
一瞬、農家と間違えそうになるガーン



泉質抜群! 塩分の効いた温泉
浴槽がぬるぬるしているので転ばないよう注意!



食堂では温泉水を使った湯豆腐をはじめ、メニューが豊富ドキッ
スゴイのは釜揚げうどんを頼むとでっかい茹で釜が出てくる事
自家製のうどんを自分で茹でて頂くのだビックリ



自慢の味付けホルモンもおすすめ♪ 
ガスの焼き台を使い自分で焼いて食べる すご~い美味しいハート
これで一人前?というほどボリュームがあるビックリ



温泉のおばちゃんも最高!
気前がよくて面白い!!


温泉のHPには記載されていないけど宿泊も可ちょき
湯治したくなるようないい温泉だよニコニコ


ニコニコこの日の車泊地はこちらナイス
荒船湖(道平川ダム) 農村公園



タープテントを張っていた沢ヤのAVOさんとikeさんのお招きで
楽しい夜を過ごすことができたよ♪


翌日の山歩きはこちら
  

Posted by ひとちが at 09:52Comments(0)妙義荒船エリア

2016年12月29日

ロックキャッスル♪

2016/12/24

スペシャル クリスマス♪
恩賀高岩
(妙義荒船エリア)

全山行 528回



ニコッ恩賀高岩の情報はこちらちょき


標高 雄岳 1084m  
天気 雪雪・くもり曇り・晴れ晴れ
山行時間 4時間(休憩を含む)


〈コース〉東登山口-大岩祠-コル-雄岳北P-雄岳本峰-コル-雌岳P1-
雌岳P3(本峰)-中継アンテナ-西登山口-東登山口



高岩について

妙義荒船エリアの中でもレベル最上級と格付けされる恩賀高岩
標高差は264mだが岩登りの危険な岩山であり慎重を要する。

高岩は一見して雄岳と雌岳の双耳峰のように見えるが、
それぞれが三つの岩峰に分かれている。

麓から見た高岩は急峻な怪峰であり、とても人が峰に立てるとは思えないが
雌岳P2以外の峰には立つことができる。




女王さまの椅子に座って乾杯♪
やったね ちがこさん♪




冬休みに帰省する しょうたろう選手を迎えに行くという口実で
のんびり自宅を出発、登山口に到着したのはお昼もAM11時イカの丸焼き


大丈夫なんですか? こんな遅いスタートで
ちゃんと下山できますよね?



高速のインターチェンジ付近から見える恐ろしげな岩山を前に
すでに ひとしさんの心は折れていたガーン



ヤバい ヤバすぎますぅー ガーン


諏訪神社の横を通過 恩賀集落の民家の前の路肩に駐車
空には黒雲 チラチラと雪が舞って寒々しいぶた


ホント大丈夫なんでしょうね?


登ったことのない山だし 大丈夫か なんて
聞かれたってわかるわけないじゃん
フフフ
 
ヘラヘラ笑いながら答える ちがこさんグッド


クリスマスに こんな危険そうな岩山を
選ばなくてもいいのに
男の子エーン
ブツブツ・・・


小さな声でで叫び続けている ひとしさんであったどくろ


高岩の看板を頼りに民家の横から高岩山トンネル上部の舗装路を
登山口を探しながら数分歩いた足跡


枯葉が積もった林の中をサクサクとゆるやかに登っていく
目の前に巨大な岩が現れたビックリ



コースはルンゼ状の荒れた急斜面に変わるニコッ



今日は「がっつり登る」というより「岩登りを楽しむ」のが目的注目
短時間で広いコルにポンと出たちょき


足元には高速道路
進行方向の右には雄岳の岩峰が三つ並んで見えるビックリ



ヘルメットおじさん登場♪



万が一を想定して ちがこさんはヘルメット以外にも
ハーネス・ロープとぬかりないムカッ


岩根沿いの道を進むと岩をしたたる水がタラ~



通過するコースは一端道が切れ一段下がって再びコースに戻るのだが
その一段下がった場所には上からしたたる水が岩を凍らせ覆っているどくろ



写真では怖さは伝わらないと思うシーッ 
右横は崖、凍りついた岩の上は通過不可能
通過しようと岩に足を乗せるとつるりと滑るぶた


持ってきてよかったじゃん
ロープ ちょき


これさえあれば木にしばって安全確保ができるちょき
更に一段低い場所まで下って
再び上まで這いあがればいいってわけ!


トップを歩くちがこさんは実験台イカの丸焼き
確実に安全通過するのを見届けて から ひとしさんも続く足跡



想定外の危険ヶ所すでにクジケ気味の ひとしさん男の子エーン
なんとか通過、広い場所でザックをデポしたちょき


やめませんか?
ここだけでも危険なのにあんなの登れませ~ん
男の子エーン


目の前にはコース最難関のチムニーの鎖場
ほぼ垂直の岩の間に錆びた鎖がダランと下がっているタラ~

緊張のため顔がこわばる ひとしさんイカの丸焼き



岩に登るために来たのに登んないの?
とりつきまで行ってダメなら諦めるからさ~
ぶた

スタスタ先を行く ちがこさんダッシュ



見上げるとゴツゴツした岩は意外にも手架け足掛け部分が
多いことがわかって一安心ニコニコ


うひ うひ!
バッチリ登れそうじゃん♪



意を決していざ岩の上部を目指すムカッ



ハング気味の一本目の鎖
チムニーの間は狭く凸凹と突き出た岩をつかみ足をかけ
身体をつっぱらせながら身体を徐々に上げていくムカッ



大丈夫ですかぁ~?

下から不安そうな ひとしさんの声がするイカの丸焼き


大丈夫か って言われても手放すわけにはいかないし
途中でヤメるわけにはいかないじゃん
ムカッ



落ちれば山の下までコロコロ転がって怪我か死亡間違いなし
ほんわかした日常生活とは違う緊迫した時間タラ~



小テラスで一端休憩 
下で待機する ひとしさんは見えないビックリ



いいよ~っ!


狭いチムニーに右往左往しながら ひとしさんが登ってきたビックリ



ヘルメットがあってよかったですぅー汗
二度ほど頭をぶつけましたぁ~
男の子エーン



二本目の鎖も無事通過ちょき



三本目の直登の鎖はかなり手強いムカッ



後方を見るのは怖いので目の前の岩と上部を見ながら
一気に鎖場を登るムカッ



なんとか岩の上部に出たクラッカー
まずは稜線から左の岩峰(北P)に登ってみるニコッ



摩利支天の石碑のあり北側の景色が広がっているビックリ
低木が生えているので怖さはないちょき



あのー
ここまででいいですか?



いいわけないじゃんガーン


分岐まで戻り今度は雄岳のメインピークに登ってみるちょき
頂上には御嶽の石碑
数人程度の広さの山頂はインターを見下ろす絶景ポイントだビックリ


あまりの高度感に苦笑いの ひとしさんテヘッ

ズーム ビックリ


ほ~らねガーン


西側には雌岳がどかん
今日の浅間山は雲隠れ?



さ 次行ってみよう♪


大満足で雄岳を下る足跡
下りのチムニー 足元が見えないので大変ウワーン
ようやくザックをデポした場所まで戻ることができたちょき



コルから雌岳に向かう足跡
雄岳には腹に大きな穴が見えるビックリ



北Pと本峰の間のチムニーは迫力満点 
よく上まで登ったもんだと我ながら感心するばかりシーッ


右よりの急なザレ斜面を木の根伝いに登ると
左が雌岳P1 Pを示す物はないウワーン



東には雄岳が目の前にどかんと鎮座ビックリ
西隣にはP2、P3が横並び目



P2の横を通過ダッシュ
ここは邪悪なピークだガーン



蟻の塔渡り状の切れ落ちた細尾根は幅20cm
岩までは距離にして5~7mほどだろうか?
先の岩も垂直で鎖・ロープなどはなく素人には登れないウワーン


登っちゃダメでしょ 死んじゃうよ
っていうか 絶対登ろうなんて思わないしー
 どくろ


雌岳のメインピークP3
ガイドブックにもある通り岩の小窓ハート

ほ~らね♪



いよいよP3にドキッ



上部は四囲がそぎ落ちていてコワいウワーン
小さな1m四方の岩には楔が打たれ安全のための手架けロープ



上部に立つと360度の大パノラマ・高度感抜群ガーン





うわぁー
怖いですぅー
 男の子エーン

と言いつつも ひとしさん大満足みたいだニコニコ





そして ちがこさんは見つけてしまったビックリ
後方にステキな石の椅子があるのをハート


岩城の一番高い場所にある椅子
雌岳にあるから女王さまの椅子に違いないシーッ


クリスマスに女王さまの椅子に座れるなんて
ラッキー♪



ちがこさん ウハウハ
怖いこともすっかり忘れていたイカの丸焼き

もちろんこのひともガーン



大満足P3を下りで岩稜を西に向かう足跡
尾根から下るとすぐにもろいルンゼを固定ロープで下るウワーン



ボロボロと岩が崩れ危険な場所でもあるガーン



下りも一筋縄ではいかない高岩タラ~



笹原にTVアンテナが立つ尾根に出たビックリ
女王さまの椅子がどんどん高く遠くなっていくぴよこ2



西登山口に到着ちょき
しばらく道路を歩き恩賀の集落に停めた車まで
高岩を横に眺めながら歩く足跡



本日高岩貸切♪

焦ることなく自分達のペースで岩登りニコニコ
スペシャルなクリスマス山行だったよちょき




ニコニコこの日の立ち寄り湯はこちらちょき
妙義ふれあいプラザ・もみじの湯
高台にある見晴らしの良い温泉ですニコニコ


ニコニコこの日の車泊地はこちらちょき
道の駅みょうぎ
駐車場所の選択ミスすると賑やかで眠れませんぞ!



翌日の山はこちら
  

Posted by ひとちが at 15:17Comments(2)妙義荒船エリア

2016年11月17日

落ち武者財宝伝説討論会!

2016/11/13

今週も紅葉を追っかけて♪
物語山
(妙義荒船エリア)

全山行 522回


*画像をクイックすると山行メモを見ることができますぴよこ3


ニコニコ物語山の情報はこちらちょき

標高 南峰 1019m  西峰 967m
天気 晴れ晴れ
山行時間 4時間30分(休憩を含む)

〈コース〉サンスポーツランドP-林道-登山口-西峰-南峰-ピストンでP



地図とにらめっこしながら
群馬百名山を物色する
ビックリ

小ぶりでも ピリリと辛い
そんな言葉がぴったりの西上州の山たちドキッ

ハマりそう♪



カメラ 物語山写真館 カメラ


落ち武者財宝伝説のメンベ岩(林道から)


コル手前の落葉樹の黄葉ドキッ


西峰から見えた浅間山の冠雪ハート


西峰からの凸凹妙義山ビックリ

 
下山後は下仁田名物こんにゃくとネギ天うどん・ネギ肉うどんを食すちょき


前日の山歩きはこちら




  

Posted by ひとちが at 10:12Comments(0)妙義荒船エリア

2016年05月23日

プチ冒険!

2016/03/27
妙義山
全山行481回


*画像をクイックすると山行メモを見ることができますぴよこ3


ニコッ妙義山の情報はこちらちょき
  

Posted by ひとちが at 12:00Comments(0)妙義荒船エリア

2011年11月29日

命がいくつあっても足りない!?

2011/11/26

ホッキリから白雲山縦走
妙義山
(妙義荒船エリア)


全山行 264回



ピンクの星前回の金洞山縦走はこちらぴよこ3





標高 相馬岳 113.8m 天狗岳 1084m
天気 晴れ晴れ
山行時間 9時間




〈コース〉自宅(1:00)-道の駅みょうぎ(4:30-6:30)-妙義神社から中間道-
第一見晴-大黒の滝-第二見晴-タルキ沢出合-本読みの僧-東屋-
ホッキリ入口(9:30)-ホッキリから茨尾根-顔面岩-大天狗-大のぞき-
白雲山頂-見晴-奥ノ院-大の字-白雲山登山口-道の駅みょうぎ(3:30)

*中間道で紅葉狩りを楽しんだので時間がかかりました。
通常は2時間程度で歩けます。








今日はいつもにも増して気を引き締めて山歩きに臨む。
何故ならば、危険いっぱいのお山 妙義山の縦走の続きだから・・・


命がいくつあったら足りるのか?

ひとちがの無謀なる挑戦が再び幕を開けた・・・








青い星早朝4:30、予定より随分早く駐車場に到着した ひとちが。
日が昇るまで シュラフに潜り込み爆睡ZZZ…
(爆睡していたのは ちがこさんだけだったようですが汗

すでに ひとちがと同じように何台もの車の中では 登山者たちが
同じように日の出を待っている。

7月に表妙義の半分、金洞山の恐ろしい縦走を終えてはいたものの、
当日はガス 鎖場からの景色も ほとんど見えないのでコワサは半減だったタラ~

シーッしかぁ~し、今回は違う。

雲一つない晴れ!

ってことは 景色、足元はスケスケなのであ~る汗

ひょぇぇぇ~~~っ!
想像するだけで恐ろしい・・・タラ~


ホント大丈夫? ひとちが?




駐車場から見た白雲山、奇怪なゴジゴジの稜線が ひとちがを呼んでいるビックリ



日の出とともに 妙義神社から いよいよ中間道へゴーチョキ

 

山の中腹、山の麓はもみじ01紅葉絶頂期との情報、期待大!


住宅街を抜け 中間道に入る。



とたんに モミジやカエデの鮮やかな赤い色が登山道を飾るハート



きゃぁーっ!
綺麗♪




右を向いても 左を向いてももみじ01紅葉のオンパレード♪
パチパチと写真撮影に忙しい ひとしさん男の子ニコニコ
なかなか先に進まない山歩きイカの丸焼き
(あはは。。。)





第一展望に到着。



中間道とはいえ標高は高い、見晴からの景色は素晴らしいものだったビックリ
(うん、うんぴよこ3



目の前には 金鶏山のゴジゴジ、山の裾には モコモコと
赤や黄色の広葉樹たち♪



ほとんど標高差のないルートは歩きやすく 登山者だけでなく
観光で訪れた人たちも十分楽しめる絶景コースなのだよ。
(そう!そう!)

ハートちがこさん、紅葉にうっとりハート 




水の枯れた大黒の滝を通過、第二見晴に到着チョキ

 

ここからも 金鶏山の角度を変えた景色、麓の町が一望であ~るビックリ



ちがこさんの後ろに見えるのは 前回縦走した金洞山チョキ





もみじ01紅葉は更に続く。




もう 危険な尾根のことなんか うち忘れてもみじ01紅葉狩りを満喫する 
ひとちがイカの丸焼き



  



可愛らしい本読みの僧にご挨拶ハート

 



東屋にようやく到着、ここからも白雲山の絶景ともみじ01紅葉が素晴らしい。

 

やっとホッキリの入口まできた汗
コースタイムを1時間もオーバーしちゃったよガーン
(とほほ。。。)

 

振り返ると 何気に浮かない表情の ひとしさん?

ビックリえっ?
どうかした?

「大丈夫でしょうか? ここから縦走時間を計算すると5時間半
近くかかりますよ。
日暮れまでに山を下れるのかな?」

ちゃんと計算済み!

「紅葉見物で つっかえる時間も考えてコースを設定したんだからさムカッ
がんばって ちゃんと歩くから怒

珍しく やや半ギレウワーン

実は ちがこさん、数日前から風邪っぴきぴよこ2
体調が悪くて ひとしさんは通常の山行タイムで歩けるのか
心配してくれていたのであ~る。

ごめんね ひとしさん、キレて・・・
(ちがこさん、反省。。。)





さぁ、気を取り直して 
登りますよぉ~っアップ



尾根までの小岩場を ズンズン登るチョキ
妙義の岩は まるでフリークライミングの練習用の壁によく似ている。
大きな岩に 接着剤で張り付けたみたいな コブがいくつも
くっいているので登りやすい。



むんずと 引っつかんで登るのみ!





ホッキリの分岐からは いよいよ危険な茨尾根に進むため 
ハーネス、簡易ロープを準備、もちろん頭にはヘルメットムカッ



大げさじゃないの? ひとちが?

いいんです、命が大事ですから!




茨尾根のピークに出たぴよこ3
西には浅間山の雄大な姿、金鶏山や麓のもみじ01紅葉が一望であ~る。





スゴイ景色だねぇ~っ♪



さっきまでは 樹林帯のもみじ01紅葉、今度は尾根からの絶景ビックリ
と言うことなしハート



鎖場を登ったり 下ったりしながら相馬岳。
(よっしゃチョキ

 

狭い山頂に次々と登山者がやってくる。
皆さん ひとちがと反対方向の白雲登山口から縦走する方が
多いようだ。

後ろを振り返ると 山頂の隅っこで立ちんぼしている ひとしさんタラ~
そう、コミコミが嫌なのだガーン



あ゛――――っ↓
始まっちゃいましたよぉー・・・


ちがこさん ぴ~~~んち!

こうなると のんびり山頂で景色を楽しむ余裕はありませんぴよこ2
景色を ささっと写真撮影汗



進め! 進め!



日陰には 霜が降り、ツララもお目見え。
アイゼンも持ってきたけど この程度なら使わずに済みそうじゃんぴよこ3





ぐぐっと登るアップ

顔面岩に出た!
ここからは 北方向に白くキラキラ輝く谷川岳♪



いいね♪ いいね♪

たくさんの登山者で賑わう天狗岩を通過、スベリ台状30mの鎖を登る汗



んが汗 んが汗 んが汗 んが汗

絶対に手だけは放しちゃいけませんなガーン










ポンと出た 御嶽三社大神の石碑がある 大のぞき。
ここにも たくさんの登山者が楽しそうに山ランチ。

いいなぁー・・・

振り返るとやっぱり すすめ! と ひとしさんが目で合図ぶた

 

はい、はい わかってますったらぴよこ2



これから進む先は 玉石、白雲山頂であ~る。
白雲の山頂は 北面の巻き道の途中にあり通過しがちとのこと。



そして また登る!



玉石を確認、見落とさないように山頂を探す。
やっと見つけた じみぃ~な山頂タラ~
山頂標識もなく、三角点?らしきものが ポコンとくぼみにあったビックリ



うへへへへニコニコ
ここは貸切 ようやく 落ち着ける場所みぃ~つけた♪

 

時間もまずまず、日暮れまでには十分下山できそうぴよこ3
いつの間にか おむすびをかじる ひとしさんも笑顔になっていた。
(よかった よかったぴよこ3

  



さぁ、ここからが下りの鎖場の連続ガーン
それでなくても すでに腕と足はプルプル、鎖を握る手も痛いぴよこ2

うぇぇぇぇーーーっ!

3連鎖、ビビリ岩の鎖直立2mダウン









んがぁーっ!
もう たぁ~いへん!!


 


ほっと一息 見晴に到着チョキ



ここから先は樹林帯への7m外傾鎖ウワーン
一気に奥ノ院まで降りていくのであ~る。
(はぁぁぁ。。。)

*外傾は7mですが、直下に三段30mはある鎖場です・・・


下では 登りの登山者が ひとちがが下り終えるのを待っている。
もたもたしているわけにはいかないムカッ

もう腕がパンパンになってきたぴよこ2
それでも下らなきゃ先には進めないのだ。









あ゛――――っ
大変だったぁー↓


やっと足が地についたぴよこ3



すぐ横には奥ノ院、大きな岩でできている。
鉄梯子で登ってみよう♪



薄暗い中に 何体かの石仏が安置されている。

ちょっと怖いかも・・・



手を併せ 早々に退散することにした。
梯子の上からは こんなふうに見えるんだよ。
(あは。)





辻から大の字が見えるビックリ



近くまでいくと ここもまた鎖場を登る展望地。



尾根から見た景色とは違う 妙義の町がなかなかグッド♪
駐車場の ひとちがの車だって見えちゃう!



でっかい 大の字に登って ひとしさんも超ゴキゲン。

わぁ~~~~い♪




ずんずん下るチョキ
まだ鎖場だタラ~



樹林帯を抜け 白雲登山口に無事到着。
(よかった よかったぴよこ3



もみじ01紅葉で彩られた妙義神社を見物して 道の駅に戻った。

  

お疲れぇーっ!!



すぐ近くにある 妙義ふれあいプラザで ひとっ風呂ぴよこ3



隣接している ふるさと美術館の駐車場からは さっき登った 
大の字が小さく白く山に張り付いていたよニコニコ



麓のもみじ01モミジも夕日にキラキラ輝いて 燃えるような赤だったハート

 





ピンクの星明日は 裏妙義を歩いてみることにするムカッ
無謀なる ひとちがの挑戦は まだまだ続く!
次回をお楽しみに♪

ぴよこ3翌日の山歩きはこちらチョキ

  

Posted by ひとちが at 09:52Comments(2)妙義荒船エリア

2011年07月07日

もう後戻りはできない・・・

2011/7/3

金洞山から鷹戻し縦走!
妙義山
(妙義荒船エリア)

全山行 241回
百名山 40座




標高  中之岳  東岳 1094m  
天気 晴れ晴れ・くもりガス
山行時間  8時間


〈コース〉妙義桜の里駐車場(7:00-7:30)-中之岳神社-轟岩(8:00-8:30)-見晴台-石門分岐-中之岳-東岳-鷹戻しの頭-女坂分岐-ホッキリ入口-大砲岩-第四石門-第三石門-第二石門-第一石門-石門入口-妙義桜の里駐車場(3;00)






妙義山中最難のコース
地図にはそう記載されていた。



ハーネス、簡易ロープ、ヘルメット着用で装備を万全に固める ひとちが。
危険マークのいっぱいついた超危険なコースであ~る!!







マイク六月に すえちせと山歩きした迦葉山、チムニーなる危険な岩をよじ登り おっかないと叫びつつも岩登りを楽しんじゃった ひとちがとしては更なる危険を承知で危険山域の岩山を登ることにしたチョキ

岩峰の連なるお山といえば?

そう そう 妙義山ぴよこ3
あえて ちがこさんが避けていたお山であ~る。

地図のコースを色々物色しても 危険マークがいっぱいで お世辞にも安全に、簡単というわけにはいかないムカッ
腕力に欠ける ちがこさんとしては長時間 鎖場の連続に耐えられるかどうかのかけ引きもあり 挑戦しようという気にはなれなかったわけだ。

ムカッしかぁ~し、危険と隣り合わせでも 生ぬるい平日の会社暮らしをしているサラリーマンには刺激的なのだ!
一歩間違えれば滑落、死に繋がるかもしれない山登り・・・
それを承知で ひとちがは挑戦する!

イエーっ!!



早朝の駐車場、400台のスペースはあるものの お天気がイマイチのせいか数台の車が駐車しているのみ。
見えるはずの妙義山、ガスガスで顔も見せてはくれない汗
(ぶぅぶた

テンションも上がらないままトイレを済ませ駐車場に戻ると・・・

あぁぁぁぁーーーーーっ!
ひとしさぁ~ん 見てぇーっ!!


ガスの中に浮かび上がる妙義山ビックリ
凸凹と奇怪な山容が空中に浮かび上がっていた。



とたんに テンションアップ♪
日本一ばかでかい大黒様が待ち構えている中之岳神社の赤い鳥居をゴー♪
(うりゃチョキ



黄金に輝く大黒様は そりゃぁー立派だったよ。
手には小槌ではなくなく剣を掲げている。
やる気、元気がでるパワースポットとしても有名らしいから観光客もたくさん訪れるわけであ~るぴよこ3

でもね、今日はイマイチ天気、観光客はおろか登山者もなく・・・
ひとちが貸切状態でお山を満喫することにしようチョキ
(うはははは!)



人気のない神社を物色・・・
ひとしさんは巨大な大黒様が気に入ったらしい。
すでに崇拝する信者さんになりきっているようだガーン
(あれまビックリ



参拝を済ませ 石の急な階段を上る。
登り切った場所は大黒神社であ~る。

ガスで濡れた石段は 苔むしていてヌルヌルしているタラ~



後方を歩く ひとしさん、体調が優れないようでブツブツつぶやいている。

「なんだか足が重いですぅ男の子エーン
こりゃあんまり気乗りしてないようですな。
(あちゃぁーウワーン

ずんずん階段を登っていくと神社の入口には面白いひとが。
狛犬だビックリ



どう見ても サンショウウオにしか見えない 
ちがこさんが可笑しいのか?
でも やっぱり犬には見えないんだけどタラ~



神社の横には分岐があった。

200m先 轟岩

うひひひひ!
行かない手はないイカの丸焼き



地図には危険マークがついている。 
でも興味津々、行ってみようじゃないの 轟岩チョキ

早々に危険地帯に突入ウワーン
人が歩いていないのか 轟岩登山道は キョウレツな蜘蛛が弾力のある糸を張りめぐらせ 先頭を歩く ちがこさんの行く手を阻むぴよこ2

うぎゃぁーっ!
蜘蛛の糸でグルグル巻きに
なりそうだよぉー↓


ぶたぶぅぶぅ ぶたぶぅたれる ちがこさん。

振り返ると 尋常ではない滝のごとく顔から汗を噴射させている ひとしさんがいたビックリ
(へっ?)
確かに蒸し暑いですよ、ガスでミストサウナ状態だけど いかにせひどすぎない?



岩をトラバースしている鎖をたどっていくと大きな岩の割れ目に出た。
(よっしゃチョキ
申し訳ないけど メタボ気味の方にはオススメできません汗
狭い岩にハマりながら 鎖で岩の中腹まで登らなくっちゃいけないからだよ。



中腹の岩には小さな祠、そして更に岩の上に登るために架けられている宙に浮く鉄梯子。

 

あ゛――――――っ↓
たぶん・・・
天気がよろしければ 周りの景色は一望、恐ろしくて上には登れないかもぴよこ2

マイクしかぁ~し、今日はガスガス。
(ある意味ラッキーかもしれない)
鉄梯子の上部の凹っている岩に垂れ下がる鎖も ちがこさんは動じない。

どりゃ?
鎖の上はどうなっているのかな?




宙に浮くコワイ鉄梯子、鎖をむんずとひっつかみ岩の上に出たチョキ



景色はガスガスでなぁ~んにも見えないけど 登ってきた岩は確かにスゴイビックリ
下るのは 登る以上に勇気がいる・・・

轟岩のてっぺんから登ってきた鎖を眺めてみた。

す、吸い込まれそうじゃん・・・



しばし ガスガスの岩の上を楽しんだ後 へっぴり腰で鎖場を下る。



あと一歩で鉄梯子・・・
なのに足元が突き出た岩で見えないので足で探りながら 足場を探す始末であ~るぴよこ2



あ゛―――――↓
初っ端からコワかった・・・






大黒神社に戻る。
この先は展望台、気持ちの上では金洞山からの縦走を予定しているので 準備万端にムカッ
装備を整え ヘルメット着用、ハーネス、簡易ロープと厳つい姿に大変身クラッカー
(気合入ってきましたよぉーチョキ



石段の続く登山道からガスガスの展望台へガーン
登山者とすれ違った。
石門巡りを楽しむ登山者であろう、軽装備、当然のことながら ひとちがと同じコースを歩くとは思えない。
自分たちの姿があまりに大げさなような気がして ちょっぴり恥ずかしいような気がした。



命が大事、いいんです これで!

分岐に到着、石門の下山路と金銅山を分ける分岐であ~る。

でっかい看板におもいっきり 【上級者コース、装備不十分な登山者は安易に入り込まないこと】と記載されている。

う~~~~ん
上級者コースねぇー・・・


一瞬迷ったタラ~
今なら遅くない、霧で濡れた危ない岩場の鎖を登らずに 第三石門広場へのコースを下れば危険なんてないのだ。
(そう、そう!)
ひとしさんをじっと見るビックリ

「行ける場所まで がんばりますか、無理だったら引き返しましょう男の子ニコニコ

さすがマイダーリン♪ 
ちがこさんのことをよくわかっていらっしゃるハート



しばらく看板を眺めた後 ちがこさんは金銅山へ向けて進んでいった。

最初の難関、ルンゼを鎖で登る。
登りれば主稜線の尾根に出る。
真新しいピカピカに光った鎖は 霧に濡れこれから始まる恐ろしい鎖場のプロローグでもあったぴよこ2



登りきった場所には分岐、金洞山の主峰、中ノ岳と西岳を分ける分岐であ~る。
ところが・・・
標識の方向が反対向き、間違って進めば 登山禁止区域の西岳に入り込んでしまうのだ。
慌てて ひとしさんが標識を正式な方向にチェンジする。

よかった・・・
危うくダマされる所だったよ・・・


主稜線を辿る。
ながぁ~いロープが山を巻くようにして設置されていた。
ロープは頼るものではなく あくまでルートを歩く上での道しるべでしかかない。
足場はお世辞にも よいとはいえず 崩れそうな山の斜面を確実に進まなければいけない。



ふんがぁーっ!
まだ進めそうじゃん!




ひとしさんが心配していた二段の鎖場。
ほぼ直登しなければいけない鎖は 中腹の鎖に足の架け場らしいものがついているのが見えた。



うげぇぇぇぇーーーーっ↓
『そろそろ簡易ロープを張りながら登った方がいいかな?』
トップを行く ちがこさんは覚悟を決めていた。

自分の力で なんとしても鎖場は登りきる、安全のためにカラビナで鎖に繋ぐロープは ちがこさんにはない。
もし 万が一 鎖から手を離せば転落するしかないのであ~るぴよこ2

おえぇぇぇーーーーっ・・・
後方で恐怖による症状がではじめた ひとしさん男の子エーン

ちがこさんが転落した場合は ひとしさんが 繋いであるロープを引き上げ 助けてくれるだろう。
後方の ひとしさんの安全確保のためにも なんとしても ちがこさんはロープを張りながら無事鎖場を登りきらなければいけないのだ!
(がんばりますよぉーアップ

中腹にある足の架け場が見えてきた。
反り返るような岩に架けられた鎖は 腕の力に持続性がなければ上に登ることは不可能であ~るウワーン

限界か・・・

あと1m上に足の架け場が設置されていたら ちがこさんは鎖場の休憩場にたどり着くことはできなかった。



うがぁぁぁーーーーーーっ!!

腕の力を振り絞って手を上に伸ばす。
続いて足を架け場になんとか引き上げ ひっかけるムカッ

や、やったぁーっ!!



鎖場の下では不安そうに じぃーっと ちがこさんを見つめている ひとしさんビックリ
更に上を目指して ちがこさんは進んでいくチョキ

登りにくい凸した岩を登りきると中ノ岳の山頂♪
ひとしさんもロープを回収しながら ちがこさんに続く。

汗ビタ・・・



蒸し暑さと神経がピリピリするような岩場を登り切った勝利の汗であ~るチョキ
登ってきた鎖場は 山に吸い込まれるように見えた。
ガスでなく天気がよかったら さぞかしコワいに違いない。
なんたって ガイドマップには 【鷹戻しに匹敵する鎖場】と記載されていたのだからぴよこ2




東岳に続く痩せ尾根を歩く。
ここわぁー、過去 たくさんの転落者を出した恐ろしい尾根でもあるウワーン

尾根には鎖がなく バランス感覚が必要だ。
最近、虫に刺され放題だった ちがこさん、今回は余念がない。
さっそくザックに携帯用の香取線香を縛り付け キョウレツな臭いをプンプンさせながら先頭を行くイカの丸焼き



「虫よけブレスもしてるし これでバッチリでしょ!」
後方では ひとしさんが虫以上に燻されていたイカの丸焼き

ヤセ尾根のコブ岩付近は 大きな石が尾根を塞ぐ。
鎖もロープもないヤセ尾根の岩超えは さすがに足がすくむ。



バランスを崩したら落ちるしかない!

コワぁー↓

 

 

急下降をして第四石門への避難路との分岐を通過。

 

やめときゃいいのに 
ひとちがは更に進むつもりなのであ~るガーン

もう後には引けない・・・

東岳を通過、いよいよ ルンゼ内二段25mの鎖場チョキ
ここを登りきれば 鷹戻しの頭・・・
本当に この鎖場を登りきることができるだろうか?
思わず鎖場を見あげる ちがこさん。



ゴクリ・・・

思わず生唾を飲むタラ~
ガスで濡れた鎖、滑りやすく踏ん張りの効かない岩斜面タラ~



おえぇぇぇーーーーっ・・・
後方で ひとしさんの恐怖と緊張による症状が始まった男の子エーン

不安そうな ひとしさんを横目に ちがこさんは迷わず進むチョキ



そう・・・
カラビナを鎖につなぎ 転落するかもしれないリスクを背負ってトップを行くのみムカッ
頼れるのは自分の腕力だけ。
(よっしゃ いっくよぉーっアップ

  

ふんがぁぁーーーーっ



鎖の切れた最後の急登をクリア、とうとう妙義山のハイライトでもある鷹戻しの頭に到着♪
しかぁ~し、ここからが本番なのだぴよこ2



右へ鎖でトラバースすると 鷹戻しの急降下が始まる。
トラバースしている途中で ちがこさんが滑り落ちそうになった汗



ひ、ひょぇぇぇーーーーっ!
お、おちるぅぅぅーーーっ!!


必至に山にしがみつく ちがこさんぴよこ2
鎖から手だけは放さなかったので なんとか止まった。

あ゛―――――っ
ホント落ちるかと思ったよぉー↓


確実にロープを張ろうムカッ



更に鎖を辿り進む。
突然 鎖がなくなったビックリ



なくなったんじゃない、急降下が始まったのであ~るビックリ

じゃじゃぁ~~~ん!!
な、なんと足元、真下に鎖があるビックリ

これがウワサの直立した岩稜を下る鎖ビックリ
繋ぎ合わせると50mはあるっていうんだからハンパぢゃない!

コ、コワすぎる・・・

覗きこんだのはいいけれど これは尋常な鎖場ぢゃないぴよこ2
これこそ 落ちたら死ぬかも・・・



カラビナでつないだロープが足にからまり 蹴り上げながら足場の確保、ともかく吊さがるっているので背いっぱいなのであ~るぴよこ2ぴよこ2ぴよこ2








景色は恐怖でしかないおばけ
クワバラ クワバラ・・・




急降下の最後の鎖か?



安心してとたんに気が緩んだ。
あと1mで地面に足がつきそうになった瞬間 

ずるり・・・



ぎゃぁぁーーーっ!
今度こそ落ちるぅーっ!!


苔と霧で濡れた足場は最後まで油断できないのだぴよこ2
なんとか鎖にぶら下がったものの、膝を擦りむきタイツに穴があいちゃったよぶた

ちがこさん、タイツでよかったじゃん!
(ほんと ほんと!)

降下は続く汗



後方で ひとしさんが叫んだ。

「ここに壊れた標識があります、ホッキリと書かれていますが方向がイマイチよくわかりません。もしかしてもう通り過ぎちゃったのかな?」

二度と登りたくないような鎖場を無事降りたばかりなのに また登らなくちゃいけないなんてゴメン被りたい。
とりあえず先に進んでみようムカッ

岩峰の東を巻き女坂の分岐に到着。
行き過ぎではなさそうだ。
でもホッキリの方向がわからない。



どっちに進めばいいのか?
ホッキリを目指したいのにイマイチよくわからない標識イカの丸焼き
思いっきり間違えて星穴の逆方向へ進んでしまった。
(あらららら、、、)

そうとも知らず ズンズン歩くこと10分。
杉林の植林に出た。

どう見ても違う、なんじゃ かんじゃと ひとしさんと地図を眺めながら現在地を確認ウワーン
やっぱり間違ったようであ~る。
(はぁぁぁぁ。。。)

「もう足がプルプルです男の子エーン
順調だったここまでだが 無駄に歩いてしまったことを考えると ひとしさんはメゲる。

どこまで戻れば ホッキリに到着するのか?
再び下ったコースを登る。

おえぇぇぇぇーーーーーっ・・・
ひとしさんの疲れによる症状が始まったウワーン

『また あの危ない鎖場を登らなくっちゃいけないのか・・・』
足がすでに限界に近い ひとしさんは しょげしょげになっている。

こんな時わぁー♪
ちがこさんが元気に歩かなくっちゃいけませんハート

いいんですぴよこ3
道間違えしたって時間は まだまだあるよ。
がんばって進もう♪
もう後戻りはできないのだからぴよこ2

女坂の分岐にきた。
よ~く見れば なんのことはない、標識の隅っちょに 消えかかった黒マジックの文字ビックリ

ホッキリ↑

と記されていた。
はぁぁぁ・・・・
この山の標識はまったくわかりにくいぶた
上級者コースだから 標識ごときに頼ってはいけないということなのか?
でもね、ちょっぴり安心、ひとしさんも元気が出てきたみたいであ~る。
(よかった よかったぴよこ3



お椀の内壁のようなコースを鎖で15mトラバース、8mの外傾バンドを下り ようやくホッキリの入口に到着。
(やったねチョキ

 

本日二組目の登山者とすれ違った。

「鷹戻しの岩場は濡れていましたか?」

若いお兄さんたちは これから鷹戻しを登るのだろうか?
ドロドロの バッちい ひとちがの姿を見て お兄さんたちは行くのをやめたイカの丸焼き

ヤセ岩稜の鉄階段を登る。
疲れた身体には 辛くて長い階段登りぴよこ2



ようやく階段を登りきると岩庇の下を潜る、大岩壁の岩根の直下を通過するコース。
これまでの危ないコースとは違い、よく整備の行き届いた安全な登山道なのでホッとした。



今回はヘルメットが大活躍。
何故かって?
岩や木でいつものごとく 頭を散々ぶつけた ちがこさんがいたからだよ!
(うははは!)



ありがとう ヘルメット♪

緩やかに下っていく途中、10名程の若い山ボーイ&山ガールの集団とすれ違う。
思わず仲間に入れてもらいたい ちがこさんではあったが ドロドロで バッちい、汗臭い ひとちが・・・
近寄ると嫌われそうなので 道を黙って譲るぴよこ2 

「楽しそうだね ひとしさん。 ひとちがは生死をかけた山歩きの終盤だっていうのにさ怒

これこれ ちがこさん、みんなそれぞれスタイルも目的も違うんですから!
十分楽しんできたでしょ!

はい、はい、そうでしたなぶた

「汗がひどくてタオルが臭いです、それにもう拭く場所がありません男の子エーン

へっビックリ
拭く場所がないって タオルなんだからどこでも拭けるじゃんシーッ

すると・・・
ひとしさんが首から提げていたタオルをはずすと絞り始めた。

じょぉーっ じょぉーっ じょじょぉーっ・・・

三回たっぷり絞れたビックリ

ど、どんだけ?

ひとしさんの汗かきは尋常ではないのだガーン


このまま下り続け 石門巡りをして下山することもできた。

あはは!
このまま帰るわけないじゃん!


大砲岩の分岐に到着チョキ
ちょいと 一休み、さっきのお兄さんたちが 大砲岩へ向かって行った。



おっかけるしかない!

大砲岩もまた地図には危険マークがついている。
どんな岩なのか?



やめときゃいいのに またもや鎖場に突入チョキ
最後の岩を登りきると そこには奇岩が点在している絶景のポイントが待っていた。



うわぁぁぁーーーーっ!
すっごぉーーーーい!!




おっかないのも忘れて夢中で大砲岩まで登る。



第四石門広場から見た大砲岩はこんなであ~る。



逆に大砲岩から見た第四石門はこんなだチョキ




先ほどのお兄さんたちが 【てんぐのひようてい】なる岩の上で景色を満喫していた。



ここには胎内くぐり、ゆるぎ岩など奇妙な石たちが展望と共にスリルを楽しませてくれる魅力的なポイント。

 

「お兄さんたち お名前は?」

「なべ&コジカです。」

えくぼの可愛い なべさん、オシャレなメガネ 細身のコジカさん。
どちらも身軽そうな爽やかなお兄さんたちであったぴよこ3



朝はガスだった妙義山、いつの間に山は顔を出し、素晴らしい景色は がんばった ひとちがへのご褒美?



満喫して石門を下っていく。

第四石門広場を通過、第三石門に立ち寄り 第二石門の つるべさがりを登る。
門を潜れば たてばり、カニの横ばいと 岩登りを手軽に楽しめるコースであ~るぴよこ3


第四石門



第二石門・つるべさがり


 
たてばり               かにの横ばい


第一石門を下り 石門入口から道路を駐車場まで戻る。
道路からは 大きく口を開けた第一石門がよ~く見えた。



それにしても がんばっちゃったねー

駐車場に到着した時は ふたりともボロボロぴよこ2



奇怪な岩が連なる妙義山、魅力的な素晴らしい山であった。



同時にボロボロになった新品の軍手が激しい岩登りを物語っているようだったタラ~





次回はどのコースを歩く?

無事に下ってきたばかりなのに また別コースから登ろうとしている命知らずの ちがこさんがいるガーン
(よくやるよ!)
  

Posted by ひとちが at 16:29Comments(4)妙義荒船エリア

2011年03月02日

恐怖のローソク岩・・・

2011/2/26

真白き航空母艦!!
荒船山
(西上州エリア)



全山行 224回
百名山 40座




標高 荒船山(経塚山) 1422.5m  御岳山   ローソク岩 1380m
天気 晴れ晴れ
山行時間 6時間40分


〈コース〉自宅(5:00)-荒船不動(7:30)-星尾峠(8:15)-経塚山(9:00-9:10)-艫岩(10:00-10:20)-星尾峠(11:10)-御岳山(11:50-12:00)-ローソク岩(12:30)-分岐(1:10)-荒船不動(2:10)




 




進むべきか? 進まぬべきか?
ちがこさん、心の中での格闘・・・

今 ひとちがは大ピンチを向えていた。
目の前には 雪のついた細いルート、岩から染み出した水が凍り 8本歯のアイゼンではこの難関をクリアできないだろう。
あいにくピッケルも持ち合わせていないのだ。
一歩でも足を滑らせれば 間違いなく滑落するに違いない。










さぁー、今週からは バリバリ山登りを始めちゃうからねぇーっアップ
と、オモシロそうな山域を地図で見つけた ちがこさん。
西上州エリアの山々であ~るぴよこ3

地図やガイドブックによると、標高はそれほど高くはないが、オモシロそうな岩場やピークがぽこぽこあるビックリ
イマイチ不安なのは 地図のルートが点線で示されていることなのだ。

点線=危険地帯
といっても過言ではないだろう。
シーッう~ん、どうする ちがこさん?)

うへへへへ!
そんなこといったって 行ってみなけりゃわかんないじゃんねぇーっチョキ
ガーン始まっちゃいました・・・)

怖いもん知らずの ちがこさん、それでもなんとか歩けると思われた荒船山に白羽の矢を立てた。



マイクさぁ~てと、ここは荒船山の登山口の一つ、荒船不動であ~る。
駐車場には車はなし、どうやら本日は ひとちがの独占状態みたいなのだ。
(ラッキー♪)



さっそく神社で手を合わせ、ゆるやかに登山道を歩き出す。
赤テープもしっかりついた歩きやすいルート。
落葉樹の雑木林は明るくて快適、アイゼン装着でブンブン歩く。
(いいね いいね!)



星尾峠に到着、右に進めば兜岩山、左は荒船山であ~る。

 

最初に向ったのは荒船山、峠の先は日当たりがいいので雪はほとんどない。
アイゼンをはずすのが 面倒なのと、どうせ先に進めば また雪があるとそのまま歩いたのがいけなかったタラ~
(あはは。)



しばらく歩くと橋があった。
言わせてもらいますと、荒船山最大の難所です。

何故かって?
アイゼン履いたまんまだからだよイカの丸焼き
(バカだねぇーっテヘッ

傾斜のついた鉄の橋、鉄琴みたいな作りなのだが、鉄板は小さな穴があいている。
斜めっちょだら 気をきかせて木で滑り止めを丁寧につけてくれてあった。

ところが・・・
一歩足を乗っけて進もうとした ちがこさん叫んだ!

うぎゃぁぁぁーーーっ!
滑るよ この橋!!




斜めっちょだから 上のほうの鉄板を歩こうとすると まるで猫が爪を立てた状態と同じ、ずりぃーっと下にいやでも移動するウワーン
怖いのでストックでバランスをとろうとすると ストックも滑ってバランスを崩してしまうのであ~る。



こ、怖い、怖すぎる・・・

アイゼンさえはずせば なんでもない橋なのに変な汗をかいてしまった ひとちがであったイカの丸焼き


ゴキゲンに丸太とめしてある階段を登りきると稜線に出た♪
分岐だ。
さっそく右方向、航空母艦の船首、荒船山の最高峰 経塚山の山頂を目指すチョキ



うげぇぇぇーーーっ!
スゴイ風!


樹林帯だが稜線に出ると 冷たい雪風が ひとちがを襲うウワーン
こんな時は 得意の目出し帽チョキ
急斜面のやや壺足気味の斜面を ダッシュうがダッシュうが登る。

きゃぁーーーっ♪
霧氷がついてきた!!


 

青空にキラキラキラキラキラキラと霧氷が輝いている。



山頂に到着、小さな祠がある地味な山頂であ~る。



木々の間から帰りに向う予定の ローソク岩が見えた。
(このローソク岩が恐ろしい場所とも知らず、のん気な ひとちががいるガーン





分岐まで戻り、今度は荒船山の展望台、艫岩に向おう♪
航空母艦のような形をした荒船山であるが、経塚山から艫岩までは ずーーーーーっと
平っちょな尾根あるき。

長い・・・
長い・・・

何も危険ないし、ともかく真っ直ぐなのだ!
もちろんお楽しみのポイントもないぶた

ダッシュうが ダッシュうが ダッシュうが ダッシュうが ダッシュうが・・・・
歩けど 歩けど ひたすら真っ直ぐな道ぶた

そんでも雪のハイキング、周りをキョロキョロしながら歩く ひとちが。



ダッシュうが ダッシュうが ダッシュうが ダッシュうが ダッシュうが・・・
いいかげん飽きてきた。
(ふぉーーーっZZZ… アクビが出るぶた





ようやく避難小屋のある 航空母艦の船尾、艫岩に到着ぴよこ3



ここわぁー、絶景地でぇ~す♪

崖の上から見た景色はこんなだよ。



北の浅間山が白く魅力的だね♪



モケケも大喜びクラッカー



「きゃぁーっ♪ ついてきてよかったよねぇーハート
なんて言ってるのかな?

この艫岩、下から見るとどんなか知りたいでしょ?
はい、はい、山歩き後に艫岩をカメラで撮影してきました。
こんなです!
(迫力あるでしょビックリ



帰り道も ひたすら航空母艦の上を歩き続ける。

うげげガーン
なんとも長いハイキングだ。
それにしても バカでかい岩でできた航空母艦ビックリ




荒船山最大の難所 鉄の橋イカの丸焼き


 
帰りも アイゼン履いたまんま、最初の一歩で滑ってコケた ちがこさん 四つんばい。

「怖いじゃん、もういいよ 下歩くから怒
ぶたぶぅぶたぶぅ言いながら崩れた山の斜面、橋を無視して通過。

続いて ひとしさん。
やっぱしコケたガーン

「あはは! ちがこさんと同じジャン!」
ゲラゲラ笑う ちがこさん。
ひとしさんも橋を無視して斜面を通過する。
(あはは、、、)

青い星教訓:鉄にアイゼンは刺さらない!


星尾峠に到着、今日の目的は 荒船山だけじゃない、よくばりな ちがこさん、時間的にも余裕があるので 実は反対方向の兜岩山も歩いちゃおうと計画していたのだった。
(もちろぉ~ん ひとしさんも了解してましたよ。)

さっそく分岐から兜岩山方向へ向かう。
(この先 恐怖が待ち受けているとも知らず・・・)

シーッん?
トレースがない。



怪しい・・・

歩く人が この時期いないのかトレースがついていない。
ってことは誰もこのコースを歩いていないってこと?

益々 怪しい・・・



先に進むと黄色いテープで進入禁止となっている 荒船不動の別ルートがある。

ビックリん?
トレースが・・・


どうやら禁止ルートで兜岩山方向へ向かった登山者がいるようだ。
(よかったぁーぴよこ3



でも、足跡は一人分だけ。

かなり急登ルートを登り切ると 青い青銅のご神体が祀られている御岳山であ~る。
昔の人は 木曽の御嶽山まで行くのが大変だったので 代わりにこの御岳山にご神体を祀り木曽方向に手を合わせたそうなのだ。



ありがたや ありがたや・・・


のんびりしちゃいられないムカッ 先に進もう♪
ローソク岩が見えてきた。

 

いよいよ細尾根に突入であ~る!
ここから恐怖が始まった。

ここの細尾根 スゴク怖いんですぴよこ2
右は雑木林の崖、左は もろ崖ですタラ~
どちらに落ちても イヤかな汗



ぎょぇぇぇぇーーーっ!!
こ、怖いじゃん!!




雪のついたルートは 幅が30センチくらいしかない場所もあり、もう泣きそうですぴよこ2
トップを歩く ちがこさん、半クジケ。
ひとしさんには顔が見えないので 鼻息が荒くなってるのがわからないのがラッキー♪

展望?
バツグンですビックリ
但し、足元は見ないほうがいいかもね。
恐怖で縮み上がりそうだもんテヘッ



そして目の前には最初のローソク岩が どでんといたビックリ



でか!

このローソク岩の横をルートは巻いている。
確かにガイドブックにも 【ローソク岩の北側を巻く】と書かれていた。
シーッしかぁ~し、それ以上のアドバイスは特になかった。

怪しいと思ったのは ローソク岩のルートが点線で示されていたこと。
これって危ないってことじゃん。
(ふんがぁーぴよこ2

こーなったら先に進むしかありません。
ローソク岩の横は 細く雪があり反対側は崖ですタラ~



二つ目のローソク岩によじ登るチョキ
これまたなんとも怖い。

うげげ・・・

その先は 本日最大の三つ目のローソク岩。
大きく北側を巻くルート、つかまる木も もちろんロープなんてありませんから自分の足だけが頼り。

ゴックン



またもや変な汗が吹き出てきた。
体の中の血液が逆流する程 恐ろしいおばけ

そんでも先に進む ちがこさんチョキ
無言で ひとしさんも続くチョキ

そして最後の難関 大ローソク直下の岩壁ルートウワーン



進むべきか? 進まぬべきか?
ちがこさん、心の中での格闘テヘッ

今 ひとちがは大ピンチを向えていた。
目の前には 雪のついた細いルート、岩から染み出した水が凍り 8本歯のアイゼンではこの難関をクリアできないだろう。
あいにくピッケルも持ち合わせていないのだ。
一歩でも足を滑らせれば 間違いなく滑落するに違いないおばけ

一人分のトレースはある、しかぁ~し この大ローソク岩を巻く細い急斜面は ひとちがの技量では通過するのは到底無理ぴよこ2

たぶんこのルートを歩いた登山者は 山のエキスパートなのだから!
足がすくむウワーン

ゴクリ・・・
生唾が喉につかえそうな程の恐怖汗

この難関、大ローソクの直下さえ通過できれば目的の兜岩山へ行くことは可能だろう。
あと100mたらずの冒険・・・
無理をすれば進むことができるかもしれない。

どうする? ひとしさん?
訴えるような目で ひとしさんを振り返った。

「危ないです、引き返しましょうムカッ

よかったぁー・・・・
心からホッとした ちがこさんであ~るぴよこ3

もちろん ちがこさんだって同意見、ここまでのルートもかなり無理を承知で進んできた。
何度途中でやめようと思ったことかムカッ

トップを歩く ちがこさんには責任がある。
ちがこさんが進めば 当然 ひとしさんも危険を冒して進むのだから・・・



マイクここで♪

いいもんみぃ~っけ!

凍った氷をよくよく見ると、黄色い。
もしや これって ダンボ。さん のブログにあった イエローフォール
のなりかけじゃない?



シーッう~ん、浜石岳のシモバシラに次ぐ発見かもしれんチョキ

うははははは!
大喜びの ちがこさん。

さ~てと、退散しますかぁー♪



と・・・
ここまで怖ぁ~いルートを がんばって歩いてきましたが 帰りも同じルートなわけでぴよこ2

 

ひょぇぇぇぇーーーーーっ!!
ひとちがの声がこだまする。

二つ目のローソク岩は素晴しい展望台でもある。



よじ登らない手はないチョキ



本日最高の展望だぁーっ!!



たどりつくことのできなかった兜岩山も かっちょいい姿を見せてくれたよぴよこ3



最後まで気を抜くことのできない危ないルートだった。
次回は装備を万全にして もっと勉強してこなくちゃね ひとちが。

 

帰り道の 内山大橋からは 今日歩いた山々が並んでいた。
西上州の山、小粒だけどピリリと辛いってのが よ~くわかった ひとちがであ~る。







ピンクの星本日の立ち寄り湯

初谷温泉
(立ち寄り湯の表示はありませんが 声をかけると快く応対してくれます。)

 

食事胃腸に効能のある温泉でぇ~すニコニコ

 

素晴しい泉質、外には飲泉もありますよ♪
(超マズイですがガーン


  

Posted by ひとちが at 22:38Comments(2)妙義荒船エリア